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★エッセイ『ことなひまめのオッペケペーですっとこどっこいな日常2』
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★エッセイ『ことなひまめのオッペケペーですっとこどっこいな日常』完
★お便りはこちらまで。info@officematroos.com

 
 

『男はフンドシだあ〜とか言っている意気軒昂な元県会議員もいる』1250

 昨日、火葬場でM氏という元県会議員に声を掛けられて焦った。
「君のことは、仙台で活躍していたことは知っていたが、今は仕事してないのか?」
 いきなりそんなふうに突っ込まれた。場所をわきまえない荒唐無稽な切り出しだった。長年政治の世界にいるとこうなる。
 いえ、やってますけど。と小声で言う。
「儲かってるのかね?」
 こういうエゲツナイことを火葬場で言う男。げんなり。
 食えるくらいには。とまた小声で言う。
「でもシアワセですから」と、キッパリ言う。
 ああ、そう、シアワセならいいじゃないか、シアワセなら。と75歳の政治家上がり言う。
 振り切ったと思ったが、M氏はなおもしつこく、「オレは今、この年でフンドシを作って売り出した。ネット環境は全部揃えているが、ある理由からオレはネットで商売をやってこなかった。手伝ってもらって一緒にやらんか?!」
 そういうことを火葬場でまくしたてた。  
 そして、「今度じっくり話し合おう!」と締めくくった。
 申し訳ないけど、ボクはあなたと組んでフンドシをネットで売るつもりはありません。
 ボクのそーゆー顔色を察することができないところが、やっぱり君は元政治家なんだよ。

 (2012.02.08)   △このページのトップへ

『今日は11時から葬式なのです』1249

 股引をはいて礼服を着て出掛けます。
 それでなくても風邪っ気なのに、今日の寒さなので用心しなきゃ。
 その家の人には「トミばあちゃんの葬式」の時「バームクーヘン」というシャレたお菓子ももらっていたので(記録がありました)、ボクたちも負けじと「月餅」をジャスコで購入しました。
 それと香典は2万円です。この辺りでは親戚とか隣組というのがつごう10人ぐらいいて、それは多分にかつての本家別家相互扶助制の名残で、今は有形無実なものなんだけど、こういう場合はどうしてもしきたり的にそういう運びになっています。
 そんでもってこの村には非常にたくさんお年寄りがいて、その方たちが次々にお亡くなりになるので、案外慶弔の「弔」のための経費がバカになりません。「慶」のほうは今まで一度もないんだけど。
 ボクたちの可処分所得の2割ほど? エンゲル係数ならぬ「死んで出る」シンデル係数、高いね!

 (2012.02.08)   △このページのトップへ

『アガサやってるよ!』1248

 ミステリーが好きなあなた!
 今、BSでアガサ・クリスティーやってますよ。 
 『名探偵ポワロ』と『ミス・マープル4&5』です。
 ボクたちは録画してあるので、今日辺りから観始めようかなと。
 こうゆーのやってくれるからさ。
 受信料払ってる甲斐あるよね。

 (2012.02.08)   △このページのトップへ

『雨漏りしてない・・・ということは』1247

 単純なもんでね。
 また将軍さまがお出ましになってネ、グゥギ〜ンッって凍ったからね。 
 雨水も凍って垂れなくなったってワケです。
 本当に分かりやすい。 
 その代わり、今度はどうでしょう。
 水道の水は何とか流れたけど、蛇口から出るや否や、ジョリジョリジョリと洗面台の上に氷の矢じりができました。
 ねえ、ホントにねえ。
 緩みゃあ「水攻め」、絞まりゃあ「氷攻め」だあ。まいったねえ、おい。

 (2012.02.08)   △このページのトップへ

『誰も触れない2人だけの国』1246



 確かにこの曲のイントロはいいね! 朽ちない輝き。ロビンソン♪
 同じ台詞 同じ時 思わず口にするような 
 ありふれたこの魔法で 作り上げたよ
 誰も触れない2人だけの国 君の手を離さぬように 
 大きな力で 空に浮かべたら U〜lala 宇宙の風に乗る

 (2012.02.07)   △このページのトップへ

『雨が降っていて道路がつるんつるんのマンゴスチンだった』1245

 さっき火葬場に行く時、道路がつるんつるんで危なかった。
 実はこれから2時半にまた五城目に行かなければならない。
 それは前歯の差し歯をくっ付けてもらうためだ。
 いつもなら大潟村のK歯科にいくのだが、そんな遠くまで行く気になれない。
 そんなわけで、ボクはまた妻と引き裂かれたカーテンなのだ。
 それにしても、この「わかふじ会」の業者が撮ったテープなんだけど、随分とまあ、慰労会が長いではないか!
 多少若い時分のマドロスさんやおばあちゃん(ステージパパ&ママ)も映っているのだが、総勢百人ぐらいの人に全員マイクを渡してしゃべらせているのだ。
 これを撮り終えてから歯医者に行きたいと思っているボクは、何ともじれったい思いである。
 マドロスさんは今さっき、マグロの刺身のようなものを食べたようだ。
 妻がスピーチで、
「早く結婚したいと思うけど、また5年後もこうやって踊っているんだろうと思います」
 と言った。
 勘惠さんは、
「お父さんは片腹痛いところですね」と言った。
 そのお父さんはニヤニヤしながら、今また何やら鯛のようなものを食べた。

 (2012.02.07)   △このページのトップへ

『銀座鈴屋の栗甘納糖詰合せは3ツ星だってよ』1244

 トーエーからこんなものが届いた。

 

 ちょっと前にこんなメールも来ていた。

 今年は趣向をこらして、気の向くままに、記念品を贈りたいと思います。乞う、ご期待! 待っててね。
 (ややあって)今年のテーマは『何これ?《スィーツ編》』です。
 柏高島屋のお菓子売場を時計回りに買って行く予定です。
 題して『ロシアンスィーツルーレット』。口に合わなかったら、ごめんね。
 風邪で3日間寝込んでしまった。それで、今日になってしまった。今後も、エッセイを期待してますよ。鈴木東栄


 第1弾は甘い和菓子できたな。
 はっきり言って、初めて食ったよ、栗の甘納糖。
 妻なども大好物と見えて「うまいねえ、これ」を連発。大ウケです。
 これ、おばあちゃんにも食べさせたいなあ。ねえ、東栄。何とかならんかねえ?
「でも3ツ星やなあ・・・」
 でっかいのを頬張りながら妻は言った。
 ボクが首を傾げると、こんなふうに解説しました。
「フツーに美味しいってヤツ」
 なかなかスイーツには手厳しいね、この方!  
 これからも美味しいスイーツ、期待してるよ〜。代表をも黙らせるくらいの「5ツ星」をよろしくね!
 そりゃあそうと、病み上がりなのにさ、いつもいつもあっりがっとねえ〜〜〜!!!

 (2012.02.07)   △このページのトップへ

『妻と別行動が続きそう』1243

 村の親戚が亡くなったので、ボクは今日12時に火葬場へ行きます。
 妻とは別行動になります。
 それから明日も葬式が11時からあるので別行動。さらに法事もあるので別行動。
 さらにさらに土曜日は、いよいよ始まる「町内会の役員会」があります。午後7時からです。
 こんなに別行動が続くことはいまだかつてありませんでした。
 困ったなあ。
 耐えられるかなあ。

 (2012.02.07)   △このページのトップへ

『は〜い! ネオン君ですよ〜!』1242

 うわっ、きゃわいいっ! 全然エンちゃんに似てないじゃん!
 髪もあるじゃん! ってなわけで、やってきましたネオン君! I家の奥様からこんなうれしそうな写メールが届きましたよ。



 はーい!
 相変わらず毎日寒いねぇ!
 元気にしてたかな?!
 我が家では昨日、めぐと赤ちゃんが無事退院してきて、家の中に明るい雰囲気となつかしいミルクのにおいが漂ってる感じだよ〜(^O^)
 全員目尻が下がりっぱなしの鼻の下が延びっぱなしの状態だよ〜!
 超〜心配してたアッシュちゃんも、皆で気遣ってるせいか鳴き声に不思議そうに反応はするけど、後は抱っこしててもおとなしく側で転がってるよ〜(^O^)ホッとしたわン!
 この携帯で、画像送るの初めてだから成功するか?? だけど送信してみるね!
 ファミリー新顔の寧音(ねおん)君です。
 よろしくね〜!
 

 オジさん、君食べたい! ダメ?

 (2012.02.07)   △このページのトップへ

『仲直りの白子天なのだ! 汚名挽回のすき焼きなのだ!』1241

 昨日はもうサイコーの一夜でしたね!
 2人で買い物に行ってね。こんなものをつまみにね。「白子の天ぷら」! これ、はっきり言って、春の山菜と並ぶ「天ぷら界の西の正横綱」です。マジ。



 それから、わざわざ「わかば」まで買いにいった「特売だけど高級すき焼き肉」326グラム! ど〜んっ!
 もう何年ぶりだろう、「すき焼き」なんて!
 以前、鍋奉行だったボクは、投入した具材の並べ方が悪いと、妻に指摘を受けたことがありました。
「これじゃ、肉鍋じゃん!」と。
 それなので、今回は時が時だけに「細心の注意を払って」野菜や豆腐や麩や椎茸などを並べました。美しく、おいしそうに。なので、ボクたちのすき焼き鍋は、カタログに使えそうなほどの素晴らしい出来映えになりました。
 でも写真は撮りませんでした。あんまり目の毒だからね。とゆーか忘れてました。夢中で。
 面白いことがあったんだけどね。
 それはね、最初に牛脂でお肉(ナント! 鍋一杯に広がる高貴な霜降りロース肉よ!)を焼いてね。たれをからめて溶き卵にくぐらすでしょ?
 あの瞬間ってたまりませんよね。どうゆーか「痒くて痒くてしかたがなかった耳の奥をほじくった時のような」待ち遠しい快感ってあるでしょう。
 あれを口に含んだ時、どうですか? 肉が溶けるでしょう? 口の中でトロ〜ッと。鼻の穴が広がるでしょ? 目つぶるでしょ? あの瞬間。あっ、これ、もちろんいいお肉の話ですよ。スーパーの安い肉だとこの辺りは「あご」が百回動いてるだけだからね。あごの運動。
 あの時、「あっ、オレ、もしかして死んでもいいかも」って思う瞬間ありますよね。
 ほんで、しばらくそれを味わって、やがて仕方なく飲み込んで、気付いたらね。
 ボクたち2人とも立ってんのよ、向かい合って立ってんの!
「ちょっと、ねえ、なんで立ってんのよ?」
「あっ! そっちこそなんで立ってんの?」
 全く駅前の立ち食いソバ屋じゃないんだからねえ。
 お互いのその姿見てがっかりしたんだけどねえ、次の瞬間プッ! って吹き出しちゃった。何だかそんな2人が切なくも可愛くなっちゃってさ。
 そんなわけでね、あっという間に前日のよりを戻したボクたちは、生姜風呂に入って、カーネーション観て、くっつり休んだんございますよ。
 すき焼きの甘〜い香りが、今朝まで台所に充満しておりました。
 これぞ平和とシアワセの香りだね! いつまでも包まれていたい。

 (2012.02.07)   △このページのトップへ

『この辺りまではよかったんだよねえ』1240

 期待が大きい分、不満も大きく。
 一昨日のお誕生会の模様です。

  

 妻も楽しそうです。ボクもこんなんやって真剣に作っておりました。



 完成品はこれ!



 でもね、この日、これからいろいろあって(ハンバーグのせいとかじゃなくて)、ボクたちは結局これを食べず(妻などは何も食べずに)寝てしまったわけです。
 今思えばね、すべてボクが悪いんです。詳しいことは書きませんがね。
 妻に「人生最悪の誕生日!」と言われてしまったことだけは事実なんですから。  

 (2012.02.07)   △このページのトップへ

『これも受け止めなきゃならない』1239

 また明日辺りから「アノ将軍」さまがおいでになるみたいだが、ここ数日間ご不在だったため少し寒気がゆるんでいた。 
 と〜ころがギッチョン!
 緩んだら緩んだで(前にも書いたけど)、風呂場の前の洗面所の天井から雨漏りが始まった。
 発泡スチロールの箱を3つも並べ、バケツも出し、タオルも5枚敷き、何とかかろうじて受け止めている。もっとも漏ってくる場所が微妙に移動するので、はみ出した雨水が朝には床で凍っていたりして、それはそれは「スケートリンク」のようで非常に危険だ。ボクは1回イナバウア状態になったことがある。
 どうゆう状況かって? いや、この光景は写真では紹介したくない。できればここで紹介する写真は「癒し系」だけにしたい。「哀れ系」は辛気くさくっていかん。
 そんなわけで、昨日の朝の夫婦の会話。察してください、この気持ち。
「あ〜〜〜〜、やんなっちゃった♪」(マキシンジっぽく歌って)
「しょうがないよ。不平不満並べても」
「この発泡スチロールの箱みたいにボクたちもさ・・・」
「受け止めなきゃってことね」
「んだんだ」 

 (2012.02.07)   △このページのトップへ

『踊り習いたい!』1238

 ボクも踊りを習いたくなってきた。 
 何だか踊れそうな気がする。
 少なくともあのトドみたいなおばちゃん3人衆よりは筋がいいと思うよ。ありゃあんまりだ。
 そこでボクは妻に師匠になったもらうことにした。
 できればボクも名取りにしてほしい。その名も藤間勘惠菊之丞弥助(ふじまかんしげきくのじょうやすけ)! 長い! いよっ! 日本一!
 ボクが一番やりたい演目はね。
 『連獅子』(れんじし)です。獅子舞の親子のやつ。首をグルグル回すのね。
 それから『わかふじ讃歌』。わかふじ会20周年の時に作った創作舞踊です。
 1つの輪、2つの輪♪
 ねっ、なかなか通でしょ?

 (2012.02.05)   △このページのトップへ

『ステージママゴン&パパゴンの正体見たり』1237

 かれこれ十数本のビデオを見ておりますがね。 
 演目の合間に、必ずチョロチョロ映っている人がおります。
 ステージママです。おばあちゃん。
 そして必ず何か食っております。おばあちゃんです。
 みかんとか大福とか。大口開けて。
 それをシラ〜ッと撮影している人がおります。マドちゃんです。
 ステージママゴン&パパゴンは、こうしてかれこれ30年以上も陰で活躍していたのですねえ。
 立派なことです。
 縁の下の力持ち。
 頭が下がります。

 (2012.02.05)   △このページのトップへ

『いよいよ今日バースデーパーティーだよ!』1236

 先週の日曜日は『マドロスさんの7回忌』法要に行ってましたね。 
 その前の日に、実家でケーキ2個と焼き鳥80本で「バースデーパーティー」をやってもらったことは書きました。
 でも、いつもの『巨大ハート形ハンバーグ』でのお祝いはまだだったわけです。
 いよいよ待ちに待った「その日」が来ましたよ。
 今日は妻の8日遅れの誕生会!
 そーゆー予定になっております。
 それまでに仕上げなきゃなんない仕事を、今せっせとやっております。
 ボクは、相変わらず「踊りのビデオ」をDVDに再録しておりますよ。
 それにしても、下手な人(特におばちゃん)は、とことん下手だねえ。
 勘惠さんと勘惠菊(うちの妻)と、カツラちゃんとタケダさんは上手いねえ。
 ボクの夢はねえ。
 うちの仏間の座敷にこーゆー和服の踊り子さんたちを呼んでですね。
 きれいな衣装でさ、みんなでこんなふうに踊ってもらいたいのね。ボク1人のために。
 ほんで、お酌してもらいたいのね。できれば妻に。
 「おひねり」あげるからさ、今度やってくんないかなあ。ボク1人のためにさ。
 何? いつも奥さんに? お酌してもらってるだろうって? お前1人のために? 
 あっそっか! そーだったね。幸せだなあオイラ。な〜んだ。

 (2012.02.05)   △このページのトップへ

『美は滅びない。』1235

 あ〜もうやめて! 
 パチパチパチパチ・・・。鳴り止まぬ拍手。(前章で書いたバヅバヂバヂバヂとは大違い)
 この映画に出会えてよかった! もうワタクシ馬場目に死すわ。(DEATH in BABAME)
 水の都ベニスで至高の美少年に魅せられた芸術家の苦悩と恍惚。
 マーラー交響曲第5番アダージェットに永遠の輝きを与えた、巨匠ヴィスコンティの最高傑作であり、総合芸術の頂点。

 そんなふうに謳われる、2人ともず〜っと観たかったあの『ベニスに死す』をついに観たんだよ。
 やばいぜ!
 監督のヴィスコンティ。原作のトーマス・マン。音楽のグスタフ・マーラー。
 やばいぜ! 朽ちていく醜き哀愁の屍アシェンバッハ。それを熱演したダーク・ボガード。
 おお! そして何と美しい!!! ボーダー水着とセーラー服が似合うかじりたいお尻No.1の世紀の美少年タージョ! その役のビョルン・アンドレセン15歳。
 この「お尻」は、ヴィストンティ(あっ! 興奮のあまり「トンティ」だって! 妻には「豚じゃないんだから」と)自らヨーロッパ中を旅して発見したスウェーデン人です。ちなみに、原作には「お尻の美しい少年」とは書いてません。「ギリシャ芸術最盛期の彫刻作品を思わせる金髪碧眼の少年」と書いてあります。あしからず。(当たり前だ!)
 その完璧なまでの美しさは、今も伝説として語り継がれています。お尻に限らずですが。(ひつこい!)
 とにかくオラもうダメだぜ! いっちまったぜ。
 で、一方の主人公はその美少年の虜になっちまったオヤジ。
 これがまた、美の対極であるところの「醜」をすさまじく演じ切ってるわけ。
 いやもうサイッコーの映画でしたね。
 これは絶対劇場の大画面で観たい! って思ってたらさ、おいおい、やるんだってよ! 秋田の有楽町で。「極上名作ニュープリント上映第1弾!」すげえ!
 絶対行くぜ、何があってもね。
 有楽町で逢いましょう〜♪

 (2012.02.05)   △このページのトップへ

『やーや、まいったなや、バヅバヂバヂバヂ・・・なんだもんなや』1234

 冬将軍が「どれどれ、太平洋側さも行ってみっぺが?」と、おととい辺りから不在になったので、少し安心しておりました。
 したっけ何と! 今度は「ボロ将軍」がやってきました。
 バヂバヂバヂバヂバヂ・・・。
 映画鑑賞を終えて、さわやかな感動を胸にトイレに入室した妻を襲ったのは、洗面所の方からの激しく鳴り響く連続音でした。
「また、あの、ば〜か。腹叩いてるな」
 と、最初は思っていたそうです。
 バヅバヂバヂバヂバヂ・・・。
 音止まらず、さらに激しくなる。
 腹赤くなってるだろうよ。まったくば〜っか!
 それでもそんなふうに思っていたらしいです。まだ。
 用を終えて、手を洗いに洗面所へ行った妻、ビックリ!
 そうです。バヅバヂバヂバヂバヂ・・・はボクの腹太鼓の音ではなく(当たり前だ)、天井から落ちてきた雨水が床を叩く音だったのです。
 あっという間にバケツが満杯になるほどの激しい雨漏り。なんでやねん。
 しかも、さらに別のところからもバヅバヅバヅ・・・。
 ほんまにもう! なんでよ! やーや、まいったなや。
 ボロ屋にもほどがあるよ。ちょっと緩むとこれだもんな。
 これがね。『美は滅びない。』(最後の。が大事)なんてコピーの、世界で最も美しい名画を観た後だったりしたもんだからさ。
 すっげえ、悔しいと思ったわけなのよ。
 ねえ、でもこれがゲンジツよねえ。ものすごっく醜いんだけどさあ。
 とほほほだってんだ、ったくなあ。

 (2012.02.05)   △このページのトップへ

『ガパチカ』1233

 前歯の差し歯がガパッと外れそうだ。
 ガパッが近い。
 デパ地下ならぬ「ガパチカ」。

 (2012.02.04)   △このページのトップへ

『スマホを買ってはみたものの・・・』1232

 指が太くて苦戦している方を見かけますね。I家の奥様もそう申しておりました。
 ちょこっと指を動かすと、ダーーーーーーーーーーーーッとなるんだって。
 そんなあなた!
 スマートフォン買う前に、まず指をスマートにしなくっちゃね!(そういう問題じゃないか?)

 (2012.02.04)   △このページのトップへ

『20年前の踊り初めのビデオを観ています』1231

 先日出産したMEGUが踊ってる!!!
 あの子はだ〜れ、誰でしょね〜♪
 幼稚園児くらいのMEGUが、妻の猛特訓を受けている。藤の花の代わりに「布団たたき」を手に持って。
 エンちゃんも映ってる。みんな若いなあ。
 ところで勘惠さん、あいさつ長いよ。

 (2012.02.04)   △このページのトップへ

『妻の誕生会はどうも明日になる公算が強まったようだよ』1230

 まあ、昨日のメニューからしても「これでもう十分誕生会のごちそうジャン!」と思ってくれてもいいとボクは思うんだけど。
 そうもいかないみたいなんだ。
 妻はどうしてもやっぱり「巨大ハート形ハンバーグ」を食べなければならないって言うんだ。
 なんで昨日もまた、誕生会は順延になってしまいました。
 じゃあ今日は? ってことになったんだけど(ひき肉も買ってきてるからね)、それもダメなんだって。
 大量に昨日買ってきた海藻の「生海苔」の賞味期限が今日までなんだって。どうしても今日は「生海苔のみそ汁」を食べなければならないんだって。
 「生海苔のみそ汁」とくれば、ハンバーグじゃなくて「キンキの焼き魚」なんだって。そりゃまあそうだね。
 そんなわけで、今日は純和食ですって。明日だね、この分じゃ。

 (2012.02.04)   △このページのトップへ

『マンマ・ミーアを観終わった後、どういうわけか2人でマイムマイムを踊ったのよね』1229

 ちょっと前にAmazonで狂ったように大量に「BSでなかなかやってくれない死ぬほど観たかった映画」を購入していたが、なかなかそれが観られないでいたんだ。
 いろんな行事があってね。
 その中の1本は、かつてM家の奥様リエさんが推奨してくれていたもので、『マンマ・ミーア』というものだった。
 ABBA、ミュージカル映画、メリル・ストリープ。
 その辺までの知識しかないマンマ、ミーア(まんま観た)。
 とにかくひと言で言って、「理屈もなく面白い」。
 分からんマンマ終わる。
 特にエンディングで出てくるフルキャストのバカ真面目ぶりがおかしい。
 映画ってさ、しかめっ面で観るんじゃなくて、こーゆーふーに「単純に面白ければそれでいい」って気もしてくるね。
 でね、ボクたちは「マンマ・ミーア」を観終わってから、手を取り合って「マイムマイム」を踊ったわけです。
 何でかよく分かりません。

 

 (2012.02.04)   △このページのトップへ

『一生買い続けたいパンツなんだって』1228

 妻はボクの「ベストポジション」が大好きだ。
 皆さんご承知のように「ベストポジション」というのは局部が立体に縫われているボクのおパンツだ。
 ビッグコミックのいろんな漫画がプリントされている。
 それなりに高い。
 でも、どうしてもこれでなっくっちゃ! ということになっている。
「大事に手洗いよ」が励行されている。
 そーゆー扱いになっている。
「その人その人に合うパンツってあると思う。それに出会えない人は不幸。だから出会った人はそれを大事にするべし」
 これは妻の持論だ。
「陳腐なパンツは陳腐な人には似合うが、高貴な人には似合わない」
「ちなみに聞くけど、陳腐なパンツってどういうパンツ?」
「あるでしょ。薄くて貧相な絵柄のトランクス。アレあかん」
「もひとつ聞くけど、トランクスとブリーフはどっちがより貧相なの?」
「どっちがどうとかじゃなくて、たとえば天皇陛下とトシゾーにはトランクスのほうが似合うってことなの」
「天皇陛下とトシゾー!? あまりにも格が違うかと」(ちなみにトシゾーはボクの親父です)
「天皇陛下は白が似合うけど、トシゾーは青ね」
「は〜、言われてみればそんな気もするなあ。なるほど」
「でも天皇陛下のブリーフはAMANOで売ってる3枚980円ではダメよ」
「そりゃそうだろう。彼らはパンツだって皇室御用達だろうよ」
 そんなばかばかしい会話はさておき、この年になって、夫のパンツをこんなにも吟味してくれ、こんなにも異常なほど愛着を持ってくれる妻を持ったボクは、実にシアワセ者だと思うよ。
 だってさあ、自分はたくさんカタログで洋服購入してさあ、夫のパンツや靴下には穴が開いているって夫婦も結構いるじゃんねえ。
 ぼかあシアワセだと思うなあ。

 (2012.02.04)   △このページのトップへ

『え〜いっ! しゃらくせえ。こうなりゃ飲んじゃえ、食っちゃえってんだあ!』1227

 鬼の居ぬ間のランドリー。
 アノ将軍オヤジが、今日はちょっと所用だとかで留守にしてますもんでね。
 ボクたちはですね。ひっそりと母屋を抜け出してですね。AMANOまで買い物に行きましたよ。
 妻はね。重度の『青いもの赤いもの買いたい病』に冒されておりましたのでね。
 あれもこれもと1万円に迫るほどの大量の海藻、野菜、果物関係を買い込みましたよ。特に野菜は20種に上る!(食えんのか?)
 ボクはボクで、その中に各種お刺身をもぐり込ませましたよ。
 酒も買い込みましたよ。なにせ2週間ぶりの正式なお買い物ですもんね。え〜い! いつ出てこられるか分からんもん、買っちゃえ、買っちゃえ! ってなもんです。
 たくさん買ったので「AMANOカードのパンパカパ〜ン」も鳴って、500円サービス券も発行されました。わ〜い! わーい!
 さあ、帰ってみると・・・。
 おっ、将軍はまだ不在です。所用が長引いてるようです。
 ならば今のうちに! とばかりにボクたちは、その足で早速『歩いて4歩の居酒屋』へなだれ込んだのであった! まだ明るいってえのに。え〜い、ままよ!
「おっ! 今日は珍しくお酒コーナーが充実してるねえ!」



「とりあえずおいしい日本酒ちょーだい、ちゃぶだい、あこーだいね!」
「へい、お待ち! 大吟醸、ド〜ンッ!」



「つまみもバンバン出しちゃってくんない? おぼない、わっかない」
「へい、まずは採れたての茎ワカメです。ほのかに潮の味がしあすでしょ?」



「おう、コリコリのシコシコ、しこしこぴっちゃんでおいしいね!」
「刺身もどんどんいっちゃいますぜ!」
「そうしちゃってくんない? ぐんない、ぐんないベイビー」

  

「あっ、ママが来た。ママ、写真1枚いいかな? はい、チーズ! シミーズ、キャンディーズ」
「ばかっ」



「お客さん、そう言えばここんとこ風邪気味だったって聞いてたけど?」
「えっ? 嘘! 誰そんこと言ったの? それよっかダマコ鍋できた?」
「あと白菜とネギとセリと春菊入れるだけ」
「早く食べさして、さされて、おくざしき」
「だめだこりゃ!」



 (2012.02.04)   △このページのトップへ

『わかふじ讃歌』1226

 藤間勘惠さんの創作舞踊である。いい舞踊だなあ。
 1つの輪、2つの輪〜♪
 勘惠さんってどこか藤山寛美(藤山直美でもどっちでもいいけど)に似ているなあ。くりそつ!(あっ失礼!)
 あれ? 出演者に「高橋ヒロス」さんというのがいる。
 これも「スワシ」さんと同じように、親が訛ったまんま戸籍係に言っちゃったのかなあ。女でヒロスってのもすごいなあ。
 いろんなことを考えながら見ています。
 いやあ、またまたずんずん妻が好きになってきました。
 ため息が出るほどいい男なんだもんねえ、この方。

 (2012.02.03)   △このページのトップへ

『究極の貯蓄術』1225

 お金が貯まってしょうがない。
 買い物に行けないから。
 究極の貯蓄術。
 それは使わないことだ。
 お金が貯まってしょうがない。
 冬将軍のお陰だ。

 (2012.02.03)   △このページのトップへ

『SATOちゃんから雪中寒中見舞いが届いたよ〜』1224

 妻のオフィスレディ時代の友人というか同僚、いわきのSATOちゃん。
 ボクは今まで一度も会ったことがないんだけど、妻からよく話を聞いておりました。
 和服の似合う方で、旦那さんと写した年賀状の写真も見たことあります。
 また、今回の震災で被害を受けたので、お米を送ってあげたりいたしました。
 そのSATOちゃんですが、うちのホームページも見てくれて「真理ちゃんらしくセンスがいい」って褒められたみたいです。
 作ったのはボクなんで、間接的に大喜びしてますよ。
 ボクの大学時代の友だちにも「佐藤幸夫」というのがいて、こちらも通称「SATOちゃん」といいますが、実は彼からの音信がしばらくないんです。
 年賀状も来なくなっちゃったのよ。
 どうしてるんだろ? そーゆー人って結構いるね、最近。連絡くださ〜い!

 (2012.02.03)   △このページのトップへ

『わかふじ会50周年記念公演のビデオを妻は初めて見たそうだ』1223

 妻は小学生から30年くらい日本舞踊をやっていた。藤間勘惠菊(かんしげきく)という名の「名取り」でもある。
 「わかふじ会」というのは、お師匠さんだった藤間勘惠(かんしげ)さんが主宰する踊りの会。
 妻の最後の舞台となった「わかふじ会50周年記念公演」のビデオを、ボクは今DVDに再録し直している。
 トトトトトしながら、ちらっ、ちらっと映像を見ていた妻が、
「わあ! 私初めて見たわ、それ!」と言った。
 それには2つの意味がある。
 1つは、当時忙しくってそれどころじゃなかった、という意味。
 もう1つは、ビデオの時代が終わってDVDになったので、物理的になかなか見る機会がなかった、という意味。
 ボクは、妻の踊る『忠信』やら何やらの凛々しい姿(特に男役がいいね。イケメン!)にうっとりしながら、日々『思い出復元』の仕事に従事しております。

 (2012.02.03)   △このページのトップへ

『げっそりやせっちゃったぜ』1222

 うそうそ、それほどでもないんですがね。
 ここ2〜3日、風邪をひいたみたいで食欲がないんですね。
 まあ、あれだけの寒波だったし、その間水道が凍結したりして、寒い所に常駐してたりしたんでね。
 いやあ、ホントにホントに冬将軍に翻弄されましたね。
 ほんで、それじゃなくても「虚弱児」のボクは、あっさり風邪をひいてしまったわけですね。
 やっと少し食欲が出てきたんで、今日はこれから「雑炊」を作って食べる予定にしています。
 そして、それから10日ぶりの買い物に行って、一気に「遅ればせながらの(6日遅れの)誕生会」に突入する考えなんです。
 でっかいハンバーグ作ってね。例のワイン飲んでね。
 そうして、ボクの風邪もふっ飛ばそうってわけなんです。

 (2012.02.03)   △このページのトップへ

『世界で2番目にシンプルな名前は意外にも身近なところにあった』1221

 最近の女の子の名前から「子」が消えて久しい。教育実習でそうだったとNAOちゃんも言ってた。
 同様に男の子の名前から「男」とか「夫」とか「雄」などの「お」が消えて久しいような気がする。「郎」とか「太」なんかもそうだろうな。
 ボクは結構今まで、このブログの中で「名前」について考察を繰り返してきた。
 基本的な主張の論旨は、「そんなわけ分からん名前つける親の気が知れん!」という、現代の世情や時勢に対しての挑発的な内容だった。
 もっとシンプルに「一郎」とか「正作」とかでいいじゃん! というものだった。
 がしかし、身内に初孫ができ、その子の名前が、光りキラビやかな「寧音(ネオン)」だったりしたもんだから、ボクは考え方を変える時期に来ているのかもしれない。身内と不仲になりたくない。そう思うようになった。
 わ〜〜〜ネオンくん、君かわいいねえ。いい名前だねえ。これからはそーゆーハイカラな名前だよねえ。オジさん好きだなあ、そーゆー名前。
 えっ? 「一郎」? ダサイねえ。「正作」? わっ! 田舎臭いねえ。なんじゃそりゃ。
 そんなわけで、あっさりと自らの主張を覆してしまった卑屈なボクではあるが、何とか表題の結論にだけは持っていきたいのである。いいですか?
 ええ、世界で一番シンプルな名前は「一(はじめ)」である。これは絶対間違いない。
 2番目は「一二(かつじ)」である。すなわちカッツの名前である。
 かっけえなあ。シンプルでいいなあ。やっぱシンプルイズビューティフルだよなあ。
 おいおい、どっちよ、お前。

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『豆まきという行事が衰退した理由(わけ)』1220

 えっ? そんなことないよ、うちやってるよ!
 そーゆー家だってあるだろう。
 でも、少なくともボクはしばらくやったことがないのだ。
 なぜだろう?
 と、考えるまでもなく、大人になったからに相違ない。
 大人になると、「鬼なんかいねえやあい」という冷めた気持ちと、「そんなもんまいてどこが面白いんだ〜い」というシラケた気持ちと、「後で拾うのめんどっちいわい」という怠惰な気持ちがごちゃまぜになって、「オラやんねえ、一抜けた〜!」となるのだろう。
 もっとも、こーゆー行事は絶対欠かしたことのないI家の奥様などは、初孫も生まれたことだし、きっと「恵方(えほう)巻き」を80本作ってはしゃいでいることだろう。
 ちなみに『恵方』というのは、陰陽道(おんみょうどう)に基づく方角の吉凶をいう俗信なんだそうで、今年の恵方は「北北西」だと、どっかの恵方巻き屋(というか寿司屋)の親父が言ってました。
 その方角に向かって、恵方巻きにガブッとかぶりつくと縁起がいいんだって。
 石巻とか東京のほうから見たら、秋田がその方向だからね、みんなでこっちに向かってガブッ! しなさい。いいことあるかんね。
 ボクたちは? 北北西って? あっ! 北朝じゃん!!! ジョンウンじゃん!!! やだよ、そんなの。
(おまけ)恵方巻きの作り方で〜す。意外と簡単で〜す。

 

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『一番強い将軍は誰だろう?』1219

 まさか「焼肉大将軍」じゃあないよねえ。
 「パチンコ大将軍」ってのも確かあった気がする。
 長浜の屋台街で生れ育ったラーメン屋「長浜将軍」でもないし。
 某隣国の「将軍さま」は死んじゃったしね。
 漫画「キン肉マン」に出てくる「悪魔将軍」って知ってる?
 映画「スターウォーズ」に出てくる「グリーヴァス将軍」って知ってる?
 でもね、今年はもうあの人で決まりでしょ?
 徳川吉宗の「暴れん坊将軍」なんか足下にも及ばん「大暴れ」だね。
 The strongest general is "Winter General" .お〜〜〜〜い、冬将軍!!!! あんたすごいワ! 
 Generalで足りなかったら、Godにしてあげてもいいゼ! 

 (2012.02.02)   △このページのトップへ

『コーゾーさん、小屋の屋根は任せたゼイ!』1218

 さっき、うちの管理人を自称するコーゾーさんやってきて、
「小屋の屋根の雪落とす」と言った。
 小屋には、コーゾーさんの製材がたくさん置かれている。
 早く言えば、小屋はコーゾーさんのために貸しているようなものだ。
 だから彼にとって小屋が潰れることは重大事。
 去年の暮れもやってくれていたので、今回が2回目だ。
「できればうちの2階の屋根もやってもらいたいものだわ!」
 妻は、「うちの」のところを強調してそう言った。

 (2012.02.02)   △このページのトップへ

『都会には都会の匂いがある』1217

 たま〜に行くせいなのか。
 そんなふうに感じる。
 この間、妻と久しぶりに仙台の町中を歩いた。
 といっても、エスパルとかパルコとか駅周辺だけだけど。
 お洒落なお店、おいしそうなお店がいっぱいある。
 たくさんの人が歩いている。
 お洒落な人がたくさんいる。
 同時に、忙しそうなサラリーマンも歩いている。
 牛タン通りのお店で「富乃宝山」を飲みながらタン塩を食べたのだが、新幹線の時間に間に合うように弁当を作ってもらってる人もいた。
「15分かかります」と言われて、その15分が待てない人3人。
 ボクたちはその店で、ボーッと2時間ダベっていた。
 ヒマでもなく忙しくもない。ちょうどいい時間。
 都会にいて、こんなちょうどいい時間が持てたら、それはそれはシアワセなことだろう。
 秋田で丸8年。
 都会の匂いがうれしかった。

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『昭英VS寧音』1216

 カッチャン、MEGU、おめでとう!!!
 生まれたよ。おばあちゃんにとっての初孫で〜す。
 実は1月31日に生まれてたんだけど、正式にお達しが来たのが昨日だったのね。
 五体満足の男の子!!!
 女の子が欲しかった2人は、超音波画像に写る突起物を見ても、「恥骨の大きい女の子かもしれない」と最後まで望みを捨てなかったらしいよ。(な、バカな!)
 で、この結果、I家の奥様は「初ババ」に、エンちゃんは「初ジジ」に、ついでにおばあは「初P」に、めでたく昇格したわけだ。
 しかもI家の奥様いわく、「お父さんとそっくりなの」らしい。エンちゃんと瓜二つなんだって!
 分かるような分からんような、怖いような恐ろしいような。
 はい、で、表題の名前なんですけどね。
 エンちゃんは『昭英』にしたかったらしいのね。(あれ? そーゆータレントいなかった?)
 マドロスさん(昭さん)の命日に生まれたことと、自分に超似ていて、かつ自分と同じ「辰年」生まれだから、2人の名前の頭文字を取って「昭英」もしくは「英昭」なんだって。(ちなみにエンちゃんは「英二」といいます)
 1本取ったような3本こじつけのような、一理あるようなどうも今ひとつイージーなような。
 なるほどのようなメチャクチャなような、シャレた名前のような田舎臭いような。
「嫁の父親がとやかく言うことではないんだけれども・・・」
 そう前置きしながらも、
「ワタシは昭英か英昭がいいと思うよ。だってほら・・・」
 彼はさりげなく、でもしつこく、何度も何度もそう主張したみたいですね。
 でもね、彼の儚い願いはあっさり却下されちゃいました。ジジは黙ってらいん! みたいな。
 マドロスさんの命日に生まれた、エンちゃん似の辰年ベイビーの名前はね。
 ジャ〜ン! 『寧音(ネオン)』ちゃんで〜〜〜す。

 (2012.02.02)   △このページのトップへ

『電気代が何だ、灯油代が何だ、背に腹は代えられないではないか!』1215

 要するに、寝る前に、ボイラーのお湯をですね。
 チョロチョロ出しっ放しにして寝たわけですよ。
 要するに、凍るのは「水道管内の水の滞留」が原因なわけですから、それを防ぐには、どこかから水を常に流しておく必要があるわけ。
 そうすればくみ上げるポンプも凍らないし、ボイラーもつけっぱなしだから凍らない。
 な〜んだ。
 ただ一つ、この作戦の問題点は「生活コストの上昇」であった。
 具体的に言うと「水道光熱費」の高騰。
 でもまあ、この冬一番の寒気、2日がピークと聞くと、そんなこたあ構っちゃいられん。
 なわけで、さあ、この作戦はどうなったでしょうか? 聞きたい?
 ハハハハハハハハハッ!

 (2012.02.02)   △このページのトップへ

『玄関を出るとこんな感じ〜って感じ〜』1214

 さっき2人で雪かきしてね。少し晴れてたんで撮ってみました。



 アッキーんちの屋根には2メートルの雪。



 スコップが小さく見えま〜す。



 その上に広がる雪の原。



 オラこんな村嫌だ。



 (2012.02.01)   △このページのトップへ

『そんな中でもこんな日常なのだ』1213

 そんな中でもこうやって暮らしているのだ。

  

 そして、ボクたちの希望は今、これしかないのだ。
 チャイコ!



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『そんな中でもいろんなプレゼントが届いているのだ!』1212

 まずは愛妻からボクへ。
 バレンタインデーのプレゼントが届きました。(はや!)
 ジャ〜ン! 頬ずりしたくなる「ベストポジション」2枚!



 お次は、クライアントさんから代表に届いたバースデープレゼントのお花。
 毎年、毎年、ありがとうございます! 本当にいいクライアントさんですね! 代表大喜び!



 後はボクの作る「巨大ハンバーグ」の登場を待つばかりなのだが・・・。
 そん時はヨッケとNORIちゃんにいただいたワインを開けるのだが・・・。
 買い物に出られんのよ!!! 

 (2012.02.01)   △このページのトップへ

『2日がピーク、3日にかけて大雪なんだってよ!』1211

 ゴロゴロゴロドッス〜ン!
 雷が鳴ってる。
 ゴビュ〜ン!
 大風が吹いている。
 もちろん降り止まぬ雪。
 雪、雪、雪、雪。
 何なのだ。
 暴風雪警報発令。
 大雪警報。雷警報。波浪警報。なだれ警報。低温警報。着雪警報・・・。
「天変地異」と、トトトの妻いわく。
「酒がない」と、トホホの夫いわく。
 悲しいとき〜!!! 

 (2012.02.01)   △このページのトップへ

『ひゃっほ〜〜〜〜〜!!!!!』1210

 開通、かいつう、カイツウ、お通じよお〜っし!
 やっと出たほいのよさほいのほいっ! っと。
 あんまりうれしいと、脳からノルアドレナリンが一気に出過ぎませんか? そういうお悩みございませんか?
 ボクそうなります。狂います。壊れます。裸になりたくなります。抱き合いたくなります。
 毎日こんなことの繰り返しです。躁鬱(そううつ)です。

 (2012.02.01)   △このページのトップへ

『業務に忠実な営業社員のヒロシは意外と絵文字に明るかった』1209

 お先真っ暗で、もはやグレル寸前だったボクたちの気持ちを明るくしてくれた1通のメールを紹介したい。
 ヒロシのメールである。
 トーエーと違って著作権フリーではないので、要約してお伝えしますネ!

 こんばんは(^o^)丿
 先日はお疲れ様でした☆
 業務連絡読んだので撮った写真送りますヨ!
 データが重いので厳選の4枚(>_<)  
 カモノハシはズバリ!
 仙台新港の三井アウトレット(笑)
 お手頃価格で購入♪
 うなぎは仕事では行ってるケド、現物貰えるのは何かのイベント時(-_-;)  
 次はいつもらえることか…。
 日本海側は大雪らしいのでどうかご無事で(^_-)-☆


 いやあ、うれしいじゃないですか。ヒロシ君ったら、もう・・・。
 えっ? その前に? どこが要約かって? モロ全文じゃないのかって?
 ・・・・・・。
 あっ。
 でもね、きっと彼許してくれると思うのね。
 ねっ! ヒロシ。いいスッペ? 載せても。
 それにしても本当に彼、いいヤツだねえ。おまけに優秀だねえ。(急に褒めちぎる作戦。ほめ殺し)
 ボクのすべての問いに対して、忠実かつ的確に答えているばかりか、もしかしたらヤシは(彼はこうボクを呼ぶ)大隅産のうなぎが食いたいのではないか? とまで推測しているフシがある。
 優秀な営業マンだね、ヒロシ! その通り! 大当たりで〜す! 
 でも、さりげなく「残念だけど送ってあげることはできませんよ〜」というような意味のことを、相手が傷つかないような言い回しで伝えておりますね。こういうところも優秀だね、立派な営業マンだ、ヒロシ。
 おじさんはねえ、待ちますよ。イベントの時までね。ええ、ええ、いつもらえるか分かんないイベントまで、ず〜〜〜っと待っておりますからねえ。
 あと、最後にこちらの大雪を心配して無事を祈ってくれている。いいヤツだねえ、ヒロシ。きっとお客さんへの気配りもしっかりできているんだろうねえ、ヒロキ! 誰だ? ヒロキって。
 ほんでもって、このメールに添付されていた写真は、『写真コーナー』をご覧下さい。ほんでもってヒロシは、一番大きい写真ではボクの反対側(妊婦MEGUのとなり)に凛々しく写っております。あっ、教えちゃった。いいでしょ? ヒロシ! こんかつ、とんかつ。何だ? とんかつって。
 そんなわけで、以上、M家の長男にして「いとこ会の代表」であるところのヒロシから届いたうれしいメールから読み解く「ヒロシは優秀だね!」というお話でした。パチパチパチ・・・。
 でも、ホントのこと言って、ボクが何に一番驚いたかと言いますとね、「あのヒロシまでボクのブログを読んでいたのか!」という事実と、「嘘だろ! あのヒロシがこんなに絵文字を打てるなんて! ズルッ!」という2つの驚くべき事実なんですよねえ。
 いやあ、驚いた、驚いた。
 そんなわけで、いろんな意味でやっぱヒロシは優秀だったねえ。これからも「業務連絡」かかさず見ててねえ。

 (2012.02.01)   △このページのトップへ

『どうすりゃいいのさ思案橋』1208

 もうね。
 ちょっとね。
 やんなっちゃったね。
 またね。
 凍ってね。
 しまったのね。
 ボクらいるのに。
 留守したわけじゃないのに。
 凍ってまっただよ。
 3時頃、妻がトイレに起きた時はまだ出てたんだって。
 なのにボクが6時半に起きた時はもう出ないの。
 短時間にダーッと急速凍結しちゃったってわけ。ヤマダギケンさんもまっつぁお! バッチ凍結!
 あんなことがあった後だもん、当然全部水抜きしてたんよ。ボイラーだってつけてたんよ。
 ポンプが回らないところをみると、これはどう考えても前回と同じところ(出水パイプの先1メートルくらいの配管)が凍ってしまっただね。こりゃまた時間かかるぞ。
 チェッ! あんなに断熱材を巻いてたのにさ。プンッ!
 こりゃもうお手上げですわ。バンザ〜イッ!
 ファンヒーターつけて、ドライヤーつけて、コツコツコツコツコツコツあっためるしかないんだけどさ。
 コツコツもいいんだけどさ。
 仕事とか勉強とかならいざ知らず、これって生産性ありますか〜???? もしも〜し!
 どうすりゃいいのさ思案橋だ、こりゃ。あ〜あ、切ない長崎だ。ブル〜〜〜〜スよ、ブル〜ス。青江三奈よ。ダダッタダダダッタダン、あっ、あっ、あ〜ん。
 毎日が元の木阿弥〜。振り出しに戻る〜。あ〜あ、ちょっちねえ〜〜〜〜。んもう、んもう、羽毛ふとん。
 オラとってもやりきれないぜ! 
 オージービーフはかみきれないぜ!

 (2012.02.01)   △このページのトップへ

『今年5度目の屋根に上っちゃったよ』1207

 そりゃあもう大変さ。
 1月最終日、また屋根に上っちゃったよ。
 これはもう異変だね。天変地異だね。なんでこんなに降るの?
 今日はボクだけ上って、小屋というか車庫の屋根の雪を下ろしました。妻は下で落とした雪をかきます。
 氷の厚さは10センチ以上、その上に1メートルの雪。
 この屋根が潰れると、クルマはもちろん、ボイラーもやられるため、どうしてもやらざるを得ません。
 もう何だか冬将軍に怒る気力もありやせん。 
「ふぁ〜い。やりますやります」
 って感じです。
 そんな中、隣村では家事で焼け死んだ人の話なども聞こえてきます。
 本当にどうなっちゃってんのかね。

 (2012.01.31)   △このページのトップへ

『ヒロシとトーエーに業務連絡で〜す!』1206

 まずヒロシ。
 7回忌の時の写真を送ってほしいんだよね。
 たのむよ! メールはNAOちゃんに聞けば分かるかんね!
 それからトーエー。
 あのさあ、「300回男」として、今年はワインに替わる何かを送るって書いてあったけどさあ、そんなに気遣うなって。
 メールだけで十分だぜ! えっ!? それじゃあオレの気が済まない?
 そおお? そおなの? ふ〜ん。
 あっ! ヒロシ! 
 今度、あの靴どこで買ったか教えてね! カモノハシのくちばしみたいなやつ。
 そうそうトーエー! あのさあ、今、取手では何が流行ってんの? 風俗とかじゃなくてファションとか。
 あっ! ヒロシ! 大隅産のうなぎってあったでしょ? あの会社ってまだ取引してんの? あれ美味かったよねえ。

 (2012.01.31)   △このページのトップへ

『山田とりこ屋の80本の焼き鳥とFujiyaの大きなケーキ2つに囲まれて』1205

 石巻に着いたボクらは、久しぶりに歩いて実家に着いた。
 ボクが最初にこの家に来たのは8年前だ。妻と仙石線に乗って、緊張しながらこの坂を上った記憶がある。
 あの時はアッシュに手荒い歓迎(洗礼?)を受けた。
 そのアッシュが玄関で迎えてくれた。あれから8年、彼は今白内障の老犬になってしまった。五感の神経も鈍くなったらしい。
 そんなアッシュがボクを覚えていてくれて、飛びかかって喜びを表現してくれるのがうれしい。
 妻の誕生日だった。そのことをI家の人たちはしっかり覚えていてくれた。
 表題のほかに、ヨッケからも「ワイン」を2本もらった。
 ボクたちが持っていった「結婚祝い」の「内祝い」も兼ねて。
 倫子ちゃんと2人で選んだのだそうだ。2人ともこのブログを読んでくれているらしく、お店の人にこんなふうに聞いたんだって。うれしいね。
「あのう、どちらかというと肉より魚料理が好きな人たちなんです。特に最近は体重を気にしてますが、そんな2人に合ったワインありますか?」みたいな。
 ちなみに白と赤の2本。どちらもフランスで、シャルドネ100の『ムルソー レ クル』とピノ・ノアール100の『ジュヴレ シャンベルタン』というワインでした。こりゃ絶対外してないと思うよ!
 人の誕生日だけは絶対覚えていてくれる妊婦のMEGUも、Fujiyaのケーキを買ってきてくれていた。ろうそく5本だったが、妻はかろうじてまだ4本で足りると主張していた。
 I家の奥様は、彼らの上を行く。
 だって、さらにケーキを1個でしょ。ド〜ンッ!!!
 焼き鳥を80本でしょ、80本!!! どんだけ〜〜〜!?
 それにしても思わぬサプライズプレゼントで、妻もボクも(何で?)大喜びでした。
 ありがとうねえ、みんな!!!



 後ろに「ベビーベッド」が写ってる!

 (2012.01.31)   △このページのトップへ

『たまに乗った乗り物で感じた残念な出来事』1204

 今回のツアーは、昨年10月の「軽井沢におけるU子&O君の結婚式」以来のものだった。
 すっかり雪に怖じ気づいているボクたちは、クルマはやめて新幹線などを使って石巻まで行くことにした。
 AMANOのそばに「井川さくら」という奥羽本線の駅があり、そこはクルマを駐車しておけるので、そこまでクルマで行った。
 奥羽本線は、ボクがかつて高校へ通っていたころお世話になっていた。
 久しぶりに乗ったんだけど、ボクが一番驚いたのは、前に座っていたおっさんのケータイの着メロだった。
 ものすごいボリュームで『笑点』のテーマソングが流れた。
 しかも、彼、全然悪びれる様子もなく、「あ〜おいだ〜」とかって言って平気で話してた。(ホントはダメなんだよね。マナーモードにしとかなきゃ)残念!
 もう一つ、仙台に新幹線で着いて、仙石線は震災の影響で今不通なので(でも3年後ぐらいに全線開通するらしいよ)高速バスに乗った。
 ワンマンバスの運転手が何やら注意事項などをアナウンスしている。
「シートベルトをお締めください」
 言われて探したが、ボクたちのシートにはそんなものなかった。逆側のほうにはあったが誰ひとりする人はいなかった。残念!
「夢綴りの乗車券を発売しております」
 しゃれた乗車券だなあと思った。
「ねえ、『夢綴り』だって! かっけえ名前だな。復興に関係してるのかな?」
 妻に教えると、妻は冷静にこう言った。
「10枚綴りって言ったんじゃない?」
 ・・・・・・。
 ジュウメツヅリ?
 残念!

 (2012.01.31)   △このページのトップへ

『おばあちゃんは映画『お葬式』に出てくる菅井きんみたいに毅然としてかっこ良かったよ』1203

 いやあ、水とお湯が出てしまえばこっちのもんよ。
 ココロに「余裕」の二文字よ。
 そんなわけで、いよいよ『マドロスさんの7回忌ツアー』について筆を執るよ。
 まず、表題で書いたように、この会を取り仕切った「おばあちゃん」がかっこ良かったわけよ。
 菅井きんばりに毅然としていたわけよ。
 用意周到なスピーチだったわけよ。
 そして、そんなおばあちゃんの気合いに応えるように、子どもと孫が全員集結したわけよ。ひとり残らず全員。これってスゴいことだよね。
 子ども3夫婦と、孫たち6人、そして去年新たに夫婦になった連れ合いが新たに2人も加わって。
 おばあちゃんの指示で急遽フラれた、一人一人の近況報告やスピーチも、笑いあり涙ありでとってもよかった。
 「おじいちゃんとおばあちゃんを目標に」という言葉がたくさん聞かれました。
 2人から始まった『系譜』が、5人の家族になり、その3姉妹にそれぞれ「これっきゃいない」パートナーが付き、その段階で8人になり、さらに孫が6人生まれ合計14人。
 さらに、震災のあった去年は、その孫たちのうちの3人がめでたく入籍したわけだ。やはり「これっきゃない」相方を見つけて。
 さらに今年、M家の二男「さとし」も、仙台(石巻)に戻ってくる。そして、8年のお付き合いを実らせて、めでたく「はるみ」ちゃんとゴールインするらしい。本人からそういうサプライズ発表もあった。本当におめでとうね!!! 
 これで何人? 18人? すごいね!
 でもそれだけじゃない。
 おばあちゃんたちから見たら『4代目の系譜』に当たる「ひ孫」が今、MEGUのおなかの中にいる。
 もうすぐ十月十日を迎える。
 2人から19人へ。2人の結婚から57年で、なんと10倍にもなった計算だ。そして、これからも「慶びのうねり」は脈々と続いていくことだろう。
 ただ人数が増えるだけでは何の意味もないことだ。
 系譜の中に「何」が生き続けていくのか? 引き継がれていくのか? DNAの螺旋を形作るのか?
 それは『血脈の意味』とも言うべきものだ。
 今回、ボクはそれをはっきりと知った。
 おじいちゃんとおばあちゃんが、何よりも大切に守ってきたもの。
 つきなみな言葉だけど、それは『家族への愛』だと思った。
 それはとても暖かかった。

 (2012.01.31)   △このページのトップへ

『ガハハハハハハハハ・・・』1202

 きゃきゃきゃきゃきゃ・・・。
 グワッシグワッシグワッシ・・・。
 お〜〜〜〜〜い! みんな〜〜〜〜あ!
 水出だどおおおおおおおっ!!!
 お湯っこも・・・出だどおおおおおおっ!!!!!
 これでもう、怖いものなんかないぞぞぞぞぞぞぞぞ〜〜〜〜〜〜〜っ!!!!!! 
 ひゃっひゃっひゃっひゃっひゃっ・・・。
 まいったかあああああああ!!!!!!!
 やいっ! 冬将軍! おまえのかあちゃんで〜べ〜そ〜!!!
 ってんだ、てんだ、てんだねす〜。
 グギャギャギャギャギャギャ・・・。
 ・・・えっ? 何?
 今お前んとこに?
 今年一番の?
 最強の寒気が?
 えっ? 流れ込んでる?
 うそ! えっ? 何っ? 記録的な?
 えっ? 豪雪に?
 何? なるんだってええええええ!!!!?
 ・・・・・・。
 ・・・。
 ・。
 何それ。

 (2012.01.31)   △このページのトップへ

『哀れ・・・』1201

 マドロスさん(おじいちゃん=義父)の7回忌法要の話はあとでゆっくりしますが、とりあえず皆さんにボクたちが無事家に帰りついたことを報告します。
 硬い表現になっているのは自分でも承知の上ですが、何しろ今、状況的に固まっているのでお許しください。
 何が固まっているかはご想像の通りです。
 水道です。水出ません。ポンプ回りません。
 さっき隣のケーコさんから聞いたのですが、秋田生まれ秋田育ちの彼女の口から「今までで一番寒い!」という表現が飛び出したくらい極端に、猛烈に寒いです。
 たった1日だけとはいえ、よりによってそういう日に、ボクたちは家を開けてしまったようです。
 盛岡ではマイナス28℃だったとか言ってます。石巻だってマイナス8℃ってんだから、ここもマイナス10℃以下だったことは想像に硬くありません。
 それにしても、水抜きから凍結予防の断熱材から、準備男のボクが、何から何まで「これ以上はもう無理」というくらい、完璧に凍結予防策を講じてなおかつこれです。
 たった1個の蛇口からも、たったの1滴の水さえも出ないのです! 
 そのことがボクは実に悔しいのです。実に情けないのです。「準備男」「前もって」くんは、このとんでもない寒波とやらに完敗したのです。
 誰を恨むわけでもないけど、いや、恨む。くっそー! おい! 冬将軍! いい加減にしろ!
 哀れ・・・!
 法要を終えたボクたちはですね、秋田新幹線に乗って帰ってきました。降り立った「井川さくら」の駅はやはり吹雪いていました。吹雪の中、クルマに降り積もった雪を払い、何とかガチガチに凍ったクルマを動かして、夜中の11時過ぎにですね、やっとこさ家に帰ってきたわけですよ。
 2人とももうクタクタで、その上慣れない環境でか風邪気味で、鼻水がグズグズになっておりました。よって、湯タンポ作って一刻も早く寝たかったんです。そのままバタンキューッて。
 ところがです! 
 ところが・・・水出ません。何もできません。仕方なく、それから2時間、2人でポンプにファンヒーターとダクトを持ち出して格闘しました。寒くて寒くて死にそうでした。
 が・・・それでもやっぱり水は出ませんでした。とほほ・・・。
 よって震えながら就寝。でも寒くて寝られませんでした。
 今日も早朝から水道との格闘が始まりました。でも今のところダメ。出ません。
 ドライヤーを水道管に当てながら、外に出て2人で雪かきもしました。本当にすごい積雪です。もう何もかも嫌になります。
 さっき水道屋さんに電話しましたが、今日はすぐには来られないそうです。あちこちで凍っているのかな?
 そんなわけで、いまだに水が使えないまま、ボクたちは「無水冷凍保存」状態にさらされております。
 何だかあまりにも「哀れ」でございます。
 そんな中、代表はまた、たまっていた「トトトト」を再開しましたよ。この方は本当に「偉い人グランプリ」ですね。
 それに引き換え、愚痴ってばっかのボクは、ほんまに「弱い人グランプリ」だわさ。「トトトト」どころか「トホホホ」ってわけよ。ああ、情けな!

 (2012.01.30)   △このページのトップへ

■エッセイ『ことなひまめのオッペケペーですっとこどっこいな日常2』(〜1200話はこちら)

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