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★エッセイ『ことなひまめのオッペケペーですっとこどっこいな日常』
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『いろんな人間がいるもんだ』750

 計画停電になる秋田市でインタビューに答えていた主婦の言葉。
「本当に困りますわ。生活に影響が出ますわ」
 何、この! と思った。たった3時間ばっかの停電ではないか! 鼻くそみたいなもんじゃないか!
 「他山の石」「対岸の家事」。非被災地の人たちのさもしい「心根」が浮き彫りになっている。
 しかも、インターネット上では様々な悪意の風評が飛び交っている。悪意のチェーンメールも。義援金詐欺も・・・。
 いろんな人がいる。救いようのないバカがいる。腹が立ってしょうがない!
 「明日は我が身」だぞ!!

 (2011.03.16)   このページのトップへ

『子どもたちの目の光に希望を見た』749

 テレビで被災した陸前高田市の中学生の顔を見た。
 彼らは、自分たちが被災しているにもかかわらず、被災者への応援メッセージを書いてインタビューに答えていた。
 その目が全員キリッと光っていた。いい目をしていた。
 復興への希望を見るようだった。涙が出た。
 頑張れ! 

 (2011.03.16)   このページのトップへ

『雪こっちに降れ』748

 この上、天気がまた冬に戻るらしい。
「踏んだり蹴ったりだ」
 被災地にも雪が降って寒くなる。
「その分全部、こっちに降ればいいのに」
 ボクたちにとって、こんぺっこの雪、何でもない。 

 (2011.03.16)   このページのトップへ

『今できること』747

 妻は、何やらゴソゴソやっている。
「防寒着が必要らしい」
 ボクのドンブクや自分のコートやジャンパー類をタンスから取り出して、布団乾燥機にかけて乾かし始めた。
 それを段ボールに詰めて、サイズをマジックで書いた。
 支援物資を届ける場所を県庁に確認したら、直接秋田まで行かなければならなかった。配送機関も止まっている。
「ガソリンがない」
 スタンドには長蛇の列だそうだ。
「今はヘタに動かないほうがいい」
 もう少し様子を見るしかない。 

 (2011.03.16)   このページのトップへ

『8グループ』746

 ボクたちの地域は、東北電力の計画停電の8グループ。
 夕方5時から8時まで。
 ボクらは昨日から着々と停電に備え始めた。おにぎりを握った。
「ちょっと待って。私たち17日じゃない?」
 今テレビを見て、妻が言った。
「あっ?」
 準備が1日早かった。
「でも、いいじゃん。今日は『自主停電』にしよう」
 8グループのメンバーは、いささか「おっちょこちょい」である。 

 (2011.03.16)   このページのトップへ

『使命感』745

 定年を半年後に控えた中国電力の社員(18歳から原発運転をしてきた59歳)が、志願して応援のために福島に向かった。
 自分は一番安全なものをやっているという自信があった。
 妻は、「現地の人に安心を与えるために頑張ってきて」と声を掛けたと言う。
 被爆覚悟の自負と使命感に頭が下がった。

 (2011.03.16)   このページのトップへ

『感謝のネットワーク、涙のネットワーク』744

 つくずく思った。
 妻の実家の消息が確認できたのは、いろんな人たちのネットワークだった。
 妻が横浜にいる元バンド仲間の「ツル」にメール。ツルが、実家の近所に住んでいる「ツルオカ」さんにメール。
 そこからどういうルートか分からないが、メグの友だち、メグの兄(ヨースケ)の友だち、義姉(リエさん)の友だちなどをいろいろ経由して、メグの友だち「ミク」ちゃんが実家に直接行って確認。
 ミクが東京にいるヨースケにメール。ヨースケから我が家に。我が家から連絡の取れる親戚や知人に連絡。
 そして、ボクが書いていたエッセイを読んで心配してくれていた方からは、「よかった!」というメールをたくさんいただきました。三温さんからもいただきました。
 今朝も五所川原の「ふうちゃん」から電話がありました。津軽鉄道も計画停電や燃料不足で運行を制限せざるを得なくなっているそうです。
 感謝の連鎖、涙の連鎖。日頃のネットワークの大切さ、ありがたさを痛感している。

 (2011.03.16)   このページのトップへ

『最後だと分かっていたなら』743

 この詩は、2001年9月11日のアメリカ同時多発テロ事件で、1機目が激突後、救助のため最初にツインタワー内に突入した数百人のレスキュー隊のうちの1人で、今も行方不明中の消防士(29歳)が生前に記したものを、アメリカ、サンディエゴ在住の日本人Mutsumi May Sagawa(佐川睦)さんという方が翻訳した詩です。
 『命』がたくさん失われてしまった。生き残った者は、その人たちの分も頑張らなければならない。『命が失われることの意味』を心から理解しなければならない。



 あなたが眠りにつくのを見るのが最後だと分かっていたなら、
 私はもっとちゃんとカバーをかけて、神様にその魂を守ってくださるように祈っただろう。
 あなたがドアを出ていくのを見るのが最後だと分かっていたら、
 私はあなたを抱きしめてキスをして、そしてまたもう一度呼び寄せて抱きしめただろう。
 あなたが喜びに満ちた声をあげるのを聞くのが最後だと分かっていたら、
 私はその一部始終をビデオに撮って、毎日繰り返し見ただろう。
 確かにいつも明日はやってくる。見過ごしたことも取り返せる。
 やり間違えたことも、やり直す機会がいつも与えられている。
 「あなたを愛している」と言うことはいつだってできるし、
 「何か手伝おうか?」と声をかけることもいつだってできる。
 でも、もしそれが私の勘違いで、今日ですべてが終わるとしたら、
 私は今日、どんなにあなたを愛しているか伝えたい。
 そして私たちは忘れないようにしたい。
 若い人にも、年老いた人にも、明日は誰にも約束されていないのだということを。
 愛する人を抱きしめるのは、今日が最後になるかもしれないことを。
 明日が来るのを待っているなら、今日でもいいはず。
 もし明日が来ないとしたら、あなたは今日を後悔するだろうから。
 微笑みや、抱擁や、キスをするための、ほんのちょっとの時間をどうして惜しんだのかと、
 忙しさを理由に、その人の最後の願いとなってしまったことを、どうしてしてあげられなかったのかと。
 だから今日、あなたの大切な人たちをしっかりと抱きしめよう。
 そして、その人を愛していることを。
 いつまでもいつまでも、大切な存在だということをそっと伝えよう。
 『ごめんね』や『許してね』や『ありがとう』や『気にしないで』を伝える時を持とう。
 そうすれば、もし明日が来ないとしても、あなたは今日を後悔しないだろうから。

 (2011.03.15)   このページのトップへ

『無事だったぁ〜!』742

 今、連絡があって全員無事で、石巻の実家に戻ってきていることが分かった。
 姪のメグの友だちが見てきたのだそうだ。
 何はともあれよかった。電話ができる状況になったら詳しい話が聞けるだろう。
 皆さん、ご心配をおかけしました。
 ありがとうございました!

 (2011.03.15)   このページのトップへ

『計画停電、望むところだ』741

 東北電力も秋田県を中心に計画停電に入る。望むところだ。
 妻の急ぎ仕事も今終わった。
「被災地のことを考えたら、私たち1ヶ月でも耐えられる。秋田の電気を向こうに回してほしい」
 妻はそう言っている。その通りだ。
 電気でも、米でも、輸血でも、できることは何でもしたい。
 ボランティアでも何でも、できることをしたいと思っている。
 義兄たちの安否は今も分からない。おばあちゃんも地震直後連絡が取れただけで、その後話ができていない。
 伊藤英二(56)、伊藤理香(51)は、仙台市宮城野区の「仙台医療センター」から石巻にクルマで向かう途中だったと思われる。
 伊藤めぐみ(25)は、雄勝町の「雄心苑」という老人ホームに勤務中だったと思われる。
 どなたか情報があれば教えてください。お願いします。

 (2011.03.15)   このページのトップへ

『災害防災担当』740

 あれから何を食って何をしたのか分からないくらい、何もかも手に付かない。
 弊社の給仕兼執事であるボクは、臨時の「災害防災担当」の役を命じられた。
 テレビを見て状況を確認しつつ、電話をかけ続けている。ホームページで情報を集めている。
 ときどきこうしてエッセイを書いている。
 何か重大なニュースがあれば、代表にすかさず通報する。災害防災担当はそういう仕事をしている。
 代表は、こんなさなかでも「納期に穴をあけられない」と、ヘッドホンを着け仕事をしている。
 家族の安否に本当は気が気じゃないはずなのに、ひたすらキーを打っている。
 プロとはこういうものだ。ボクは尊敬しながら引き続き情報収集を続ける。

 (2011.03.15)   このページのトップへ

『神が教えるもの』739

 たくさんの命の犠牲を強いてまでも、神が今我々に教えてくれているもの。
 それはすなわち、我々が今まで犯してきたことへの贖罪ではないだろうか。
 原子力、株価、利己主義、飽食、無責任・・・。
 今こそ学ばなければならない。
 学べるのも人間だ。

 (2011.03.15)   このページのトップへ

『生きていてくれ!』738

 義兄のエンちゃんと義姉のリカさんと姪のメグだけが、いまだ連絡が取れない。
 時間の経過とともに不安になってくる。
 いろいろ想像してしまう。
 とにかく、どこかで、生きていてくれ!

 (2011.03.15)   このページのトップへ

『恐怖の連鎖』737

 東電の会見が教えるものは、「人は見えないものに恐怖を覚える」という事実だ。
 この会社の「事実を隠蔽する体質」そのものが恐怖の連鎖を作っている。
 本当にこの会社はダメだね。この期に及んでもこんなことやってるなんて、もう終わりだね、こいつら。あきれて言葉も出ない。
 それにしても、「オッペケペーですっとこどっこい」な暮らしはどこへ行ったんだろう。
 あの平和な生活はどこへ行ってしまたんだろう。

 (2011.03.15)   このページのトップへ

『行き当たりばったり停電』736

 何が計画停電だ!
 しかも、今回被害を受けた茨城県の一部が対象だって!
 一体何を考えているんだ!
 これじゃ『行き当たりばったり停電』じゃないか!
 御ためごかし、利益主義もいい加減にしてほしい!!!

 (2011.03.14)   このページのトップへ

『スーパーAMANOへ行ってきた』735

 予想通りだった。
 電池、大型のろうそく、水、牛乳、納豆、豆腐、パン、カップヌードルは1個もなかった。
 冷凍食品コーナーは閉鎖、肉も魚も少なかった。
 店は混んでいて、おむつやトイレットペーパーを抱えた人が多かった。
 ジャスコの店員も来て、牛乳などを買っていた。
 スタンドにはクルマの列ができていた。
 「オイルショック」の時の状況を思い出した。
 「こういう時でも日本人は秩序をよく守って行動している。立派だ」日本在住のアメリカ人の学者がそう評していた。
 その学者の日本人評を裏切らないように、冷静にしっかり助け合って行動してほしい。
 世界が見ているぞ!

 (2011.03.14)   このページのトップへ

『おかしくないですか?』734

 計画停電も大事かもしれない。
 テレビを見ていると、そっちの比率が俄然高くなっている。
 第1グループだ、第5グループだと騒いでいる。
 確かにそうでしょう。その位の時間の輪番式停電で少しは困る人もいるだろう。
 でも、でも、どうなんですか? 「命」と較べてどうなんですか? その停電で死ぬ人がいるんですか? どうなんですか?!
 みんな、自分のことだけ考えていませんか?
 原発で放射線を浴びるのは福島県の人、その電力を無傷でもらっているのは誰ですか? 痛みを共有したらどうなんですか?
 みんな、同じ人間なんじゃないですか!

 (2011.03.14)   このページのトップへ

『東狂電力』733

 こいつら一体何やってんだ?
 エリート大学出のエリートとはこういうものなのか。
 本社にいるエリートは、放射線を浴びることもない安全な場所にいて、計画停電を二転三転させ国民の動揺に拍車をかけ、現場の状況説明もできず、もう見ていて腹が立ってくる。
 一方、現場の社員や関連会社の社員は、映画『アルマゲドン』さながらのまさに「命がけ」の仕事をしている。致死量の被爆をしているはずだ。自衛隊の人も爆発で行方不明になっている。
 一体、この会社はどうなっているんだ。おい! 社長! どうなってんだ! 
 激しい怒りが込み上げてくる。

 (2011.03.14)   このページのトップへ

『東北人の底力』732

 東栄からメールをもらって、「こういう時こそ東北を元気にするエッセイを書け」と言われた。
 果たして何を書けばいいのだろう。
 ただ一つだけ言えることは、東北人は皆粘り強いという事実だ。
 必ずこれを乗り越え、必ず復興する。とにかく今は1人でも多く生き残ってくれ!
 あとは必ず何とかなる。幸せな暮らしが戻ってくる。みんなそれを信じて頑張ろう!

 (2011.03.14)   このページのトップへ

『パニクっている』731

 原発3号機がまた爆発。
 水素爆発。何か、終戦直後の日本を見ているようだ。
 焼け野原、瓦礫の山、原爆の爪あと、避難民・・・地獄絵巻きを見るようだ。
 日本は、いや人間は今まで、「自然」という敵を相手に戦いを挑んできた。だが、向こうが小指をちょっと動かしただけでこうなったのだ。人間はそれだけのものなのだ。

 (2011.03.14)   このページのトップへ

『おら庭の草取ってる』730

 さっきケーコさんが来て、こう言った。
「テレビ見でるど、もう何もかんも頭痛ぐなるがら、おら庭の草取ってる」
 その気持ち、分かる。

 (2011.03.14)   このページのトップへ

『消息』729

 被災地にいる家族や友人たちの消息が少しずつ分かってきた。
 ずっと連絡が取れていなかった妻のバンド仲間の1人(イクちゃん)も、無事であることが分かった。
 モモコちゃんも無事であった。仙台の子どもたちも全員無事だった。
 七ヶ浜のカッツたちの家族も全員無事だった。
 しかし、まだ連絡が取れていない人もたくさんいる。
 一番心配しているのは、石巻の妻の実家におばあちゃんと同居している義兄(エンちゃん)と義姉(リカさん)、姪のメグだ。石巻のおばあちゃんは地震直後無事を確認しているが、エンちゃんたち3人の消息がつかめていない。
 TVの映像を見ているにつけ、被害が予想以上に大きかったことが分かって怖くなる。
 安否確認が取れない人はたくさんいる。
 どうか、無事でいてください。

 (2011.03.14)   このページのトップへ

『ありがたかった』728

 電気が通ってメールが使えるようになった。
 地震被害を心配するメールがたくさん届いていた。
 ありがたかった。
 心配する友人たちから電話ももらった。
 停電と水道が止まった昨日は、隣のケンゾーさんが自家発電機を回してくれて、ボクらにも「水使え」と言ってくれた。少しの間TVをつけて映像をみせてくれた。
 次の会長予定の「一角獣のマサショウリュウ」さんも、安否を気遣って来てくれた。
「変わったどごねが?」「水あるが?」と言ってくれた。
 ありがたかった。

 (2011.03.13)   このページのトップへ

『田舎の非常時サブシステム』727

 地震発生、電気が止まった。
 パソコンが消え、夜は真っ暗になった。
 井戸水をポンプで汲んでいるので、ポンプが止まり水が出なくなった。
 井戸のふたを開けバケツで水を汲み上げることもできたが、隣のケーコさんちは町の上水道を使っているので、とりあえずバケツに水をもらっておいた。
 夜になって寒くなってきたが、薪ストーブなので暖は十分とれた。
 キャンプで使ったことのある「飯ごう」を持ってきて、薪ストーブにかけて飯を炊いた。同じく肉を焼いた。
 この時はまだ固定電話がつながって、石巻のおばあちゃんは無事なことが分かった。
 トランジスタラヂオ聞きながら床に入ったが、ときどき起きる余震とラヂオから聞こえてくる恐ろしいニュースで、結局一睡もできなかった。恐ろしく不安な夜だった。
 朝起きて、ケーコさんから聞いた話では、村に1軒だけある「オール電化」の家の人は、寒いし何もできなくて困っていたそうだ。
 トイレも「水洗」だと水がないと流せないが、こういう時「汲み取り」は強い。
 現代のライフラインは大災害に弱い。まったく無力といえる。
 特に「一番復旧の早いのは電気です」と言って「オール電化」を勧めてきた『電気』と、スマートだ何メガだと「利便性とスピード」を売りにしてきた『通信』、その中でも「ケータイ」は何の役にも立たないことが分かった。「あるのに使えない」なんてそんな悔しいことあるか!
 ボクらはまだ比較的被害が少なかった。でも、避難所にいる被災者や家族にとって、この2つが「健全」とは言わないまでも「もう少しまともであれば」どれだけ「安全で安心」だったことだろう。残念!
 それにつけても、『田舎の(時代遅れの)非常時サブシステム』はすごいと思った。

    

 (2011.03.13)   このページのトップへ

『元気です。が・・・』726

 目が覚めた時、思った。
(これはすべて夢だったんだ。ボクの見た悪い夢・・・)
 が、耳元で鳴るラヂオの声が、津波のようにその願いを押し流した。

 皆さんのほうは大丈夫でしょうか?
 ボクたち2人は元気です。
 昨日の深夜、ようやく電気が点き、こうしてパソコンもできる状態になりました。
 しかし、仙台や石巻方面と連絡がとれず、テレビやラヂオを聞きながら、気が気でない思いです。
 それにしても、「電気」や「通信」というものがこんなにも脆弱なものだったのか。
 あらためてこれらの「無力さ」に「怒り」を感じます。
 そして、原子力発電事故にも激しい「怒り」を覚えます。危機管理のプロセスで分かった企業や行政の嘘、秘匿主義。それによって起こる一般市民の犠牲、被爆。これだけはどんなに弁解したって「人災」です。
 その一方で、韓国、アメリカ、ドイツ、イギリス、フランス、ロシアの迅速な救援行動。また、一般国民の被災者への義援金の動きもあります。
 あっ、また余震がありました。
 さっき、割れたグラスを片付けながら、すべてはこれから始まったんだな、と思いました。
 悪夢の始まりでした。まさかこんなことになるとは。未曾有のことが起こってしまいました。
 これからボクたちができることは何でしょうか。
 すべてはここからです。とにかくみんな生きていてくれ! 生きていればゼロからやれる!

 (2011.03.13)   このページのトップへ

『おいしい顔』725

 おいしいものを食べるとこんな顔になります。



 こんな顔にも。



 あ〜あ、あと2つだあ・・・。



 (2011.03.11)   このページのトップへ

『二郎ちゃん死んじゃった』724

 また貴重なコメディアンが逝っちゃった。
 どんな偉大な実業家や政治家の死よりも辛く感じるのは、彼らは最も単純な形でボクらを楽しませてくれたからだろう。
 ご冥福をお祈りします。
 さみしくなるなあ。



 (2011.03.11)   このページのトップへ

『コロンボがあと1回になっちゃったよ』723

 合計50本以上観た「刑事コロンボ」が、ついにラスト1回になっちゃった。
 見始めた頃はすごく若かったピーター・フォークも、この頃はめっきりフケてきた。
 ボクたちにとっては、この頃の印象が強いのだけれど。
 さみしくなるなあ。
「また最初から観よう!」
 妻はそう提案し、ボクもうなずいた。
 まだまだ続くぞ、コロンボ!

 (2011.03.11)   このページのトップへ

『村の総会の通知が来た!』722

 3月20日(日)午後1時半〜と書かれている。
 にわかに緊張してきた。ノートと鉛筆の用意はしてある。
 本当に『会計』になれるのだろうか?
 間違って『会長』になったらどうしよう。
 いや、いきなりそんなことはないな。
 とりあえず『会計』だろうな。
 あまり考えたくないことだけど、もし、誰からも推薦されなかった場合どうしよう。
 正直、ドキドキしております。

 (2011.03.10)   このページのトップへ

『同じことを言っている』721

 この1週間、毎朝同じことを言っている。
「飲み過ぎたあ」
「ダメダ、ダメダ、ダメダ、量減らさねばね!」
「カッツの時から堤防切れたよね」 
「そうだ、カッツが悪い!」

 (2011.03.10)   このページのトップへ

『カクニのカクニン』720

「そのカクニなんだけどさあ、もういいんじゃないかと・・・」
 薪ストーブでクツクツ煮えている『豚の角煮』を見ながら妻が言った。
「えっ? 何の確認?」
「違うくて、カクニ!」 
「あ〜あ、カクニのカクニンね」

 (2011.03.10)   このページのトップへ

『人生を変えた長風呂・半身浴』719

「生きてきてよかったあ〜」
「産んでくれてありがとう!」
 いつもそういう言葉が出る。
 そのぐらい気持ちいいんです。 

 (2011.03.10)   このページのトップへ

『営業電話の完璧な撃退法』718

 もう何十回となくかかってきた『ブロードバンド勧誘の電話』。
 どんなに断っても、また別の会社、また別の会社とかかってくる。NTTだとかヤフーだとか巧妙に偽名を使って。
 で、この前かかってきた時、たまたまこっちもヒマだったし先方も感じのいい人だったので、じっくりとサシでお話をしたわけなんですね。
「これ迷惑なんですね。特に晩酌タイムにかかってくると。その時間はボクたちにとって何よりも大切なひとときなんです。何とかならないものでしょうかね」
「これ、企業秘密ですけどお教えしますね」その人は、ボクの切実な訴えを聞いて、不憫に思ったようだった。
「えっ! いいんですか?」
「ええ、特別にお教えします。これ私が言ったとは言わないでください」
「ええ、でも、そんなことをしていいんですか? クビになりませんか?」
「これからかかってくるのは他社ですから大丈夫です。このセリフを言えば、仮にかかってきても3秒で撃退できます。イチコロアースです」
「えっ! イチコロアースって何ですか?」
「ゴキブリ撃退のイチコロアースです。こう言ってください。『うちではインターネット誰もやってません』。方言でしゃべったほうがより効果的です」
「方言? 例えばこんな感じですか? 『おらえでだいもインターネットだがってものやってねえでば』」
「おう! 完璧です!」
 こうして電話は終わった。そのあとすぐ、また電話があった。
「もしもし、こちらNTTのブロードバンド・・・フレッツ、レッツ、レッツゴー3匹・・・」
「おらえでだいもインターネットだがってものやってねえでば」
「えっ? 今何ておっしゃいました?」
「おらえでだいもインターネットだがってものやってねえでば!」
「はい?」
「あいい、分がらね人だごど。おらえでだいもインターネットだがってものやってねえでば!!」
「失礼しました」(ガチャン!)
 効果てきめんだった。 

 (2011.03.09)   このページのトップへ

『移り気な妻』717

「たまにはパンが食べたい!」
 そう言って、昨日大量にパンやミスドを買ってきた妻。
 その妻が、今朝妙なことを言いました。
「なんか、白いご飯食べたいかも・・・」
「ハァ?」

 (2011.03.09)   このページのトップへ

『浮いてない? ワ・タ・シ』716

 ここの震度は3だった。
 その割に結構揺れた。
 代表は大慌てでヘッドホンを外すと、ボクの顔を見て言った。
「も、も、もぐる?」
 ボクもグラグラ揺れる洗濯物を見ながら言った。
「も、も、も、も、もぐろう!」
 代表はテーブルコタツの中にもぐった。
 ボクももぐろうとは思ったものの、台所のグラス類が気になったので、すぐにはもぐらないで様子を見ることにした。そのうちに揺れが収まってきた。
 恐る恐るコタツから顔を出した代表が、ボクを見てこう言った。
「ちょっと、浮いてない? ワ・タ・シ」

 (2011.03.09)   このページのトップへ

『みんなつながりたがってるようだけど・・・』715

 ソーシャル・ネットワーク・サービスってありますよね。略してSNS。FaceBookとかmixiとかGREEとか。
 一言で言えば、「人間同士のつながり」をネットで提供するサービス。
 こういうものの飛躍的な成長ぶりを見ていると、心配性のボクはどうしてもこんなことを思ってしまうのです。
 「人間同士のつながり」って本当に電子化できるものだろうか?
 ボクがイメージする「人間同士のつながり」って、リアルな共有体験なくしては語れないもの。つまり「生身の皮膚感覚」がベースにあって成り立つものだと思うんです。
 つまり、デジタルやバーチャルではなく、もろアナログの世界なんじゃないかと。ボク古いですかね?
 顔も見たことない人たちが、ケータイサイトだけで恋人になっちゃうような、そんな「バーチャルな友だちの輪」が、今急速に広がっているような気がするんです。怖いなあ。やっぱりボク古いですか?
 そういうネットワークに登録するのはいたって簡単、料金もかからないから、どんどん会員は増えていきます。1人で何人にも成り済ましもできます。日本のmixiなどは2,265万人会員がいるんですってよ! FaceBookは全世界5億とも6億人とも。
 中には、自分のビジネスにつなげようと入ってくる人も多いみたいですね。
 これはSNSじゃないけど、ツイッターをやってみた時、何だか怪しい商売のお誘いを受けたりしたこともあります。こりゃあどうもネットワークビジネスの勧誘の場になっているなと思ったものです。で、すぐやめました。
 ボクもかつてビジネスしてた頃、青年会議所だの異業種交流会だのに入ってネットワークを広げようとしていた時期もありました。そういうネットワークに入れば商売につながるかもしれないと思って。
 でもすぐに気付いたんです。そんなヨコシマな考えではまったく意味がない、そんなことよりも肝心の自分、そして自分が行っているサービスの質を高める以外にないってことに。
 バーチャルであれリアルであれ、発信していく側の情熱や発信する情報の中身が総てなんだと。時間はかかっても、そこから信頼関係を築いていく以外にありません。
 そんなわけで、基本的には無宗教論者のボクたちは、ブログシステムも含めて特定のネットワークに加入しておりません。スタンドアローンでやってます。
 ITって「打ち出の小槌」ではないんですよね。おっと、柄にもなくこんな真面目なことを書いていたら、今地震がありました。おうおう、揺れてる。やべ、やべ、この辺でやめとこ。

 (2011.03.09)   このページのトップへ

『マッツご無事で!』714

 妻の長年の主治医『マッツ』先生。
 80歳を超える上品な女医さん。
 そのマッツ先生が入院していた。
 腰椎骨折だそうだ。
 薬だけもらってきた妻は、心配そうにこう言った。
「大丈夫かなあマッツ。お見舞いにいかなくていいかなあ・・・」
 マッツご無事で!

 (2011.03.09)   このページのトップへ

『寒ブリはこんなところにいたんだな』713

 「デパ地下」というところへ行った。
 生鮮コーナーの品揃えに驚いた。
 鮮魚コーナーで売っている商品構成が、スーパーとは全く違っていた。
 ボクたちがあれほど探し求めていた「寒ブリ」は、実はこんなところに出回っていたんだな。
 何だかどれもキラキラしておいしそうに見えた。
 お寿司コーナーの前で、よだれを押さえながら20分も立ち止まってしまった。
 1680円の寿司セットが、「そんなに見つめないでください」と言っているようだった。 
「結構売れるんですか?」と聞いてみた。
「ええ、割と売れ筋ですよ」と彼は答えた。
「へえ。AMANOというスーパーには580円以上のお寿司ありませんよ」とボクが言うと、
「ああ、あちらはスーパーですからね。客層が違うんです」と言った。
「そうですよね。ところで、私たちはどちらの層に見えますか?」
 1680円の寿司セットは、チラッと2人を見て迷わずこう言った。 
「あっ、あっち向きです」
 悔しかった。悔しかったがしょうがなかった。
 ボクらは580円の真鯛の刺身を握りしめてレジに向かった。
 いいも〜んだ!

 (2011.03.09)   このページのトップへ

『問題の多い秋田市民市場の階段』712

 初めて「秋田市民市場」というところへ行った。
 別に買うものもなかったのだが、せっかく来たのだから、ネットで見つけた美容室の下見をしようと(結局それは見つからなかったのだが)その方面に足を踏み入れたのだ。
 秋田市民市場の看板に「ザ・ダイソー」と大きく出ていた。
 老眼鏡を買おうと思いついて(スーパーAMANOでは結局ジジ臭いものばかりで買ってなかった)、ボクらはダイソーの入口を探した。
 売り子のセールストークを聞き流しながら、その場所を求めて歩き回っているうちに、目指すダイソーは2階であることが分かった。ボクらは階段を上った。
 階段の壁に、いきなりこんな貼り紙を見つけた。
「鰤」「海鼠」。これは何て読むんでしょうか? と書いてある。 
「私にこの手の問題を出すなんて甘いわね」
 妻は、「ブリ」「ナマコ」と正解を読み上げて先に進んだ。
 その貼り紙の隣にもまた別の貼り紙があった。
「鯖」「鱈」「鰰」・・・。その次にも、またその次にも、階段の壁に果てしなく貼り紙が貼られていた。
「これをクリアしなければ上にいけないのかな」
 ボクらは1段ごとに問題を解いていった。問題はドンドン難しくなり、さすがの妻も正解率が落ちていった。 
 2階にたどり着いた時はクタクタだった。それもそのはず、かれこれ1000問以上の問題を解いてきたことになる。
「ちょっと、私たちダイソーに何買いにきたんだっけ?」
 ダイソーの入口で妻は言った。
 それにしても問題の多い階段だった。

 (2011.03.09)   このページのトップへ

『デパートはいいもんだねえ』711

 普段、「スーパーAMANO」とか「生鮮スーパーダイサン」とかでしか買い物をしないボクたち。
 デパートというところは限りなく遠く、そして限りなく敷居の高いところだった。
 今回、「ふうちゃんの第2の人生はなむけスペシャル」のプレゼントを買うために、ボクたちは「ホンキン西武」の高い敷居をまたぐことになった。
 よっこらしょっと!
 入口を入ってすぐ、いきなりボクは化粧品の匂いにクラクラして倒れそうになった。文化を感じた。
 デパートにはエレベーターがあった。エスカレーターもあった。文明を感じた。
 お目当てのものを2時間以上かけて探した。ベンチに腰掛けてどれにしようか作戦会議もした。のどが渇いたので生ジュースコーナーでミニカップの生ジュースを飲んだ。(ボクはメロン、妻はブルーベリー) 
 頭を冷やそうと1回外に出たりした。そして、ようやくプレゼントは決まった。
 レジで包装をしリボンをかけてもらった。
「西武カードをお持ちですか?」そう聞かれた。
 もちろん持ってない。AMANOカードならあるが・・・。
「お作りしましょうか?」ポイントが貯まるらしい。少し逡巡したが、「じゃあ作ります」と言うと、彼女はカードコーナーにエスコートしてくれた。
 カードコーナーでは別のおねえさんが、丁重な言葉遣いで対応してくれた。何だか、自分たちがセレブにでもなったような気持ちがジワジワと湧いてきた。気持ちがよかった。
「デパートはいいもんだねえ」
「私たちに合ってるかもねえ」
 小声でそんなことをしゃべりながらスラスラと妻が住所を書いていると、カード係の人がこう言った。
「長い住所ですねえ・・・」
 秋田県南秋田郡五城目町馬場目字町村55・・・。 
 ビクッとして妻の手が止まった。

 (2011.03.09)   このページのトップへ

『釜揚げうどん大作戦の顛末』710

 読者の皆さん、お待たせしました。夕べはさぞ気になって眠れなかった方も多いのではないでしょうか? (まさか)
 ええ、では結果をお知らせします。
 おそらく、きっとまた何やらおかしなことをやらかしたな、とお思いの向きもあるかもしれませんが、すいません。
 楽勝でした。
 こっちが拍子抜けするくらいの「楽勝」。
 敵の牙城はあっさりと崩落しました。
「あっ、はいはい、これでね。そっちのおひげの方はタダね」 
 レジのおばちゃんは、満面の笑みでそう言ったのです。あっさりさっぱり。
 あれだけ用意周到に日夜「サービス券裏渡しの術」を研究錬磨していたのに・・・。
 おひげの方はなす術もなく、黙ってテーブルに向かうしかありませんでした。とほほ・・・。

 (2011.03.09)   このページのトップへ

『釜揚げうどん大作戦』709

 今日はこれから、妻の検診で秋田に行く。
 楽しみは、昼の『釜揚げうどん』である。
 過去2回行って、サービス券が4枚貯まった。あと1枚で1杯分が「タダ」になる。
 我々は、密かに作戦を練っている。
 この作戦にはかれこれ2ヶ月の歳月を要した。準備は万端なのである。予行練習もした。
 簡単に言えばこういうことである。
 2人一緒に精算しないこと。なぜなら、2人一緒に精算した場合、その段階で2枚サービス券をもらうことになるので、今日の一人分はタダにならない。
 1人が精算し、サービス券を1枚もらったあとに、それをもう1人にパスして、もう1人はそれで5枚分のサービス券を出すことにより、その人の分がタダになるのである。
 分かりますか? これ、非常に難しい技なんですよ。我々は何度もロールプレイングしてきたんです。
 さりげなく他人を装わなければならないところがこの作戦のツボ。うまくいくかどうか。結果はあとで報告します。

 (2011.03.08)   このページのトップへ

『ファーストレディ』708

 妻が何やら企んでいる。
「あのさあ、昨日の話だけどさあ」
「生涯一会計の話?」
「うん。どうせならもう少し上を目指してみない?」
「えっ? どういうこと?」
「私をファーストレディにしてくんない?」
 会長やれってが!

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『まぶたを上げましょう』707

 妻が何やらおかしな行動に出た。
 「紙テープ」をまぶたに貼ったのだ。
 三橋美智也の物まねをした清水アキラのような顔。
「まぶたを上げましょう」
 そう言った。
「写真は撮るな!」
 その顔で言われた。

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『生涯一会計』706

 夕べ、妻と話していて、今回ボクが推挙されるかもしれない「会計」という役職は、すごい名誉かもしれないという結論になった。
 たった50世帯しかいないこの村では、人口の7割以上が65才以上であろう。そのうちの半分は80才以上と思われる。これぞ典型的『限界集落』。
 以前、都会に住んでいた時も「自治会」「町内会」というのがあったが、新興住宅地だったので若い勤労世帯が多く、みんな会の役員になることを避けていた。
 役員になる人は、押しの弱いタイプかお人好しで世話好きな人で、無理矢理押し付けられてやらされていたような気がする。
 そういう認識でこの村に来た。したがって、村の役職を持っている人も、そういう人だと思っていた。イヤイヤだけどやっているって。
 ところがどうも昨日のコーゾーさんの話し振りを聞いていて、そうじゃないことが分かってきた。
「おめえの親父は村の会計を7年もやった立派な人であった」
 彼のその言葉が如実にそれを表している。
 少なくともこの村では、村の役員になるということは、村人の厚い信頼がなければなれないのだという、まるで江戸時代の『長』のような身分階級なのだ。
 知性や教養はもちろん、人品骨柄の立派な人しかなれないのだ。しかも、よそ者や在籍歴の短い者もなれない。
 ボクはこの4月で、村に戻ってきて丸7年になるのだが、最低でも7年というのが在籍歴の基準のようだ。ボクにもようやくその資格が与えられたわけだ。
 そのようなカラクリというか本質が分かってくると、ボクは今までの認識を改めなければならなくなってくる。
 よーし! やってやろうじゃないか。親父を抜いてやろうじゃないか!
 生涯一会計。目標は8年!

 (2011.03.08)   このページのトップへ

『コーゾーさんからもたらされた悲報』705

 村の自治会長が代わるって知ってました?
 知るわけない? そうですよね。ボクも知らなかったなあ。
 今までの会長(チョダロのサカイさん)が辞任するんですってね。
 チョダロのサカイさんを知らない人も多いと思いますが、初出ですから気にしないでください。
 で、ですね。何が悲報かというと、次の会長が「一角獣のマサショウリュウ」さんになるらしいんですね。
 何やら怖そうな名前でしょ? マジ怖いですよ。そして本当に銃持ってますよ。かつて「本物の熊」飼ってましたよ。
 ボクはこの方に、かつてこの村に来た頃、なぜだか知らないが大変可愛がられ、師弟関係にまでなっておりました。
 「行者ニンニク」を採りに秘境に入ったこともあるし、大工の棟梁でもある彼に連れられて、炎天下リフォームの仕事を手伝ったこともあります。
 トタンの補修要員が見つかった今、はっきり言ってボクは、村の役員になる理由を失いました。
 ましてや、「一角獣のマサショウリュウ」さんが会長となれば、ボクは怖くて怖くて、とても会議に出席できません。
「おめえどご、会計さ推薦しておぐがらな」
 でも、そう言ったコーゾーさんに、ボクは明確な辞意を伝えることができませんでした。
 どうしよう。総会は3月20日です。

 (2011.03.07)   このページのトップへ

『コーゾーさんからもたらされた朗報』704

 コーゾーさんの弟のミッツが、昔トタン職人だったって知ってました?
 知るわけない? そうですよね。ボクも知らなかったなあ。
 病気をしてやめるまでそーゆー仕事をしていたんですってね。
 そっか、ミッツを知らない人もいますよね。かつて『ミッツ讃歌』(525)というエッセイで書いた「とってもいい人」です。よかったらバックナンバーで読んでみてください。
 で、ですね。何が朗報かというと、うちの雨漏りの修理を「ミッツ」にお願いできそうなんですね。
 ボクらも何度か修理しましたが、やっぱりダメで、ついに来るところまで来てしまった「仏間の雨漏り」ですが、それが直るかもしれないんですね。
 もちろんタダってわけにはいきませんが、古いトタンを使って日当程度で引き受けてくれそうなんですね。
 村の役員になって、密かに「ヒロカズ」さんにアプローチを試みようと思っていただけに、これは本当に朗報なんです。
「そうと決まれば早くやってほしいね」
 仏間の惨状を眺めながら、妻が力強くそう言いました。

 (2011.03.07)   このページのトップへ

『それにしても・・・』703

 「ふうちゃん」の林檎ジュースはおいしいな。
 今朝、コーゾーさんが薪を運んでくれました。
 昨日、ついに在庫が0本になったので、申し訳ないと思いつつ電話をして頼んだのです。
 10時のおやつを運びました。彼はボクのいれたレギュラーコーヒーをグビグビとうまそうに飲み、クッキーをつまみながらいろんな話をしてくれました。その話はまた別の機会に。
 彼が帰る時、カッツのイカを4杯と14型TVを差し上げました。TVはトシゾーさん(おやじ)が使っていた中古品です。カッツのイカは大変役に立っております。
「3月いっぱいは間に合うベ」とコーゾーさんは言いましたが、彼が言う以上に薪はたくさんありました。
 太い薪はマサカリで割る必要がありましたので、彼が帰ってから急遽2人で薪割りをやることになりました。3時間くらいでしょうか。くたびれました。
 一汗かいて喉もカラカラになりました。
 それにしても・・・。
 「ふうちゃん」の林檎ジュースはおいしいな。残り3本です。

 (2011.03.07)   このページのトップへ

『めちゃくちゃ』702

 前原外相が辞めるってことに、アメリカが失望しているらしい。
 米ウォールストリート・ジャーナル紙(電子版)は「わずかな献金で外相辞任に発展したことは、今の日本政治の混迷ぶりを裏付けるものだ」と速報。
 ある元米政府高官も「このめちゃくちゃな政治状況はとても理解できるものではない」と述べたそうです。
 「めちゃくちゃ」。
 でも、本当に「めちゃくちゃ」な人をボクは知っています。
 小沢一郎,その人。
 もう、どう考えればいいんでしょうね。あの方。
 もう1人、頭の狂ったオウムの方も「めちゃくちゃ」ですね。
 周辺の人が逮捕されたり、死刑になっているのに、本家本元はしっかり生きながらえております。
 こうなってくると、もう何だかサッパリ分かりません。

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『助走をして女湯に入る』701

 あっ、タイトル間違えた。
 『助走』ではなく『除草』で・・・あっ、でもなく『女装』でした。いいから早くやれ! はい。
 最近、こういう事件が多いですね。助走して・・・だから! だから! だから! だから! だから! だから!
 でも、もし『助走』して女湯に入ったらどうだろう。それはそれでおもしろくありません?
 ダッダダダッダダ・・・ジャッポ〜ン!
 まあいいや。本題に戻します。
 彼ら、カツラをかぶっているか長髪だそうですね。「女は長髪」その辺の固定概念がダメですね。だから捕まるんですね。「女は長髪」って考えているステレオタイプの発想がすでにダサイ。
 それから、彼ら、必ず「化粧」をしてるんですってね。今から風呂に入るってのに、ご丁寧に塗りたくっているそうです。しかも「白いおしろい」を。これもダサイですね。すぐバレますね。捕まりますね。
 ここからはボクの想像ですけれども、きっと彼らは「キョロキョロ」挙動不審な感じで、必要以上に股間を隠し、必要以上にナヨナヨして歩いてるんじゃないでしょうか。これ怪しいですね。捕まりますね。
 しかも、目だけはギラギラやらし〜く光っているわけですね。これ、やっぱバレますわな。
 最後に、これは心配性のボクの想像というか懸念なんですけど、必要以上に病的に女の裸体が好きな中年男が、女湯で女の裸をじかに見ているわけですから、その女装した男の股間方面の沸き立ち方は想像にあまりあるわけですね。沸き返らんばかりじゃないかしら?
 その辺でバレちゃう人もいるんじゃないでしょうか。テント化したタオルに鼻血が付いちゃったりしてね。

 (2011.03.07)   このページのトップへ

『バックナンバー 〜700』はこちら。

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