『持つべきものはトタン屋さん』2000
エッセイ2000回記念日の今日は、朝からこんなステキな日になった。
トタン屋の(ひ)さんが、こんなふうにして屋根を直してくれたのだ。
ビフォアはこちらです。この屋根のところからからザブザブ雨漏りしていたのだ。
トタン屋さんはずごい。ずんずんずんずん直していく。
トタン屋さんはかっこいい。最新兵器も持っている。
2階の屋根は、こんなふうに風でめくれあがっていた。
それがこうなった。応急処置には違いないが、これでしばらく安心して寝られる。
妻も死ぬほど喜んでいる。
料金は「手間賃だけ」にしてもらった。すまんすまん。
ボクはつくずく、町内会の役員に「トタン屋さん」がいてくれてよかったと思った。
これで、エッセイ3000回目くらいまでは、この家でも頑張れそうだ。
(2012.07.01) △このページのトップへ
『何だこりゃ〜〜〜〜!』1999
さなぶり運動会の『慰労会』に呼ばれたので、夕べは役員たちと1週間ぶりに顔を合わせた。
・・・つもりだったが、顔がよく見えない。
集会所に電気がついていなかったからだ。
マサショー会長は、虫が入ってくるから電気をつけないのだ、と言った。
それから「今日の五城目は大館に次いで暑かった。32.6℃だった」と、かなり細かい数字を出して現状を分析してみせた。
表題のごとき暑さだな、と思った。
宴が始まった。
目の前に美味しいものがあるようなのだが、暗くてよく見えない。
乾杯しようとしても相手の顔がよく見えない。
特に「トタン屋」の(ひ)さんの顔は黒くてさっぱり分からない。
やっとのことで、目の前にあった刺身のようなものをつまむ。
表題のごとき味がした。
イカ刺だと思ってつまんだものが、大根の「つま」だった。
(2012.07.01) △このページのトップへ
『暑い!』1998
暑い!
ジワジワジワジワ暑い。
真夏日だって。30℃だって!
節電熱中症に気をつけて! ニュースでそう言っている。
それって、もしかして「節電してエアコンをつけないで熱中症になっちゃう」ってこと?
それって、もともとエアコンある人の話だよね。
ということは、ボクらのように「もともとない人」は絶対ならないタイプの熱中症ってことだ。
お気の毒様でした。
(2012.07.01) △このページのトップへ
『お店の冷やし中華についての考察』1996
ボクは「冷やし中華」が大好きだ。
生まれた時から好きだった。うそ。
あの甘酸っぱいタレがいいね。
よく買って食べるのは『マルちゃんの3食セット』であった。これが一番好きだった。
そっか、ホントは『冷やし生ラーメン』というんだな。なるほどね。
これは「ふりかけ」が付いているところがいい。
それはそうと、ボクが今から考察したいのはですね。
表題の「お店の冷やし中華」というものについてなんです。
アレって、あんなに高いお金(お店によっては800円とか1000円くらいのもあるでしょ?)払って食べる価値あるんですか?
まず、具材のことなんですが、ボクが知る限り、この写真の具材(キュウリ、ハム、錦糸卵、紅ショウガ)以上に驚くべき具材って、せいぜい「スイカ」ぐらいじゃないかと思うんです。
えっ? メロンとかもあるの? さくらんぼとかも? へえ、そうなんだ。
でもですね。そんなもの載せてもらわなくてもボクいいもんね〜だ。そんなの、ただ酸っぱくなるだけだもんね〜だ。邪魔だもんね〜だ。
そんなもんでお茶を濁されて、高いものを食わされたくないもんね〜だ。
お店の冷やし中華の考察は以上です。
話が変わりますが、ボクが仙台にいた頃、職場の先輩Yさんが、ボクに「仙台で一番美味しい冷やし中華を食わせてやる」と言って、連坊小路にある小さな中華屋さんに連れて行ってくれました。
そんなに美味しくなかったので、ボクは先輩に聞きました。
「先輩、仙台で一番って本当ですか?」
するとYさんは、壁を指差してこう言いました。
「ほらっ、あそごさ、仙台で一番美味しい! って書いてあるべ」
・・・・・・。
チャンチャン。
(2012.06.30) △このページのトップへ
『同じ散歩でもこっちはちょっと・・・』1995
さっき「ちい散歩」のことを書いて思い出した。
ボクは見たことないけど、「ちい散歩」の後継番組として、「若大将散歩」というのをやっているそうだ。
散歩する人はもちろん「アノ大物」であった。
う〜ん。
イメージ違う。
散歩じゃなくて「大道を闊歩」している絵が思い浮かぶ。
テレ朝の人、キャラクター間違えたね。
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『人生やったもん勝ち』1994
「ちい散歩」や「中畑木材」の中ちゃんこと『地井武男』さんが亡くなった。
少し前には『小野やすし』さんも亡くなった。
何だかいろんな人が亡くなるね。
そういうのを見るにつけ、知るにつけ、ボクはこんなふうに思う。
人生はやったもん勝ち。
考え過ぎたら何もやれんくなる。
体壊したら何もやれんくなる。
それでもみんな寿命はある。命に限りがある。
やれる時期って本当に少ないよ。
何かやらんとアカンな。
(2012.06.30) △このページのトップへ
『赤白あけて』1993
赤あけて!
白あけて!
赤白あけて!
白さげない!
ワインの話である。
いやいや昨日は飲み過ぎた。
赤白あけて大反省。
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『飲みたいっせ?』1992
新茶を水出しで作った『自家製冷え冷え緑茶』です。
すんごくおいしい。色もきれい。
この写真、涼しそうで好きです。
飲みたいっせ? (石巻弁で「飲みたいでしょう?」)
(2012.06.30) △このページのトップへ
『サバ読んだな』1991
ボクたちの共通の趣味は数々あれど、体育会系の趣味は少ない。
せいぜい「卓球」「グランドゴルフ」程度である。
ちょっと範囲を広げて言えば「散歩」「高校野球観戦」「ラジオ体操」ということになるが、それはちょっと邪道である。
つくづくボクらは「文化会系」の人間なのだなあ,と思う。
ただ、今年の夏は、ちょっとした「決めごと」を、ボクたちは自分に課したのである。
それは、キャッチフレーズ的には、『アクティブサマーライフ!!!』ということになる。
家にばっかりいないで、外に飛び出そう! というものである。
太陽に当たって、虚弱な体を体質改善しようというのが目的である。
でも、そんな大仰な「決めごと」を決めたとはいっても、実際は「グランドゴルフ」に週1くらいで行こうぜ! みたいなことなんですね。
それでまあ、昨日も仕事の合間を縫って行ってきました。いつもの大潟村のグランドゴルフ場です。
そしたら、あいにくそこは大会をやっていて、午後からでないとできないと言われてしまいました。
しょうがないから時間つぶしに海岸線を走っていたら、三種町の「砂丘温泉ゆめろん」というところに、『ゆめっぴい』というグランドゴルフ場があることを発見してしまいました。
団体さんがいて大変混んではいましたが、その間に割り込んでやらせていただきました。環境が変わるとまた気持ちいいものです。
海が近いし、高台にあるコースで、なかなかのロケーションでした。今度おばあちゃんやおねえちゃんを連れてきたいと思いました。
妻はなぜか急に「鼻が壊れて」ズビズビになりながら、それでも楽しんでおりました。
で、タイトルに戻るんですがね。
コースを回ってる時、前の組のオジサンたちが妻に向かってこう聞いたんですね。
「初めてですか?」
彼らは、「初めてにしては上手ですね」と言いたかったようです。その時、調子良かったから。
それに対して、妻は何気にこう答えていました。
「いえ、2〜3回目です」
2〜3回目?
こいつサバ読んだな、と思いました。
(2012.06.30) △このページのトップへ
『おばあちゃんの誕生日』1990
今日はおばあちゃんの誕生日です。
そういえば、石垣和光(わこう)という友人も、6月30日生まれだったな。しばらく会ってないけど元気だろうか?
おばあちゃんは何歳になったかというと、なんと! 80歳です。
傘寿(さんじゅ)というんだそうです。
ボクたちは昨日、「無印良品」で買った「梅系」のお菓子と「超難問ナンプレの本」を送りました。
本には「師匠からの激励のメッセージ」も付けておきました。
ナンプレで脳を鍛えて、この調子で「米寿(88歳)」→「卒寿(90歳)」→「白寿(99歳)」→「紀寿(100歳)」と、突き進んでいってもらいたいものです。
もし、ずんずん長生きして1,000歳になったら、そのお祝いにボクは『鶴の舞い』を踊る予定です。
もし、がんがん長生きして10,000歳になったら、そのお祝いも考えてます。妻と一緒に『亀の舞い』を踊りますね。
その時は、『萬寿』のお祝いですから、おばあちゃんの大好きな『まんじゅう』をプレゼントしますよ。
待てよ、その前に、自分ら生きてへんか?
(2012.06.30) △このページのトップへ
『夏の朝の仕事場』1989
今日も30℃近くになるのでしょう。
朝の空色と空気感がそう語っています。
7時前に起きました。
夏の仕事場はこんな感じ。
窓から、雑草だらけのうちの庭の向こうを眺めると、こんなものが目を楽しませてくれます。
(2012.06.30) △このページのトップへ
『キセル鑑賞』1988
ここんところ2夜連続で、ボクはキセル鑑賞をしている。
「キセル鑑賞」とは、石巻のおばあちゃんの得意技で、「映画の初めと最後だけ観る」鑑賞スタイルである。
間はどうしているかって?
もちろん寝ている。
寝台車に乗っているわけ。
(2012.06.29) △このページのトップへ
『一番採りのブロッコリー』1987
「おめえがた(あなたたち)、運動会ご苦労さんであったなあ」
そう言って、81歳のスミおばあちゃん(この間可愛い変装をしていたおばあちゃん)が持ってきてくれたのがコチラ。
何とも立派なブロッコリーであった。
「これ、今、一番で採ってきたブロッコリーだ」
そして、運動会の写真のお礼を言われた。
ボクは参加した村人全員に、全体写真とスナップ写真をプレゼントしていたのだ。もちろん村の経費ですけど。
でも、ねえ、喜ばれるってうれしいねえ。
(2012.06.29) △このページのトップへ
『エポワス』1986
まずはこの顔を見てほしい。
『エポワス』というチーズを食べているのである。
エポワス(Epoisses de Bourgogne)とは、ウォッシュチーズの代表格である。熟成中は丹念に塩水とマール(ブドウの搾りかすから蒸留したブルゴーニュ地方の地酒)で洗うことで独特の香りと旨みを凝縮させる。フランスのブルゴーニュ地方の同名の村産。エポワスの中身は穏やかな風味であるが、表皮は個性的で強い芳香を持つ。この芳香はフランスでは「神様の御御足」の香り、イギリスでは「豚の足の指の間」のそれであると表現される。(ウィキ)
仏と英で、表皮の香りの表現がものすごく違うのがおもしろい。
妻は独特の感性でこう表現した。
「これはイブリガッコ(秋田の特産品で、たくあんを燻した漬物)の香りだな」
確かに。
この表現が一番ピンとくる。
(2012.06.29) △このページのトップへ
『暑いぜ!』1985
今日も明日も28℃の快晴。
東京や仙台は24℃と生ぬるい。
へっ! まだまだだな。
そんな強がり言いながら・・・。
ホントはそっちいいな。
(2012.06.29) △このページのトップへ
『凝り過ぎだべ』1984
シュール!
妻が「大の虫嫌い」なんで、極力ボクは虫のことは書かない。
いわんや虫の写真も載せないできた。
ただ、まあ、昨日、偶然BSプレミアムで、こんなシュールな昆虫を特集していた。
まずこれを見てください。『バラノトゲツノゼミ』。
「バラのとげ」をマネているらしい。
で、この「ツノゼミ」の仲間にはいろんな人たちがいる。
例えば「ふん」のマネをしてるヤツとか「葉っぱ」のマネをするヤツとか・・・。
五木ひろしのマネはできそうにないけど、この人たち、さながら「昆虫界のコロッケ」です。
その中でも、この方は別格ですよ。究極です。もうバカバカバカです!
もう何が何だかさっぱり分からんですたい。
ねえ、あんた、何を狙って思いっきりハズしたんですか?
「ダイダラボッチ」か何かですか?
(2012.06.27) △このページのトップへ
『2年前の夏』1983
この『金魚ゲーム』をご存じの方がいたら、あなたは2年前からボクのくだらないエッセイを読み続けてくれている奇特な方です。
どうもありがとうございます。
思えばこのゲームを載せたのは、『元祖ことなひまめのオッペケペーですっとこどっこいな日常』のナンバー33『夏はおでん』の中でであった。2010年6月9日のことである。
あれから967回のエッセイを書き、1000回でプツッとやめて、またあらためて『ことなひまめのオッペケペーですっとこどっこいな日常2』をこうして書き始めたのだ。それが今回で1983回になるのだから、合算で2950回のバカをやらかしてきたわけだ。
お恥ずかしい。穴があったら入りたいし、なかったらスコップ貸してください。自分で穴掘りますから。
昔から「バカも休み休み言え!」というボクには誠に恐ろしい格言(?)があるが、ボクは「バカを休まず休まず書いて」きてしまったわけだ。
ああ、お恥ずかしい。
いやあ、読むほうの皆さん、皆さんも大変お疲れさまでしたでしょう?
上の『金魚ゲーム』や下の『カエルゲーム』でもやって、涼を取りつつくつろいでくださいませね。
マウスでクリックすると「えさ」が出ます。すると「金魚」や「カエル」が近づいてきますよ。結構オモロいでしょ?
それにしても、今時、ブログでもなく、ツイッターでもなく、フェイスブックでもない、自らDesigh&Developmentして作った『旧態依然のメディア』のみで、根気強く発信し続けている努力は、我ながら涙もんだなあ。
バカもここまでくれば、「バカがつくほど立派なバカ」と言っても過言ではない。そう思いませんか?
(2012.06.27) △このページのトップへ
『カッコウの詩人たち』1982
夕べのシアタータイムに、ボクは大好きなバーボン『I.W.ハーパー』の水割りを飲んでいた。
妻は大好きな『Top'sのチョコロールケーキ』(厚さ3cm)を食べていた。
2人が観ていたのはアガサ・クリスティーの『ミス・マープル』(青いゼラニウム)だった。
ちなみに、これはボク2回、妻は3回目であった。
その映画の途中に誰かが「ワーズワース」の詩を引用した。
ワーズワースといえば、英国ロマン派の詩人、「ウィリアム・ワーズワース」ではないか!
彼は「カッコウ(郭公)の詩人」と呼ばれた。彼にとって、詩の霊感をもたらし、生きることの喜びを教えてくれる鳥は「カッコウ」であった。
ワーズワースは「郭公に献げる辞」として、次のような詩をうたっている。
おお、陽気な訪問者よ! 確かに汝だ。
汝の歌を聞き、わたしは喜びにみたされる。
おお、郭公よ! 汝が鳥であろうはずはない。
彷徨える聖なる声ではないのか?
(以下省略)
確かにその通りかもしれないが、ボクは若干の異論がある。
ワードワースさんは知らなかったのかもしれないが、カッコウという鳥は託卵をする。
勝手に他人の巣(例えばオオヨシキリとか)に卵を産み、彼らの子を巣からはじき落とし本宅を乗っ取る。そういう「やらし〜鳥」だ。
カッコウの顔を見たことありますか? 確かにそういう「やらし〜顔」してます。
ワーズワースさん、あなた、カッコウの顔見てないね、きっと。
まあ、それはいいとして、タイトルに『カッコウの詩人たち』と複数形にしたからには、もう1人の詩人を登場させねばなるまい。
それは誰あろうボクである。
正確には忘れたが、ボクも4〜5年生の時に、夏休みの課題かなんかに『カッコウ』という題の詩を書いたことがある。
その詩は、誰もが経験したことのあるだろう『夏休み終了直前の駆け込み仕事』であった。
したがって、ボクはこの詩をよく推敲もしないまま、慌てて作ってバタバタと提出したような気がする。
ところが、そういう詩に限って先生にべた褒めされたりするものだ。フダンはそんなことないのに。
そのうろ覚えの詩は、『緋色の脇息』の119『カッコウ』に紹介されている。
あらためて読んでみると、ワードワースさんの詩の格調高さに比べて、ボクの詩の無邪気なこと、無邪気なこと。いやいや稚拙極まりないでないか!
それにしても、こんなにカッコウ嫌いのボクが、果して本当にカッコウを探しになど行ったのだろうか?
自らそんな疑問が沸いてくる。
マープルさん、どうでしょう? これについて謎解きしてもらえますか?
「あなたは本当は行ってませんよ」
・・・即答ですか(汗)。
なんで分かったんですか?
(2012.06.27) △このページのトップへ
『ブ〜でガサツで怪力の・・・』1981
今日はボク1人で歯医者さんに行ったわけだが、やはり妻が一緒でないと調子が出なかった。
終始うつむき加減だった。
声に張りがまるでなかった。
そして運も悪かった。
M歯科クリニックは歯科衛生士も粒ぞろいなのだが、今日の方はちょっと・・・だった。
「痛かったら左手挙げて教えてください」
そう言った。
そして、ものすごい怪力で口を広げられた。
イテテテテテ・・・。
歯ではなく顔が痛かった。ボクは、左手を挙げようかどうか迷った。
「すいません、あんたの怪力で押さえつけられてる顔面が痛いんです!」
そう言いたかった。
でも言えなかったのは、待合室にいつもいるはずの妻がいなかったせいだ。
ボクは妻がいないと「勇気」まで萎えてしまうようだ。
ボクは、表題のごとき歯科衛生士に押さえつけられながらも、何も言えないまま、まな板の鯉状態で苦しがっている時、ふとスーパーAMANOのタイガーという酒屋のオバハンを思い出してしまった。
人の買い物袋をガバッと奪い、ガラガラガラと割れんばかりにワインを放り込むアノ方のことだ。
(アノ方が歯科衛生士だったら・・・)
考えただけで鳥肌がたった。
(2012.06.26) △このページのトップへ
『今日は何の日?』1980
エッセイが1980回なので、1980年の6月26日を調べてみた。
けど、な〜んもなかった。
しょうがないから「6月26日」というのをウィキで調べてみた。したら、こんなフザケタ記述があった。
6月26日(ろくがつにじゅうろくにち)は、グレゴリオ暦で年始から177日目(閏年では178日目)にあたり、年末まであと188日ある。
それ当たり前やろ! 当たり前田のクラッカーやろ!
気を取り直して考えた。
1980年は、ボク的には大学2〜3年生の頃だ。
あの頃はカーリーヘアでバンドやってましたね。
皆さんの1980年はいかがです?
(2012.06.26) △このページのトップへ
『友だち100人できるかな?』1979
フェイスブックのことを「FB」と、アメリカの捜査機関のごとく(?)呼んでいる人がいる。
「フェイスブック」とか「FACEBOOK」と打つより楽なので、ボクも「FB」と呼ぼうかな。詳しいっぷり。
さて、ボクはFB歴2〜3ヶ月のヒヨッコではあるが、それでも結構アクティブに記事を発信しているほうではないだろうか?
ピカピカの1年生の新学期に、一生懸命手を挙げて「ボクやります! いきものがかりやります!」とか言ってるボクちゃんみたく精一杯頑張っているんだ。
それなのに、悲しいことに「友だち」がさっぱり増えない。
15人で頭打ちになってしまった。
ボクの友だちなんかは、友だちが500人とか600人もいるのに。
どうしたことだ。
オレって人気ないのかな?
FBはネット上のサービス(ソーシャル・ネットワーク・サービス)ではあっても、やっぱり現実の交流関係の多い少ないが勝負なんだろう。当然っちゃ当然だけどね。
というわけで、ボクはもうこれ以上「友だち」が増えないだろう。
ならば、現有勢力の15名の方に少数精鋭のサービス(?)を提供していこうではないか。
どうぞ、15人の方、よろしくお願い申し上げます。
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『バツイト』1978
別行動。
ボクはいつもの歯医者さんに「抜糸」(歯医者さんは専門用語で「バツイト」と呼んでいた。文字通りの「バッシ」(抜歯)と区別するためだろう)に行く。
それなのに、ああ、それなのに、代表は超多忙で、今朝も朝4時台に起きて頑張っているので、今日はどう考えてもボク1人で行かなければならないだろう。
別行動。
しかもボクは「バツイト」である。
「バツイチ」でもある。が、まあ、それは置いといて・・・。
悲しい。
不安だ。
息苦しい。(なぜだ?)
「たかが糸を抜くぐらい我慢しなさい!」
皆さんはそう思ってられますよね。
「いい歳こいて何甘えてんの!」
皆さんはそう思って怒ってらっしゃいますよね。
ふんっ!
(2012.06.26) △このページのトップへ
『油断した』1977
せっかく減量に成功していたのに、「さなぶり運動会」を境に、またまた太り出した。
たった1日で1kgも戻っちゃった。
ボクは昨日のお昼に「冷やし中華」を食べたし、妻は妻で「さなぶり運動会」で、しこたまいろんなものを食べたのだそうだ。
油断したってわけ。
でも、まあ、しかし、どうだろう。
食っちゃえ! 食っちゃえ!
とも思えてくる。
減らそうと思えば減らせるんだから。
食っちゃえ! 食っちゃえ!
これは「悪魔のささやき」だろうか?
「天使のささやき」じゃないことだけは確かだろうが。
(2012.06.26) △このページのトップへ
『さなぶりおばあちゃん』1976
youtubeにアップした映像の評判がいい。
そうそう、あの火葬、あっ、ちゃうちゃうちゃうちゃう、「仮装おばあちゃん」たちです。
「かわいい!」
らしい。
たしかに・・・。
「かわいい!」
おふくろが生きていれば、このメンバーのリーダーだったことだろう。
そういうキャラだった。
ボクには、この映像の後ろに映っているような気がする。
(2012.06.26) △このページのトップへ
『叩きまくるぞお〜』1975
盆踊りの太鼓の練習には早過ぎる。
♪ 泣くな嘆くな男じゃないか。どうせ実らぬ恋じゃもの。愚痴や未練は玄海灘に、捨てて太鼓の乱れ打ち♪
無法松はカッコ良過ぎる。
それじゃあ、何を叩くのかといいますとね。
今晩のおつまみの話です。
まず1つは『カツオ』を叩きます。
トントントン。(ホントは音しませんけど)
もう1つはミズ(山菜)を叩きます。
トントントン。
最後に愛妻のお肩でも叩きましょうかね。
トントントン。
毎日お仕事ご苦労チャン!
(2012.06.25) △このページのトップへ
『何でも甘くおいしいね』1974
糖質オフダイエットをやり始めて、確実に体重は減量している。
いいことだ。
ところで、糖質オフをやってるということは、当然のことだが「糖分」を控えめにしている。
そうするとですね。
たま〜に食う「少し甘いもの」が、「ヒジョーに甘い」のだ。
何というか、例えば「ふかしたジャガイモ」を食べても「甘〜いスイートポテト」になってしまうのだ。糖度20くらいのバナナは、確実に糖度が5度増している。
製氷機の氷をなめても、口の中で「アイスキャンディー(ああ、この表現も懐かしい)」になっちゃう。な、バカな!
とにかくそんくらい、人間の味覚というのは変化するようだ。
何を食べてもおいしい。ということは・・・。
やべ、また太るかな?
(2012.06.25) △このページのトップへ
『さなぶり運動会』1973
昨日は「さなぶり運動会」でした。
本来、エッセイというものは、冷ややかとまでは言わずとも、どこか冷めた(覚めた)視線で事象を細かく観察して、独自の表現で記述すべきものである。
ところが、今ボクは、昨日の「さなぶり運動会」を記述するに当たって、ヒジョーに困っている。
何を困っているかというと、ボクがもう完全に満足してしまっているからである。
とにかく、大成功、大盛況だったのである。
極端な話、誰も集まらないのではないだろうか? とまで思っていたのに、直前に不幸があった家(例えば佐吉さんの家とかその本家のチビギャンさんの家とか)以外は、ほぼ全世帯が集ったのである。
それだけでも驚きなのに、例えば下の写真や映像のようなパフォーマーまで登場し、運動会は空前の盛り上がりを見せたのであった。
「アフロ」とか「のし袋ドレス」とか、こういうのが続々登場。運動会を盛り上げます。あ〜腹痛え。
そして最後の極めつけはこの映像。仮面舞踏会から抜け出してきた往年の美女軍団!
でも、この顔ぶれが1人ずつ欠けていってしまうことを思うと、何だか少し切なくなるね。
(2012.06.25) △このページのトップへ
『あげてない油揚げ』1972
お昼、そういうものを食べた。
広げてケチャップを塗って、タマネギスライスや、ゆで卵スライスや、ピーマンをのせてオーブンで焼いて。
「あげてないのに油揚げはないよな」
「油さげ?」
(2012.06.23) △このページのトップへ
『クラッカーあれこれ』1971
ボクの知ってるクラッカーといえば『リッツ』とか『ナビスコ』とかですが、昔『マエダのクラッカー』というのがあった(らしい)。
らしいと書いたのは、実はボクはそれがどういうものか知らないからだ。実物を見たことがなかった。
しかし、それは今でもあって、ネットでも売っておりました。こちらで買えます。正直あんまりおいしそうじゃないけど。
さて、昨日、愛妻が何かの拍子にこんなことを言いました。
「あっという間のクラッカー!」
ネットで探しましたが、そんなのありませんでした。
(2012.06.23) △このページのトップへ
『本に載れる人』1970
ボクは今日、そんなふうに愛妻に絶賛された。
「本に載れる人」
何が本に載れるのかというと、よくありますよね。
ワタシはコレで2週間で3kgやせました。とかいう体験談。
そうなんです。今朝測ったらちょうど1週間前の体重と比べて2.4kgも減量していたんです。
炭水化物オフ生活が完全に勝利した格好です。
ちなみにこれが昨日のおつまみ、『おからとツナのポテサラ風』★★★。
そしてこちらがメインディッシュ。『鶏レバーの白ワイン煮』★★★★、『水菜の黒ごまサラダ』★★★、『セロリと豆のいろいろスープ』★★★。
ちなみに箸の色が違うのは、うちに来た人なら分かるけど、わざとそうしてるんです。いろいろワケがあるんです。
(2012.06.23) △このページのトップへ
『とはいえ重々しい天気』1969
ずっと前からの天気予報では、さなぶり運動会の24日は「曇り時々晴れ』だった。
しかし、台風一過の後、なかなか晴れてこないばかりか、毎日重々しい天気が続いている。
空がモッコリしている。
ほら、また雨が降ってきた。
大丈夫だろうか?
せっかくならカラッと晴れてほしいものだが、それは期待できないみたいだから、せめて雨よ降らないでくれ!
それにしても寒い。最高気温17℃くらいしかない。
なんじゃこりゃ! である。
(2012.06.23) △このページのトップへ
『ゴッドさんは案外張り切っているのだ』1968
よかった!
今、マサショーリュー会長と犬猿の仲にある『ゴッドさん』が見えられて、ボクたちに『ミズ』という山菜をくれながら、こんなことを言っていた。
彼女が「明日」と言ったのは、言うまでもなく「さなぶり運動会」のことであった。
マサショーリューとの仲の悪さで、一時は参加も危ぶまれていたのだが、ここにきて俄然盛り上がってきた。
「明日はマイディッシュ持参で来てけれ」
焼肉用のタレを入れる皿と箸を持参だそうだ。
ゴッドさんが帰ってから妻は小さな声でこう言った。
「なんだかんだ言って、運動会好きなんだよね」
(2012.06.23) △このページのトップへ
『言葉とは裏腹のタイガーレジのガサツおばさん』1967
「いらっしゃいまっせえ〜。どうぞこちらへ〜」
「お気をつけてお持ちくださいまっせえ〜」
とか、文字で表記しちゃうと随分丁寧な言葉になるから不思議だ。
しかし、このAMANOのタイガーという酒屋さんにいるおばさんは、とてもとてもとてもガサツである。
「アマノカードはございますかあ〜」
そう言われて、妻がカードを差し出す。
ガリッ!
ものすごい勢いで彼女は取り上げる。
それなのに言葉だけは、「どうもありがとうございま〜す」となる。
さっき、ボクは精算が終わったワインを、自分ちから持ってきた布袋に入れようとした時のことだった。
彼女は、その袋をものすごい勢いでボクの手から奪い取ろうとして引っ張った。
「あたたたたたたたたた・・・」
引っかかった小指が折れた。
今度はその袋に、ガンガラガンガラガンガラとワインのビンを入れ始めた。
おいおいおいおい、やめろ! 割れる!
しかし、彼女は最後にこう言った。いたって涼しげな顔で。
「お酒のビンと違ってワインのビンは案外丈夫ですよ。おほほほ」
この人コワイ!
勝手にフレンドリーになるな!
(2012.06.22) △このページのトップへ
『真珠の首飾りの少女に会いたい!』1966
フェルメールである。
この少女が今、来日しているのである。
彼女の宿泊先は、上野の「東京都美術館」である。
17世紀オランダ・フランドルから、めくるめく巨匠の競演、と銘打って、オランダ・フランドル絵画の至宝『マウリッツハイス美術館展』 が開かれているのである。
ちょうどボクたちは、7月16日(祝月)に、オペラ『カヴァレリア・ルスティカーナ&パリアッチ(道化師)』を観にいくので、翌日に「真珠の首飾りの少女」に会うことは可能なのである。
いろいろ会いたい人が多くて困る。
(2012.06.22) △このページのトップへ
『夕飯の話題』1965
愛妻が今考えている「夕飯のメニュー候補」である。
1、鶏レバーの白ワイン蒸し。
2、エビチリ。
3、マーボ茄子。
4、野菜の塩中華。
5、揚げ出し豆腐。
6、ささみあんかけ。
7、肉豆腐。
8、トマト、キャベツ、ひき肉炒め。
9、ラタテュイユ。
しかし、よくこんなに思いつくもんだ。
「寝ながらず〜っと考えてるのよ!」
やっぱりな。
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『サンプルのように減ってる人だね』1964
愛妻にそう言われました。
体重計から下りて「体重表」に赤ペンで記入してる時。
ボクの体重の変遷を言いましょうか?
初日200g減。
以降こんな感じ。
500g減→300g減→200g減→500g減→200g減。
ね! 本当にサンプルみたいでしょ?
で、あと100g減で目標達成というところまできてしまったんです。
妻はあと300gかな? それだって優等生ですけどね。
この辺でこんな声が聞こえてきましたよ。
「お前ら、一体何キロを何キロにしたいんだよ!」
教えな〜い。大した目標でもないのよ。笑われっからね。
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『どんな時に飲むお酒が旨いのか』1963
あさって村の「さなぶり運動会」があります。
天気は何とかなりそうな模様です。
そのことを考えてトイレに入っておりました。
で、急に疑問に思ったことがありましてね。
それは「運動会で飲むお酒は旨いだろうか?」ということでした。
お酒っていうのはどんな時に飲むのが旨いんだろう。
1つは「旧交を暖める酒」でしょう。
久しぶりに会いたかった友と会い、しゃべりたかった話をし合って飲む酒でしょう。
これが何よりも旨い酒。
次に、「仲間と何かを成し遂げてそれを祝って飲む酒」でしょう。
成し遂げるまでの道のりが長ければ長いほど、険しければ険しいほど感動深い旨い酒になります。
いずれにしても「誰と飲むか」という「相手」が大事になります。
そーゆー意味では、今回の「さなぶり運動会」においても、それなりに役員も頑張ってきましたので、それなりに旨い酒になることは間違いないでしょう。
でもね。本音を言うとね。
ボクはいつもの『歩いて4歩の居酒屋』で飲む酒が一番旨いのね。
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『ズッキーニはキュウリではなくナスだった』1962
ライスなしの食事が続いている。
それならそれでいいんじゃない? って気にもなってきている。
ライスなんかなきゃないでいいも〜ん。
ただ、どうしてもコレだけは、やっぱり、口惜しいけどライスでしょ。
そーゆーメニューがもう1つ増えてしまった。
それは『ニラレバ炒め』である。
これは、どうしても、おかずだけで食うのは虚しいメニューである。
え〜い! 太ってもいいから「ご飯大盛り」で食わしてくれ! という最たるメニューである。
話、急に変わります。
夕べのライスなしメインディッシュ、『鶏もも肉ネギ塩ソース』です。
まず、こんなふうに「ネギ塩ソース」を作っときます。
これは簡単ですが、すごく美味いです。ザックリ教えると、ネギを刻みごま油を加え塩こしょうで味を整えます。そんだけです。
鶏もも肉を、昔ガッテンでやってた「ジューシーライン大作戦」で超弱火ジワジワ焼きします。この時にんにくスライスも一緒に。肉を裏返す時にズッキーニとパプリカも投入します。
できましたよ! 皿に盛るとこんな感じ。うわ〜!
ネギ塩ソースをかけるとこんな感じ。うわ〜!!
切るとこんな感じ。うわ〜!!!
取り分けて食べます。こんな感じ。うわ〜!!!!
あ〜〜〜ん。よだれ出た人、手挙げて〜!
ところで、この緑色の「ズッキーニ」さんなんですがね。
この人本当に美味しいね。キュウリみたいな顔して、実はナスに極めて素性が似ていることが分かりました。
ますます好きになりそうですよ。
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『おからみ焼き』1961
このところの妻の「ニューヘルシーメニュー開発」にかける「イノベーション力」には目を見張るものがある。
ものすごいパッションとモチベーションである。
料理界のベンチャーの騎士である。時代の寵児である。
今日はその一環として『おからみ焼き』を紹介しよう。
これを見てくれ! ド〜ンッ!
どうってことはない、見た目何の変哲も魅力もない「お好み焼き」のようなものである。
しかし! 特出すべきことはないように見せかけてこちら、すごい人なのである。
まず、原料は小麦粉ではなく「おから粉」である。
それから、写真では分からないが、密かに賞味期限間近の「ちくわ」が混入されている。
最後に申し述べたいのは、上に塗られているものである。赤茶けたやつ。
これがすごいのである。
なぜはならばこれは、東成瀬村の農家が作った『手作り完熟桃太郎ケチャップ』だからである。
このケチャップは、あの農林大臣賞を受賞しているのであった。これが決め手であった。
結局のところこの料理、単に「人のフンドシで相撲をとった」ようなものであった。
人の芝生は赤かった! みたいな。(よく分からん)
以上、『おからみ焼き』のレポートでした。
ベンチャー料理家の次なる新作に期待してほしい。
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『立つんだジョー!』1960
宍戸ジョー(昔の)になったのはいつだったろうか。
そうだ。あれは今週の月曜であった。
2時間半の大手術の後であった。
宍戸化の度数、略して『宍度』は、最高レベルの「5」をマックスにしたら今は「4」である。
昨日が最高の「5」であった。
いくぶん宍度は下がったものの、明らかに誰が見ても『腫れて』いる。
痛みのほうは、「歯根の先の上あご全体の鈍痛」から「歯ぐきが引きつったようなピリピリする痛み」になってきた。
どちらが楽ということもない。
それぞれに痛い。
そんな中、薬(鎮痛剤と抗生剤と胃腸薬)が終わってしまった。
ここからは自分自身の生命力と気力で勝負するしかない。
不安だ。
そんなものボクにあっただろうか?
3日後の「さなぶり運動会」までに治るだろうか?
すごく不安だ。
立てるか? ジョー!
(2012.06.21) △このページのトップへ
『テクテク』1959
当たり前と思ってたら壊れてく。
風を受けて水面が揺れた。
かけらだってかまわない。
確実にここにあった、それだけでいい。
君のそばで、君のそばで。
1つの言葉からいくつもの声を聴き、誰にも知られることなく抜け出せた。
同じこと二度とこない、悲しいけど、さびしいけどボクは歩いてく。
雨の中を、日差しの中を。
少しのチカラで初めて戸を開けて、不可能と決めつけてたのに抜け出せた。
優し過ぎる君のメール読み返してる。
また会えるよ、またいつの日か。
特別って呼びたい、もう迷わない。
振り向きつつボクは歩いてく。
雨の中を、日差しの中を、闇の中を、思い出の中を。(草野正宗)
(2012.06.21) △このページのトップへ
『バナナとゆで卵の絶妙な相性』1958
最近、朝食はバナナとゆで卵だ。
何だろ、これ。
絶妙にすごく美味いね。
刑事コロンボも、朝方事件現場に行く時は、この2つが必須アイテムだった。
古畑任三郎もそういうシーンがあったような。
ポアロやマープルさんはないだろうけどね。
コロンボは、いつもヨレヨレのコートの中からゆで卵を取り出し、こんなふうに他の刑事に聞くのだ。
「あのさあ、あんた塩持ってない? なあに、いつもはポケットに入れてくるんだけどねえ、かみさんが塩切らしちゃったって言うんでねえ。後で買って帰んなきゃなんないのよ」
居合わせた刑事が「塩」を持ってるはずもなく、大概は「事件現場の台所」から調達してくるんだけどね。
(2012.06.21) △このページのトップへ
『久々の神田の親びんさん語録』1957
ちょっと見ない間に、神田の親びんさんは神田から山手線で20分の「池袋」に根城を移していたようだ。
これからは「池袋の親びんさん」と呼ばなければならない。厳密には。
ええ、それで、今日ご紹介するのは、まず『ごゆるり』である。
用例はこうだ。
どうぞごゆるりしておくんなせえ。
これで思い出すのは、『雨上がる』という映画に榊原権之丞役で出ていた「吉岡秀隆」が、三沢伊兵衛に対して「どうぞごゆるりと」というセリフがあったが、その時にヒジョーに言いにくそうに噛んでしまった場面だ。「どうぞごるるりと」みたいな感じになっちゃったのがザンネンだった。
まあそれはいいとして、もう1つの親びん語録は『ドロン』である。
アッシもそろそろドロンさせていただきやす。
そんなふうに使う。
ボクにとって『ドロン』は、高校時代の「授業を抜け出して♪」に始まり、人生遍歴を象徴するフレーズだった。職業遍歴もしかり。
『ドロン』は実にヒジョーに「ジ〜ン」ときて「グッと」くるフレーズだ。
でも「じゃあ、あんた、今もそれ使ってる? ねえ、ドロンするって使ってるの?」
そんなふうに意地悪く問われれば、「まあ、ええ、う〜ん」だったりする。というか、正直使ってません。
で、今どきの人ってどうなんだろう? と思って調べてみた。(相変わらずヒマだねえ)
あるサイトにこんなやり取りがあった。
Q:今の人は、姿を隠す時に「ドロンする」と言いますか?
そうそう、それ聞きたいの。ベスト回答はこうだ。
A:最近は使う機会がないので使いませんが昔は使ってました。使うと回りはポカンとなります。若い人は何を言ってるのという目で見るので使えません。たまには使いたいです
やはりそうであったか。ほかにこんな回答もあった。
A:古いワタシはいまだに言ってます。(アラン・ドロン)
A:最近は言わないですねぇ。これはもう死語です。死語辞典に掲載されています。(匿ちゃん)
A:過去に1、2度くらいは言ったことありますね。最近は言わないです。(はな)
A:私の周りでは言う人は居ません。日本中探せば、誰か居ると思います。此処の回答者にも使うと言う人が居るので。(匿名希望)
A:飲み会などで途中で抜ける際に使います。人差し指・中指を顔の前で立てて「じゃあ、私はこのへんでドロンしま〜す」と。(匿名希望)
Q:とても参考になり非常に満足しました。回答ありがとうございました。
そういうオチになっているようだ。
(2012.06.21) △このページのトップへ
『白いご飯の誘惑』1956
しばらく『白いご飯』を食べていない。
減量のために「炭水化物オフ」生活をしているからだ。
今まで4日ほどは、料理が料理(洋食っぽい)だったから何とかなった。
が、しかし、夕べはこんなものを食べた。まさに『和食中の和食』である。
このメニューを『白いご飯』抜きで食べられるだろうか?
ボクたちが考えていた「こればっかしはご飯抜きでは考えられないでしょうメニュー」のベスト3はこうだ。
第3位『トンカツ』。
第2位『うな丼』。
そして栄えある第1位は・・・。
カレーライス! (当たり前っちゃあ当たり前だが)
この「サバ焼き定食」も、10指には入っていた。
で、どうなったかと言いますとね。
案外平気だったんですよ。ワインなんかとも合っちゃったりなんかしてね。
ご飯要らずでした。
そんなわけで体重も、ボクがあと300g、妻があと600gまで落ちてきております。
達成したあかつきには「炊きたて大盛り3杯」食ってやりますがね。待ってろよ、米!
(2012.06.21) △このページのトップへ
『魅惑のワルツ(Fascination)』1955
昨日チェックしてくれた方、すみません。
ボクが使っているホスティングサービスの会社が、丸2日近くメンテナンスをやっていたんでアップできなかったんです。
成り代わってお詫び申し上げます。
さて、表題の『魅惑のワルツ』(Fascination)ですが、まずはこの曲を聞いてください。
原題は『ボヘミアのワルツ』。ダンス・ミュージックとしてもよく知られているこの曲は、1932年にフランスのフェルモ・ダンテ・マルシッチによって作曲されました。
後年、アメリカのディック・マニングによって英語の詩がつけられ、アメリカのジャズ歌手ジェーン・モーガン(Jane Morgan)が歌って大ヒットしたことはよく知られています。
ゲーリー・クーパーとオードリー・ヘプバーン主演のアメリカ映画『Love in the Afternoon』(1957年)でこの曲が使われ、この名曲が世界に知れ渡ることになりました。
この映画は、邦題が『昼下がりの情事』といいますが、ボクはこの邦題は冴えないと思いますよ。特に「情事」ってとこがね。まあ、それはいいとして・・・。
ボクらもおととい観たのかな? オードリーは「やっせっぽ」さんでしたが、何というか彼女にしか出せない「中性のキュートな色気」があって可愛かったね。
あらためてファンになりそうですよ。
それから「楽団の皆さん」、最後まで大変ご苦労さんでした!
(2012.06.21) △このページのトップへ
『生協のイッセイ君の受難』1954
体は大人、頭脳は子供、僕の推理が冴え渡る。キラ〜ン!
今回も勝手に、同じ血液型B型のイッセイ君のお便りを紹介します。例によって書き出しは冴え渡ってます。
彼は今、ちょっとした受難を抱えているようですよ。
ここ最近暑くなってきたので、お虫さんとのエンカウント(*)率がとんでもないですね。
先週のことなんですが、ふと部屋の隅の天井を見ると、何やら黒い小さな塊が。そして、その真下の床を見ると、覚えのない木の削りカスのようなものが。
限りなく嫌な予感がしつつ冷静に状況をまとめて、黒い塊が何か推理したところ・・・アリでした。
あまりの衝撃で、心の中で、
「もしかしてアリですか?」
「アリですね」
「これが俗にいうアリ倍ですね!」
「いや、面白くないです」
という自問自答をしてしまいました。
正直、アリが壁を突き破ってくるという超展開は、25年生きてきましたが初めて目にしたので、25年間で一番取り乱しました。
ヒッチコックの『鳥』を思い出してしました。
「トリですか?」
「いや、アリです」
「トリが出てたアリですか?」
「アリまあ!」
「面白くないです」
(*)ちなみにエンカウントとは、主にコンピュータRPGにおいて移動画面(フィールド画面)上で敵キャラクターと遭遇し、その際に移動画面から戦闘画面(バトル画面)に切り替わることを指します。ゲーム好きの彼らしいね。
(2012.06.20) △このページのトップへ
『尽きない、尽きない、尽きない』1953
炭水化物オフ生活に入ってから、妻のアイディアはコンコンと泉のごとく。である。
お昼はこんなものになった。
『キノコとツナのオーブン焼き』である。
なんだろこれ。美味すぎる!
(2012.06.20) △このページのトップへ
『正調ミズたたきの変調冷や奴のせ』1952
「ミズたたき」とは、何度も言うが、山菜のウワバミソウの茎を包丁の刃じゃないほうで3万回以上叩いて、叩いて、叩いた上で、最後に繊維を切るように刃で細かく切り刻み、それを擂粉木鉢(すりこぎばち)でグリグリグリグリ摺って、ネバネバが1メートルぐらい糸を引くくらいになったら、それに特製トッピングを加えて食べる、この時期特有の「秋田(特に五城目近辺がメッカではないかと思われる)の郷土料理」である。たぶん。
正当派の「特製トッピング」は、『摺った山椒をベースに味噌、塩、砂糖などを加えて混ぜたもの』が主流である。
しかし、ボクたちは「山椒」がないことが多かったので、今までは「生姜を摺ってダシつゆ」をかけて簡易に食べていた。
それが、この前「野菜畑」というJAがやってる直売所でミズを買った時、それに小さな山椒の袋がおまけで付いていた。
で、やってみた。正調ミズたたき。
本来は、これをご飯にのっけて食べるのが「正調」なのだが、炭水化物オフ生活のボクら。こんなものにのっけて食べました。
うん。うん。う〜ん。
(2012.06.20) △このページのトップへ
『ダブルザンネン』1951
せっかくやせてきたのに。
どうせ食べるなら「賞味期限の切れてカスカスになった炊き込みご飯」ではなく、白いツヤツヤのご飯が食べたいのに。
そういう2つのザンネンが重なって、今朝はヒジョーに重い空気が漂っていた。
つまりそーゆーメニューを、冷凍庫整理のために食べることにしていた。
でも、それじゃああまりにもザンネンだということに気付いた。
で、それ捨てました。
「もったいない」を「みっともなくなりたくない」が勝りました。
お互い、あと700g。順調にきてますよ。
(2012.06.20) △このページのトップへ
■エッセイ『ことなひまめのオッペケペーですっとこどっこいな日常2』(〜1950話はこちら)