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★エッセイ『ことなひまめのオッペケペーですっとこどっこいな日常2』
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★エッセイ『ことなひまめのオッペケペーですっとこどっこいな日常』完
★お便りはこちらまで。info@officematroos.com
おばあちゃんの部屋には『電波時計』というものが掛かっている。
自動的に人工衛星から正確な時刻を受信してしまうので、絶対狂わないという優れものだ。
ところが! 狂っていた! なぜか?
電池と配電盤のすき間に、カメムシが入り込んでいたからだ。
絶縁カメムシ。
こしゃくな野郎だ!
(2011.11.19) △このページのトップへ
おなじみ名優メリル・ストリープとロバート・レッドフォードの共演による名作。
3時間近い長編だ。
2時間までは頑張っていた。
しかし、いちばんいいところで寝てしまった。
終わりのところで目覚めた時、妻はティッシュペーパーを手に持って、何度も目頭を押されていた。
ボクも目頭を押さえたかった。ティッシュペーパーを引き出したかった。
愛と哀しみの果て・・・。
(2011.11.19) △このページのトップへ
さっき、着替えをしようとしてシャツを脱いだ。
妻のシャツだった。
気付かなかった。
このことを妻に話していいものか、ボクは今悩んでいるんです。
(2011.11.19) △このページのトップへ
携帯では見れない時もあるが(機能的に)、そのためのパソコンをリュックに忍ばせ、お前のエッセイを通勤中にチェックしてますよ。
近日中には『900回』を達成すると思うので、土曜日に『300倍数回お祭り男』の俺が、ワインを送らせてもらうよ。
いつもいつも『継続は力なり』〜To go on is to be power.〜をブログで発揮してくれてる我が友よ。今後もよろしく頼むよ。
お前の作詞した『たどり着く場所』は、悔しいけど良い歌になってしまった。聴きたいだろう? お楽しみにね。また、作詞して。曲を考えるのが楽しいよ!
ホントにもう、東栄ちゃんたら! 深夜の2:59にご苦労ちゃん! ほんでもって相変わらず「RICHIGI」やねえ。
よっぽどヒマだったんだねえ。4:09にはこんなメールも。
俺の親友、俺の同級生、俺の同窓生、俺の音楽の相棒、俺の昔の恋仇、俺の米を送る人、俺の通勤時間を癒す人、俺の秘密を知っている人、俺の秘密を言わないでいる人、俺を呼び捨てにする生意気な年下、俺が秋田で泊まれる所、2行では語れないことを無理強いする男。
う〜ん。何気に「今度泊まるぞ!」とツバつけたな、こいつ。それから、お前に秘密ってあるのか? デベソでソチ○くらいは知ってるが・・・。はよ寝ろ!
PS あのさあ、でもさあ、オレさあ、ひとつ東栄に感謝してることがあんのね。ひとつだけかって? そう。
去年もらった「カレンダー」あるでしょ? ワインの。あれ、すごくいいのよ! ちょっと思いついた時のメモに。来年もちょうだいねっ!
(2011.11.19) △このページのトップへ
昨日予定していた「合間仕事」は、「タイヤ交換」以外は全部完了しました。すごいっしょ?
トシゾーの施設にお金を支払いに北都銀行に行った時のこと。(あっ、そー言えばボクたちが「よしこちゃん」と呼んでる人いなかったなあ。転勤になったのかなあ)
お母さんとおばあちゃん連れの3歳児が、風船を持ってブラブラしていました。
ボクたちは、この手の子どもには非常に愛着と親しみを感じるタイプなので(なんで? 自分とおんなじだからかなあ)、「ベロベロバー!」とかってからかっていたわけです。お母さんたちは受付のほうにいたから。
そしたら、その子がですね、ボクに向かってですね、何と言ったと思います?
「かあたん!」
かあたん? お母さんってこと?
「ちゃう、ちゃう、かあたん、あっち、あっち!」
そんなことをやってるうちに、本当の「かあたん」が戻ってきちゃって、ひげ面の「かあたん」は、本物の「かあたん」に不審な目で睨まれてしまいました。
まあ、そんなことはどうでもいいんです。
昨日の合間仕事のご褒美はこちら。今年初着火の「薪ストーブ」で〜す! ほんでもって「たら鍋」をこの上にかけて、至福の夕飯だったわけですね。 たまんないねえ、この冬の風物詩!
(2011.11.19) △このページのトップへ
昨日、アッキーの奥さん(スズちゃん)から、大量の柿をいただいた。干し柿用の柿を50個くらいと、干し柿10個くらい。
毎年ボクたちが、アッキーんち側の縁側に柿を吊るして干しているので、ボクたちが「干し柿好き」だと思ったようだ。
確かに「死ぬほど嫌い」ではない。それなりに好きって感じかなあ。
ただ、ボクたちは一度も「自家製干し柿」というものを食べたことがないのだ。毎年作るんだけど、全部カビが生えて失敗してるのね。
そんなわけで、干し柿の原材料を大量にいただいたものの完成品にする自信がない。
「これ、焼酎で渋抜きすれば食べられますよね」
妻がスズちゃんに聞いた。柿の別用途を意図して。
「ああ、それだば、この柿でねぐ、別にまだそれ用の持ってくる。焼酎も47℃のあるがらそれも持ってくるよ」
スズちゃんはニコニコそう言って、恐縮する妻に「なんもなんも」と言って帰っていった。
そういう意味じゃなかったのに・・・。(妻は思った)
やがて現れたスズちゃんの手には、またしても大量の柿と、大根が2本、コップに入った焼酎が。
ホントにいい人だね、スズちゃん。
お礼に、カッツにいただいた「立派なイカ」をあげると、スズちゃんは超恐縮して、
「タダのものやって、こういうものもらったら、おとうさんに怒られる」と言った。
「いいの、いいの、うちもタダのものなの。手伝って〜!」
妻がそう言ってようやくもらってくれた。
素朴に貧しく美しく。そういうと失礼だけど、スズちゃんといい、アッキーといい、ホントにいい人たちだと思うんですね。
(2011.11.19) △このページのトップへ
言葉をつむぐ
言葉を選ぶ
言葉に畏怖を感じる
言葉に励まされる
言葉に傷つく
言葉によろめく
言葉に敏感である
言葉は偉大である
言葉は尊大である
言葉と生きる
言葉で笑い転げる
言葉で勇気づけられる
言葉で理解する
言葉でだまされる
言葉に震える
言葉が死ぬ
言葉で死ぬ
言葉で創る
言葉が刺す
言葉で燃える
言葉が変える
言葉で幸せになる
言葉で幸せにしたい
「おめどご好ぎだあ!」(「君が好き」の意味の秋田弁) (夏目椰子)
では、その言葉はどこから生まれてくるのか?
宮沢賢治は『無意識即』と言った。
中原中也は『名辞以前』と言ったそうだ。
きっと、どこからかスッと心に降ってくる「意識下の意識」、すなわち『透明な天子のささやき』なんだろうね。
そういう媒介者になれるかな?
「おめどご好ぎだあ!」ではダメかな?
(2011.11.18) △このページのトップへ
仕事の合間にも仕事があります。
トトトトトやトタトタトタの合間に、嫌でも行わなければならない仕事です。
つまり、人間は「ゲンナマ」を稼ぐだけでは生きていけないのです。
もちろん家政婦やら使用人やらを雇えばそれもまかなえますが、それほどリッチじゃありません。
そんなわけで、今日は「ゲンナマ仕事」を午前中で切り上げて、午後から『合間仕事』をすることにしました。
合間仕事を列挙します。
1、ゴミ捨て(完了)
2、薪ストーブの煙突設置(とうとう今年もその時が来ました)
3、薪運び、焚き付け切り(先日コーゾーさんが持ってきてくれました)
4、中掃除(大掃除ほどではないという意味で)
5、布団干し(今日は久々に快晴です)
6、タイヤ交換(スタッドレスに)
7、銀行振込み、税金支払い(平日じゃなきゃできないので)
洗濯、炊事とは別に、これらを全部やんなきゃなりません。
生きていくのはなかなか大変です。
町に出たついでに買い物をして、タラ鍋でも食べましょうか?
全部できるかなあ? 欲張りかなあ?
(2011.11.18) △このページのトップへ
去年モモコちゃんに聞いて、それを実践して効果を上げた『頭寒足熱』方式。
ボクは「ホッカイロ」を足に履いて(貼付けて)いた。
足といっても足裏に直接ではなく(当たり前だ、そんなことしたら焼け死ぬ)、靴下を履いた上に貼っていた。
毎日貼っては剥がし、貼っては剥がしするので、靴下の裏がボロボロになった。
妻に睨まれていた。
でも、今年は睨まれないで済みそうだ。
それはね、「ダクト」があるから。ファンヒーターからコタツの足下に引き込む太いホース。おばあちゃんに買ってもらったやつ。1480円だかのやつ。
これ、なかなかいい。
ただし、温風の吹き出し口が左足側にあるため、左足だけあったかい。
サーモセンサーで見たら、「左足まっ赤、右足まっ青」みたいな。
四字熟語で言ったら、『右寒左熱』みたいな。
左右の溝もはだはだしい。これでは体のバランスが保てない。
体の左側だけ大汗をかき、右側だけ風邪をひく、という奇人変人になりかねない。
そこでボクは考案しました!
ダクト延長右足まで届け作戦!
上手くいきました。これで左右のゆがみ、ひずみ、不平等解消、右足まで温風が吹き込みます。
これで今年の足熱対策は万全です。
「ちょっと! 自分ばっかりダクト独占してない? 私ちっともあったかくないんだけど!」
・・・・・・。
(2011.11.18) △このページのトップへ
さっき「天子様」という屋号を持つおばあちゃんに会った。随分大仰で尊大な屋号だね。
ボクたちは、やっとこさ起きて、ゴミ袋を2つ集積場へ置いてきた帰りだった。
早朝で、何もかも白かった。霜で真っ白。
天子様のおばあちゃんは飼い犬を連れて、霜の上を滑るようにして散歩していた。
ちょっと前に見た時は、その犬はまだ小さかった。めんこかった。
今日はそれなりに大きくなっている。足が短いダックスフンドみたいなやつ。ボクたちにじゃれついてきた。でも、前ほどめんこくなかった。
犬は大きくなるもんだ。めんこくなくなるもんだ。
「小さいのは一瞬よ」と、天使のばあちゃんと別れてから妻が言った。
「人間もね」とボク。
「かわいいのも一瞬よ」
「人間もね」
「エサ代も大変ね」
「人間もね」
(2011.11.18) △このページのトップへ
ついに追いついた! 2勝2敗。
今日も勝って王手をかけて、福岡ドームで胴上げだ!
今日はノビノビやってくれ〜!
そうそう、昨日孫さん盛んにTVに映ってたけど、ソフトバンクが日本一になったら、どういうサービスが用意されてんだろう?
ダイエーが優勝したときはね、ダイエーでいろんな割引商品や記念グッズをくれたけどね。
ヤフーBBのプロバイダー料を1年分サービスしてくれてもいいよ。
こんだけ応援してんだからね。
(2011.11.17) △このページのトップへ
三温窯のMさんが、さっき、わざわざ家で採れたサトイモと、井川で買ってきた「そば餅」を持ってきてくれました。
ありがとうございます!
2人とも、頭がボーッとしていて、うまくしゃべれませんでした(笑)。ごめんなさい。
今日、さっそく「芋のこ汁」か何かで食べま〜す。
餅は明日のおやつかな?
これに懲りずにまたきてくださ〜い。
こっちも息抜きに行きま〜す!
(2011.11.17) △このページのトップへ
おばあちゃんがいなくなったので、いろんな家事に変化が生まれた。
その1つがお米を炊く量である。
あの当時は、1人@0.22合×3人×3回分=1.98合が適量だった。細かい!
でも、実はボクは2合炊いていた。微量の誤差だから誤摩化していたのだ。
でも、今はそーゆーふーにいかなくなった。
1人@0.22合×2人×3回分=1.32合になった。
これを1.5合とかにしてしまうのは簡単だ。
しかし、そうすると微妙に余ってしまう。無理して食っちゃうと太る。
そんなわけで、ボクは今、正確に1.32合を炊いている。
これを「バカじゃない?」と思うか「感服です、親分!」と思うかは、人によって大きく分かれるところだ。
ちなみにおばあちゃんは後者でした。あなたは?
(2011.11.17) △このページのトップへ
泡風呂というのは、誰が入っても「一番風呂の人有利の原則」というのがある。
逆説的に言えば「二番風呂以下の人不利の原則」なので、しばらくボクたちは不利な立場に置かれていたわけだ。
おばあちゃんがいなくなって、初めて一番風呂に入った。そしたらなんと! 泡がすごいこと、すごいこと!
泡の中に頭が浮かんでいる感じ。
横手の「かまくら」って知ってます? あの中で甘酒飲んでるみたい。
注ぎたてのビールジョッキの中で泳いでいる気分。
ふ化していく時のモリアオガエルの子っこの心境・・・。(きもっ!)
とにかく、もう、わし、たまらんですたい! 泡ばキモコよかですたいの左門豊作ですたい!
(2011.11.17) △このページのトップへ
おばあちゃんがいなくなって、すっかり朝のお掃除がおろそかになってしまった。
代表ばかりかボクも、俄然忙しくなったせいもある。
床に綿ぼこりがふわっと浮いている。
こんな時におばあちゃんがいてくれたらなあ、と思う。激しくそう思うが、現実は残された「サツマイモ」2本だけ。
サツマイモは何もしてくんない。
いないもんはしょうがない。見て見ぬ振りをする。おそるおそる歩く。
「あ〜あ」と、ボクが溜息を漏らすと、代表はチラッと綿ぼこりを見流してこう言いました。
「死なない程度にやろう」
(2011.11.17) △このページのトップへ
ボクの初期の作品『クラスJ』を読んだという読者から、励ましのお便りをいただいた。
「青春の頃のほろにがさを思い出した」と書いてあった。
うれしいね。
みんな悩んで大きくなっただんだね。
もっともっとたくさん書いて! って書いてあった。
頑張るよ。
Nさんも頑張ってね!
そんなメールをもらったからか、朝方こんなことをイメージしたのね。
円と弧のイメージ・・・。
ボクはたくさんの「弧」を書いてるのね。
大小さまざまな「弧」を黙々と。
すると、その「弧」がやがて集まってくっ付いて大きな「円」になっていくの。
とにかく、完璧じゃなくてもたくさん書かなきゃって思ったよ。
完璧な小さな少数の円よりも、小さな弧をたくさん書き続けることで、やがて大きな円ができるっていう示唆だったのかな?
(2011.11.17) △このページのトップへ
毎日干物である。
そう書くとわびしいが、ボクたちが食べているのはメザシじゃないよ。
カッツがくれた「高級干物バラエティセット」の干物よ。超脂がノッて超デカいHIMONO!
1尾を2人で食べても腹一杯になるくらい、どれもこれも皆デカい。
サバ、つぼ鯛ときて昨日はキンキ(吉次)を食した。ついにその日が来たのだ!
はっきり言って、泣いた。
人生で一番美味かった。
あともう1尾ある。いや1尾しかない。どうしよう。
(2011.11.17) △このページのトップへ
楽天というよりも、会長のMという人が好きじゃない。
プロ野球に新規参入しようとしているネット系企業DeNAを、またもや排除しようとしているからだ。モバゲーを運営してるから「教育的観点から不適格」なんだって! 自分の会社はなんぼのもんよ! と言いたいね。
かつてもそんなことがあった。ライブドアを中傷して排斥した。そして、その陰で自分は、騒ぎに乗じてちゃっかり参入しちゃった。
そういう「自分だけ主義」は嫌いなんです。実に狭量で意地悪でエバってる人だね、この人。
そーゆー意味では、楽天の現監督のHも同じような性格だね。
似たようなのを呼んでくるんだね、きっと。
(2011.11.17) △このページのトップへ
代表は夕べ、こんな替え歌を歌っていた。
しばしも休まず キー打つ響き
飛び散る火花よ 血走る目玉
吹き込む風させ 息をもつがず
仕事に精出す 村のかじや
主は名高い 働き者よ
早起き早寝の 病知らず
長年鍛えた 自慢の腕で
打ち出す言葉は 心こもる。
ボクが思うに、「早起き」のところだけが、うちの主と違う。
そこだけである。脱帽なのである。
(2011.11.17) △このページのトップへ
代表はとにかくまた忙しくなった。
ご指名でひっきりなしに注文が入っているのである。
フランスのデカダンスの詩人「ポール・マリー・ヴェルレーヌ」のこんな言葉が、知らず知らず口に出る。
「選ばれてあることの恍惚と不安と2つ、我にあり」
太宰治の作品集『晩年』の『葉』という作品の冒頭にも出てくるけど、天才児がよく陥るという苦悩だ。
恐れ入ります、代表。
(2011.11.16) △このページのトップへ
炎のコバケンこと小林研一郎が秋田にやってくる。
それは来年の3月10日(土)。都響とピアノの小山実稚恵を引き連れて、秋田県民会館大ホールに。
演奏曲はチャイコフスキーの歌劇『エフゲニー・オネーギン』より「ポロネーズ」。こんな曲です。
秋田県民会館の開館50周年記念なんだって。ということは、あそこはボクが2歳の時にできたんだな。
ここで今までいろいろ見ましたよ。桜田淳子とかピンクレディとかも・・・。
前売りは12月6日から始まるそうだ。S席やA席は贅沢だから、B席(5000円)を2枚取るつもり。
妻と本格的なオーケストラを聴きにいくのは初めてだ。今からスッゲエ楽しみ!
ほかにもこんな曲をやるそうです。チャイコフスキーピアノ協奏曲第1番。
チャイコフスキー交響曲第5番。コバケンの指揮は、これらの楽曲をひと味もふた味も違った「炎の音楽」に変えてくれるはずだ。
(2011.11.16) △このページのトップへ
どうも、こういうことになりそうだ。
期日は12月15日前後。
ゲストは「おばあ」「リエさん」そして「I家の奥様」。
運転手は「カッツ」。クルマはクラウン。
いつものメンバーに、一時不遇な身体状況にあった「I家の奥様」が加わることになったようだ。なんでもカッチャン(MEGUの旦那)がGETした「被災地の毛布」持参で来るらしい。
I家の奥様は、別名「妻の2ねえちゃん」であり「MEGUの母親」です。MEGUは来年の2月に出産する予定です。(早いこと!)
そうなると、I家の奥様は一気に「I家のババ様」になってしまうので、何かと忙しくなってしまうのです。ババ仕事で。
そういうわけで、今回が最後のチャンスとばかりに、「秋田ウインターツアー」に参加することになったようなのです。
おばあちゃんやリエさんが、激しく誘ったみたいなんですけどね。
そんなわけで、年末の楽しみが一つ増えました。
3姉妹とおばあちゃん、夜を徹して盛り上がることでしょう。
さらにさらに、おばあちゃんはそのまま2011年を秋田で締めくくり、2012年を迎えることになっております。
そのまま春までいたりなんかして。
(2011.11.16) △このページのトップへ
昨日の夕飯時。
妻は翌朝のおにぎりを握っておりました。
生協のタラコが具でした。
「あれっ?」
見ると、ラップが3枚、海苔も3枚・・・。これ、明らかに習慣。おばあがいた時代の。
「あ〜ん」
海苔は1枚、ボクが食べました。
「あ〜ん」
ラップは1枚、妻が食べ・・・。
(2011.11.16) △このページのトップへ
敵地で1勝して、どうにか残っております。
圧倒的に戦力では上なはずなんだけど、落合マジックというか、敵もなかなか試合巧者だ。
落合さんは、実は秋田(若美町)の出身なんだよね。
プロ野球選手になるまでは、なんと「プロボーラー」だったのよ! ボーリーングのプロ。
今考えたらかなり笑える図だね。
今年の日本シリーズを昨日、初めてTV観戦しました。
セッツというピッチャーよかったね。
さあ、この調子で敵地3連勝で、また福岡だあ〜!
(2011.11.16) △このページのトップへ
急に冬になった。みぞれまじりの雨が降っている。寒い!
そんな朝、コーゾーさんがいよいよ登場、薪を持ってきてくれた。
ありがたや、ありがたや。
それはよかったんだけど、朝は思わぬ大寝坊をしてしまった。で、ゴミを出せなかった。
おばあちゃんの7時のガタンゴトンが聞こえなかったせいだ。
おばあちゃんはもういないのだ、ということを実感する。
そんなため息まじりで、2人だけの日常がまた始まった。
これから年末まで、疾風怒濤、山のような仕事が待っている。
できれば、鼻歌まじりでこなしたいもんだね。
(2011.11.15) △このページのトップへ
ようやく「カチカチボール」を知っている人が現れました。
勘兵衛さんで〜す!
やった、やった!その昔。でも下手でしたね♪
ちなみに勘兵衛さんは、この間の「全町グランドゴルフ大会」では120をたたきました。初体験のボクよりヘタでした。
でも、小学校の頃はボーイスカウトのリーダーだったそうです。
ホントかなあ?
(2011.11.15) △このページのトップへ
グランド・ゴルフ・ガールズ。
おばあ&妻&リエさん。
ガールズのGだけが気になるところだ。
まっ、その辺は大目に見てあげてください。
で、このGGGに混じってボクも行ってしまった、大潟村。
おばあちゃん滞在1ヶ月中、なんと3回もやったことになる!
前回のプレイの後、「ひざがニヤニヤする」という不思議な症状を訴えて、プレイを自粛していたおばあちゃんだったが、今日が最終日だということと、初心者のリエさんに先輩風を吹かせたい一心で、3回目のコースに立ったわけだった。
写真を見ればお分かりのように、おじいちゃん(マドロスさん)のウインドブレーカーを羽織り、帽子まで被って完璧な装備だった。しかも、U子にもらったステキなショールを巻いている。おねえちゃんもきれいなブルーのマフラーを巻いている。ブーツまで履いている。こういう出で立ちの人は皆無だ。ちなみに、写真の後ろに写っているオバハンは黄色い温泉タオルのようなものを巻いている。田舎臭い。(大きい写真は『こちら』)この2人を見ていると、グランドゴルフが貴婦人のスポーツのように思えてくる。
おばあちゃんは、AMANOで買ったシューズが足に馴染まず、それは履いてこなかった。
「少しばかり高くても、今度は足に合う靴欲しいなあ。あっ、これは履かないから投げておいて!」だって!
さあ、結果のほうはというと、第1ラウンド『いちょうコース』では、おばあちゃんが脅威のスコアをたたき出した。なんと26で回ったのだ! 過去、32、33、32、35、31、31、30、31、31と、20台のスコアがなかったおばあちゃんが、いきなり「26」!!!
ちなみにボクは「25」。初体験のリエさんは「33」、代表は「35」もたたいて、非常に不本意な立ち上がりとなった。おばあちゃんは、リエさんや代表に向かって、
「あんだだづも、少しずづ、上手くなっていぐど思うよ。ガンバレ、ガンバレ!」とかなんとか言っていた。
しかし、そういうことを言っていた罰が当たって、案の定、次のコース『けやき』で、おばあちゃんは大たたきして「33」を出した。ボク「23」代表「27」、リエさんは「29」と着実にスコアを伸ばしてきた。
そして、この辺りからおばあちゃんは急に無口になった。
最後に回った『くろまつ』コースでは、第2ホールで「コロコロコロコロ病」にかかり大きくスコアを崩したおばあちゃんだったが、何とか挽回して「29」で回った。
驚いたことに、初心者のリエさんは、最後は「26」で回り切った! 33→29→26。
「さすが、おねえちゃん! 勘がいい!」と、代表。確かに筋がいい。
それにしても「GGGパワー」はスゴい! 特に79歳のGGBには脱帽。
晴れてはいたが風が強くて、この日はこれで終わりにして、ホテルの中華レストランでお昼をして、それから「ポータル潟の湯」で温泉に浸かり、3時過ぎにカッツと待ち合わせをした「五城目IC」で2人を下ろした。そして、ここでおばあちゃんは強奪され、車中の人となったのでした。
1ヶ月に及ぶ「秋田オータムツアー」、本当に面白かったねえ! 今度は「年末年始を挟む初めての秋田ウインターツアー」が待っている。しっかり、ちゃっかり屋のおばあちゃんは、その「足」をカッツに予約してあるようだ。オヌシ抜かりないな!
こちらの写真もご覧下さい。『GGG+1』
(2011.11.15) △このページのトップへ
カッツは朝7時半ごろ、ゴソゴソやり出した。
おばあ&妻&リエさんは、朝方3時までU子の結婚式の写真を見ていたらしい。全員バク睡している。
カッツは今日、秋田(土崎)とか三種町やらに仕事があって、9時には出掛けなくてはならないと聞いていた。
定食屋のオヤジはガバッと起きた。そして、昨日本人からいただいた、ウン万円はすると思われる、アジ、サバ、吉次、柳ガレイ、つぼ鯛などの超高級干物バラエティーセットの中から「アジの開き」を1枚焼いた。
それから夕べの「ダマコ鍋」を温め直した。
モーニングコーヒーを沸かした。カッツにはブラウンシュガーとミルクが必須だ。ヨハン・シュトラウスのクラシックレコードを回した。カッツはかつてブラバンでトロンボーンを吹いていた。いろいろ気を遣う。
しばらくして、コーヒーの香りに誘われたのか、アジの香りか、はたまた「だまこ」の香りか、おばあ、妻、リエさんの順で起きてくる。
全員スッピン、全員パジャマ、全員眠そう。全員同じような身長。
その3人がストーブの前に並んでいる。コーラス隊トリオのよう。
少しして気付くと、おばあだけが着替えている。顔も洗ったようだ。おばんつあん、素早い。
ほかの2人は、ボーッとしたままだ。寝ぼけたザ・ピーナッツ。
定食屋のオヤジは、黙々として魚を裏返した。
そんなふうにして、疾風怒濤の「おばあちゃん強奪の朝」は始まった。
(2011.11.14) △このページのトップへ
昨日、ボクは日だまりで「青空散髪」をしてもらいました。
それをズ〜ッとうらやましそうに見ていたおばあちゃん。
「私さもやってけねえ」と、言いました。
「ええ〜! おばあちゃんの髪は自信ないなあ」
と言っていた妻ですが、「いいがら、いいがら」と言って、おばあちゃんは外の椅子に座ってしまいました。
やがて、出来上がった髪はとてもいい出来でした。おばあも大満足。宝塚の女優さんみたい。(うそ)
「バーバーITOできるね。オレ髪結いの亭主」
ボクが言うと、おばあちゃんはこんなワケの分からんことを言いました。
「私はババーITOだっちゃ!」
何のこっちゃ!
(2011.11.13) △このページのトップへ
昨日はあんまり驚いてしまって書けませんでした。
それはですねえ、昨日のジョギングでのこと。おとといイノシシに遭遇した道で、村の長老の1人で、以前の町内会長でもある氏子総代の「テツミ」さんに声を掛けられました。
「話がある」って。
ボクたちはジョギングの足を緩めました。
「来年の春、町会議員の選挙があるども、ヤススさん出でけにゃが(出てくれないか?)」
というわけです。真面目な顔で。
いやあ、もう驚きました。というか笑いましたよ。妻と2人で大爆笑。でも、あんまり向こうが真剣なので、ちょっと笑いを堪えると、テツミさん、こんなことを言うではありませんか!
「もったいないど思ってや」
(もったいない?)
何がもったいないんだろう? ボクの才能? ボクが無駄にしている(ように見える)時間?
「とにかく考えておいでけれ!」
テツミさんは、ボクたちの後ろ姿に向かって叫びました。
笑いを堪えながら、ボクたちは家路を急ぎました。
「よっぽどヒマに見えるんじゃない?」
家に着く間際に、妻はそう言いました。妻は後者の考えでした。ボクもそう思います。
でも、そのことを話した時のおばあちゃんの反応はこうでした。
「あらあ、あんだの才能認められだってごどだっちゃ!」
そんなはずはないよ、買いかぶりだよ、おばあちゃん。
でも、おばあちゃんは最後にこんなふうに言って釘を刺しました。
「だげんど、お金無い人が選挙に出るって話はいまだ聞いたごとないな」
したら妻も、
「んだっちゃあ〜、誰どごにして! 落ちたらホームレスだっちゃあ〜!」だって。
(2011.11.13) △このページのトップへ
昨日は丸1日、掃除やら買い物やらをしていました。3人で。
とにかく無我夢中で仕事に没頭するこの面々。
次から次へと課題を見つけて、それに取り組んでおりました。
もちろん、義兄のカッツ(おばあちゃんに言わせるとカツ)と義姉のリエさんが、おばあちゃんを強奪に来るからです。
強奪に来る人のために、部屋を掃除したり、布団を干したり、ご馳走を作ったりするのは、まるで『盗人に追い銭』ですが、しかたありません。年功序列には逆らえません。(そーいえば、ナベツネに逆らった人がいました。あんたはエラい!)
そんなわけで、昨日は死ぬほど頑張ったので、今日はもう腰や腿が痛くて動けません。
妻はまだ起きてきません。7時。
そんな中、おばあちゃんだけは、誰も任命してないのに「ホストのリーダー」となって、7時前から「ワックスシート」とかいうもので、フロアを磨きまくっております。
カッツ滑って転ばなきゃいいが・・・。
(2011.11.13) △このページのトップへ
ガサッ、ガサッ・・・。
ドドドドッ・・・。
ボクたちが走っているジョギングコースは、風光明媚な田園風景が広がっている。
北側には「館(たて)」と呼ぶ、お寺につながる小高い山の絶壁が迫る。その麓に沿って、コロコロと音をたてて馬場目川の清流が流れる。
ボクたちのジョギングコースは、田んぼの周囲を1キロほど。
その終盤の入口に来た時だった。さっきの音がした。ボクたちの後ろのほうから。しかも、ものすごく至近距離で大きな鼻息が聞こえた。
ブハァー、ブハァー! (「荒い鼻息」の擬音語表現は意外に難しい。誰か教えて)
「クマだ!」
ボクは妻の手を引いて走った。全速力だった。あんなに早く走れるとは思わなかった。
全速力で100メートル走って、恐る恐る後ろを振り返った。クマは追ってこなかったようだ。
「あれはクマじゃないよ」
妻が言った。
「えっ?」
「だって私見たもん。イノシシだったと思うよ。それかカモシカだよ」
な〜んだ、こんなにマジに走るんじゃなかった。
とはいえ・・・やっぱコワッ!
(2011.11.11) △このページのトップへ
今日は、妻が奨励する「糖質ダイエットメニュー」の中から、こんなメニューを作ってみました。
ホントは「ラムチョッパー」だったんだけど、今日のところは「ポークステーキ」で。
いやあ、バルサミコソースってクセになる美味しさだね。
3人とも鼻を鳴らして食べました。
今度は牛肉とか鶏肉でもやってみたいな。
(2011.11.11) △このページのトップへ
風邪をひきました。
相変わらずヤワですね。
何となく熱っぽいんです。
今朝2℃まで気温が下がったからでしょう。
今日のジョギングはどうしよう。
今日のお風呂はどうしよう。
ただ、本当に風邪かどうか、実は疑わしいところもあります。
もしかしたら、単なる『二日酔い』かもしれません。
この2つ、結構症状が似てるんです。
二日酔いだったら、晩酌飲めばすぐ治っちゃうんだけどね。
(2011.11.11) △このページのトップへ
柑橘系の果物1個の値段としては、おそらく人生最高額だろう。
498円の『ざぼん』を買った。1個堂々498円。スーパーAMANO。
お金を出したのはおばあちゃん。秋田も終盤戦ということで、昨日は太っ腹だったのだ。
ボクたちなら絶対買わない。いや買えないだろう。
さて、その『ざぼん』を今さっき食べました。
この方、とにかくデカイ。小玉スイカ程度もある。妻の顔くらいあった。
で、切ってみるとこんな感じで、皮がやたらに厚い。3分の2は皮と言っていいだろう。
食べてみた。
「何だい! 知らね人さ会ったみだいにガリガリって」と、おばあは憤慨した。
「話のタネだね!」と、妻。
しまいにゃこんなことをやり出す始末。
図に乗ってここまでやる人も。あなごさんだって。何気に似てない?
食い散らかしました。
「ゴミばり出るね」
「ほんでも、食べでっとおいしいよ」
おばあちゃんだけ、密かにハマってます。
こんな歌も思い出したみたい。小畑実『長崎のザボン売り』。
(2011.11.11) △このページのトップへ
写真を撮っておけばよかったな。
夕べはおばあちゃんが炊事当番だったので、ボクたちはのんびり構えて飲み過ぎちゃって、すっかり忘れてた。
何を撮りたかったかというと、出来上がった『けの汁をアレンジしたおくずがけ』と『サンマの甘露煮』と『煮物』はもちろんなんだけど、実はそれを作っている時のおばあちゃん。
あのね、うちってガス台3つあるのね。家庭科教室にあったようなヤツが3つ。
でね、それらのすべてに鍋が載ってたわけね。クツクツク、クツクツ。
右に『おくずがけ』の鍋、左に『煮物』の鍋。真ん中は『サンマ』です。
以下、実況です。
「おっと! おくず吹き出しました〜! こぼれております、こぼれております!」
「あっ! おばあちゃん、ふた取った、ふた取った! ダイジョウビ、ダイジョウビ」
「お〜、よかった〜、さすが、おばあちゃんですねえ、素早い反応でした。とても80近いとは思えません」
「今度、右が吹き出しそうですよ! 右、何でしたっけ?」
「右は、ええと、煮物ですね、煮物!」
「あ〜、煮物も吹き出しましたよ! これは困りましたねえ」
「うわっ! 思いっきりこぼれてる! おっ、おばあちゃん、ふた取った、ふた取った!!!」
「両手にふた持ってますねえ。これ、どっかで見たぞ」
「ああ、あれですね。おもちゃやですね、それ」
「そうそう、お猿がやってた、やってた」
「それはそうと、おばあちゃん頑張ってますね!」
「ええ、とても80歳とは思えない」
「厳密にはまだ79らしいですよ、たしか」
「それはそうと、真ん中何でしたっけ?」
「えっ? サンマですけど、サンマが何か?」
「いやあ、何か湯気出てませんか?」
「あああああ〜〜〜〜〜!!!!」
「吹き出した、吹き出した〜〜〜!!!」
「おばあちゃん、ど、ど、ど・・・」
「両手ふさがってるし・・・」
「あああああああああ・・・・!」
「おおおおおおおおお・・・・!」
「実況してください、早く!」
「あっ! は、は、はい! ええ、今、おばあちゃん、口に、それ、くわえました〜〜〜!!!」
(2011.11.11) △このページのトップへ
外食に対して「内食」とはあまり言わない。
でも最近は「中食」という言葉が幅を利かせているらしいね。
家で作って食べるんじゃなくて、外で買ってきて家で食べるんだって。
ボクたちも時々それやります。
例えば、デパ地下で「米屋の吾左衛門鮓」を買ってきて家で食べる場合。
でも、それはめったにないことです。おばあちゃんの歓迎の時とかだけ。
話変わって、内職という仕事形態はあるけど、お勤め人のことを「外職」とはフツー言わないね。
ボクたちは明らかに「内職」だけど、言葉の響きがあまりよくないね。
唐傘張り、 封筒貼り、シール貼り、糸くず切り・・・。
ちょっとわびしいイメージ。
まだ「中職」のほうがいいね。
(2011.11.11) △このページのトップへ
妻は昨日、自分のアゴをなでながらこんなことを言った。
「アゴの線が出てきた。ジョギング効果かしら」
そして、ボクの顔を覗き込んでこんなことを言った。
「シシドじゃなくなったよ」
シシドというのは「宍戸ジョー」のことで、ほっぺたに肉が付いたことを意味する。ボクも少しはやせたのか?
それが、さっきゴミ投げから帰ってきて鏡を見た妻は、
「アゴの線消えた」と、言った。
夕べ食べ過ぎたかららしい。
「油断したな!」
ボクはそう言ってやった。
(2011.11.11) △このページのトップへ
タバコをやめて鼻毛が伸びにくくなったせいかな。
この頃「くしゃみ」が出やすい。
今朝、妻とゴミを捨てに行った時も、くしゃみが連続18回出た。
田んぼや屋根の上に霜が降りていた。
鼻毛のせいじゃなくて寒いからだ、と思った。
家に着く頃には鼻水まで垂れていた。
(2011.11.11) △このページのトップへ
いい、いい、いい・・・。
今日はそんな日なんだけど、11というのは「3・11」だったり「9・11」だったりして、あんまり縁起がよくないね。
あの「3・11」から8ヶ月たった。
あの日、被災地に舞っていた「なごり雪」。
8ヶ月たってまた、今度は「初雪」を見る季節になった。
寒く暗い朝を迎えたあの日のことを、ボクは一生忘れない。
(2011.11.11) △このページのトップへ
ミタケイコという女優がいたなあ。子供で苦労した人。あれっ? 本当は「ミタヨシコ」だっけ?
話がいきなり逸れた。
前者の家政婦がブレークしているそうだね。視聴率すごいんだって。
ボクは見たことないが、何でも松嶋菜々子が演じる冷徹な家政婦だそうだ。
逆切れキャラ、鉄仮面、ターミネーター、人間味ゼロなスーパー家政婦なのだそうだ。
ささいなことから犯罪行為まで、「承知しました」のひと言で何でもやってしまうのだそうだ。
う〜ん。
ボクはダンゼン、優しい「家政婦のケイコ」のほうが好きだな。
(2011.11.10) △このページのトップへ
ボクのMACが壊れた。
電源が入らないのだ。
カパッと開けて調べると、以前ハンダ付けしたところが外れていた。
外科医よろしく左手にピンセット、右手にハンダごてを持ってくっ付けた。
直った。
こうやって何度パソコンを直したことか。
おばあちゃんは、その様子を目をパチクリさせて見ていた。
「今度、おじいちゃんのこういう眼鏡(ゴーグルのようなもの)持ってきてやっからね」
ボクを溶接工と間違えているようだ。
(2011.11.10) △このページのトップへ
これは冗談のような本当の話。
郵便屋さんのバイクがやってきた。
たまたま洗い物をしていた妻と目が合ったらしい。
妻が頭を下げると、郵便屋さんも頭を下げたらしい。
ピンポ〜ン!
呼び出しが鳴った。
いつもは99%ボクが走っていくのだが、あいにくその時はカレーとスープを火にかけていたので妻が出た。
しばらくして妻は、首をかしげながらハンコを取りきた。
ボク宛の郵便物(新しいJAのキャッシュカード)を渡す時も、妻は首をかしげていた。
「どしたの?」
「いや、あの郵便屋、何だか馴れ馴れしいと思って・・・」
「えっ? どういうこと?」
カレーを盛りつけながらボクが聞いた。
「だって、ハンコ貸さいん! っていうんだよ。さっき目が合っただけなのに」
ハンコ貸さいん! というのは石巻弁で「ハンコ貸しなさい!」っていう意味である。そりゃ確かにズーズーしい。いくら民営化したからって。(そーゆー問題じゃないか?)
はい、もう賢明な読者諸氏はお分かりですね。そう、郵便屋さんは「ハンコかサイン」と言ったのでした。
それにしても、これマジな話なんですよ。さっきおばあちゃんに教えたら、死ぬほど笑ってました。
(2011.11.10) △このページのトップへ
昨日は『飴色に輝く特製シーフードカリー〜おばあのリクエストにお応えしてパート2〜』だった。
ここにきておばあちゃんは、帰る前に未練なく食べ切っておこう! とばかりにリクエスト攻撃を開始している。
だが、こっちだって状況は同じだ。
帰られる前にもう一度食べたいメニューで対抗する。
定番の『おばちゃんの煮つけ』『おばあちゃんのおくずがけ』はもちろん、こないだ作ってもらった『おばあちゃんのサンマの甘露煮』も食べたい!
本当はまだまだある。『おばあちゃんのシチュー』『おばあちゃんのピザトースト』『おばあちゃんの蒸かし芋』・・・。でも時間がない。
(2011.11.10) △このページのトップへ
今日で25日間、おばあちゃんと一緒なわけなんだけど、ず〜っと「シアタータイム」に日本映画を観ております。1回だけ、何か字幕のを観たかな?
そーゆーわけで、録画しておいた在庫の日本映画も尽きてきたわけです。
そんな中で、夕べは『キューポラのある街』を観ました。おとといは『にあんちゃん』でした。
『キューポラのある街』は浦山桐郎監督のデビュー作であり、吉永小百合が18歳という若さでブルーリボン賞主演女優賞に輝いた作品。鋳物の溶鉱炉の煙突(キューポラ)が立ち並ぶ埼玉県川口市を舞台に、鋳物職人の娘ジュンは、貧しくとも、強くたくましく明るく生きていく。
この映画で脚本も書いていた今村昌平監督が作った映画が、『にあんちゃん』だった。どちらの映画にも北林谷栄、吉行和子、東野英治郎、 殿山泰司、小沢昭一ら名優たちが顔を揃えている。
特におばあちゃんは、『キューポラのある街』のジュン(吉永小百合)の考えに感銘を受けたようで、最後まで「眠カケ」しなかったばかりか(ボクは眠カケしちまった〜)、キリッとした目でこう感想を述べたのだった。
「大変勉強になりました!」
安本末子さんの日記を長兄がまとめた「にあんちゃん」は、一度は絶版となったが、全国の読者からの熱望により2003年に復刊。最近では韓国でも翻訳版が出版され、幅広い世代で読み続けられているという。
驚いたことに「にあんちゃん」こと安本高一さんは、その後小学校を首席で卒業し、中学時代はテニス部の主将で生徒会長を務めたそうだ。そして大学はナント慶應だった。やっぱりな。立派な人は栴檀より芳しいなあ。
以下は安本末子さんのプロフィールである。この人もホントにすごいなあ。今67〜8歳なんだろうけど、実に立派な人だなあ。
1943年、佐賀県東松浦郡入野村(現・佐賀県唐津市肥前町入野)で出生。本籍は、韓国全羅南道宝城郡。長兄・喜一、姉・吉子、次兄・高一、末子の4人兄妹。3歳で母を、9歳で父を亡くし、10歳年上の兄・喜一が入野村の大鶴鉱業所で臨時炭鉱労働者として兄妹の生活を支える。日記は53年1月、父の49日から始まる。中学1年で故郷を離れて神戸へ。66年、早稲田大学文学部を卒業。コピーライターとして活躍後、73年10月に結婚、一女一男に恵まれた。茨城県在住。
(2011.11.09) △このページのトップへ
太宰治の小全集がある。妻が持ってきたものだ。
それをひも解くと、『桜桃(おうとう)』(サクランボのことです)という小編があった。おもしろかった。
さっき書いた『親ばか』的な話なんだけど、何とも微笑ましいのだ。身につまされるのだ。冒頭のさわりだけ紹介したい。身に覚えのある人、いるでしょう?
子供より親が大事、と思いたい。子供のために、などと古風な道学者みたいなことを殊勝らしく考えてみても、何、子供よりも、その親のほうが弱いのだ。少なくとも、私の家庭においては、そうである。まさか、自分が老人になってから、子供に助けられ、世話になろうなどという図々しい虫のよい下心は、まったく持ち合わせてはいないけれども、この親は、その家庭において、常に子供たちのご機嫌ばかり伺っている。子供、といっても、私のところの子供たちは、皆まだひどく幼い。長女は7歳、長男は4歳、次女は1歳である。それでも、すでにそれぞれ、両親を圧倒しかけている。父と母は、さながら子供たちの下男下女の趣きを呈しているのである。
<MEMO> 『桜桃忌』とは新戯作派・無頼派の作家太宰治の忌日で、「太宰忌」ともいう。俳句の「夏」の季語にもなっている。1948年6月13日、太宰は愛人・山崎富栄とともに玉川上水(東京都三鷹市付近)に入水自殺した。没年38歳。だが、遺体が上がったのは6日後の6月19日。くしくもこの日は、太宰の誕生日でもあったことから、太宰を偲ぶ日となった。「桜桃忌」の名付け親は、同郷で太宰と親交の深かった直木賞作家・今官一である。太宰晩年の短編小説「桜桃」の名にちなんで命名した。毎年この日、太宰の墓があり、法要が営まれる三鷹市禅林寺には、全国から多くのファンが集う。
とりわけ2009年は生誕100周年にあたり、太宰ゆかりの各地でさまざまなイベントが開催されている。三鷹市と出身地の青森県五所川原市(旧北津軽郡金木町)は、「桜桃忌」の翌日に第1回「太宰治検定」を実施。旧制弘前高校時代の下宿先「太宰治まなびの家」(弘前市旧藤田邸)では、5月末から連続朗読会が始められた。旺盛な制作意欲を示し、新婚時代を過ごした甲府市でも、山梨県立文学館が企画展を開催。また、主要作品の映画化も次々と進められており、『斜陽』『ヴィヨンの妻』は09年公開、『人間失格』も7月クランクイン、10年公開予定になっている。 (知恵蔵2011より)
(2011.11.09) △このページのトップへ
お昼は夕べと同じ『おでん』なので、段取り男=準備男のボクは、朝のうちから茶碗とか箸とか皿とかカラシとかを出して、あとは鍋を温めるだけの状態にしておいた。
洗濯を干してきたおばあちゃんは、その光景を目にしてこんなふうに言った。
「あらあ、もう昼の用意されった(されてた)!」
おばあちゃんは、案外ボクのそーゆーマメなところが好きなようだ。
(2011.11.09) △このページのトップへ
どんなにオカチメンコでも、自分の子どもは他所の誰よりもかわいいものだ。世界一かわいいものだ。
親ばかとはそーゆーものであります。
昨日、『特製おでん〜おばあのリクエストにお応えしてパート1〜』を食べながら、そんな話になった。
そん時、おばあちゃんはこんなステキな格言を披露してくれた。
「よそのジョッコめんこより、家のハンニャめんこ!」
ジョッコってのは「お嬢さま」みたいな意味なんだって。「ハンニャめんこ」は文字通り「般若の面」のこと。
なんか感じがすごく伝わってくるね。やっぱ伊達に年取ってないよね。
(2011.11.09) △このページのトップへ
それは難所のことを言う。
太宰の小説『津軽』の中の「竜飛」は、こんなふうに表現されている。
あえて形容すれば、ただひと言「恐ろしい」というしかない。
ここは本州の極地。この集落を過ぎて路はない。あとは海にころげ落ちるばかりだ。
久しぶりに『津軽』をひも解いていたら、ふと津軽に行ってみたくなった。
初めて『津軽』を読んだ時から、ボクの心の中に生き続けている「卵味噌のカヤキ!」を連呼するSさんや、育ての親「越野たけ」に会いたくなった。
そういう人情に触れたくなった。疾風怒濤のごとき津軽人の接待とはどういうものだろうか。「無憂無風」の情態とはどういうものだろうか。
冬の竜飛はどうだろうか。小泊はどうだろうか。
「風景」の一歩手前の、少しも旅人と会話しない様とはどういうものだろうか。
何度読んでも「たけ」との再開の場面は感動的だ。
お昼すこし前に、私は小泊港に着いた。ここは、本州の西海岸の最北端の港である。この北は、山を越えてすぐ東海岸の竜飛である。西海岸の部落は、ここでおしまひになつてゐるのだ。つまり私は、五所川原あたりを中心にして、柱時計の振子のやうに、旧津軽領の西海岸南端の深浦港からふらりと舞ひもどつてこんどは一気に同じ海岸の北端の小泊港まで来てしまつたといふわけなのである。
「修治だ。」私は笑つて帽子をとつた。
「あらあ。」それだけだつた。笑ひもしない。まじめな表情である。でも、すぐにその硬直の姿勢を崩して、さりげないやうな、へんに、あきらめたやうな弱い口調で、「さ、はひつて運動会を。」と言つて、たけの小屋に連れて行き、「ここさお坐りになりせえ。」とたけの傍に坐らせ、たけはそれきり何も言はず、きちんと正座してそのモンペの丸い膝にちやんと両手を置き、子供たちの走るのを熱心に見てゐる。けれども、私には何の不満もない。まるで、もう、安心してしまつてゐる。足を投げ出して、ぼんやり運動会を見て、胸中に、一つも思ふ事が無かつた。もう、何がどうなつてもいいんだ、といふやうな全く無憂無風の情態である。平和とは、こんな気持の事を言ふのであらうか。もし、さうなら、私はこの時、生れてはじめて心の平和を体験したと言つてもよい。
全編を読みたい方はこちら。『津軽』太宰治『青空文庫』さんありがとう!
(2011.11.08) △このページのトップへ
毎日走ってますよ、2人で。
そうねえ、田んぼのあぜ道を約1キロくらいかなあ。
夕方4時頃に出掛けます。
そして30分もしないで戻ってきます。(ちょうど、おばあちゃんが焼き芋1本食べ終わるくらいの間に)
うっすらと汗をかく程度なんだけど、キモコいいのよね、これがまた。
で、あんまり言いたくないんだけど、ここだけの話、ボクは今、右の臀部に湿布シートを貼っているんです。
ヤワやなあ、ジッサイ。
(2011.11.08) △このページのトップへ
■エッセイ『ことなひまめのオッペケペーですっとこどっこいな日常2』(〜850話はこちら)