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★エッセイ『ことなひまめのオッペケペーですっとこどっこいな日常2』
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★エッセイ『ことなひまめのオッペケペーですっとこどっこいな日常』完
★お便りはこちらまで。info@officematroos.com
おばあちゃんを強奪にやってくる。
そのことが正式に決まった。決まってしまった。
11月13日。
おなじみ「カニといえば、ウニといえば」の義兄「カッツ」と、「あなたのお陰でレギュラーコーヒーを買ったことがない」義姉のリエさんがやってくるのである。
そうしておばあを強奪していくのである。
そういう計画が秘密裏に進んでいたのである。
強奪していくのは、序列的優位の義兄と義姉なので、ボクごときがツベコベ抗議できる筋合いではない。
もっともまた1ヶ月もしないうちにまた、おばあは帰ってくる。「帰ってきたウルトラババアン!」(失礼!)は、2011年をボクらと一緒に締めくくり、2012年の朝を迎えることになっている。
だから「淋しかないやい!」
(2011.11.08) △このページのトップへ
毎日小さなおにぎりが朝食です。
ボクのおにぎりが一番大きくて、それでもグランドゴルフのボールくらい。(えっ? かえって分からないって? そうですね、じゃあ、これなら分かりますか? 昔あったね「カチカチボール」。あんな感じ。「カチカチボール」分かんない? 昭和40年代ガキじゃなかったの? お宅。そうそう「アメリカン・クラッカー」って言えば分かるかなあ。正式名称はそうだった。こんなふうにして遊んだじゃない?)
まあ、とにかくそんな感じです。(どんな感じよ!)
で、次に大きいのがおばあちゃんですが、おばあちゃんのは大きいタコヤキサイズです。(えっ? これも分かりにくい? 大きいタコヤキと小さい今川焼ではどっちが大きいかって? んもう、いいでしょ! どっちがどっちでも。細かいなあ)
一番小さいのが代表です。代表にとって「一番小さい」ことが大事なのです。自己満足、自己暗示、自己陶酔。
「えっ? ボクだけこんなに大きいの?」
そうボクが言うと、2人とも口を揃えてこう言います。
「だって、男だもの!」
そうそう、表題のことなんですがね、今朝そのおにぎりを3つダクトの上に並べて温めていました。
食べ終わって、何気なくその辺を見ていた代表が言った言葉です。
「誰かシャケ落としましたね!」
(2011.11.08) △このページのトップへ
昨日、ご存じスーパーAMANOでお買い物。折よくその日は、月曜火曜はアマノです〜♪の「どでしたデー!」。
おばあちゃんは、ボクたちとは別カートを押して別行動。
「私、今日アッシュのエサ買うから後でね!」
「あっ! 場所分かる? ペッ・・・」
でも、もうそこに、おばあちゃんの姿はなかった。
勝手知ったるAMANOさん。
お肉コーナーで、ボクたちは新鮮な「ブタのレバー」を見つけた。
おばあちゃんの「もう一度食べたいメニュー」だった「飴色たまねぎソースで煮込む特製シーフードカレー」のリクエストはぶっ飛び、急きょ「椰子風特製ニラレバ炒め定食」(別名「ニラレバ炒めには相当うるさい椰子シェフが、過去食べた数百軒のお店の中で一番美味いと絶賛するニラレバ炒め」)に変更。
で、またここで主婦っぽいことを言いますが、レバーの値段230円。あと「モラ」と「ニヤシ」じゃなかった「ニラ」と「モヤシ」を足しても全部で400円弱。おばあちゃんが買った「アッシュのえさのみ」の合計金額が3、879円だったことから考えても、その安さは歴然だろう。人間3人で400円、犬 1匹で4、000円みたいな。(早い話、犬以下?)しかも、おばあちゃんはこんな聞き捨てならんことも言っていた。
「アッシュ、食うんだが何だが分がんねげんども」(んも〜、死ぬほど贅沢な犬だごど!)
ちなみに、我が家の「ニラレバ炒め定食」は美味い! マジで死ぬほど美味い! かつ経済的で栄養満点のダイエットメニューでもある。
なのに、写真を紹介できないのには理由がある。
「よーし! 私今日こそ食ってやる〜!」と、おばあちゃん。(えっ? 「今日こそ」って?)
大皿に盛られた大量の「ニラレバ炒め」は、おばあちゃんの気合いの入ったこの掛け声が象徴するように、ものすごい勢いでアッという間になくなってしまったのである。その間、3人とも終始無言で、鼻を鳴らす音しか聞こえなかった。(まるで飼育されたブタ?)
「レバーとは名ばかり。ステーキ肉より美味いねえ。そしてまたソースがいいもの。ああ〜、カレーよりこっちまた食べたい!」
おばちゃんの「もう一度食べたいメニュー」は増えるばかりだ。
(2011.11.08) △このページのトップへ
ひどく無愛想な態度を言いますね。「邪険」、「けんもほろろ」、「つっけんどん」、「ぶっきらぼう」、「取りつく島がない」、「木で鼻をかむ」、「こっぱで鼻かむ」、「鼻であしらう」、「拍子木で鼻をかむ」なんかと同じ意味。
くくる(括る)は、本来「こくる」(扱る=こするの意)の誤用が慣用化した語。
鼻水が出ました。紙がありません。おっと困ったぞ。あっ、木がある。木でこすって鼻かんじゃえ! うっ! 痛え! 鼻痛てえ〜! くそっ! 腹立つぜ! ったく!
その時の表情が無愛想に見えるからなんだって。
あるいは、ちぇっ! 紙なんか要らねえやい! へん! 木で十分だい!
そういう投げやりな態度からもきているらしい。
木で鼻をかんだことはありませんが、ボクは小さい頃、葉っぱでお尻を拭いたことがあります。白状します。
あん時は、無愛想な態度というよりは、何というか相当哀れな、みすぼらしい態度だったと思います、はい。
そんな経験ございませんか?
葉でケツをくくった経験。(やべ、トーエーに下品って言われそう)
(2011.11.07) △このページのトップへ
ボクたちが、いつもリッチなものばかり食べてると思われるのは困るけど・・・。
リッチじゃないが美味しい。それは確かです。
例えば夕べはこんなものを食べました。1人あたり150円ぐらいの食材です。鶏ムネ肉(3切れで250円)、トマト缶(100円)、ビタミンC豊富なカリフラワー(100円)合計450円。
『鶏肉のトマトソース煮カリフラワー添え』。酢でジックリ30分煮込みました。
みんなで鼻を鳴らして食べました。でも、ワインで酔っぱらった代表はよく覚えていないそうです。
そーゆーの、一生の不覚って言わない?
(2011.11.07) △このページのトップへ
心配するな。オチが書けないこともある。
アノ人からこんなメッセージが。ペンネームは「アイラブはっつあん」だって! 「はっつあん」ってのは奥さんよ!
『上品な人、下品な人』は面白い切り口です。授業ネタができました。俺は『下品』な人の範疇に属すると思うが、ここであいまいに『中品な人』などの言葉が幅を利かせたら、会話がつまらなくなる? 『普通』『平均的』『偏差値50』、受験生には厳しい響きの言葉だ。オチが書けない…。
もう一つ、心配するな。君は「下品」じゃない。ただ「品がない」だけだ。気にすんな!
(2011.11.07) △このページのトップへ
世の中には「上品な人」と「下品な人」がいる。「中品な人」というのはあまり聞かない。
世の中には「上質なモノ」というのがあるが、「下質なモノ」や「中質なモノ」というのはあまり聞かない。
「上級」「中級」「下級」というのはある。
「上流」「中流」「下流」というのもある。
「松」「竹」「梅」という差別もある。そーゆー酒のメーカーもある。渡哲也。
「特上」「上」「並」という区別もある。寿司のランクなどに使われる。特上は食ったことない。
「優」「良」「可」「不可」という線引きもある。成績評価などで使われる。ボカア不可が多かった。
「甲」「乙」「丙」「丁」という物差しもある。徴兵検査などで使われていた。おじいちゃんは「甲種合格」だった。
えっ? だから何って?
いやあ、別にそんだけです。
代表がなかなかジョギングに行こうとしないので、ボクはヒマなんです。
(2011.11.06) △このページのトップへ
セーターの余り糸で、おばあちゃんはこんなカワユイ帽子まで作ってくれました。
どうだ! 「うらめやしい」だろ? いや、「うらやましい」だろ?
こんなんセットで買ったらウン万円よ、ウン万円。いや、値段付かないよね、実際。
オイラはつくずく「しわわせ者」じゃ。いや、「しあわせ者」じゃ。
(2011.11.06) △このページのトップへ
おととい、隣のケーコさんに穫れたての『生の殻付き落花生』をいただきました。
今まで落花生といえば、乾燥したものしか知りませんでしたので、てっきりこれを天日干しするのかと思っていました。
でも、ケーコさんはこんなことも言ってました。
「塩辛いくらいの塩水で茹でると美味いよ」
ええ〜!? 落花生を茹でるの? そんなバカな! と思っておりました。
ところがキッチョンチョン!
インターネットで調べてみると、実は「茹で落花生」は贅沢な、病みつきになる食べ方だということが分かってきました。
ビールのおつまみにサイコー! お芋のような、ユリネのような食感とも書いてあります。
へぇ〜、知らなかったなあ。今日ちょっとやってみます。
PS やろうと思って見てみたら、時間が経ち過ぎたみたいで殻にうっすらとカビが生えて「カイコの繭」みたいになってました。なんで、やめました。明日ゴミの日に捨てます。
(2011.11.06) △このページのトップへ
妻が糖分博士なら、おばあちゃんは「ノーベル糖分学賞」ものである。
なぜか?
それは、おじいちゃん(マドロスさん)が糖尿病だったからだ。
糖尿病の改善は「食事療法」によって「糖分」「カロリー」をいかにコントロールするかにかかっている。
献立のカロリー計算をして、それを美味しく食べさせる工夫をし、それを続ける日々。
そういうことを何十年もやってきた彼女は、メニューを見ただけで正確にカロリーが計算できる。
おばあちゃんは、ボクたちが毎日食べている食事について、こんなうれしいコメントをしてくれる。
「野菜も多いし、あんだだづの食事は理想的だよ」
大御所にそう言われると、何だか照れる。
(2011.11.06) △このページのトップへ
1951年、貧しく混乱した時代・・・終戦後の日本。
その頃、生活保護者は205万人いたそうだ。
1995年には88万人まで減った。
それがまた、今、205万人になった。終戦後の日本の水準に戻ったのだ。
これが何を意味するのか? もう言わずもがなだろう。
あの頃と違うのは、先行きに光が見えないということだ。
良くなる兆しがまるでないということだ。
(2011.11.06) △このページのトップへ
昨日、パ・リーグ優勝を果たしたホークス。
おめでとう! 本当におめでとう!
あえて「ホークス」と言わせていただくのは、「南海ホークス」時代からとは言わないにしても、少なくとも「ダイエーホークス」時代からは、ボクたちは「ホークス」の熱狂的ファンだったからだ。球場に見に行ったこともある。ここだけの話、「東北楽天ゴールデンイーグルス」だがってのよりもずっと好きなのよ。「ワシ」より「タカ」が好きなのよ。
その頃の選手は少なくなった。ムネくんと呼んでいた「川崎」や、一度トチ狂ってジャイアンツに行ってた「小久保」や、最後のドカベン「松中」、和田くん、杉内くん・・・。そうそう、バルデスくん、ズレータくんってのもいた。立つんだジョーの大リーガー「城島」もいた! マイナーだけど、仙台育英の甲子園準優勝投手、大越くんも当時は外野手の補欠だった。
それに何といっても王監督(現球団会長)と秋山コーチ(現監督)。そんくらいかな? 残ってんの。
ボクは、そうねえ、もう20年も前のことだけど、「ラグビーリーグ(7人制ラグビー)日本代表」の事務局長ってのをやっていたことがあって(何でよ?)、そん時、ラグビーの本場オーストラリアに行ったことがあるのね。日本代表選手を引き連れて。(だから何でよ!)
で、そん時乗った「カンタス航空」のビジネスクラスに、世界の王監督をはじめ秋山はまだ選手だったけど、そういう「ダイエーホークス」の選手も同席してたのね。(へえ〜!)
あっちはキャンプで来てたんだけど、オーストラリアという国は野球なんかより、圧倒的にラグビーが盛んだから、ダイエーよりもラグビーリーグ日本代表のほうが人気が高かった。
例えば機内放送なんかでもこんな感じ。
「本日はラグビーリーグ日本代表の皆様にご搭乗いただいております。心より歓迎申し上げます!」みたいな感じ。ダイエーの「ダ」の字もないの。(おっといけねえ、話が長くなった。自慢になった)
で、その時いた選手も、このCSでは大活躍でした。うれしいね。
こうなったら絶対「日本一」になってもらわんとね。応援するよ!
PS 柴崎くんが今日(11月8日)引退するってニュースを見た。そうだった、彼もいた、いた。ついでに鳥越くんってのもいたなあ。柴崎くん、お疲れさまでした!!
(2011.11.06) △このページのトップへ
妻は糖分に燃えている。
いや、糖分研究に燃えている。本まで買って。
例えばこんな耳寄りな情報を今日、ボクに伝授してくれた。
「炭水化物から食物繊維を引くと、糖分なのよ。今度食品の成分表示見てみなさい」
へえ、そうなんだ〜。
でも、糖分に詳しくなることと、糖分を減らすことの間に、今のところ相関関係はないようだ。
糖分研究に燃えるのではなく、「糖分」そのものを燃やしたいのだが・・・。ざんねん!!!
(2011.11.06) △このページのトップへ
モモコちゃんが送ってくれた焙煎コーヒーは豆だった。
久しぶりに手動のミルでゴリゴリ・・・。
3人で香り立つコーヒーをいただきました。
美味かった〜。部屋中にコーヒーのかぐわしいかほり。
「コーヒーショップみたい」誰からともなくそんな言葉が。
古いねえ。コーヒーショップって言い方。
(2011.11.06) △このページのトップへ
今朝8時半まで朝寝坊をして起きてきた2人に、とっくに起きて洗濯機を回していたおばあちゃんは、こういうお言葉を掛けてくださった。
「あら、いいんだよ。日曜日だから寝てても」
寛大なおばあちゃん。
いつも一番早いのがおばあちゃん。次がボク。そして代表。今日ぐらいはと思って代表にボクが言った。
「コーヒー入ったよ。会長お呼びして!」
「はい! 分かりました!!!」
(2011.11.06) △このページのトップへ
♪なあ、友よ、「夢」っていう言葉は、きっとあきらめた人が発明したんだろう?
ならば、友よ、死ぬ間際でいいや。君と夢を語り合うのは、死ぬ間際でいいや。
(2011.11.05) △このページのトップへ
ロクシタン(L'OCCITANE)がフランスのコスメティックブランドであることを、これまでボクは知らなかった。鹿鳴館の舞踏会や六花亭のチョコなら知ってたが。
妻も知らなかった。その「スクラブ洗顔剤」がさっき、「モモコちゃん」から妻に届いた。(ちなみにモモコちゃんは、それだけでなく、ローストコーヒーと、ナント! 青汁まで送ってくれた! ありがとう! いろいろ気を遣っていただいて)
一方、韓国では今、「カタツムリコスメ」が大人気だということも、これまでボクは知らなかった。カタツムリ成分が美肌を作るんだって!
妻も知らなかった。ついこの間、そのパックが、韓国旅行から戻ったという上月文青大先生から送られてきた。顔がヌメヌメになってしまうパックだとか言っていた。ヌメヌメ成分はカタツムリの粘液なんだって!? ゲッ!(ちなみに上月大先生は、牛タンセットも送ってくれた。ありがとう! あっ、それから韓国で一番美味しい『韓国海苔』も!)
ロクシタンやカタツムリ・・・いいことだ。妻がきれいになるわけだからね。
いやあ、それにしても女性の『美』への探究心ってスゴイね! そのうち「ナメクジ」顔に這わせたりしない?
(2011.11.05) △このページのトップへ
岩手県釜石市の沿岸部にある9つの小中学校で、全児童生徒を対象に、東日本大震災のあった3月11日当日の避難行動を調査したところ、回答者1512人(回答率94・9%)のほぼ全員が、気象庁や行政の災害情報を待たずに地震直後に避難を開始していたことが11日、群馬大の片田敏孝教授(災害社会工学)らの分析で分かった。
同市は小中学生の避難率がほぼ100%で、避難の成功例として「釜石の奇跡」と呼ばれ注目を集めているが、今回の調査で全容が明らかになった。
学校にいた児童生徒の多くは「上履きのまま走って逃げた」とし、「逃げることに一生懸命で、津波は見なかった」と答えた児童生徒も多数いた。全児童が在校していた唐丹小学校は津波で全壊したが、「全員が高台に避難後、津波警報を聞いた」という。
さらに、地震直後に避難を開始したことで時間的余裕が生じたことから、「避難をしぶる祖父母や父母を説得し避難させた」「体の不自由な同級生をおぶって逃げた」「低学年の児童や幼稚園児の手を引いて逃げた」など、周囲の人の避難を誘導している様子も随所にみられる。
このニュースを見て、ボクはなぜだか涙が出てきた。
子供たちが無心に逃げる様子を想像して。
普段からの徹底した教育指導の大切さを痛感した。
それでも大人は、どこかに過信を持ってしまう。まあ、いっか。大丈夫、大丈夫と思って油断してしまう。
釜石の奇跡を教訓にしなければならない。
素直に信じて、それを無心に実行した者だけが助かったんだよ。
(2011.11.05) △このページのトップへ
そこには糖分との戦いがあった。
炭水化物との戦いでもあった。
妻は昨日のキムチ鍋において「ごはん」を抜いた。1つぶも食べなかった。
ボクとおばあちゃんは食べた。それなりにしっかり食べた。
寝る前に体重を測った代表は、絶句、ガックンと肩を落とした。哀れ。
それを見ておばあちゃんはこう言った。きつ〜い一言。
「あんぺっこ(あのくらい)のごはん削ったって変わんない、変わんない」
食ったボクは少しだけど減っていた、昨日より。
「私、何もかも嫌になったワ」
その気持ち、分からんでもない。
今日のお昼は「チーズ入りキムチ雑炊」だ。妻のやけ食いがボクは怖い。
こんな感じぃ。全員3杯ずつ完食!
(2011.11.05) △このページのトップへ
「空と君との間には」・・・今日も冷たい雨が降る〜♪ 確かそうだったね。
「ここにいるよ、いつまでも♪」
そうやっておばあちゃんは、磨く。
風呂場の裏側の戸も、男子トイレの床までも。
代表の机も自分の机も執事のボクの机までも(みんな一枚板でつながっているわけではあるが・・・)。
「♪君が笑ってくれるなら、オラは事務員にでもなる〜」
そうやっておばあちゃんは今日も、磨く。
洗濯は今日3回もあるらしい。
「同情するなら金をくれ!」
そんな下品なことは言わない。
(2011.11.05) △このページのトップへ
編み物をしながら、左耳のイヤホンでラヂオを聞いているおばあちゃん。
そのおばあちゃんが、突然こう言いました。というか叫びました。
「ええ〜!!! 文化勲章もらうと年金350万円だって!」
かなり大きい声でした。ボクも時々ヘッドホンをして歌を歌ったりすると、すごい大音響になるそうです。しかも必ず音痴だそうです。
詳しく聞くまでもなく、それを受賞すると、死ぬまで年金が350万円もらえるんですって!
いやあ、驚きましたねえ。
やっぱ「お金」なんですか?
紫綬褒章とか何とかって(紅、緑、黄、藍、紺もある)勲章に色の違いがあるのも、こうしたお金のご褒美があるのも(しかも年金)、何だかヤラシイ感じがします。
あと誰が紹介したとかさ、推薦したとかもさ、何だかヤなんだよね。
好かんね!
(2011.11.05) △このページのトップへ
久しぶりにまた観ました。3人で。
おばあちゃんは最後のほうで寝ていましたが、クレジットタイトルが流れる前にこんな詩が流れました。
一つぶの砂に一つの世界を見、
一輪の野の花に一つの天国を見、
てのひらに無限を乗せ、
ひとときのうちに永遠を感じる。
イギリスの詩人、画家であった「ウィリアム・ブレイク」の『無心のまえぶれ』という詩の冒頭の一節です。
以前、『オイラーの公式』をトーエーと議論したことがありましたが、今回あらためて数学、数字というものの神秘に魅せられました。
例えば『友愛数』です。
異なる2つの自然数の組で、自分自身を除いた約数の和が、互いに他方と等しくなるような数をいいます。親和数とも呼ばれます。
一番小さな友愛数の組は(220, 284)です。
何だかかわいくて、美しいね。友愛数とこの加古隆さんのピアノ。
(2011.11.05) △このページのトップへ
妻は自分たちが太った理由をようやく突き止めたようだ。
「糖分よ、糖分!」
確かにU子の結婚式の後、大量に買い込んだりもらったりした『スイーツ』を食い続けていた。
「ボクの場合、タバコに代わる飴とかガムもよくなかったね」
禁煙初期の「ストレス太り」は「スイーツ太り」に、見事に移行してしまったようだ。
糖分を控えよう! 炭水化物も控えよう!
それを聞いていたおばあちゃんは、少し複雑な表情を浮かべて黙ってしまった。
「いいんだよ、おばあちゃんは、好きなもの、好きなだけ食べても。気にしないで!」
「そうそう、サツマイモでも何でもバンバン食べてね!」
おばあちゃんは、さらに困惑した目でこんなことを呟いた。
「別にあんだだづ(あなたたち)さほど太ってねっちゃ!」
でも、おばあちゃんにそう言われても困る。ちっとも慰めになってない。
(2011.11.04) △このページのトップへ
アッシュ(石巻のワンちゃん)は、白内障だと獣医さんに診断されたみたい。
それを聞いておばあちゃんはシュックでした。
それから、いろんなワンちゃんの映画を観たこともあって、おばあちゃんはポツリこんなことを言いました。
「白内障のアッシュに会いたぐなったなぁ」
(2011.11.04) △このページのトップへ
ついに完成! 『ボクのセーター』。
今回の毛糸は今までと違い、色柄はいいんだけどゴワゴワして編みにくかったとか。
「高いわりに良くながったなあ」と言っておりました。
アイロン掛けしていよいよ完成で〜す!
やりぃ! こんなメチャメチャかわいいセーターで〜す!
PS 妻は非常に羨ましがって「いいなあ、いいなあ」を連発。
「帽子もやってみよう!」おばあちゃんは言いました。
どうも余った毛糸で帽子まで編んでくれるようです。やりぃ!
それを聞いて、また妻が言いました。
「私も帽子ほしい!!!」
待だい〜ん!(待ちなさい!)
「帽子112目」と箱に。
(2011.11.04) △このページのトップへ
夕べのおかず『サンマの甘露煮』。
さすがに美味いねえ。
骨もトロトロに溶けてましたよ。
何か酢もちょっと入れるみたいです。
やはりこーゆー料理は、おばあちゃんしかできません。
(2011.11.04) △このページのトップへ
夕べのシアターで『HACHI 約束の犬』を観た。
忠犬ハチ公の物語をアメリカナイズした映画。リチャード・ギアが出ていた。
その前日は『クイール』を観ていた関係もあって、ボクたちはメチャメチャ犬が欲しくなった。
特に妻は「ハチ欲しい、ハチ欲しい!」と「ドントぽちい!」(知ってます?)状態になっている。
忠犬ハチ公の故郷、秋田県大館市には『ハチ公記念館』がある。ハチ公の生家も残っている。
「そこへ行こう!」と妻は言う。
そこへ行ってもおそらく「子犬」はもらえないと思うのだが・・・。
でも、そこへ行って、それから鯵ヶ沢まで足を伸ばして「ブサオ」じゃなくて「わさお」を見てくるのも悪くないな。
(2011.11.03) △このページのトップへ
午前中は全員お仕事。午後から買い物で〜す。
たまたまつけたテレビで韓国料理の番組をやっていた。おいしそうなキムチの映像に全員の目が釘付けになった。
おばあちゃんはキムチ大好きらしい。
そんなわけで、今日はAMANOで「キムチ」を買って、キムチ鍋になる公算が高くなった。
(2011.11.03) △このページのトップへ
今日は「文化の日」である。「文化の日」とは何か?
戦後、昭和21年、日本国憲法が公布された日であり、日本国憲法が「平和と文化」を重視していることから、昭和23年に公布・施行された祝日法で「文化の日」と定められた。日本国憲法は、公布から半年後の昭和22年5月3日に施行されたため、5月3日も「憲法記念日」として国民の祝日となっている。(ウィキペディア)
そんなわけで、皇居では「文化勲章」の授与式がある。(おばあちゃんと妻は「辞退する」と言っていたが)
あと、この日は「晴れの特異日」とも言われているそうだ。晴天になる確率が高いからだって。確かに今日も晴れている。
日本武道館では全日本剣道選手権大会も開かれる。(少年剣士だったから知っている)
最後に、この日は「まんがの日」でもある。
漫画を文化として認知してもらいたいと、日本漫画協会と出版社が制定したんだそうだ。
でも、日本の漫画は今や、サブカルチャーどころかメインカルチャーとしても、立派に世界に誇れる文化になってしまった。
その漫画界の提灯、いや重鎮「東海林さだお」こと「ショージくん」も叙勲!
ボクは昔から漫画もエッセイもショージくん大好き人間なんです。こんなWEBニュースを見つけました。
「居職の生涯ですよ。職人さんは朝起きたら前掛けを締めて仕事に向かい、夕方はほこりを払って仕事はおしまい。お酒を飲んで一日を終える。そんなふうに漫画を描いてきました」。好きなことを商売にでき、ストレスはないという。健康を支えるのは、これまた大好きな草野球。
依頼があっても、テレビに出演することはほとんどない。「顔が知られると、自然体で観察ができない。普通の人が体験することが面白いんですよ」。しがないサラリーマンや庶民の生活を描く東海林さんの真骨頂だ。
10月に74歳になった。「そろそろ店じまいも考え、段ボールで買っていた漫画の原稿用紙をここ5、6年はバラで買うようになった。そこにこの賞をいただき、まだやれるということかな」と笑う。
エラそうに言わせてもらえれば、同じ「居職」の身なれば、ショージくんにはいつまでも頑張って書き続けてもらいたいね。
何はともあれ、親分、おめでとうござんす!
(2011.11.03) △このページのトップへ
お尻が青白い虫。
雪虫を見た。
雪虫飛んだ。
雪虫飛んだ。
雪虫飛んだ。
冬はすぐそこ。
雪虫飛んだ。
(2011.11.02) △このページのトップへ
9月からタバコをやめ、太り続けていた体重を減らすべく、ボクたちはジョギングを始めた。
散歩コースの田んぼの道を、昨日から妻と少しずつ走っている。
結構いい運動になる。汗もかく。
まだ2回目だけど、これも続けられたらダイエット効果は絶大だ。
さすがにおばあちゃんは参加を辞退し、ボクたちがいない間に密かに「さつまいも」を食べていたようだ。
部屋中、そこはかとなく芋の匂いがするのだ。
・・・バレバレ。
(2011.11.02) △このページのトップへ
生協の宅配用のカタログを3人で見るのが好きです。
昨日も「ああでもない、こうでもない」と言いながら、赤鉛筆で○をしたり消したりしながら見てました。おばあちゃんは老眼鏡までかけて。
「あっ! これこれ!」
食べ物(それも大福とかスイーツとか)しか見てない2人に、ボクは割って入って言いました。
「この洗剤買わなきゃ!」
「えっ? 何それ?」
「だから、もう台所の洗剤ないんだってば」
「わおっ! 主婦より主婦っぽい!」と妻。
「だ〜がら、どっちが主婦だが分がんね」と大御所。
(2011.11.02) △このページのトップへ
おばあちゃんが大好きな『椰子風特製味噌ラーメン』が、滞在18日目にしてようやく食卓に上る!
今からボクが腕によりをかけて作る。実はスープは夕べから仕込んである。
おばあちゃんは鼻を鳴らしながら、鼻を垂らしながら、食うことだろう。
後で写真を紹介しま〜す。
ウメエぞ! うちの味噌ラーメン。
PS はいっ! これで〜す!
みんな満足、満腹で、お腹がタプタプになりましたぁ〜。ゲプッ!
ちなみに、具材はすごいですよ! キャベツ、タマネギ、大根、人参、ネギ、しいたけ、えのき、コーン、ニラ、もやし、豚バラ、昆布・・・。それらがものすごい勢いで入ってます。
(2011.11.02) △このページのトップへ
何のこっちゃ?
「オゲンコ?」っていうのは、井上順が昔言ってたギャグで「お元気?」の意味でした。
で、「メランコ?」はボクたちの造語で、「メランコリー?」の意味です。
つまり「落ち込んでないかい?」みたいなときに使います。
もちろんジョークでね。
本当に落ち込み切っている人には、「メランコ?」なんて言えません。
「オゲンコ?」
「ううん、最近ちょっとメランコ」
そんなノリで使いましょう。
(2011.11.02) △このページのトップへ
床の上に裸の女を仰向けに寝かせ、それを足下から眺めている。
さっきトイレに入っている時に浮かんだ一文だ。(何でよ!)
どうですか? 何か感じますか?
トーエー、どうですか? 電車の中でやらしい気持ちになってませんか? ムラムラモヤモヤしてませんか?
で、この一文の最初にこんな形容句を置いてみたんです。トイレの中で。(だから何でよ!)
「剣山を敷き詰めた」
こうなります。
剣山を敷き詰めた床の上に裸の女を仰向けに寝かせ、それを足下から眺めている。
わあ、ヤバいぜ! トーエーどう?
「い、い、い、痛い!」
オレ、欲求不満かなあ・・・。
(2011.11.02) △このページのトップへ
「ボクたち紫綬褒章もらえるかな?」
大竹しのぶがもらったというニュースを見て、やや唐突にボクが言った。
「・・・?」
2人とも沈黙。そして3秒後ゲラゲラ笑った。
「誰どごにして!」と、おばあ。
「いや、分からないよ。誰が何で取るかなんて・・・。たとえばおばあちゃんなら『編み物関係』かもしれないし、代表なら『グランドゴルフ関係』とか・・・」
それを「なるほど」とうなずいて聞いていたおばあちゃん。真面目な顔でこうおっしゃった。
「でも私は辞退するべよ」
そうきたか。
「私も! だって面倒くさいもん!」
お〜、さすが代表。2人ともイメージはシッカリできている。
(2011.11.02) △このページのトップへ
おばあちゃんは朝お薬を飲みます。
お茶汲み係のボクは、毎朝お水を用意します。
「あれっ? おばあちゃん、今日薬出てないよ」
「あら〜、こうやって時々忘れでんだっちゃ。どうりで最後に何個か余ると思ってだんだよ」
え〜!!!
(2011.11.02) △このページのトップへ
10月に発注いただいた、五所川原のクライアントさんのホームページがほぼ完成しました。
クライアントさんから快く承諾していただきましたのでご紹介します。こちらです。→『つるや建築工房』さん。
ロゴマークの「鶴」には、自分なりの思いを込めました。「あいさつ」コーナーに、ちゃっかり自分の宣伝もしちゃってま〜す。
とてもセンスのいい建築設計工房ですよ。
増改築のご用命をお待ちしておりま〜す!(お前、回し者か?!)
ええ、回し者で〜す。
(2011.11.01) △このページのトップへ
またひとつ月が変わり、今年も残すとこ2つしか月がなくなった。
おかげさまで、今年は実に充実した1年を過ごさせてもらっている。
震災とかもあったが、ひとまず今は大過なく、仕事も順調で、肥え気味とはいえ体も健康です。
昨日、グランドゴルフの帰りにスーパー「ダイサン」に寄ったんだけど、そこの鮮魚売り場に、ちょっと身なりの怪しいオバサンがいて、端っぱの切り落としが入った刺身のトレイを100回ぐらい握り直して結局買わず、最後は惣菜コーナーでコロッケのようなものを買っておりました。
年金生活者なのでしょうかね。
本当に世の中世知辛くなってきて、TPPだ、年金支給年齢引き上げだ、史上最悪の円高だ、消費税アップだと厳しい景気と雇用の中、ボクたちはこうやって、仕事もあり贅沢ではないにしろ人並みに生活できていることに感謝しています。
残り2ヶ月、どんなことが起こるかなあ。想像してみると楽しくなってきます。
(2011.11.01) △このページのトップへ
いやあ、昨日は楽しかった!
あの後、危ぶまれた天気は「グイ晴」の方向に向かったのだ!
ボクたちは、神のくれた恩恵に感謝しながら、昼ご飯を食べずに一路大潟村へ。
まずは腹ごなしに「サンルーラル」の四川風中華レストラン「彗星」でこんなものを食べました。
代表のおごりでした。
「今月は弊社の売上によく貢献してくれました! 特におばあちゃん!」
代表はそう言ってボクたちをねぎらいました。
腹も膨れ、さあ、いよいよ、それを凹ますための戦いの火ぶたが切られました!
キモコよかったよ〜! こんな感じ・・・。写真コーナー『ハマッてます!』もごらん下さいね。
おばあちゃんは、いきなり「くろまつコース」の山で苦戦し、山のふもとをあっちゃ行ったりこっちゃ来たりして大爆笑・・・。いい運動になったようです。
天気晴朗なれど風強し。それでも、ゲラゲラ、キャーキャー、200円でよく遊びました。
代表はこの日も絶好調で、また「ホールインワン」を出しました。スッゲエ!
今回はコースを5回も回りました。2時間以上。
大満足して最後は温泉に。ゆったりくっつり疲れを癒しました。
帰りのクルマの中で、おばあちゃんはこんなことを・・・。
「あ〜、楽しかった! でも、私この靴だと足が痛くなってダメなんだっちゃ」
えっ? 靴のせい? 大丈夫、今度AMANOで買ってけっからねえ!
(2011.11.01) △このページのトップへ
志賀直哉を「小説の神様」と呼ばしめる一因となった小説である。
「その円満具足した姿は、まるで古美術品のように美しく不動であった。
直哉の心は、生動しつつ静かであった」(高田瑞穂)
高田瑞穂さんは、こんなことも書いている。
「結婚は青春時代の終結である」
ならば、ボクはあの離婚によって再び青春を手に入れたのである。
「青春の心は、自在な彷徨によってかえって「生」の充実を生んだ。転機はしばしば「反動」とともに来る。
直哉の6年に及ぶ「空白期」が落ちた。その間に漱石歿。直哉にひとつの開放感が生じた。
4年にわたる沈黙を破って創意は再び動き、「佐々木の場合」を亡き漱石に献じた時から、直哉の第2期が始まった」
青春期の動蕩→反動期の沈黙→作家直哉の成熟期。「動」→「静」へ、「反抗」→「和解」へ。
小説『小僧の神様』を読んでいると、心が洗われてくる。高田さんの言う「生動しつつ静かな」心境になっていける。
ボクが志賀直哉を好むのはきっと、このおじいちゃんの清澄な目、透徹した凝視の目でもあるが、小説の中でかいま見せる「人間的関心の深さ」なのである。志賀ちゃん(失礼だがあえて親しみを込めて)は人がいいのである。好人物なのである。ゆえに好人物が好きなのである。
最後に、それがよく分かる『小僧の神様』の付記の最後をご覧下さい。
「・・・ところが、その番地には人の住まいがなくて、小さい稲荷の祠があった。小僧はびっくりした。・・・というふうに書こうと思った。
しかし、そう書くことは小僧に対して残酷な気がしてきた。それゆえ作者は、前の所で擱筆することにした」
あっぱれ! 志賀ちゃん! いや大先生!
(2011.10.31) △このページのトップへ
上手くすると、今日は午後から遊べるかもしれない。
代表の納品とボクの納品が完了すれば・・・。
そうなったら、また大潟村に行って、何か美味しいランチでも。ウッシッシ。
それから温泉に入れるかもしれない。
グランドゴルフはどうだろう? 今のところまだ雨は降っていないが何だか怪しい雲行きだ。
いずれにしても、遊びに行きたい!
1週間前に遊んだきり、今月はズ〜ッと仕事づけだったんだもんね。
今日は10月末日。
「ご苦労様、明日は私が何かごちそうするわ!」
昨日、家政婦と執事に向かって、代表はそういうことをおっしゃってくれた。
やりぃ〜!!!
ボクは密かにサンローラルの「四川風五目中華」を狙っているのだが・・・。
(2011.10.31) △このページのトップへ
朝、軽井沢のホテルブレストンコートで買ってきた、最後の特製コーヒーを3人で飲みながら、満ち足りた至福を感じていました。
代表は飲み終え、生協のめんたいこおにぎりを口に頬張ると、すぐさまトトトを始めました。
ボクとおばあちゃんは、それからしばしおしゃべりをしていました。
おばあちゃんはまずこんなことを言いました。
「私、ズ〜ッと気になってんだけど、どうして相撲で『はっけよい、残った!』って言うの?」
唐突だった。もうすぐ相撲が始まるからかな?
ボクはインターネットでいろいろ調べてあげた。諸説あって「八卦良い説」「発気揚々説」が有力だということだった。今日は詳細略します。
おばあちゃんの疑問は続いた。
「どうしてフンドシ(マワシのことをおばあはそう言った)をしめるんだべ? アレかっこ悪いっちゃあ、ケツ出して」
それも調べて答えてあげた。
「どうしてチョンマゲなんだべ?」
それも答えてあげた。ハゲロザン(ちがった)白露山のハゲ(またちがった)マゲは、天才床山の技術に支えられていることを知った。
「化粧マワシはどういう意味があんだべ?」
まだまだ質問は続く。ボク答える。代表トトトトト。
「あ〜、いろんな疑問が解決してス〜ッとした!」
最後におばあちゃんはそう言って、ようやく編み棒を動かしました。
好奇心旺盛なおばあちゃんネ。
(2011.10.31) △このページのトップへ
深い秋の静かな晩だった。
沼の上を雁が啼いて通る。
こんな書き出しで始まる、志賀直哉の短編小説『好人物の夫婦』。
この小説がボクは大好きだ。妻も。
好人物の夫婦の家に、女中の妊娠という出来事が起こる。しかし良人が素直に「今度の場合、それは俺じゃあない」と言うと、細君は「ありがとう」と答えて泣く。
その温かい涙が危機を洗い去る。
志賀直哉は「創作余談」の中でこう書いている。
「メーテルリンクの『知恵と運命』に感心し、愚かさから来る誤解や意地張りで悲劇を作ることがいかに下らないかということを思い、それから救われる場合の1つとしてこの小説を書いた。長い間良くなかった父との関係においても大変良く働いた」
やがてあの名作『和解』を生む有力な契機になった作品だ。「素直」がいいのだ。
(2011.10.30) △このページのトップへ
毎日こんなふうにして仕事してます。
こんなオブジェも作りました。
(2011.10.30) △このページのトップへ
「飽きてきたぞー」
代表が今そうつぶやいた。
「マジ?」
「あっ、聞こえた?」
「うん。やっぱ飽きるよね」
「秋刀魚の佃煮食いたい!」
「えっ?」
「グランドゴルフやりたい!」
「うん。でも・・・」
「外で食べたい!」
そう言って、またヘッドホンをしてトトトト・・・。
(2011.10.30) △このページのトップへ
そのおばあちゃんは、編む、編む、編む。アムアム星人。
ボクのセーターを編み終わるまでは帰られない!
そう言って始めたわけだったが、2週間でもう「袖」を残すのみになったようだ。
やばい!
このままでは帰られてしまう!
どうしよう?
そうだ!
寝ている間にほどいておけばいいんだ。
でも・・・。
バレるよなあ。
日曜日、皆さんいかがお過ごしですか? チェッ! いいなあ。
(2011.10.30) △このページのトップへ
そのおばあちゃんが今、来た、来た。
洗濯機を回し、モップを持ち、入ってきた。モップ星人。
「あんだだづ(あななたち)何時がら起ぎでだの?」
そう言いながら、仕事部屋の隅々までモップを掛けている。
「おばあちゃんもお茶っこ飲まいん!(飲みな!)」と言うと、
「だ〜れ、私のペースあるもの」だって。
う〜ん、なるほど、ペースあるんだな。
ラジオ体操から始まる1日のペースが。
馬力ならぬ「おばあ力」→「ば力」全開です!(「ば力」ですよ。「ばか」じゃないですよ。似てるなあ)
日曜日、皆さんいかがお過ごしですか? あっそう。
(2011.10.30) △このページのトップへ
何かそういう映画があったなあ。
ピンクパンサーシリーズだった。
クルーゾー警部が出てくるヤツ。
で、こっちの『暗闇でドッキリ!』はというと、今朝6時前から出社して仕事をしている代表をお支えすべく、お茶などを沸かしていたボクの眼前で起こった「ドッキリ!」でした。
おばあちゃんが暗がりで『ラジオ体操』をしていたのです。
暗闇で影が動いておりました。屈伸とかしたり飛び跳ねたり・・・。
ボクはお湯を沸かしながら、その様子を眺めていたわけです。
こんなに早くにもう活動している。しかも『体力増強』のために。
どうりで元気なわけだよねえ。
日曜日、皆さんいかがお過ごしですか? へえ。
(2011.10.30) △このページのトップへ
1000兆円ってどんだけ〜???
調べてみましたよ。ヒマだねえ。
計算が間違ってたらトーエー教えてね!
ええと、まず地球に並べてみました。赤道に沿って1枚1枚、お岩さんみたいに。
赤道の長さを4万キロとして、約2.5兆円で1周します。1000兆円だと、な、な、なんと! 400周もしちゃいます!
地球400周分の借金ってことになります。
積み重ねたらどうか? 100万円を1センチとして、1000兆円なら、なんと! 富士山3000個分の高さになります。
日本一の山3000個分の借金ってことよ!
ボクは、これでどうして日本が潰れないのか、それが不思議なんですよ。
ねえ、地球400周、富士山3000個分の借金よ!
(2011.10.29) △このページのトップへ
■エッセイ『ことなひまめのオッペケペーですっとこどっこいな日常2』(〜800話はこちら)