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★エッセイ『ことなひまめのオッペケペーですっとこどっこいな日常2』
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★元祖エッセイ『ことなひまめのオッペケペーですっとこどっこいな日常』1000話(完)はこちら。
★お便りはこちらまで。info@officematroos.com
桜が咲く季節に「枯れ葉」、さすがです。
ラストスパート! ピンクジャイアント、ヤスシ!
そんな応援メールを頂いた。
ボクのサックスを、音という音がまったく出なかった時代から聞いてくれているサックス界の渋谷陽一こと「J」さんから。
彼はまだまだ君の実力はこんなもんじゃない!
と、最後の頑張りを期待してくれている。
よし! そうだ、もっと上を目指さねば!
そんな気になっているが何しろあと3日。
今日は先生の前での最後の練習となった。
楽譜変えましょう、一緒に吹きましょう!
何とかそれだけはオミットしたいものだ。
やだやだやだ! 幼稚園児みたいじゃん。
さらに、Jさんはこんなことにも言及してくれている。
それはファッションについてだ。ヘアスタイルについてだ。
さすがだ。ボクはそんな余裕まるでなかった。
彼はミュージシャンっぽいファッションと、ブルージャイアント風、ソニーロリンズ風のモヒカンをイメージしているのだが、モヒカンだけは駄目かもしれない。
それだけはちょっと勘弁! とゆー感じである。
ミュージシャンっぽいファッションは妻に任せることにしよう。
前に確かブレザーに「白いハイソックス」とかなんとか言っていたなあ。大丈夫かなあ。
さあて、そんなわけで、昨日スタジオ練習のときの模様をアップしましたので爆音注意でご覧ください。
カメラ目線になっている自分がいる。なぜだ? 余裕の表れか?
(2017.04.21) △このページのトップへ
アレは一体なんだったんだろう!?
ちょっと、何よ、これ?!
って感じで、ものすごい風が吹いていませんでしたか?
ヘッドホン越しにもビュービューバンバンが聞こえ、時々サイレンの音まで!
そんな中でも近くでカンカン住宅建築の作業をしている音が聞こえ、ボクは思わず「ああ、中の仕事で良かったなあ」と胸を撫で下ろしていました。
ビニールハウスとか、いろんなところに被害が出たんだろうなあ。。。
ババメの家はどうなったかなあ?
もう跡形もなくなったかもしれないなあ。。。
そんな大風が2日続いた後、今日は朝から大快晴の青空!!!
ボクはあと3日後となったデビューコンサートに向けて、最後の練習に行ってきます。
うまくいったらおなぐさみ!
そうそう、おとといの家での練習風景をユーチューブにアップしました。
お聞きになる場合は、くれぐれも「爆音注意!」でお願いします。
練習からの帰り道。
大学病院の舗道のサクラがほら、こんなに!
大風が吹きやんで、「今だ!」とばかりに咲いている。
いいねえ、いよいよ春だね〜。頼むよ、今度こそ!
(2017.04.20) △このページのトップへ
いろんな新しい魚の領域に踏み込み始めている。
さわら、とくれば西京漬けだが、カマス、とくれば干物だろう。
本当に油が乗っててうまいね!
1尾300円くらいで、2人で食べても十分なので、コスパもいいときている。
カマス、サイコー! わが家の朝食、とってもサイコー!!
で、ですね。
昨日、ボクはカマスの小骨をですね。
奥歯の歯間に刺してしまったんですね。
いえいえ、痛くはなかったんです。
歯肉に刺したんではないですから。
ちょうど歯間ブラシで磨くときみたいに、いい感じでお掃除までやっちゃいましたよ。
(2017.04.20) △このページのトップへ
まずはこの写真を。
2年ぶりぐらいに食べた「鮎」あ〜ゆ〜レディ? OK?
ボクらは大の鮎好きなのだが(川魚の中では一等!)、なかなか高くて買えなかった。
こないだも、近所のスーパーで見たらさして太ってもいないのが2尾500円ほどで売られていた。
食いたかった。これを酒の肴に! と思ったが、指をくわえて通り過ぎた。
デパ地下でも鮎さんにお会いした。
こないだのより太ってて新鮮そうだった、値段もそん色ない。
仲良く並んだアベックの鮎さんに聞いてみた。
あ〜ゆ〜レディ?
つぶらな瞳が「OK!」と言っていた。
買い! と思った。
うまかったなあ。
それにしてもうまかったなあ。
油で揚げ焼きしたようになっているのは、全部自分の油である。
この方の真骨頂は何といってもクセのないタンパクなお味と上品なこの油感の絡み合いだろう。
うまかったなあ。それにしても。。。
(2017.04.20) △このページのトップへ
最近はめっきり行かなかなくなったのだが、こっちに来た頃、やたらビックリしたスーパーがある。
秋田県内に本部を持つ「I」というスーパーだ。
規模といい、品ぞろえといい、すごいなあ。。。と思ったものである。
そこへ久方ぶりに行ってみて、今度は別の意味でびっくりした。
売り場の棚に何もない!!!
これにはかなり驚いた。
だだっ広い売り場だけに、この閑散感といったらもう、吹きすさぶ不況の嵐といった風情だった。
オイルショック時のトイレットペーパーの棚を見るようであった。
生鮮の野菜や魚だけでなく、トイレ関係も何もかも、軒並み品不足であった。
結局、秋田市のごみ袋20リッターのみ買って帰ったのだが、大丈夫かなあ、このお店。
それと、もう一つ、大丈夫かなあ、と思うことがあった。
かつては若手人気ナンバーワンの演歌歌手だった、心はどーか分からんが名前だけは清かったあの方のコンサートチケットがだぶついているようなのだ。
あと少しに迫ったコンサートチケットを、主催会社が「会員プレゼント」と称して10組20名様にあげますよ〜というバアイ、だいたいそのチケットはだぶついている場合が多い。
かつていろんな面でジーナさんのひんしゅくを買ったJさんの時もそうだった。
ちょっと前に、同じ会場でFさんという演歌のライバルだった人のコンサートが大盛況だったことを考えると、ますます「落ち目の三度笠」感、あるいは「ずんずんずんズンドコ」感が否めない。
ああ、ホントにこの方、大丈夫だろうか?
(2017.04.18) △このページのトップへ
ものすごい風だった!
全然寝られなかった、と言って起きてきた妻である。
ボクも「ねえ、ひどかったねえ」とうなずいた。
ものの、ほんとのことを言うと、しっかり爆睡していた。ここだけの話。
爆風に負けない爆睡を。
さて、こっちに来てつくずく思う。
爆風のたびに「かの地」では、以下のものたちに怯えて暮らしていたなあってこと。
2階の屋根、小屋の屋根、大きなん桜の樹、寝室の南側の壁などなど・・・。
それが、今は2階はないし、小屋もないし、大きな桜の樹もない。それにしてもあっちを出る時に伐ってきてよかった。
そんな話をしながら、今日はサックス練習なのでどうしよう、と思っていたら、おや?
なんだか少しずつ晴れてきたぞ。青空までのぞいてるぞ。
やっぱりボクはツイテるなあ。デビューまであと5日。
(2017.04.18) △このページのトップへ
さわらの西京漬けはサイコーに美味いね!
漬けた魚の中ではサイコーの部類だね。
いや、今朝はそれを食べたのではなく、明日の朝、それを食べることになっているのだ。
しかも、先日立ち寄ったババメの、かつての隣人であり恩人ケーコさんから頂いた「夫のチビギャンさんが精魂込めてつくったアキタコマチ」の去年の新米を炊いて食べるのだ!
すごい贅沢やなあ。今から楽しみ〜!
今朝は、ちなみに、紅鮭のハラスだったのだが、これもまた焼き魚の王座の一画を確実に占めるね。
いつも妻と言っているのだが、ボクたちは日本人に生まれて、かつ「魚好き」で本当に良かった。
♪さわらかな日曜〜、降り注ぐ太陽〜♪
日曜でもないのに、思わずそんな「オヤジダジャレ歌」も飛び出す始末さ!
(2017.04.17) △このページのトップへ
そう言ったのは青木さやかだった。
男が見る視線の先にあるものは、たいがい「そこ」だ。
しかし、女の見る視線の先にあるものはどーも違うようだ。
それは男の「そこ」ではなく、男の足元、つまり靴とか靴下なのだ、とゆーことが最近分かってきた。
ここんとこ、毎日のように、妻はボクに向かって「ちょっと見てくれる? これどれがいい?」と言う。
妻がパソコンの画面に映しているのは、靴下の通販ページだ。
いろんな柄、いろんな色、いろんなスタイルの靴下をボクに見せ、決断を迫ってくるのだ。
毎日、毎日、夫の靴下で悩む奥さんなのだ。
ボクは、案外、そーゆーもの(特に靴下)に関しては、確固たる主義主張を持つ人間ではない。
穴が開いてなきゃいい、ってほどではないが、まあ、それほどのこだわりはない。
自分もそうだが、他人の靴下に着目したこともあまりない。
世の男ってたいがいそーゆーもんじゃないでしょうか?
ところが女の人は違うみたいだ。
男の人の靴や靴下をよーく見ているというのだ。
なるほど、そーいえば、前にボクはベネチアのジーナさんに、ピンク色のローファーの靴を褒められたことがあった。
やっぱりみんな見ているんだなあ。。。
逆に妻は妻で、「ジョイさんはボーダーの靴下が好きみたいよ」と言っている。
ほんとにみんな見ているんだなあ。。。
そんなわけで、ボクはそろそろ、欲しい靴下を3足、決めにかからなければならない。
それにしてもボクはいい奥さんをもらったものだ。
(2017.04.17) △このページのトップへ
ボクはどーしても完璧酒愚者である。
いや、完璧主義者である。
なので、中途半端なかたちが嫌いだ。
やるならやる!
やらないならやらない!
大好きならとことん好き!
大嫌いなら顔も見たくない!
取るなら100点!
駄目なら0点!
まあ、そんなわけで、博打的な性格といいますか、「丁半人生」といいますか。。。
やってきました五十余年。ああ、ばかばか。
で、何が言いたいかと言うと、サックスのことなんです。
ボクは3分の曲の中で、仮に1カ所間違えるとしますね。(いや、しますね、じゃなくて、いつも間違えます)
そうするとですね。もうそこで終わりなんです。後がない。ブチッ! って終わり。
例えば始まってすぐ「♪タラララ〜ン!」の後、「タ・・・・・・」で詰まっちゃったとしますね。
そーするともう駄目。後の2分57秒、沈黙。。。
もうカラオケが勝手に進んでいくだけで、どっから入っていいか分からない。
もうお手上げ! 退場! さようなら!
そんな「白黒はっきり型演奏」を続けていたボクなんですが、ここにきて、よーやく気が付いたんです。
これでは駄目だ、駄目だ、駄目だ、駄目だと!
で、昨日いろいろ考えて、楽譜の主だった箇所にマーカーで色を塗りました。
つまり、ここが各駅停車の駅ですよ〜という印です。
どっかで駅を飛ばしてしまっても、ここから乗り込みなさいよ〜、という場所が明示してあるわけ。
すごい発明だなあ、と思っております。
今日は天気もいいので、この画期的な楽譜(『鈍行列車時刻表』と呼んでください)を持って、太平山が拝めるとっておきの場所に行って練習するかな?
(2017.04.17) △このページのトップへ
今日中に仕上げなければならない原稿が3つありまして。
今、一つ目がようやく完成。
あと2つ。
あと2つでサックスの練習ができる。
がんばろう!
(2017.04.16) △このページのトップへ
今年は繁忙期が終わってもなかなか忙しい。
実入りが多いとはいえないものの、いろいろ細々した仕事があるのだ。くるのだ。
ありがたいことではある。本当にありがとうございます。
この土日も缶詰2缶並んでがんばってます。
今朝は、昨日妻が、左手にお習字のかばん、右手に西武の買い物袋を提げて、筋を切らさんばかりに買ってきてくれたキンキ(小3尾1500円)の煮物ができています。
こーやっていつもボクらは食い物に釣られて仕事をしているわけ。
外は雨が降っているようだ。
さあて、そろそろ朝食の準備に入るかな?
ああ、ちなみに、昨日サックスの映像を撮ったので、あんまり出来はよくないけど、よろしかったらどうぞ。全然自信ありません。。。
(2017.04.15) △このページのトップへ
本当は「くれくれタコラ」だろう。
それは、小さい頃テレビに出ていた、なんでも「くれ、くれ!」という駄々っ子のタコだった。
石巻のおばあは、つい先日まで、インフルエンザにかかり、「クネクネタコラ」だか「クラクラタコラ」だか「クニャクニャタコラ」になっていたそうだ。
I家の奥さまがかかったので、M家に緊急避難したおばあだったが、実はもう感染していたのだそうで、足がクネクネだかクラクラだかクニャクニャだか、とにかく相当大変なことになって動けなくなってしまったのだそうだ。
おねえちゃんもカッツも大変心配し、簡易ベッドまで買い込んだりしたそうだが、本人、なんのなんのの復活を遂げ、今はまたI家に戻ったとのこと。もうクネクネでもクニャクニャでもないんだって。
まずは、よかった、よかった。
それにしても、皆さん、ご苦労さまでした。
(2017.04.14) △このページのトップへ
朝から妻は、習字のカバンの中身のチェックに余念がない。
そうだ。今日は初稽古なのだ。
なんとなく初々しい空気がこの部屋に漂っている。
フレッシャーズっていいなあ。
初めての小筆をほぐし過ぎてボサボサにしてしまったとか、
おばあの作った皮の手提げかばんに文鎮などを入れて、重さを確かめたり、
帰りにデパ地下に寄って何を買おうかとか、
そうしたら、手提げかばんじゃなくてリュックスタイルのほうがいいかなとか、
例の平野なんとかっていうところで、可愛い鹿のリュック売ってたなあ、欲しいなあとか、
そんなこんなで、胸をいっぱいにしてワクワクしている。
フレッシャーズっていいなあ。
あちこちで、いろんな人がいろんな新しいことを始めている。
こっちも負けられないね!
(追記) ボクのこと。今日はレッスンの日だったが、ボクはさっぱり駄目だった。
何というか腹がいっぱいで、全然集中できず、家ではあんなにできていたのに、どこもかしこも駄目で、シドロモドロになってしまった。
見かねて先生が「簡単な楽譜」を書き始めたが、ボクはそれを頑なに拒否。
見かねた先生の「一緒に伴奏しましょうか?」の提案も拒否。断固拒否!
そーゆーわけで、今のボクは難局に立っている。まさに「スタンディング・イン・ザ・ブリーチ」なのである。
(2017.04.14) △このページのトップへ
新学期は新楽器。
そんなメールが届いた。わが友スズキトーエーからである。
彼は「三線」を買ったのだそうで。。。
こいつも新たなチャレンジを始めたのだな。
三線(さんしん)といえば、琉球。
琉球といえば、確か彼のお嬢さんが嫁いだ先。
彼のイメージも、なんとなく、南国っぽい。
あの月亭可朝のイメージを持つ彼には、ウクレレか三線はぴったしだろう。
お互い上手くなりましょう!
そんなふうにエールを贈られた。
う〜ん。。。
ボクは何と応えたらいいものか?
クラスコンサートまであと9日。
今日はレッスン日だ。
(2017.04.14) △このページのトップへ
「ムッシュかまやつ」さんに続いて「ペギー葉山」さんが亡くなった。
片や「わが良き友よ」の人であり、片や「ドレミの歌」の人である。
ドレミのペギーさんは自分で訳詩したが、ムッシュさんは吉田拓郎に託した。
それはいいとして、最近亡くなる有名人は、このよーな「和名洋名混じり書き」の人が多い。
和洋折衷名というか。
どーも、そんな傾向があるようだ。ボクのオリジナル陰陽五行によると。
以下、注意したほうがいい人を記す。
アントニオ猪木さん。
ミッキー吉川さん。
ガダルカナルたかさん。
デーモン閣下さん。
フーテンの寅さん。
ジョン万次郎さん、などなど。。。
あっ、最後の2人はもう死んじゃってた。
(2017.04.14) △このページのトップへ
1つのものにハマると、常に予備も欲しくなり、できれば色も全色揃えたくなり、そこのお店にある全てのものを買い占めたくなる変な癖が妻にはある。
今、彼女がハマっているのは平野なんとかさんの『蚊帳ふきん』である。
自分が気に入ると、いろんな人に(好きな人に限る)あげたくなる「プレゼント魔」でもある妻。
じゃんじゃん買っていろんな人に差し上げている。
当然ボクのハンカチや手ぬぐいなども、全部『蚊帳ふきん』である。
ふきんに限らずサックスのリードを入れる布のケースも、かわいい鹿ちゃんの刺繍の付いたもの。
また、ここでは「包丁の直し」もやっているとかで、うちにある3本の刺身や出刃包丁はそこに送られることになった。
このままでは、平野なんとかさんの全商品が買い占められる日は近い。
(2017.04.13) △このページのトップへ
ここんとこ、毎日、『フーテンの寅さん』いや『男はつらいよ』を観ている。
アマゾンプライムビデオで、プライム会員に全作品を無料で発信しているからだ。
もちろん何本かは観たことがあったし、DVDにも録ってあるのだが、7割方は観たことがなかった。
それを1本ずつ順番に観て、今8本観終わったとこ。
若い時の寅さんはしわ一つないツヤツヤの顔で、やたら怒りっぽく涙もろく、面白い。
近頃2人でこんな会話が多くなった。
「なんだかお団子食べたくない?」
「そうそう ボクもそう思っていたところ」
ムショーにお団子が食べたくなるのだ。
明らかにこれ、一種のサブリミナル効果だろう。
M堂のおばあちゃん、行くね〜!
(2017.04.13) △このページのトップへ
繁忙期が終わり、風邪が全快し、妻はにわかに活気づいている。
新しいチャレンジのお習字も明日から始動する。
まさに勢いがついている。ノッている。ノッてる人にはかなわない。
人間、そうなってくると、その他の今まで停滞・沈滞していたいろんなことにもあらためて挑戦的になる。
妻は、ほぼ半年ぶりに「踊り」のお稽古も始めた。
昨日は本当に久しぶりに仕事が来なかったので「ああ、干された干された!」と晴れやかな顔で着物に着替え、座敷で踊っていた。
ボクがサックスの練習日だったので、その間にやっていたようだった。
「ただいま〜!」と帰ると、汗をにじませ、さわやかな顔で「おかえり〜!」と言った。
今朝、あちこち筋肉疲労で「痛い、痛い」と言っているが、今日もまた張り切って稽古をするそうだ。
となると、困ったことがある。
ボクもサックスを練習したいのだが、稽古場がバッティングするのだ。
まさか、ボクの『枯葉よ〜♪』に合わせて踊るわけにもいくまい。
あるいは、ボクが『キツネ忠信』に合わせて吹くわけにもいくまい。
そんなわけで、にわかに「稽古場予約表」なるものを作成することになった。
ケンカしないようにね!
(2017.04.13) △このページのトップへ
情報通な妻によると、今、ジャガイモが危機なんだそうだ。
天候が悪く北海道のジャガイモが大不作。
そのあおりで、カルビーや湖池屋の主要商品たちが店先から姿を消しているらしい。
別にジャガイモなんてどーでもいいや〜い!
そんなふうにかつてのボクだったら思っていただろう。
カレーライスにジャガイモが入ってなくたって、かえってうれしいくらいさ! だった。
しかし、今は違う。ボクにとってジャガイモ、サツマイモの欠乏は、石巻のおばあと妻に次いで致命傷だ。
生命存続の危機、シアワセの破壊、灰色の人生、暗黒時代、もろもろ。。。
さあ、走るぞ、YAMAYAまで!
のり塩大袋を買い占めるぞ!!
(2017.04.12) △このページのトップへ
難儀な微積分の問題を解いていた。
先生はとても生徒思いの熱血先生だった。
この問題を解けば、数学がとても面白いと思えるのでどーしてもこの問題だけは解いてほしい、とゆーよーなことを先生は言って熱弁をふるっている。とても立派な先生だ。
私は解いた。頑張って解いたが、間違っていた。
ショックだった、やがて、終業のベルが鳴る。生徒たちは教室を出ていく。私は悔しい思いで先生を見つめている。
解きたかったが解けなかった自分が悔しい!
どーも、そーゆー夢を、妻は見たらしい。
起きるまで10分、その話を聞かされた。
トーエー先生は元気だろうか、気になる。
(2017.04.12) △このページのトップへ
ボクはサックスを吹いている。
そーゆー意味では「サックスプレーヤー」である。
しかし、自分で自分を「ボクはサックスプレーヤーです」と言うのは恥ずかしい。
なぜ恥ずかしがる必要があるのか?
それはヘタだからである。
もう少し上手くなったら、自分のことを「ボクはサックスプレーヤーです」と呼べるだろうか?
じゃあ、どのくらい上手くなったらそう呼べる自信が付くのか?
さらに、「サックスプレーヤー」の前に「プロ」と冠することができる日はくるのか?
プロというからには、その方面でお金をもらうことが必要だが、あと10日後に迫ったクラスコンサートにおいては、こちらが参加料を収める立場だった。
6月のイベントも、どーやら大枚払わされるようだ。
そんなわけで、どーしてもお金を払ってもらいたい。
誰でもいい、1円でもいい、聞かなくてもいい、どーかめぐんでください、あなたの浄財を。
そしたら、名刺作って「プロのサックスプレーヤー」と印刷できるのにな。
(2017.04.12) △このページのトップへ
何日か前の、ボクらが合わせて25000歩くらい歩いた日のこと。
千秋公園はまだあらゆる花がつぼみだった。
もうすぐサクラやサツキなどが競い咲くいい季節になるのだが、まだ少し早かった。
それから県民会館で歌舞伎プレセミナーの予約チケットを購入。
それから「手綯いいなにわうどん」でお昼。おいしかった。
それからベネチアのお店でジョイさんとジーナさんに合う。
面白いなあ、と思うのは、会話が実に誠にジャジーなのだ。
なんとゆーか、ジャズのように、即興性が満載で突然盛り上がる。
インプロヴィゼイションとかアドリブとかいう言葉どおりの会話のジャズセッション。
機関銃のようなソロを奏でる人がいるかと思うと、たっぷりと聞かせるソロもある。
とにかくあっという間のJAZZ会話セッションだが、中身が濃かった。死ぬほど笑った。
それからBヘアさんのK店長に2カ月ぶりとなる、大満足のプロカットをしてもらった。
外食でもしようという予定を返上して、デパ地下で「濱野屋」さんの惣菜を買ってきて家でまったりと楽しんだ。
そんな、忘れないように書いておきたい、とってもステキな1日だった。
(2017.04.11) △このページのトップへ
妻と2人で買い物へ行って帰る道すがら。
角を曲がるとわが家が見えてくる。
その時、必ず妻が言うことばがある。
「小さなおうち」
である。
その言葉に込められている思いは「あ〜あ」ではない。
この6つの文字には、むしろ、ホッとした気持ちが表れている。
「小さなおうち」
確かに小さいおうちだが、ボクらにとっては実にちょうどいいサイズで、実にちょうどいい立地で、実にちょうどいい借家である。
車庫がガラ〜ンとしているのもいいね。
(2017.04.11) △このページのトップへ
ダンゴ虫だ!
春だなあ。
あれ?
なんか違うような。。。
ひっくり返して、っと。
おやおや、ダンゴ豆か。
さっき豆を挽いたときのだな。
(2017.04.11) △このページのトップへ
本当に「天使たち」と呼んでいい人たちがいる。
ボクたちの「天使たち」は毎年春になると、山葵(わさび)をたくさん持って会いに来てくれる。
天使たちは普段は人間の姿を借りて、ステキな焼き物を焼いている。
ボクらは、その天使たちを部屋に招き入れ、なんと写真を一緒に撮らせてもらうことにも成功した。
これが、自分が焼いたコーヒーカップで、天使たちがボクの入れたサンフォンコーヒーを飲んでいる貴重な図である。
後ろにちゃっかり写っているのは「堕天使」と「2級天使」のおばか夫婦である。
そして天使が帰った後、いただいた山葵でこんなステキなものをつくるのも、毎春の風物詩だ。
花も葉も茎も根もみ〜んな刻んで、特製タレに浸して一晩寝かせる。
朝が、いつもの3万倍待ち遠しい。
そして朝。さわやかな朝。
ああ、もう駄目!
これ食べたら、もうな〜〜〜〜んも言う言葉がない。
ないけど、言ってみるね。
鼻からピリッとした上品な辛みが抜ける。
春の息吹を全毛穴から頂くことができる。
ご飯がこれでもか、これでもか!と進む。
わらび天使たちの気持ちが詰まっている。
そんな春の風物詩が何ともうれしいのだ。
ありがとうございました!!!
大変大変おいしゅうございました!
天使たち〜、また来てね〜!!
PS お肉の上に載せてガバ〜って食べるのもいいだろうね。
(2017.04.11) △このページのトップへ
浅田マオさんが引退したそーで。お疲れさまでした!
寝ている間に、そーゆーニュースが「地震発生!」と同じレベルでスマホに入っていた。
浅田さんは「練習の虫」だった、とA新聞には書いてある。
フィギュアスケート女子、というと真っ先に浮かぶのはボクの永遠のアイドル「ジャネット・リン」だ。
ああ、あのブロンズのショートヘア。
ああ、あの真っ赤なコスチューム。
ああ、あのムクで可憐で健康的な笑顔。
ピチピチした張りのある太もも。
尻もち。照れ笑い。ああ、ジャネット!!
札幌のその当時、日本にフィギュアの選手はいたのだろうか?
伊藤Mどりさんなどが出てきたのはそのもっと後だったのでは?
それから金メダリストになった荒川S香さんも含めて、日本はこの業界のトップを走ってきた。
さて、ここで表題の『フィギュアスケーターとお色気』ということに触れたい。
この浅田さんなども、急にお色気を増した一人だが、少し前の安藤M妃さんなども、急にお色気度がむんむん上がったものだ。
そして、なんか急に子供ができたり、結婚したり、未婚の母になったりする選手が、どーもこの業界は多いような気がする。
これは一種の「職業病」なのかもしれない。
どーしても人に見られる商売、とりわけ露出度の高いコスチュームで、開脚や回転やのけぞりを伴う職業の場合、そーゆー傾向が強いのかもしれない。
その証拠に、当事務所代表を見たまえ!
人にほとんど会わない商売で、とりわけ露出度の低い防寒型コスチュームで、回転や開脚やのけぞりを全く必要としない、むしろ耳と指と脳だけで勝負するような職業において、「お色気」などというチャラチャラチヤホヤしたものが醸成される余地はみじんもないのである。
その点、「美」を追求する女子フィギュアスケーターにとっての「お色気」は、まさに芸の肥やし、魅力の重大要素なのだ。
技や芸を磨く前に、まずは女を磨かなきゃってわけ。
と、思いきや、一人だけ例外があった。
ボクが見る限るこの方はまったく「お色気」の「お」の字もない。
そんな女子フィギュアスケーターがいる。
その方の名は、かの「のけぞり滑り」の名手「骨皮筋香」さんだが、あくまでもこれはボクの私見ですので、あしからず。
(2017.04.11) △このページのトップへ
昨日は選挙の投票日だったので、妻と国民・市民の義務を果たしに行ってきた。
ひとしきり義務を果たし終えて、さあ帰ろう! と出口に向かった。
と、そこに若く美しいお姉さん。胸にNHKのバッジ。
「よろしければ出口調査にご協力ください!」ときたもんだ。
あ、これが、あの有名な「出口調査」か!
と、自分が選ばれたことに、平静を装いつつも、浮きあがっている。
「あ、い、いいですよ」と答える自分の脇に、選ばれなかった人、約1名。
ボクはこのNHKの出口調査員の美しい人に、ボクの心の中の全貌を明かし、ペンを置いたのだった。
横で約1名、NHKに外れた人が、ABSのお姉さんに流し目を送っていたようだが、それもかなわずむくれていた。
そんなわけで、県知事や市長に選ばれたくはないが、出口調査になら何度でも選ばれたいと思うボクである。
でも、できればお礼に「ドーモくん人形」くらいは欲しかったな。。。
(2017.04.10) △このページのトップへ
かつてボクらが石巻におばあの手術見舞いに行っていた寒い日、かわいそうに完全に枯れてしまったうちの観葉植物、パギラ。
葉が全部落ちて、ボクが唇を真っ赤にして練習している『枯葉』状態になったことは、以前下手なイラストで描いた。
それが、なんと! こんなふうにまた新しい葉が生えてきたのだ!
わが家で最も大きい鉢に、最も小さい葉っぱが不釣り合いにかわいい。
これを見ていると、おばあの回復具合とも重なってくる。
それまでの苦しい状況を克服し、手術にも耐え、少しずつではあるが、新しい臓器になじみつつ、また生命の芽を出して徐々に復活していくおばあ。。。
そんなおばあは、まるでわが家の「パギラ」のようである。
この葉っぱがまた青々と大きく茂る頃、彼女はここでボクの担々麺を食っているはずだ。
本当の春はもう少し先。
(2017.04.09) △このページのトップへ
ボクのサックスデビューまであと2週間となった。
サックスデビューといっても、人前でライブやコンサートをやるわけではなく、『教室の生徒さん』同士で互いに「自分の得意な持ち曲」発表するという、ヒジョーにドメスティックかつアットホームなものである。
しかし、どーも生徒さんというのは、世の中サックス人気なのかどーなのか、かなりの人数がいるらしい。2人の教師で70名も!
その人たちが全員何かを演奏するわけではないだろうが、半分としても35名。いやもっといるだろう。
そうなった場合に、その中の「ワンノブゼム」のボクの3分足らずの『枯葉』は、果たしてどーゆー位置付け、存在感を持つのだろう。
秋の枯葉の山に埋もれたさつまいも「紅あずま」のように、完全に埋没しまうのではないだろうか?
それとも、埋没した枯葉の山の中から、香ばしい「焼き芋」の香りを放つことができるだろうか?
たった一つ言えるだろうことは、誰よりもボクが実年齢では最年長であろう、つまりオジサンではないか? ということだ。
つまり最古参のさつまいも?
いや、最古参でも最オッサンでも構わない。
どういう存在感でも構わないけれども、ボクは実質サックス歴はたった半年だ。
まだ、首も座っていない赤子のようなものなのだ。
くわえるのは同じ「マウスピース」でも、あかちゃんのそれとボクのそれでは全く形と
意味と目的が違うのだ。
それはそーと、ボクは自分の3分の演奏以外に、他の数十人の生徒さんの演奏も延々と何時間も聞くことになるのだろうか?
まあ、いいや。
そんなことよりも何よりも、恥をかかないようにだけはしたい。できれば「こっけ〜!」ではなく「かっけ〜!」と言われたい。
そうだ、そのためには練習あるのみだ!!
先日、リベンジに燃えて臨んだレッスンで、ボクは「リアル師匠」に目を丸くされたことがある。
それはボクの演奏よりも、「ボクの楽譜」に対してであった。
なぜならば、ボクの楽譜は真っ赤で真っ黒で真っ青だったからだ!!
つまり「汚れていた」のだ。
その汚れ具合が、そのまま「練習量」ひいては「テク」を表していればグーだったのだが、そーは問屋が卸さなかった。
教科書が書き込みで汚い生徒が、試験でグーな成績を挙げるならば、全員が教科書を落書き帳にしているはずだが、そーはいかないのと同じ原理だ。
ただ、まあ、ボクの努力だけは伝わったようだった。
ご褒美というか同情票というか、リアル師匠から、ある「秘伝」というか「裏ワザ」のテクニックを教わった。
それは三連符など素早い指の動きのときに使う「替え指」という技だ。
なるほど、どーりで、先生は上手いと思ったぜ!
まあ、この技を知っただけでも、月謝払っててよかったと思ったものだった。
おかげで随分そこは早く吹けるようにもなってきた。
一方、ボクのサックスへの情熱と別の意味での知識を与えてくれる「BLUE GIANT」は目下ナンバー5である。
もったいないのと時間がないのであまり進まないが、確実に影の支えになってきている。
こちらはボクにとっての「バーチャル師匠」ってわけ。
それにしてもあと2週間、おっとこんなことをしてる場合じゃなかった!
(2017.04.09) △このページのトップへ
「六十の手習い」という言葉がある。
六十歳になって文字を習い始めることから。
学問や習い事をするのに年齢制限などなく、たとえ晩年に始めても遅すぎるということはないという意味が込められている。
年をとってから習い事や学び事を始める(晩学)という意味で、「六十」は「七十」「八十」でもよい。
そう「故事ことわざ辞典」に出ている。
本当に遅過ぎないかどうかは別として、「合わせて百十」になったボクらは「生まれて初めての手習い」を始めることになった。
ボクの場合は去年の8月から始めた「サックス」だ。「笛を吹く五十代」。
そしてこの度カルチャースクールで妻が始めた「手習い」は「書道」である。「筆を持つ五十代」ってわけだ。
妻は、ボクの燃えよう(萌えよう)から大きな刺激と影響を受けたようだ。
さっそく昨日は2つの教室を見学に行き、気に入った先生の講座を受講することを決めて、筆やなんかも買って帰ってきたのだった。
晩酌タイムはひとしきり、そんな妻のわくわくした話で盛り上がった。
ボクが目をキラキラさせて語っていたことを、妻が同じ目をしてしゃべっている。
それを見ていると、またこっちまでキラキラしてしまう。いや「ギラギラ」というべきか。
そんなわけで、今「笛を吹く人」と「筆を持つ人」の「合わせて百十の手習い」がアツイ。
おっと、練習しなくっちゃ!
(2017.04.08) △このページのトップへ
秋田駅の中が一部リニューアルされた。
中央改札を出たところに、そば屋やスターバックスなどが開店したのだ。
かつて駅そばは、駅という駅には付きものの「旅の風物詩」のようなものであった。
ホームごとに駅そばはあり、汽車(あえて)の発車時間まで、ボクらは立ったまま、それをすすったものだった。
そして、ねぎ臭い口臭と、「GEP!」の満足音を発して、あたふたとそれに乗り込んだものだった。
かぐや姫の『なごり雪』に出てくる「春が来てきれいになった君」には似合わない情景ではあるが、ボクの『駅そば』へのノスタルジーは今でも強い。そしてこの想いは、長年「汽車」に関係した仕事をしていた妻も同じらしかった。
そんな「昔の駅といえばの代表」の駅そば屋さんと、「今の駅といえばの代表」のスタバさんが並んで駅にできたと聞けば、行かないわけにはいかないだろう! とゆーことで、ずっと狙っていたのだが、ずーっと風邪だったり忙しかったりで行けなかった。
もちろん行きたかったのは「ス」の付くほうではないく「そ」の付くほうだ。
「そ」の付くほうの店の名前は、ユネスコの自然遺産か何かになった「○○山地」の名前が冠されている。
なんでも、そこ産の「ねぎ」を使用しているらしい。
ボクらが入った時間は、まさにお昼時で、チョー混んでいた。
ここのシステムは入口で食券を買うところから始まる。
380円の「春菊かき揚げそば」を2枚買った。
この辺りで気付いたのだが、何となく店内が張り詰めている。
客は誰も楽しそうじゃない。
「ちょっとこっちに並んでください!!」
いきなりそういう怒声が聞こえてきた。声の主は若い兄ちゃんで、先方の厨房の番台のような高い所にいて、客の動向にたえず目を光らせているようだった。
「ちょっと今席いっぱいなんで、こっちに並んで待っていてください!!!」
それはボクたちにではなく、ボクたちの一つ前に入ったオジサンに対してだったが、こっちまでビビった。
ビビル大木ツーだった。
いや、店内でそばを食う30人全ての客がビビッて張り詰めていた。
この光景は先日観た映画『ソフィーの選択』の刑務所内にも似ていた。
あるいはかつて、店員の怒声に震えながら食った国分町の「味よし」という店を彷彿とさせた。
そんなわけで、張り詰めた空気の中で、ボクたちは小さくなって、高速のサービスエリアのそばにも劣る、大して美味くもない小さな丼に入った「春菊かき揚げそば」を食い、できるだけ看守の目に触れないようにしながらソロソロと食器を下げ、ものの2分で店を出たのだった。
もちろん、満足の「GEP!」など出るはずもない。
これからは、もう浮気はせずに、デパ地下にある「そば一」に行こう! と2人密かに決めている。
(2017.04.08) △このページのトップへ
初めての病院に行くと「問診票」に書かされる。
あれの下のほうに「たばこを吸っていますか?」という項目がある。
今のボクは、ニヤッと笑い、やや優越感を持って「いいえ」の上にペンを丸く走らせる。
忌まわしい過去を帳消しした気分に浸る。
が、それもつかの間、次にこういう余計な項目を目にする。
それは「今までに吸ったことがありますか?」という困った質問である。
そ、そりゃあ、ないとは言いません! とややプンプンした気持ちになる。
過去を暴かれて、「さあ、吐くんだあ!」と山さんにライトを向けられたような。
ここのところでボクは思う。ズルい心が起こってくる。
すっとぼけちゃおっかなあ。。。
しかし、その問診官は容赦なく、こう問い詰めてくる。
それは「何本くらい? 何年くらい?」とゆー、微に入り細にわたった具体的な詰問である。
この段階で、ボクは完全に不利な形勢を強いられている。
どーやらシラは切れないようだ、と覚悟する。
その辺りで、ペンが止まったボクを見定めたように、看護師さんが来てこう言う。
「あ、大体で結構ですよ」
ハッとなってボクは書く。「20本、20年」。
かなりあいまいで、かなりサバ読んでいることに我ながら照れる。
まあ、長々と書いたが、このように問診票には「聞かれたくない項目」とゆーものがある。
さて、昨日、妻はあるカルチャークラブの受講を決めたのだが、そこでの「ヒアリングシート」にこんな質問があったそうだ。
それは「ここまでの交通手段は?」というもの。
妻は自信を持って「徒歩」に○を付けた。
実際50分歩いて駅前のそのカルチャースクールに行ったのだから、まったくウソではない。
しかしどーだろう?
ボクは思った。
今までこの欄の「徒歩」に○を付けた人があっただろうか?
おそらく皆無だろう。
よっぽど駅に近い所に住んでいる人なら別だが、クルマじゃないにしたって、やはりどーしてもバスや電車ぐらいは使いませんか? フツー。
柳田という住所から、まさか歩いて来る人はそーはいないのではあるまいか?
そんな話を床の中でしゃべって笑ったのだが、妻に言わせると、この質問項目は「聞かれたい項目」ナンバーワンだそうだ。
「いろんな意味で誇らしい」と、エコで健脚な彼女はおっしゃっている。
(2017.04.08) △このページのトップへ
うちはババメ時代から「富山の置き薬」を愛用している。
大体4カ月に1回来るのだが、今日はその日だった。
今回は例の「ダブル風邪」のおかげで、彼はヒジョーに満足な営業成績をぶら下げて帰って行った。
なんと1回で6,000円以上の売り上げを上げたのだから。
「今度は8月にまた来ます!」
彼は満面の笑みと張りのある声でそう言うと、ゲンキハツラツ帰って行った。
こちらとしては、できればもう風邪でそんなにお世話になりたくないけどね。
(2017.04.06) △このページのトップへ
朝ごはんの後におなかが痛くなることが重なったので、今日はゆっくり食べてみた。
普段は10分のところ30分かけて食べた。
そしたらなんと! おなかが痛くない。
妻は「ほーらね!」という顔をしている。
その顔には「だから言ったこっちゃない」とも書いてある。
ゆっくり食べることに味をしめたボクは、妻にこう言ってみた。
「これからは何でもゆっくりやってみる!」
「何でもって何?」
「・・・」
あと何あったっけ?
(2017.04.06) △このページのトップへ
庭にメジロなどの野鳥がやってきていたババメ時代。
それはそれでうれしいものだったし、趣きもあった。
この場所に移ってから、野鳥はあまり見なくなった。
しかし、その代わりにここには初々しい学生がいる。
今朝も、そこの角でストレッチをしている女子発見。
妻とデバガメになって観察しているバカなおっさん。
でもいいなあ。知的な感じで、きりっとして美しい。
あっちの地で、こーゆー光景を見るのは皆無だった。
腰の曲がったおばあさんが群れを成していただけだ。
ああ、いいなあ。若いってただそれだけでいいなあ。
つい最近まで田んぼだった所に家が建ち始めている。
目と鼻の先にどんどん瀟洒な住宅ができてきている。
ここは、まだまだ今から活気づいていく場所なのだ。
学生や子どもたちが集まるのはまちが生きている証。
すてきだなあ。そんな風に吹かれて暮らすシアワセ。
さっき美しいお嬢さんがストレッチしてた曲がり角。
緑色の交通安全の旗が、キラキラ輝きなびいている。
(2017.04.06) △このページのトップへ
『枯葉』の楽譜をトイレの中に貼った。
ここが一番落ち着いて、目について、頭に入るからだ。
この作戦の歴史は長い。
高校受験の時は「英単語」だった。
WEBの勉強をしていた時は「HTML」や「CSS」や「DOM」のタグであった。
文章校閲の勉強の時は「表記ルール表」であったりもした。
そして今は『枯葉』の楽譜である。
それにしてもボクはいろんなジャンルの知識を、下半身でアウトプットしつつ、同時に頭部にインプットしてきたものだ。
我ながら感心する。
皆さん、クサイ知識と笑うなかれ。これは最良の方法なんです。
人間、出さなきゃ入んないんだから。。。
(2017.04.05) △このページのトップへ
日本国憲法の9条が話題にされることは多い。
かいつまんで言うと、「世界がどんだけ紛争になっても、日本はゼッタイ武力を持ってそれに参戦してはいけない」「そもそもそういう危険な組織を持ってもいけない」というのが憲法9条だとボクは理解している。
これを人体における疾病状況に置き替えると、「どんなにウイルスが入ってあなたの体の中で暴れていても、あなたはそれに戦う手段を持ってはいけない。じっと布団の中で耐えていなければいけない」ということになる。(なんでやねん!)
しかし、ボクは昨日、薬局の女性にこういうことを言われた。それは「せきこえのどに」の浅田飴を買おうとした時のこと。
「浅田飴は1日9錠までにしてください!」
驚いた。ここにも9錠ルールがあったのだ!
そのことを妻に話したら、妻も驚いていた。
果たして、今は亡き永六輔さんはこのことを知っていただろうか?
皆さんはどうですか?
それはそうと、今日のこの文章ちゃんと起承転結、オチがツイテいますか?
(2017.04.05) △このページのトップへ
今や運送業界は人手不足で大変なことは知っていた。
そこに輪をかけて、アマゾンなどの大型取り引きによるディスカウントも進み、運送会社の生き残りが深刻化している。
飛脚の会社Sがある。
以前、妻が贔屓にしている蚊帳製品のお店からの商品が3日たっても届かず、問い合わせたところ、S急便では「毎日持ち帰っていた」とうそぶいた。毎日不在だったかと思いきや、こちとら毎日しっかり在宅していた。
しまいには「そちらは配達不能地域です」と言われたが、ババメの奥地と違い、ここはまがりなりにも秋田市内である。大学病院にも徒歩6分の所である。「うそこくな! このっ!」と思ったものである。
それでもその頃は雪道なので、まあそんなに目くじらを立てないで済んだ。済ませてあげた。
しかし、今回の5日たっても届かない事件は、そーゆーわけにはいかないぜ! とゆーことになった。
同じく蚊帳製品のお店から5日前に発送されて、その連絡があった。
その後に頼んだものは「メール便」だったが、そちらのほうが早く着いてしまった。
飛脚はメール便よりも遅かった。
なんでやねん!
温厚で有名な妻も、堪忍袋の緒を自らかじった!
でも電話で穏やかに問い合わせると、「本日夜9時までにお届けします」と言う。
夜9時は迷惑な! と思ったが、しょうがなく待っていると、「え? 実はその辺に隠れてたんじゃないの?」という感じで、割とすぐに来た。そういえば以前は、問い合わせの電話の最中に来たんだった。
飛脚さんAは、深く頭を下げて「すいません」と言ったそうだ。
いろいろ考えてみると、この飛脚さんAには罪はなさそうだ。
それだけ過重労働を強いている飛脚急便にいろいろ問題があることが分かった。
妻は次回からはさすがに、別の運送屋を指定すると言っている。
ところで、この会社、大丈夫だろうか?
どーでもいいことだが、ちょっと心配になってきた。
(2017.04.04) △このページのトップへ
枯葉のテンポは124である。
1分間に124枚の枯葉が落ちてくるのを一枚一枚拾うようなものなので、なかなか速いペースである。
それに合わせて吹かなければならないのだからたまったもんではない。
今日電子「メトロノーム」が届いたので合わせて吹いてみたんだが、とてもとても、台風の嵐の中に枯葉がぶっ飛んでいるようであった。
付いていけない自分がいた。落伍しているワタシがいた。頓挫している亀、座礁しているオンボロ船であった。
今、自分の実力は「テンポ77」が限界だ。それでも、突っかかり、もたつき、指がツル。息も切れる。ぜいぜい・・・。
このテンポを124まで上げるには、これから3万回は吹かねばなるまい。
メトロノームの電池を5回ぐらい買い替えねばなるまい。
よ〜〜〜っし!!!
刑事コロンボに『パイルD3の壁』という作品があったが、ボクは『テンポ124の壁』に挑む!
(2017.04.03) △このページのトップへ
何がザンネンかお分かりですよね?
さっき、アマゾンから、メトロノームと『BLUE GIANT』の続編が届いたのに。。。
ボクは4巻〜10巻を注文したつもりだったのに。。。
4巻がない! ではないか。。。
どーして、そこがないのよ!
そこがないと、どんなに読みたくても、いきなり5巻からとか、いかないじゃないのよ!
ずいぶんとイジワルだわね、アマゾンさん!
PS.ちなみに「4巻」と「6巻」は明日届くんだそうで。。。待ちぼうけだわ。。
(2017.04.03) △このページのトップへ
ムーチョとはスペイン語で「すごく」である。
セシボンとはフランス語で「素晴らしい!」である。
なのでムーチョでセシボンな人とは、インターナショナルごちゃまぜ語で「とってもすてきな人!」という意味である。
今、病み上がりの妻はそのムーチョでセシボンな人である。
新しい冒険を始めたからだ。そのための新しいオリーブ色のスカートも買った。
その冒険は今週の金曜日から始まる。
お互い何か目標を持ってやることは実にムーチョでセシボンなことである。
そんなムーチョでセシボンな躍動の春が始まる。
(2017.04.03) △このページのトップへ
下唇が今朝になっても麻痺している。
そうだ、そうなのだ!
ボクのサックスの練習は熾烈を極めているのだ。
昨日などは、どことなく体調が優れない中、持病の腰痛もぶり返しつつあった中、それでも吹いた。
何が何だか分からんが、とにかく吹きまくった。死んでもいいと思って吹いていた。
立っているのも容易でなく、肺活量は限界を越え、口から泡を噴き、ぜいぜい言いながら「立つんだショー!」状態で真っ白になって吹いていた。
ほとんど下唇の感覚というものがなくなっていた。うっすらと内側には血がにじんでいる。
なぜボクがそこまで死闘を演じていたか?
それは「BLUE GIANT」のせいである。
これを遂に読んでしまったのである。
3巻まで一気に。由井さんの言葉がボクに火をつけた。
アンブシュア(くちびるのくわえ方)。くちの両脇から息を漏らさない。(は、はい!)
少しの息も漏らさないようマウスピースを包め!(はい!!)
下唇を軟らかく。(こうね)
そしたら蓋をしろ!(はい!!)
今までおまえは音程と音量を口で調整してきた。(心得違いでした!)
今日から頬でコントロールしろ!(はい!!!)
もっとデカい音が出るぞ!(お〜っし!!!)
そんなわけで、今ボクの師匠は由井さんである。
由井さんに付いていこう! と思っている。
4巻以降、早く来ないかなあ。。。
(2017.04.03) △このページのトップへ
ほぼ2週間ほど、体調が低調だったので、思いっきり飲んだり、思いっきり食べたりできなかった。
しかし、どーやらそれも何とかなりそうになった。不憫だった妻も「匂いの扉」が少しずつ開いてきた。
春の日差しも差してきた。春は我らに向かって微笑んでいる!
よ〜っし!!!
いまだに塩分制限を掛けられているおばあちゃんには申し訳ないが、「ド〜〜ン!とすき焼き食うべ!」とゆーことに相なった。
おねえちゃんに頂いた「なけなしの山形牛約250g」の冷凍を解いた。
さらに生協で購入したわかばの肉500gで水増し、いや「肉増し」した。それに「お得意の無塩せきウインナー」まで投入した。
そして2人とも、大量の肉に酔った。お酒もいけいけどんどん! と飲んでしまった。
が、やっぱりな。。。なるほど酔っ払い、おまけに食べ過ぎ飲み過ぎで、トイレへ直行となり、何だかもうメロメロになり、それでも数回夜中に胃薬を飲みに起き、またトイレに走り、走れメロス、いや「走れメロメロス」になってしまったのだった。ああ、ザンネン!
そんな「ばか」を後目に、優雅に夜中まで布団の中で読書をし、しっかり肉を自分のものにした人がいる。
さすが代表は偉いなあ。
(2017.04.03) △このページのトップへ
今、めっきり使わなくなった文房具は「シャーペン」である。
皆さん、どうですか?
シャーペンの芯を買って、入れて使ってる人いるのかなあ?
妻はモンブランの万年筆を最近使うし、ボクもボールペン以外だとフツーのトンボの鉛筆である。
そんなわけで、引出の中に使われなくなったシャーペンはたくさんある。替え芯のケースも。
これ、捨てていいんですかねえ。
もし欲しい人いたら、メールくれたらあげますよ。大昔のでよかったらね。
(2017.04.02) △このページのトップへ
妻は昨日、3月18日のお彼岸以来、なんと2週間ぶりに外へ出た。
思えばつらく苦しく長く切ない2週間だった。
それでも床に根を張ることもなく、繁忙期最後の仕事にも穴を開けずにやり切ったところがスゴイ!
昨日は病み上がりの2人ということで、足慣らしに5000歩ずつ、つるは、パン屋J、マックスB、酒のYなどを巡って帰ってきた。
風はまだ少し冷たかったが、陽気はぽっぽして、春のややどぶクサイようなにおいがした。
それを妻も感じたということは、鼻が改善している証拠だ。
夕飯のメインは「オスのハタハタ焼き」だったが、焼いている時からえび茶色の汁が出るので「?」と思っていたら、食べたらなんと、胃袋の中に小さなエビ君たちが大量に入っていた。
エビを食べた直後に捕えられた証拠であった。
5尾が5尾、全員そうだった。彼らの不遇な運命と、ボクらのラッキーな運命を両方感じながら、ニコニコ食べた。
妻は秋田に来るまでハタハタという魚の存在を知らなかった。
なのに、今ではメヒカリに並ぶ大好き魚になった。どちらも魚臭くないのがいいらしい。
人は変わる。かつてはマドロスさんが持ってくる鯛やヒラメをお嬢様食いしていた子供が、今はこんな魚も好きだと言う。
住んでいる所のものを「大好き!」と言えるのはシアワセなことだろう。
もちろん太平洋側のお魚も大好きな彼女は、ボクと一緒で、単に「欲たかり(欲張り)」なだけかもしれないけど。。。
(2017.04.02) △このページのトップへ
「いいもの見せてあげるから庭においで!」
妻が言うので行ってみると、ペタッと押しつぶしたような土の上に可憐なクロッカスの花。
黄色1つ、白3つ、紫1つ。
ああ、春だなあ。。。
落ちた杉の葉を片付けながら思う。
風は冷たいがこうやって、また、少しずつゆるんでゆくのだなあ。。。
穏やかな天気のせいか、心まで穏やかな気分。
今日はこれから仕事少々、買い物少々、サックス少々の、穏やかな「少々モード」に漬かって過ごします。
(2017.04.01) △このページのトップへ
今日は繁忙期の出口。
今日は3月の出口。
今日は風邪の出口。であってほしい。
天気がいい。
春かお前は? 本当か?
今日は久しぶりのサックスの練習日。
帰りに、いろいろお使いもあり。。。
着て行くコートの種類をやや悩みながら。
元気に行ってまいりま〜す!
(2017.03.31) △このページのトップへ
それはモヤシである。
ボクは先日デパ地下で「お一人様3つまで」と書かれたルールに従って「2つ」購入してきた。
なんと、いつもデパ地下は9円だ。MVなどどんなに頑張っても19円だろ? ここにデパ地下のプライドがある。
そして今朝、それが生きることになった。
食材がほとんど枯渇していた折、目玉焼きだけでは「どうよ?」だったのだが、これが山盛りに大皿を飾った。
なんでもモヤシは給料日前の「家庭支援」の役を買っているとか。
この一役でずいぶん食事がボリューミーになるわけ。豪華絢爛といいますか。
9円でフライパンを山盛りにするうれしい食材は、一家団らん、家庭円満にも一役買ってくれるスグレモノでもあった。
(2017.03.30) △このページのトップへ
昨日、何気なく歌って妻に大好評だったボクの鼻歌を一つ。
長崎から船に乗って、船に酔ったよ〜♪
たまたまツボに入ったのか、思いっきりウケたので気を良くしております。
注目の風邪のほうは、妻のほうは8割方アレルギーを残して去り、ボクのほうは一進一退を繰り返しながらも「ジェームズ鼻ボンド」状態になってきたので、そろそろ「あがり」「フィニシュト」のような感じです。
サックスのほうですか?
ええ、すごいですよ。
何が?
いえいえいえいえいえ・・・。
(2017.03.30) △このページのトップへ
以前、バリトンボイスの灯油配達人さんをご紹介した。
その人が今日も来た。
北国に住んでいるので、この方にお会いすることが実に多い。
ボクらは純粋にストーブの燃料だけに灯油を使用している。風呂や湯沸かし器はガスだ。
なので、暖房用の灯油だけでも、年間すごい量だし「料」だなあ、と思う。
でもかつてのババメ時代はこの倍以上は使っていた。
その他に薪も、最後は買ってまで燃やして暖を取っていたものだ。
それからみたらかわいいもんだね。
さて、このバリトンさんのこと。
ミョーなこだわりを持っている。
ポリ缶の定量まで灯油を入れなければ気が済まない人なのだ。
入らないと首をかしげ、ポリ缶の仕様のせいにしたこともあった。
「これはどーしても定量まで入らないポリ缶だな、ブツブツ」
しかし、ボクらは一緒になって首を傾げ、考えながらこう思ったものだ。
(ちなみにそれはあんたんとこで買ったものなんですけど〜・・・)
そんなわけで、今日もポリ缶4本に給油を終えた彼は、いつになく苦い顔で明細書を渡した。
「68リッターでした・・・」定量まで4リッター足りなかった。
そして彼は肩を落としながら帰っていった。
秋田はこれから6月までストーブを手放せない。
(次、がんばれよ〜!)
ボクらは彼の後姿にエールを送るのだった。
(2017.03.29) △このページのトップへ
■エッセイ『ことなひまめのオッペケペーですっとこどっこいな日常2』バックナンバー(4950〜5000話はこちら)