なつめやしトップ HOME  雑感  写真 | 映画



★エッセイ『ことなひまめのオッペケペーですっとこどっこいな日常』
バックナンバー〜050話まで バックナンバー〜100話まで
バックナンバー〜150話まで バックナンバー〜200話まで
バックナンバー〜250話まで バックナンバー〜300話まで
バックナンバー〜350話まで バックナンバー〜400話まで
バックナンバー〜450話まで バックナンバー〜500話まで
バックナンバー〜550話まで バックナンバー〜600話まで
バックナンバー〜650話まで バックナンバー〜700話まで
バックナンバー〜750話まで バックナンバー〜800話まで
バックナンバー〜850話まで バックナンバー〜900話まで
バックナンバー〜950話まで バックナンバー〜1000+1話まで
△最新のエッセイへ

  
 

『記念日に思う』600

 到達点であり通過点である。
 毎日がそうである。それはボクのエッセイに限ったことではない。
 誰でも、日々の暮らしの中で、皆エッセイを書いている。それを文字にしているかしていないかの違い。
 誰でも、一日一日が到達点であり通過点なのだ。
 楽しい日もあれば、楽しくない日もある。
 でも、そういう日々の積み重ねの中で、見たもの、聞いたもの、かいだもの、触ったもの、感じたことを自分だけの「心のノート」に記している。
 そして、それを心の引き出しにソッとしまってあるんだ。
 時々開けて、ニヒヒヒッと思い出し笑いをしたりしてるんだろうな。
 ボクみたいにどっか自意識過剰な人間は、それを不謹慎にも人に見せたくなったりする。見せて評価をしてもらいたくなったりする。
 これ、性格なんでしょうね。
 ニヒヒヒッを共有したくなるタイプなんでございます。
 そんなわけで、鈴木東栄に言わせれば「600という数字」はとてもいい数字だということで、ボクも何だかそれなりに「意義」を感じております。
 彼からこんなコメントをいただきました。
 襟を正して、これからも頑張らにゃあいかんなあ、と思っております。
 3000万人の読者の皆さん!(?)これからもヨロシクです! 東栄、ありがとよ!

 エッセイ連載600回達成のX dayを、《2011年2月18日》と勝手に決めた。  
 ワイン2本(コンセプトなし、きまぐれな選択)と、英語版ワイン日めくりカレンダー(コンセプトはメモ用紙兼用)を、3000万人の読者を代表して、送らせてもらった。18日には届くはずさ。  
 今後も、秋田の空のような透明感があり、町村のような素朴感を余すところなくちりばめ、
 さらに真理代表のような清涼感がたっぷり、なエッセイを楽しみにしてます。

 (2011.02.18)   このページのトップへ

『ウラジョー&イモジョー』599

 「ウラジョー」というのは、北宇商店で買った「浦城」という純米吟醸酒。
 「イモジョー」というのは「芋焼酎」。
 今まで下町のナポレオン「いいちこ」一本やりだったボクたちだが、最近こういった新参者にやられている。
 なぜ、そうなったかを昨日語り合った。結論はこうだ。
「詩にやられた!」
 「浦城」の能書きは、この前紹介したが、昨日飲んだ芋焼酎「黒霧島」の能書きもステキだった。
 黒麹を開発した江夏吉助とかいう人のことが書いてあった。
「能書きにやられるのよね」
 妻はそう言って、しみじみ杯を傾けた。
 ボクたちは「言葉」に弱い。「詩」に弱い。
 音楽でも、曲よりも詩に重きを置いて聞く。詩のいただけない曲は、どんなにいい曲でも評価外。
 ストーリーがあり、ドラマがあり、人間がいて、志がある。そんなところに見えてくる風景に感応するのだ。 
 酒は鼻と舌だけで味わうものではない。五感プラス頭で味わうものなのだ。
 おっと、能書きが長くなった。

 (2011.02.18)   このページのトップへ

『時間という生き物』598

「今日は時間の進むの遅くない?」
 3時38分。
 時計を見ながら代表が言った。
「う〜ん。確かに遅いね」
 気持ち的には、もう晩酌タイムに移っていい頃合いなのだ。
「スラスラ進むからかな?」
「う〜ん。何でだろう?」
 代表は、納得のいかない顔でまた時計を覗き込んだ。
「これ、動いてる?」
「ゲッ!」
 時計が止まっていて、実はもう6時でした。チャンチャン!
 そういうでき過ぎたオチならよかったんだけど、ちゃんと時計は動いていた。 
「時間は生き物だねえ」
 しょうがない。あと2時間頑張ろう。そういうことになった。

 (2011.02.17)   このページのトップへ

『お願いがあります』597

 これは公共のメディアを使って申し上げることではないのですが、鈴木東栄君、聞いてますか?
 そろそろ600回記念までリーチがかかってきております。
 ワインとワインのカレンダーを夢見てボクは頑張ってまいりました。妻の強力な後押しもあります。
 親愛なる読者であり「積善くらげ」の相棒、鈴木東栄君。そろそろですよ。準備はいいですか?
 そこで君に一つお願いがあります。
 高級なワインは買わないでください。
 いつぞやの数万円もするワインは断じてお断りいたします。
 こんなことを言えた義理じゃなんですが、こうしていただけますか?
 赤白1本ずつ、それぞれ1000円以内のものを希望します。
 ボクらはそれ以上になると、味の区別がつきません。1000円あたりの美味しいワインを見つけるのが「真のワインツー」だと自負しております。
 その辺りのプライスゾーンで美味しいワインを提供できるお店こそが優良ワイナリーだと見ているのです。
 どうかそういう形でお願いします。 
 ただ,君がどうしても「男のこけんに関わる。そんな陳腐なワインを送ったらオレの名折れになる」とお考えでしたら、それは仕方がありません。
 飲みます。いや、いただかせていただきます。

 (2011.02.17)   このページのトップへ

『雨漏りサーバー』596

 昨日は雨が降ったりして、一気に屋根の雪が融け出した。
 融けたら融けたで今度は「雨漏り」がボロ屋を脅かす。
 昨日も寝てたら「ボタボタッ、ボタボタッ・・・」の音で目が覚めた。
 仏間の雨漏りは、もうバケツなどではまかなえないくらいの広域大量の水量になった。
 洗面所もすごい。
 そういうわけで、ボクは一睡もせずにこういう装置を考案した。
 朝、妻に言うと、
「発想は悪くないけど、ブカッコー」
 と言われた。
 う〜ん。でもどうだろう。今でも十分ブカッコーなんじゃないだろうか。

 

 (2011.02.17)   このページのトップへ

『海老入り特製天津飯』595

 衣食住の豊かさを数字で表すと、我が家は「3:7:0」ということになる。
 食の豊かさが我が家の幸せのバロメーターなのである。
 どうだ! この天津飯を見よ!
 プリプリした海老が見えますか?
 カニ缶ではないぞ! 本物のモノホンの海老だぞ!
 1匹しか見えないが・・・。

 

 (2011.02.17)   このページのトップへ

『おにぎり』594

 馬の名誉にかけて、いつものことではないんです。
 これは「たまたま」なんです。
 味は別に問題ないんです。
 むしろ美味しいくらいなんです。
 ボクは喜んでいるんです。こういうの食べたかったって。
 グリコのおまけ付きって感じで嬉しいな。
 ただちょっと食べるときにテクが必要なんです。ボロボロしないように。
 それだけのことなんです。ゼーンゼン問題ないんです。

 

 (2011.02.17)   このページのトップへ

『馬になる』593

 さっきから「妻」と打とうとして、何回やっても「馬」になる。
 「T」のキーが堅いのだ。
 そういうわけで、もし今から「馬」と表記されていた場合、それは「妻」のことだと思って読んでいただければ幸いです。
 さっき起きてきた馬は、「背骨が痛い、背骨が痛い」と、のたもーている。
 どうやら「寝過ぎた」ことが原因のようだ。
 恐る恐る体重計に載った馬は、さらにこういうことをのたもーた。
「あっ! 今月最大の体重になってる!」
 馬は豚になったようだ。豚になった馬は激しく落胆した。
「おやつとケーキのせいだ!」
 そう言って、馬は恨めしそうにボクを見た。
「あなたにいくら誘われても、むやみにノラないわ!」豚馬は怒っている。
 誘っているつもりはないデス、ボク。 

 (2011.02.17)   このページのトップへ

『あと削るものない?』592

 昨日、スーパーAMANOで買ってきた、ドイツ製の刃を持つ鉛筆削り。
 ものすごく鋭利に削れる。
「あと削るものない?」
 妻はそう言って、ボクの鼻を見た。



 (2011.02.16)   このページのトップへ

『準備男、準備女』591

 今日の晩ご飯は「豆腐の白和え」と「天津飯」と決まった。
 昼ご飯が終わったあとの台所の風景をご覧いただきたい。
 準備男、準備女の真骨頂。

    

 (2011.02.16)   このページのトップへ

『ウルトラQ』590

 ついにボクらの「ウルトラマン研究熱」は、その原点である『ウルトラQ』にまでさかのぼっていった。
 これは1966年に放送されたモノクロ作品である。1963年生まれの3歳児だった妻が知っているということにボクは驚いた。
 武田薬品提供のCMも懐かしい。ああ、7時半のお茶の間にタイムスリップしていく。



 (2011.02.16)   このページのトップへ

『測ったような一日』589

 昨日は「測ったような」一日だった。
 計画していた予定が全部スムーズに消化できた。そればかりではない。
 予定していた買い物の予算を50円を残すのみで使い切った。それだけではない。
 精米に行くために、古々米5KGと新米5KGをヘルスメータで測っていた時のこと。
 ボクは、とりあえず大体、あくまでもアバウトにお米を袋に入れていったわけです。あとで微調整すればいいから。
「こんくらいかな?」 
 そう言って、ボクはヘルスメータの上に載せてみました。
「おう〜!」妻が奇声を発した。
「ピッタシ。5.00」
「おう〜!!」
 古々米ビッタシ5KG。一発でクリア。次、新米。
「こんくらいかな?」
「おう〜!」妻が奇声を発した。
「ピッタシ。5.00」
「おう〜!!」
 新米ビッタシ5KG。これも一発でクリア。(ここらへん、コピペしました)
 測ったような一日の始まりでした。

 (2011.02.16)   このページのトップへ

『タロウでダマつき』588

 ウルトラマンの話題ばかりで恐縮だが、もう一つ書いておかねばなるまい。
 夕べは『だまこ鍋』を食べたのですが、ご飯を半づきにしてピンポン球のように丸める『ダマコ制作プロセス』において、ボクらはBGMとして『ウルトラマンタロウの歌』を採用した。そして歌いながらすりこぎ棒でコネコネした。
 そうしたら、なんと! 調子がいい、調子がいい。アッという間に『ダマコ』が出来上がってしまった。しかも「半づき」が「本づき」になってしまうくらい気合いが入った。それぐらい効果絶大だった。
「全然疲れないね」
「おう、もっといける。力が余ってるって感じ」
「やる気が出るもんね。早く怪獣出ないかな。今ならいけそう」 
「このリズムがいいんだよね。体が勝手に動くもんね」
「考えてみれば、これ全部『マーチ』だもんね。オイッチニー、オイッチニー!」
「家事全般にはずみが付く歌だね。洗濯してても『センターック、ダッスーイ! センターック、ダッスーイ!』みたいな」
「歌詞もいいよね。『地球の平和を守るため』とか」
「マリ判事は正義感あるからね」
「それにしても、今日何回聞いたかね」
「分かんないよ。百回ぐらいかしらね」 

 (2011.02.16)   このページのトップへ

『分かってきたぞ、ウルトラマン』587

 昨日からウルトラマンの歌をすり切れるぐらい聞いていた妻。何度何度も歌っていた。
「分かってきたぞ、ウルトラマン!」
 4曲それぞれの区別がついてきたらしい。
 しかも、ウィキでいろんなことを調べ上げていた。
 例えば「ウルトラの父」はM78星雲光の国の宇宙警備隊の大隊長兼最高司令官を務める。
 ウルトラの母とは夫婦関係にあり、ウルトラマンAの養父かつウルトラマンタロウの実父で、ウルトラセブンは義理の甥である。ウルトラマンなどの他のウルトラ兄弟との実の親子関係は無いが、その偉大さや人柄から実の父のように慕われている。本名は長らく謎だったが、2009年の映画『大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE』で「ウルトラマンケン」であることが明かされた。
「タロウ君だけが本当の子どもだったんだ。いつもタロウ君についてくるからね、お父さん。何となくそんな感じしたんだよね」
「よく調べたね、そんなことまで」
「だって、私大好きなんだもん。ウルトラマンって」
 「怪獣退治の専門家」がウルトラマンなら、妻はさながら「ウルトラマン研究の専門家」といえよう。 

 (2011.02.16)   このページのトップへ

『シュワッチ!』586

 中学時代の友人「コーウ」の店に行った。
 彼のブログはいつも見ているのだが、彼が作った生酒の評判が上々ということで、ボクらも飲みたくなったからだ。
 北宇商店の店主は、ボクを発見してこう言った。
「おうっ! 髪とひげ、少し分けてけねが」
 彼は禿頭だ。
「散髪したばっかりだ。残念! 今度予約しておいてけれ」
 店主は頭をかいて笑った。
 妻を紹介し、酒の講釈を聞きながら、中学時代の思い出がヒュッと心をよぎったりした。
 彼は、五城目第一中学校への合併に伴い、大川中学校から3年生の時に編入してきて、1年だけ一緒のクラスだった。
 クネクネ絵を描く、おっとりした、文才のある、ギターにも興味がある少年だった。イガグリ頭だったが当時はまだ髪はあった。
「これ賞味期限が昨日だったんだども、食うが?」
 そう言って、彼は「カッパえびせん」の小袋を一つくれた。
「おう、そういうのあったらまた取っておいてけれ。また来るから」 
 と、ボクが言うと、彼は思い切り笑った。
 お酒の箱に、おそらく彼が書いたと思われる「講釈文」の紙が付いていた。彼の文才ぶりを表すものなので紹介したい。

 秋田の戦国に義を貫き雄々しく戦国の朝露と消えた三浦一族。
 彼らが生きた館の名は「浦城」。
 その山ふところに抱かれ、幾星霜を経て湧き上がる伏流水がある。
 やさしいやはらかい水。
 地元酒米研究会が精根尽くし育て上げた想いの結晶。
 酒米美山錦の黄金の稲穂が波を打つ。
 お酒を造りませう。
 その名は清酒「浦城」。
 歴史の息吹を味わいませう。

 この「雪景色」という生酒は、ネットショップ『きたうとあそぼう』で購入できます。720ml、1700円。ご覧のように、2次発酵でシャンペンのように泡が出ます。「シュワッチッ!」が楽しい。ウルトラマンにも飲ませてあげたい。そして、シュワシュワの味は甘くなく上品で飽きません。ボクらは2人で1本開けちゃいました。
 皆さんも一度味わってみてはいかがでしょうか? あっ、決して「回し者」ではありませんよ。

    

 (2011.02.16)   このページのトップへ

『そりゃああんまりだ』585

 今起きてきて顔を洗っていた妻が、「ちょっと、来て来て!」と言った。
 行ってみると,例の『謎の水漏れ』のちょっと手前に、もう一つ水がたれたようなシミがあった。
「ここに水たらした覚えある?」そう聞かれた。
「いや、ないけど・・・」
 2人は天井を見上げた。水漏れの形跡はなかった。
「寝ぼけてここにした?」
 妻はそう言って、疑りの眼をボクに向けた。
 そりゃああんまりだ。 

 (2011.02.15)   このページのトップへ

『紅顔の美老人』584

 かれこれ10日くらい買い物に行かなかったので、とうとう食材が枯渇した。灯油も米も酒も・・・。
 今日は天気がいいので、これから買い出しで〜す。酒はコーウのところにいってみよう。何やら美味しい酒が入荷しているらしい。
 ついでに「ヨシオ」さんを訪問する予定だ。施設から送られてくる『苑通信』によれば、相変わらず彼は、施設の誰よりも元気、どころか秋田県の誰よりも元気らしい。写真にもたくさん写っている。
 ジャージ、下着、あめ、オロナミンCなどを買って、ボクらは『紅顔の美老人』に会いにいく。
 美老人はこう言うだろう。
「おめだ、よぐ来たなあ・・・」
 そして、テカテカツヤツヤの顔で笑うだろう。 

 (2011.02.15)   このページのトップへ

『ウルトラゴッチャマン』583

 せっかく妻に「ウルトラマン」と「帰ってきたウルトラマン」の違いを教えたあげたのに、こんなことを言われてしまった。
「かえってゴチャゴチャになった」
 どうも「タロウ」と「セブン」も聞いてしまったために、それら全部が「4つ巴」になって、歌っているうちに全部混ざってしまうようだ。
「『帰ってきたウルトラマン』が『タロウ』になったり、『ウルトラマン』が『セブン』になったり・・・」
 ボクが親切でやったことは、かえって妻を混乱させたようだ。
「でも、それはそれでいいのではないの?」
「ダメよ。ウルトラゴッチャマンになっちゃう」 

 (2011.02.15)   このページのトップへ

『ウルトラマン』582

 洗濯をする時、妻は歌う。必ず歌っている。
「胸に光〜る、マークは流星〜」
 この歌を歌っていると気分が高揚するのだと言う。
 しかし、「帰ってきたウルトラマン」を歌っていたつもりが、途中から単なる「ウルトラマン」になってしまうのだと言う。「帰ってこないウルトラマン」に。
 大のウルトラマンファンだったボクは、妻に教えようとしたのですが、やっぱりそうなってしまう。そこで調べました。YOU-TUBEで。これで洗濯も快調でしょう。
 ついでに「タロウ」と「セブン」も載せました。個人的には「タロウ」が好きだなあ。

 

 

 (2011.02.14)   このページのトップへ

『しょうもない省略遊び』581

 長い名称を省略するのは、何も今に始まったことではない。省略名が市民権を得ているものはたくさんある。
 ボクらが好きな「ミスド」を筆頭に、「ファミマ」「スタバ」「ミスチル」「ドリカム」「キンツマ」「ロンバケ」「バンツマ」「アラフォー」などである。IT系はことさら多い。「メルトモ」「メアド」「コピペ」・・・。
 秋田方面に目を向けると、「土ジャス」「五ジャス」というのがある。「土崎ジャスコ」「五城目ジャスコ」のことである。ちなみにボクらは「土ジャス」のほうが好きだ。
 「ゴクミ」「ゴマキ」など、別に長くもない名前なのに省略する場合もある。
 この手の省略遊びは、一般に若者に命名権が付与されている。非若者は、「遅れをとっちゃいかん」という気持ちでそれを多用する。その場合、ものによってはかなり「かっこ悪い」ものになる。
 かっこ悪いで思い出したのが「レーコー」だ。今時「アイスコーヒー」を「レーコー下さい」と言ってしまったらどうだろう。若いウエイトレスは「?」だろうし、隣の席にもし自分がいたとしたら・・・。「サ・ブ・イ」
 「言葉は世に連れ」である。時代とともに用法・容量を守って使用しなければいけない。恥をかく。
 「クラブに行ってさあ!」「ライブよかったねえ!」この場合の『クラブ』『ライブ』も気をつけなければいけない。イントネーション、抑揚にである。
 『クラブ』の場合、『ク』にアクセントを置いて『書道クラブ』のノリでしゃべってはいけない。「しつけ」とか「はにわ」「いわし」のように、平坦にどこにもアクセントを置かないでしゃべる必要がある。『クラブ』の『ク』が『ド』で始まったら最後まで『ドドド』。『ソミド』ではダメ。
 『ソミド』と発音した場合は、違ったおもむきの、つまりきれいなお姉さんがいるところの『クラブ』になってしまう。気をつけよう。
 ボクらもよく「省略遊び」をするのだが、これはきっと2人にしか分からないだろう。
 ほんの一例だが、「メタコン」「ハリムシ」「イワモガ」「ドンクラ」。さて何だろう。

 正解は「メタボリックコンビ」「針のむしろ」「言わずもがな」「ドングリの背比べ」。

 (2011.02.14)   このページのトップへ

『ブラウジアウ』580

 これ知ってますか?
 『コント55号』のギャグで、欣ちゃんが二郎ちゃんに言うの。
「それは違うでしょ。ブラジャーはそうじゃなくて『ブラウジアウ』でしょ。何回言ったら分かるの!」みたいな。
 これは「ブラウジアウ」ではないけど、貴重な初期のコント『机』(1968)を見つけました。
 かなり笑えます。



 (2011.02.13)   このページのトップへ

『しょうもない倒置遊び』579

 夕べお風呂に入った。
 ボクらは「入浴剤ヘチ」である。いろんなエッセンシャルオイルを楽しんでいる。
 柑橘系の「ベルガモット」や「ペパーミント」などアロマの香りを楽しんでいる。ただし、ペパーミントはスースーするので冬は適さない。
 夕べは「グレープフルーツ」だった。
「ああ、いい香り。『フルーツグレープ』ってサイコー!」
「ホントだ。『フルーツグレープ』いいね!」
 倒置遊びの悪い点は、ごくフツーに使っていることである。
 結果、原稿にまで『フルーツグレープ』と書いてしまうことである。
 気をつけましょうね! うちらだけか?

 (2011.02.13)   このページのトップへ

『ピサの斜塔』578

 イタリアのピサ市にあるピサ大聖堂の鐘楼であり、世界遺産「ピサのドゥオモ広場」を構成する観光スポットである。高さは地上55m、階段は297段あり、重量は14,453t、地盤にかかる平均応力は50.7tf/m2と見積もられている。一時傾斜の増大と倒壊の危惧があったがその後の処置により、当分問題ないと判断されている。現在の傾斜角は約5.5度で、傾斜の進行は止まっているそうである。(『Wikipedia』より)
 夕べの晩酌タイムの時のこと。
 イタリアには行けないボクらの目の前に突如『ピサの斜塔』が現れた!
 ボクが気付き、妻に教えた。
 ちなみに、これは妻の焼酎です。彼女はそのことに全く気付かなかったようだった。
「わっ!」
 傾斜角5.5度どころではなかった。45度はあった。
 写真ではなくイラストにしてみました。かなりスリリングでした。

 

 (2011.02.13)   このページのトップへ

『町村農場』577

 ボクらが住んでいるところは「町村」といいます。
 でも、ここに農場があるわけではありません。
 「町村農場」というのは、北海道にある農場なのです。
 以前、『東京珍道中』で新丸ビルに行った時、地下1階にこのお店がありました。
 小さなお店でしたが、名前に引かれて入ってみました。そこで「チーズケーキ」を食べました。
 これが何ともうまかったのよねえ。
 お土産にも買おうと思ったのですが、その時は財政難で買うことができませんでした。
 今でも時々、「あの味が忘れられないね」「美味しかったね」と話をします。
「シアタータイムにあのチーズケーキがあったらなあ・・・」
「ああ・・・」
 ボクらにとって「丸の内」は遠すぎる場所。
 本店のある北海道も海の向こう。
「町村にいるのに『町村農場』遠いね」
「うん・・・」   

 (2011.02.13)   このページのトップへ

『異国愛』576

 さっきは結論をうやむやにしてごめんなさい。
 そのことをズーッと2時間考えてました。
 そしてようやく結論が出ました。
 ヒントは外国人が和名にしたがる心理にありました。
 古くは「小泉八雲」本名「ラフカディオ・ハーン」。
 最近では「闘莉王」「ラモス瑠偉」。
 彼らは名前を漢字にすることによって「日本人になり切ろう」としていたのです。
 これは明らかに「異国愛」と見ることができます。
 何もワールドカップに出たかったからというだけではないでしょう。
 日本人になりたい外国人の心理。
 そう考えると、前段で話した人たちの心理は自ずと分かってきます。
 彼らは「異国愛」が強いのです。外国人になりたいのです。
 映画の影響で、イタリアやフランスにあこがれている妻に、このことを教えてあげようと思ったのですが、昨日届いた新しいパソコンで、軽快にトトトトト・・・・とやっているので話し掛けられませんでした。
 彼女はきっとこう言うはずです。
「私、『セリーヌ伊藤』って呼ばれた〜い!」   

 (2011.02.13)   このページのトップへ

『和洋折衷名の謎』575

 さっきロミ山田さんに言及したところで、頭の中にいろんな名前が浮かび始めた。
 「リンリンランラン」「オーヤンフィーフィー」「マギーミネンコ」「Kとブルンネン」「ベッツィアンドクリス」・・・。
 そして、脈略なくこんなことを思った。
 「ロミ山田」のような、つまり、外人なのか日本人なのか分からないように偽装した名前を付ける人の心理についてである。
 これは深く考察する必要があると思った。
 古くは「ジョン万次郎」という人がいた。幕末期、日米和親条約に尽力した土佐生まれの人で、アメリカ人からは「ジョン・マン」と呼ばれていた。彼などは職務柄、明らかに「偽装」のメリットがあったはずだ。
 俳優関係では「フランキー堺」「ジェリー藤尾」(まだいるのかな?)という人がいた。「ジェームス三木」という脚本家もいる。
 スポーツ関係では「金沢イボンヌ」という人がいた(まだいる)。
 その中でも、リング関係に目を向けると、「アントニオ猪木」「ジャイアント馬場」をはじめ、「サンダー杉山」「ラッシャー木村」・・・最も和洋折衷名がはびこっている業界である。
 お笑い系にも多い。「ラッシャー板前」「ジミー大西」「ラッキー池田」「グッチ裕三」「パパイヤ鈴木」・・・。
 音楽系では「ジョニー大倉」「トータス松本」「デーモン小暮」「サンプラザ中野」などがパッと浮かぶ。古いところでは「ペギー葉山」「フランク永井」「バーブ佐竹」・・・。「ダン池田」はニューブリードを率いて「夜のヒットスタジオ」で指揮者をやっていた。まだまだたくさんいるだろう。
 秋田方面に目を移すと、ボクの友人に「あるまんど山平」というミュージシャンがいる。そのつながりで「カチューシャ安田」「シンザン本山」「ミゲル柳」「グリンゴ松本」などというメンバーもいる。コメディアンには「バリトン伊藤」というのもいる。
 さて、ここまで書いてきて、ボクは一定の結論を導かざるを得なくなっている。彼らはなぜそういう名前を選ぶのか?
 日本人でありながら、あえてそういう名前にする人の共通の心理についてである。
 もちろん、血統上やむを得ない人もいる。(例えば金沢イボンヌさん。ジュリー藤尾さんもそうなのかもしれない)
 サンプラザ中野などは、もちろんギャグですけどね。
 う〜ん、名前は洪水のように出てくるのに、結論が導き出せない。これではいけない。読者がいらだって反乱を起こしてしまう。・・・結論!! 
 分からない。   

 (2011.02.13)   このページのトップへ

『ロミヤマダ』574

 昨日の晩酌タイムでの会話。
「ロミタスロミタス、ラララララ〜」突然ボク。
「それ、違う!」
「えっ? ロミタスロミタス、ラリルレロ〜だっけ?」
「それも違う!」
「ロミタスロミタス、ロミヤマダ〜」
「何それ。『ラミパスラミパス、ルルルルル〜』でしょ!」
「そうなの?」
「そうよ。女の子なら誰でも知ってる」
「へえ、そうなんだ」
「ねえ、変身できたら何になりたい?」
「そうだな。今の自分でいいかな・・・」
「あっそ・・・」
 身もふたもない会話になってしまった。   

 (2011.02.13)   このページのトップへ

『マルチン神父』573

 パソコンが壊れたため、弊社は緊急災害対策モードで仕事をしている。
 どういうことになってるかと言うと、パソコンの機能を一極集中ではなく、何台かに分けて分散管理しながらリスクテークしているのである。
 分かりづらい表現になったが、つまり2台のパソコンを同時に操りながら、代表は仕事をしているのである。
 2台のパソコンを同時に立ち上げ、それぞれに別々の作業をさせている。
 パソコンが2台ということは、キーボードもマウスもディスプレイも全部2セット。デスクの上はすごいことになってる。
「あ〜、どれがどれだか分かんないよ!」
 「マルチプレーヤー」もしくは「マルチン神父」とボクは呼んでいる。すごい!

 (2011.02.12)   このページのトップへ

『寒!!!』572

 今朝、水漏れの洗面所に行って驚いた。
 漏れてくる戸枠に画びょうで留めていた大きなバスタオルが「のしイカ状態」でガチガチに凍っていたのだ。
 何もかも凍っている。
 鼻に弱点のある妻は、鼻が凍った。
 起きてきてしばらくたって、ようやく融け出したようだ。
「あ〜、もう! かんでもかんでも鼻が出る!」
 融けたら融けたで悩ましい。

 (2011.02.12)   このページのトップへ

『もし神が存在するなら』571

 もし神が存在するなら、人の心の中じゃない?
 人と人との間の・・・わずかな空間にいる。
 この世に魔法があるなら、それは『人が理解し合う力』のこと。
 たとえ理解できなくてもかまわない。
 相手を思う心が大事。

 これは『ビフォア サンライズ』の中で「セリーヌ」が「ジェシー」に言う台詞。  
 今日もう一度観てみたんですが、こういう珠玉の台詞が随所にちりばめられておりました。
 メモするのが大変でした。『映画コーナー』もご覧下さい。

 (2011.02.12)   このページのトップへ

『水漏れの不思議』570

 これ、上手く伝わるかなあ。
 以前に書いた「洗面所付近の水漏れ」なんですが、これどう考えても不思議なんだよなあ。
 小屋に面した戸の上から垂れてくるんです。長さ1メートルに渡ってポタポタポタポタ。
 何が不思議かって言うと、外気も内気も氷点下なのに「しずく」が凍っていないこと。
 ポタポタポタポタ垂れて、垂れたあとでカチカチに凍る。ねえ、おかしいでしょ?
 その量は半端じゃなく、タオルをびっしり何枚も敷いているのに、朝見ると床が全面スケートリンクになっている。
 これどういうこと?  
 もしかしてボイラーの管が破損してそこから漏ってるのかなあ・・・。
 とにかく大変な事態なんです。
 夏は「卓球場」だったところが、今は「屋内スケートリンク」になってるんですから。洗面所に行くのも命がけです。
 あきれた顔で妻が言いました。
「私、白いスケートシューズ持ってるよ」
 なるほど。それもいいかもしんないな。アイスホッケー大会とかやっちゃおうかな。

 (2011.02.11)   このページのトップへ

『大雪予想』569

 今日から明日にかけて大雪になるという。
 しかも首都圏にも雪が降るらしい。
 うれしい。
 不謹慎なことではある。この連休は120校の私大の受験がある。大変なことになるだろうと思う。でも・・・。
 うれしい。
 日本国憲法には「国民の平等」が謳われている。
 平等になることが、素直にうれしい。  
 国民の平等を勝ち取ったことが・・・
 うれしい。  
 受験生の皆さん、くれぐれも早めにお出かけくださいね。
 と言いながら・・・
 うれしい。 

 (2011.02.11)   このページのトップへ

『マリ判事』568

 ボクはつくずく思うことがある。
 妻は判事になるべきだったと。
 彼女が裁判官だったら、日本はピリッとしたとてもいい国になっただろうなあ。
 優しくも熱い心を持って、真理と正義のために戦うマリ判事。かっこいい!
 マリ判事は今、日本の将来に憂いを抱いている。特に今の若者に対して。
 夕べの晩酌タイムで法廷に立ったマリ判事は、「現代のひ弱な若者」に対してこんな檄を飛ばした。  
「『ニート』なんて甘ったれたこと言ってないで、一度は自分の力で食ってみろよ!」
 判事はトンカチを振り上げて激高した。  
「結局、親のすねかじって『パラサイト』やってるだけじゃない!」
 熱いなあ、マリ判事。
「何が『ミスマッチ』だっちゅうの! 『その仕事はボクに合ってないんです』だあ?! いいから一遍でも汗かいて働いてみろっちゅうの! それが違ってたらまたやり直せばいいじゃない! 若いんだから! 誰だって辛くても苦しくても一生懸命働くのが当たり前なんだ!!」
 そうだそうだ! ボクは心の中で拍手を送った。
「努力もしないで、自分の理想ばーっかり語って、結局親に食わせてもらってるヤツって一体何なの?!」
 パチパチパチ・・・。
 法廷に波のように拍手が起こった。
「はんけーつ!」
 最後にマリ判事は判決文を読み上げた。
「主文、被告のニート諸君は全員有罪。介護、汲み取り関係の強制労働3年の刑に処す!」
 決まった!   

 (2011.02.11)   このページのトップへ

『台無しよ!』567

 今起きてきた妻に、さっきの東栄の話を教えると、
「すご〜い! さすが東栄、太っ腹〜!!」
 と言った。
「ワインもすごいけど、その『ワイン好きのための英文カレンダー』ってオシャレじゃん! 早く欲しい、欲しい!」
 彼女は自分がもらった気になっている。  
「リビングに飾ろうよ!」
 場所も指定した。  
「そうだな。大きく『東栄寄贈』とかってマジックで書かなきゃね」
 ボクがそう言うと、妻はバッサリこう言った。
「それ、台無しよ!」

 (2011.02.11)   このページのトップへ

『ヒロシ君大好き!』566

 「カニ」「ウニ」「シャケ」でおなじみの義兄のカッツ。シャッチョーサーン!
 彼が、国際線のロビーで「黄ばんだ下着」をぶちまけたことは記憶に新しい。
 そのカッツの長男が「ヒロシ君」である。
 ヒロシ君は「気は優しくて力持ち」「無口」「本当はとってもオモロイやつ」である。一言で言って『いいヤツ』だ。
 この3つの用件を満たせば、ボクらは大体無条件で好きになる。「ヒロシ君」はボクらにとって、もはや固有名詞ではなく「一般名詞」にまでなっているほどだ。
 その証拠に、秋田のガソリンスタンドのお兄ちゃんも「ヒロシ君」だし、街を歩いていても、
「あっ! ヒロシ君だ!」が、結構ある。   
 さて、その本家の「ヒロシ君」だが、昨日の夜、ボクは彼と電話で話をした。
 パソコンの調子が悪かったので、カッツに相談し、カッツは社員でもあるヒロシ君の応援を要請したわけだ。  
 彼は懇切丁寧にユーザーの悩みを聞いてくれた。聞いてくれるだけで、こっちはどんどん安心し信頼していった。穏やかな気持ちになっていく自分が分かった。ヒロシ君は、名カウンセラーだと思った。
 妻は、電話の横で、「ヒロシ大好き!」とか「チュッ!」とか言ってはしゃいでいた。
 最後に電話を取り上げて、彼のケータイ番号まで聞いていた。
 結局、問題の全面解決には至らなかったが、妻はパソコンのことなど忘れているようだった。叔母は最後にこういう感想を洩らした。
「あの、ヒロシがねえ・・・。こんな時間まで仕事してるなんてねえ・・・」

 (2011.02.11)   このページのトップへ

『ワインは近いゼ!』565

 エッセイを毎日楽しく読んでおります。毎回毎回、色々な日常・事象に注目し、長文短文関係なく『オチ』を簡潔に披露する文才は、お見事の一言です(ほめ過ぎ?)。
 300の倍数回(600回記念)には、某慈善団体から、美味しいワインが贈られますよ。頑張れ!

 今日、お茶の水の丸善で、2011年のカレンダーが、正価の半値以下で売られていた。そこに、ワイン好きの人の為のカレンダーがあった(英文です)。しかも、日めくり! お前の顔が浮かびました。『ヤッシにピッタシ!』と感じ、即購入。
 他人のために買い物なんて、女房以外記憶なし。良い友達を持ったもんだ。

 というわけで、エッセイ600回記念は、ワインと、2011年のワインの日めくりカレンダー、になります。  
 なお、日めくりカレンダーの1月分は、自分でめくって処理してください。あとの日数については、
 『ヤッシ次第よ!』  

 〜"300の倍数回には太っ腹になる会"会長より〜でした。

 いやあ、本当に『良い友だち』を持ったもんですなあ。
 書けば『ワイン』になるなんてねえ。
 ようし! こうなったらワイン100本目指して頑張るぞ〜! あれっ? それってもしかして30,000回? ゲッ!
 ちなみに『日めくりカレンダー』の1月分ですが、ちょうどメモ紙がなくなっていたんでそれに使わせてもらいます。セコい?

 (2011.02.11)   このページのトップへ

『ヤマロのマグかけ』564

 今日は、朝からパソコンが壊れたり何だりで、サッパリ仕事がはかどりません。
 しょうがないので、こういう日は、もうしょうがないとあきらめて、しょうがない話をします。
 『ヤマロのマグかけ』って知ってますか? それを今晩おつまみに食べます。
 昼に食べた「味噌ラーメン」には、たっぷりの『モラとニヤシ』が入っていておいしかったです。
 何のことかはお分かりですね。
 ボクらがよくやる、しょうもない「倒置遊び」でした。

 (2011.02.10)   このページのトップへ

『パソコン壊れる!』563

 トトトト・・・・・・・・・・・・・・。
 弊社代表のあまりの文字打ちスピードに耐えかねて、ついにパソコンが壊れました。
 パソコン本体は、メモリも2GBだし、CPUだってそこそこなんです。
 いろいろ調べてみたら、どうも「ワード」が壊れ、それに端を発していろいろ壊れたようなのです。
 たまたま今日は納期に余裕があったからよかったものの、もし急ぎだったら大変なことになっていました。
 今、代表は予備のパソコンでトトトト・・・を再開しましたが、こちらのパソコンもどこまで早打ちについてこれるかどうか・・・。
 そういうわけで、もう1台「予備の予備のパソコン」を買うことにしました。
 仕事道具とはいえ、エラい出費やなあ。
 それにしても、キーボードとかソフトとかPCまで壊れるほどの仕事ぶりって、皆さん、想像できますか?
 弊社代表は、壊れたパソコンを前にしてこんなことを言いました。
「今までよくついてきてると思ってたのよねえ・・・」 

 (2011.02.10)   このページのトップへ

『さわやかで美しき映画』562

 昨日でホームページの仕事も片付いたので、『映画コーナー』に「あの映画」の感想を書いてみました。
 映画の師匠「モモコちゃん」の文章も載せてあります。
 こういう映画は、誰にでもウケかどうかは分かりませんが、興味がある方はご覧下さいね。
 ちなみに、ボクらはこの映画(2本立て)を、今日からもう一回観る計画です。こんな短い間にもう一回観たくなることって今まで一度もありませんでした。

 (2011.02.10)   このページのトップへ

『オシッコ代わって!』561

 起きてきた代表はサルに向かって言う。
 ストーブの前で丸まりながら・・・。
「オシッコ代わって!」
 それだけはサルでもできない。

 (2011.02.10)   このページのトップへ

『羽柴秀吉』560

 朝の始動は代表よりボクのほうが早い。
 ストーブに火をつけて、代表の分もパソコンを立ち上げる。
 ディスプレイが凍っていて、あっためておかないと映らないからだ。
 代表がいざ出陣してきた時には、すべての準備が整っている。
「ごくろう!」 
 と、代表は言う。
「サルって呼ぶわ!」 
 そうも言う。

 (2011.02.10)   このページのトップへ

『おにぎりの謎』559

 おにぎりを握るのは妻の担当である。
 夜のうちから握っておく。ビールの景品でもらった保冷バッグに中、小2個入れる。中がボクで小が妻。
 朝、それを開けてファンヒーターの前に置くのがボクの仕事。
「小さいほうのおにぎり、すじこがビジャ化してるよ」
「小さいほうのおにぎり、シャケがはみ出してるよ」
 食べる段になってボクがそう言うと、妻は涼しい顔でこう言う。
「具の量は平等にしてるの」 
 だからって・・・。

 (2011.02.10)   このページのトップへ

『内憂外患、日本』558

 内側は「少子高齢化対策」で財政が干上がって・・・。
 外側は北方領土にロシアが軍備を拡大し、尖閣諸島は脅かされ・・・。
 内憂外患・・・それが今の日本だ。
 病めるかつての経済大国は、先が見えない未曾有の混迷の中にいる。
 いや、先が見えないわけではない。
 見え過ぎるほど見えているのだ。非常に悲観的なシナリオがはっきり見えているのだ。見ないようにしてるだけ。怖いから。
 見えないのはむしろ「底」だ。泥沼に足を踏み入れ、茫然自若の姿で立ち尽くしながら、少しずつ沈下していく己は一体どこまで沈んでしまうのか。 
 デフォルトが底ならまだいい。
 「1億総ふぬけ化」が最も怖い。

 (2011.02.10)   このページのトップへ

『また氷と雪の日々が始まったよ』557

 トホホのホ・・・。
 朝から大雪。相当積もっている。
 しかも、また一日中アレ・・・マイナス。
 トホホとなりつつ、そう言えば秋田の2月は1年で一番寒い時期だったことを思い出した。
 薪割り、煙突掃除、雪下ろし・・・。
 そういう、あんまりやりたくない役務が頭をよぎっている。 
 よく「秋田の人は粘り強い」と言われるが、こうした環境がそうさせてるんだなあ。
 そうでもなきゃ死ぬしかないもんなあ。

 (2011.02.10)   このページのトップへ

『婚姻率の続き』556

 婚姻率を調査研究していた時に、こんなデータも入手した。
 ご紹介したい。秋田県の将来が「風前の灯」であることが分かってしまう怖いデータだ。
 まず『出生率』15年連続全国最下位。
 次に『死亡率』全国1位。『がん死亡率』13年連続で全国1位。『自殺率』15年連続全国1位。『自然増減率』14年連続全国最下位。
 ボクはどんどん落ち込んでいった。
 最後に一つだけいいデータが見つかった。 
 『離婚率』全国順位46位。
 結婚もできないが、いったん結婚した以上は絶対離婚しないゾ! そんな県民性が透けて見えた。

 (2011.02.09)   このページのトップへ

『遠い街』555

 連載原稿を書いていた妻が突然歌った。
 〜菜の花のじゅうたんが敷かれる頃に〜
 春がテーマの原稿なのだ。
 おっと、それ知ってる。「かぐや姫」ではないか!
 そういうわけで、急に懐かしくなったので聞いてみました。
 『遠い街』『おもかげ色の空』『雪が降る日に』。
 最後の『雪が降る日に』は、妻も昔バンドでハモッてたそうで、今度新たなユニット『ことひまバンド』で歌う予定です。
 スズキさんにはリードギターでジョイントしてもらいましょう。

     /

 (2011.02.09)   このページのトップへ

『どうでもいい話』554

 どうでもいいくだらない話を書いて、今日はあっさり終わりにしたい。
 今日の夕飯メニューは『味噌なべ』と決まった。
 かつて三温さんに聞いて、我が家でアレンジを加えたものである。確か彼らは『肉鍋』と呼んでいたような。彼らはキャベツ、タマネギ、豚バラなどのシンプルな鍋で、ジャガイモも入るところが異色だった。次の日、玉子を溶いて雑炊にするらしい。ドロドロになったジャガイモがおいしいということだった。うちはジャガイモは入れないけど野菜はいっぱい入る。
 昆布でダシをとって、野菜はタマネギ、大根、人参、ネギ、キャベツ、ニラ、もやし・・・。きのこ系はエノキ、しいたけ。あと、糸こんと豆腐。とにかくバンバン入れる。そして決め手は「豚バラ」。それを特製味噌仕立てで食う。サイコーにうまい!
 この鍋の醍醐味は、翌日ラーメンとコーンを入れて、ニラともやしを追加して、野菜の旨味たっぷりの『豪華味噌ラーメン』になることである。
 これははっきり言って、定価980円で出せる味である。
 そう言えば亡き義父が、お店でボクが『味噌コーンラーメン』と注文したのを『水戸黄門ラーメン?』と聞き違えたことがあった。結構笑ったが、まあ、それはこの際どうでもいい。
 さて、この鍋の決め手は「豚バラ」と書いたところまで話を戻してっと、え〜、つまり「肉」が重要なのですよ、この鍋。肉なしでは語れないのです!!(ハイハイ、分かりましたってば)
 で、冷凍庫からボクは肉を持ってきた。そしたらそれを見て妻がこう言った。
「え〜っ! こんだけ〜?」
 肉の量がお気に召さなかったみたいだ。
「足りない? もう1パックあるけど・・・大丈夫? 太らない?」
 妻はカレンダーを指差してこう叫んだ。
「今日2月9日は『肉の日』デス!!」
 そうきたか。
 あれっ? あっさり終わらなかったな。

 (2011.02.09)   このページのトップへ

『7時28分の恋人』553

 NHKの「News7」の気象予報士、半井小絵さんは『7時28分の恋人』と呼ばれていた。特に『中高年』に人気があった。
 彼女が出ると、日本中のオジサンたちはTVの前に釘付けになった。あの超早口、超バッサリ、超テキパキした口調で、しかもちょっと顔を曇らせたりなんかして、
「明日は全国的に猛烈な寒波がやってくるでしょう! 以上、気象情報でした!」
 な〜んて言われても、「猛烈な寒波? まっ、いっか。ナカライさんにそう言われたら、まっ、仕方ないか。うんうん」
 みたいな気持ちになってしまう。許しちゃおうって気になってしまう。「あっ、君のせいじゃないんだからさ、気にしないでいいよ」みたいな。
 う〜ん。どうしてなんだろ。
 ちなみに、ボクらは夫婦そろって、彼女のデビュー当時からナカライさんを支持していた。
 ナカライさんが人気が出てからは、「動かしてみましょう」の平井さんが好きになった。彼が駆使する「魔法の棒」と服のセンスが好きだった。
 ナカライさんは、人気が出てからはちょっと「自意識過剰」と感じるようになった。
 それでも、日本中に熱狂的なナカライさんファンのオジサンが増殖し続けていた。彼らは居酒屋に行くよりも、7時28分までに帰宅することに命をかけていたはずだ。
 ナカライさんが好きなオジサンの心理というのは、きっとこういうことではないだろうか。
 一言で言えば、本当はドキドキしてるんだけど、それを表面に出さないようにして頑張っている『いたいけさ』。それも、相手を突き放すような凛とした態度で・・・。
 そこにオジサンたちの『マゾヒズム』が反応するんじゃないだろうか。ゾクゾクゾクゾク・・・。
 そうそう、そのナカライさんなんですが、悲しいニュースがありました。番組再編で3月いっぱいで降板するんだそうです。さぞ力を落とされているオジサンも多いことでしょう。
 もう一つ、彼女は大リーガーの何とかいう男と「不倫」しているという報道も飛び込んできました。これにはボクらも驚いた。
 う〜ん。ガックリと肩を落としているオジサンたちの姿が目に浮かぶなあ。しょうがないよ、あきらめなさい。今度またかわいい子出るよ、うん。

 (2011.02.09)   このページのトップへ

『婚姻率』552

 秋田県が10年連続で全国最低らしい。結婚する率である。
 その原因についてメスを入れた調査報告を探したが、どれも核心に触れていない。
 ボクはこう思う。
 お洒落をして外に出る機会がないからだ。
 事実、ボクらもここに来て、「春先のファッション」とか「秋のファッション」を楽しむ機会が極端にないことを知った。
 そういう期間が極端に短か過ぎるのだ。何度も言うが、10月〜5月は「冬服=防寒着」。7月〜8月は「真夏=Tシャツ姿」なのである。
 厳密な意味で、春先の服は6月しか着れない。でも、6月は梅雨時なのでほとんど意味ない。
 秋の服も同様、9月に着れればいいほうだが、実際には残暑だったりするでほとんど着る機会がない。
 かつてアパレルメーカーに勤めていたボクは、声を大にして言いたいのだが、ファッションとは社会文化である。ファッションとは「春」と「秋」にウエートが置かれるものである。ファッションとは婚姻衝動と連動しているものである。
 つまり、ファッションとは恋を生み、愛を育む舞台装置なのである。
 が、ここ秋田では・・・。
 ねっ? ご理解いただけましたか? どうして「婚姻率」が低いのか。
 ついでに言えば、秋田は日本一「美容院」が多い都道府県である。
 その理由もボクは分かってきた。
 服のファッションができない分を「ヘアファッション」でまかなっているのである。
 秋田県は、行政で「結婚相手検索システム」を導入するそうだが、それで解決するような簡単な問題ではない。
 この気候を何とかしてもらいたい! それが最も早道である。自殺率も大きく改善するはずだ。
 えっ? どうやってやるのって? 
 それを考えるのが政治、行政じゃあないですか!

 (2011.02.08)   このページのトップへ

『男はいいよね』551

 さっき遅く起きてきた妻の第一声。
「起きようと思ったけど、寒くて寒くて、涙がボロボロボロボロ止まんないのよね」
 続いてー。
「顔中ビジャ〜ってなっててさあ」
 さらに続いてー。
「ああ、嫌だ、嫌だ。トイレ行くのも嫌だ」
 そして最後にー。
「男はいいよね。ちょっと出せばいいから」

 (2011.02.08)   このページのトップへ

HOME

雑感

写真

映画