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★エッセイ『ことなひまめのオッペケペーですっとこどっこいな日常2』
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★エッセイ『ことなひまめのオッペケペーですっとこどっこいな日常』完
★お便りはこちらまで。info@officematroos.com

 
 
■お便りくださいね!(2行程度でどうぞ。長い人はinfo@officematroos.comまで)
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『おバカな人たち』2750

 フォレスト・ガンプのママが言っていた。
「バカなことをする人がバカなのよ」
 おねえちゃんとNAOちゃんとの間で、ボクたちの雪下ろしに使用している『命綱』のことが話題になっていたようだ。
 以前、写真でも紹介した3〜4メートルもある頑丈な綱のこと。その両端を、ボクたちはお互いの腹にキツく結んで作業をしているのだ。
「命綱って柱とかに結わえておくもんじゃないの? あれじゃあ、仮にどっちかが落ちたら、絶対もう1人も引きずられて落ちるよね。踏ん張れないもの」
 NAOちゃんの素朴な疑問であった。かつ賢明な考察でもあった。
 よくぞ見破った! 実はその通りなんですよ。案外アレは意味ないのよね。うん、そのことはボクらも薄々感づいてはいたのだ。
 それだけでもあまり意味がないのに、屋根の両側に分かれて作業しているのは最初だけで、気付くとよく隣り合ったりしているのよね。あぶねえ、あぶねえ。
 おまけに、そんなおバカな自分たちのことは棚に上げて、命綱も付けないで作業をしているよその人を指差して、「あ〜あ、見て見て、アレ危ないねえ。おバカだねえ!」とか何とか言っているんだもんねえ。
 そういう自分だちのほうがよっぽどおバカなのにさ。
 痛いところを突かれたな、NAOちゃん。さすがだね!

 (2013.01.16)   このページのトップへ

『もうすぐ町内会役員も終わるね』2749

 あと2ヶ月。
 長かった任期も終わる。
 楽しかったこともあったけど、何だか結局、マサショーリュー氏とゴニャゴニャしたまんま。
 でも、今年からココロを入れ替えたボクは、最後は彼とも上手くやれると思っています。
 終わりよければすべて良し。
 せっかく頑張ったのにさ。
 これじゃあ、あんまりつまんないもんね。
 いろんな人がいるんだから。
 ボクもその「いろんな人」の1人なんだからね。
 役員会は19日だ。

 (2013.01.16)   このページのトップへ

『なりたい人』2748

 糸井重里さんなんかいいな。ボクはね。
 妻は、「42歳は単なる数字」と言っている「クルム伊達公子」さんがいいんだって。
 なんかいいね! って思える人たち。
 日野原重明さんもその1人。
 実は3月、彼は秋田で『101歳の記念講演』をする。
 昨日、そのチケットをボクたちはゲットしたんだよ。
 やはりこの人は「なりたい人」の筆頭だろうな。
 お会いしただけで、元気になって長生きできそうな気がしてくる。
 ミスチルと日野原さん。
 今年の2大イベントだ。楽しみだね。
 あっ、そうそう最大のイベントが秋に控えていた。
 『おばあと富士山ツアー』! いろいろ盛りだくさんだな。さてと、仕事頑張ろか。

 (2013.01.16)   このページのトップへ

『全自動洗濯機の油断』2747

 全自動はスゴい、スゴいと思っていた。
 何だかもう楽で楽で、大いに2人でハシャイでいた。
 特に洗濯が終わった後は、気が緩んでしまっていた。
 るんるんるん♪
「あとは何もすることないじゃん」って油断してたのだ。
 ところが・・・。
 あった!
 大変なことを2つ忘れていた。
 1つは、寒冷地ゆえの作業である『終わったら必ず蛇口を閉めること』
 もう1つは、『糸くずフィルターを掃除すること』であった。
 全自動になっても、やはり「手動」の作業はあるのだな。
 さっき、それをボクはマジックで大きく紙に書いて、洗濯機の前の壁に貼った。これがそれです。



 (2013.01.16)   このページのトップへ

『ソイ』2746

 そういう魚をご存じだろうか?
 北国のクロソイは今が旬ですね。クロソイ。こんなグロい顔した魚だ。

 

 実は食べるのは初めてだった。
 刺身用の切り身は、見た目は何となく「ボラ」や「コイ」を彷彿とさせる。
 食べてみる。お店の人が言った通り「タイよりコリコリ締まった上品な味」であった。
 タイが色白の「文科系お嬢様」なら、ソイは日に焼けた健康的な『体育会系女子』といったところか。
 2さくで450円のお刺身を買ったら、お店の人が「これはおまけ!」と言って出してくれたのがソイのアラであった。これは「潮汁」にして食べた。これもまた美味い! タイのお株を奪うほどの「上品なあぶら」が浮いていた。
 知らなかったなあ。ソイがこんなに美味しい魚だったとはねえ。
 「コイ」よりも「タイ」よりも「ソイ」! いやあ、どうもソイませんでした。

 (2013.01.16)   このページのトップへ

『方言看板』2745

 秋田市内を走っていて、カラオケ屋さんのこんな看板に昨日は笑った。
 『お子様連れママ友同士ご利用できるルームありす♪』
 どうも、本当は「あります」だったのが「ま」の紙が剥がれてしまって、「ありす」になってしまったようだ。
 石巻弁で(といってもほとんどおばあちゃんとかおじいちゃんしか使わないのだが)「ありす」は「あります」のことなので、「ありす」でも「あります」でも意味は全く同じということになる。
 だから、もしこれをおばあちゃんが読んだとしても、全く違和感を覚えなかったであろう。
 『お子様連れママ友同士ご利用できるルームありす♪』
 それはそうと、そういう部屋で、当の「お子様」は一体何をしているのだろうか?
 ママに混ざって『となりのトトロ』とかを歌ったりするのだろうか?
 それとも、子どもは別の部屋に隔離されるのだろうか?
 そーゆー疑問が浮かんだ。いずれにしても「ママの欲求を満たす、ママ優先の部屋」であることは間違いなさそうだな。
 誰か分かる人いたら教えてもらえませんか?

 (2013.01.16)   このページのトップへ

『おばあちゃんの骨を元気にする秋田プロジェクトが立ち上がった』2744

 おととい、昨日と石巻に何回が電話したんだけど誰も出なかったので、この話は公共のメディアに載せてしまおう。
 おばあは時々このブログを読むはずだから。
 『おばあちゃんの骨を元気にする秋田プロジェクト』が、今週生協に頼む予定の『骨粗鬆症対策食品』はこういうものです。
 カルシウム入り魚肉ソーセージ20本。(1本あたり牛乳400cc分のカルシウム配合)
 熊本県人吉産きくらげ。(これは調べたところ、キノコ類の中で最もカルシウムが豊富だった)
 さかなっつハイ!40袋。(これはカリッとアーモンドあっさりピーナッツと小魚のおいしい組み合わせです)
 サバの水煮缶3缶。(骨ごと食べられます)
 イワシの銚子煮。(何だか分からんが骨っぽい)
あと何かあったかな?
 今回は甘いものを極力さけてカルシウムの補給に焦点を絞ってみました。
 ですから、大福とかサツマイモとか餅とかそういうものは入ってません。あしからず。
 ただ、あんまりかわいそうなので、おばあちゃんの好きな「南部煎餅」と「カップスープの素」などは入れてあげました。
 来週の水曜日に届くので、そしたら送りま〜す。おばあちゃんへの業務連絡でした。

PS 実はこの後も石巻に電話してみたんですが、やはり誰もでません。何? 何? どうしたんだろ?
PS2 今おねえちゃんから入った情報によると・・・何でも孫のYスケとカッチャンがおばあの部屋をリフォームする時にモデムを外したのだそうだが、その時から電話も通じなくなってるんだってさ。はあ? はあ・・・。

 (2013.01.16)   このページのトップへ

『都会VS田舎大激論が勃発?』2743

 ああ、ボクが昨日あんなこと書かなけりゃよかったんだ。(えっ!?)
 ほんの冗談のつもりだったのに、こんな大激論が勃発してしまった。(お前のせいやないって)
 ツイート上での激論『関東初雪により“都会VS田舎大論戦”が勃発』なのだが、ボクは耳が痛くて聞いていられなかった。
 田舎の人たちも、この時ばかりとよくもまあ、こんな「負け惜しみ」を言うもんだなあ。コレは単なる都会人へのヒガミ根性じゃんねえ。(お前もだろが!)
 それもそうだが、都会の人たちって、実は案外そういうふうに田舎の人を見ていたのだなあ・・・。コレはコレで、都会人の田舎者に対する地域蔑視じゃんねえ。
 例えばこんな都会人のコメント。やな感じ。
・豪雪地帯の在住の人の「大した雪でもないのに都会は貧弱」、ってポストを見ると、「そんなクソ不便なとこに生まれ育つなんて、前世で余程悪いことしたんですね」って思ってしまう。
・クソ田舎にしか雪なんて降らないからそりゃ大都会は慣れてないし電車も止まるよ。なんでクソ田舎民はこんな時だけ偉そうなん?クソ田舎なのに。
・東京都民「うわぁ!雪だ!滑る!わぁ!きゃーーー!」田舎の人「雪くらいで何言ってんだか(笑)これだから都民は(笑)」東京都民「お前らが上京した時に、人が多いくらいでワーワー言ってるのと同じじゃねーの」。
・その程度の雪で云々とか地元の田舎具合を報告したいんですね、分かります。

 ちょっともう寒くなってきました。どうして匿名になると人は「クソ」とか「お前ら」とか言うんだろう? 実に世の中にはいろんな人がいるもんだなあ・・・。何だか悲しいね。
 都会VS田舎もそうだけど、金持ちVS貧乏人の議論もきっとそうなるよねえ。どっちもどっちだねえ。何だかシアワセじゃないねえ。こういうの聞くとココロがわびしくなってくるねえ。
 でもボクの結論はいつも、シアワセな人が一番ってことです。当たり前だけど。都会でも田舎でも、金持ちでも貧乏人でも、笑って生きている人たちが一番だってことです。そーゆーことです。
 だったらお前も愚痴言うなって? そうだよねえ、まあそういうことだよねえ。
 ちょっとしたジョークだったんだけどねえ。もうやめよ。オレのバカバカ!

 (2013.01.16)   このページのトップへ

『冬のグーグルマップ』2742

 昨日、イラストまで書いて説明した、グーグルマップに載っていた我が家の屋根の拡大図。
 あれが衛星カメラから撮られたのは、きっと去年の秋ごろだろう。
 うん、アノ状態だったのは確かそのころだ。
 今度はできれば冬にも撮ってほしいな。
 それも、ボクらが2人で雪下ろしししてる時に。
 事前に分かったら、空に向かってピースサインを送ってやるのにな。

 (2013.01.15)   このページのトップへ

『1月革命は回避された』2741



 昨日送ってもらった『午後4時頃の茨城県取手市』である。
 仕事も中止になりました、と書いてある。
 送ってくれた人の「仕事」は、建設現場の棒振りとかそういう屋外の仕事ではない。
 棒状のもの(例えばチョークとかは)は持つかもしれないが、少なくとも屋内で仕事をしている。
 早い話が、その人は某有名予備校講師のスズキ氏である。
 そーゆー極めて屋内的、極めて非土建業的な仕事をしている、一見雪の影響を受けないかに見える彼の仕事が中止になったのである。これはどうゆーことか?
 また、今日の朝日新聞デジタルヘッドラインには『大雪で首都圏混乱なわけ』という記事が載っている。
 詳しくは読んでいないが、いつも彼ら(首都圏の人)の周りでは、こっちから言わせれば「多少の雪」にも交通が大混乱し、首都機能が麻痺状態に陥る。ゼイジャク、ヒヨワ、オボッチャン、オンシツソダチ・・・という言葉が頭をよぎる。ごめん。
 ボクに言わせれば、その理由はただ一つ。『まさかの雪』に備えていないからだ。
 そういうところに、地震の備えと同じココロのゆるみを見るのである。でもアレは、本当は「まさかの地震」でも「まさかの津波」でもなかったんだ。とうに予想されていたことなんだ。
 でもまあいいや、朝日新聞の論説委員でもないボクが、今から滔々とそーゆー説教じみたことを書いている余裕はない。
 なぜかというと、今日は秋田市へ行くんです。妻のマッツ先生での定期検診と、デパ地下方面での買物(今年初)にである。ひゃっほ〜!
 さて、表題のことなんですがね、秋田ばっかり雪、雪、雪だったでしょ? このところ。
 で、どこの国でも革命は、ブルジュア層と貧困層の不平等格差が広がって、それが不満になって膨張し、ついに爆発する時に起こるものですね?
 そういう意味では、こ「気象格差」もまた、革命を誘発する因子になり得たのである。つまり、秋田の人たちがそろそろ革命、暴動を起こす寸前だったのだ。今だから話します。密かにそういう動きが水面下で起こっていました。
 昨日の首都圏の天気を、妻の言葉をヒントに言えば、『日本列島平等気象』と呼びたい。
 そのお陰で、『1月革命』はすんでのところで回避されたのだ。

PS 都会の皆さん、くれぐれも転ばないように、今日も足下に気をつけてくださいね。まあ「命綱」までは要らんでしょうけどね。(←イヤミっぽいなあ)

 (2013.01.15)   このページのトップへ

『プライバシーも何もあったもんじゃない!』2740



 さっきちょっとヒマだったんで、グーグルマップで我が家を上空から見て驚いた。
 こんなふうになっていて、さらに拡大したら、なんと! 雨漏り防止用に屋根を覆っていたオレンジ色のビニールシートが写っているではないか!
 それを押さえていた「タイヤ」や「コンクリートブロック」までハッキリ見えてしまっているではないか!
 誤解のないように言っておくが、今はもうこういうヒドい有様ではないですよ。夏に少しは補修しましたからね。
 それにしても驚いたなあ。
 皆さん、嘘だと思うなら「グーグルマップ」にうちの住所を入れてみてください。いろいろ分かって面白いよ。

 (2013.01.14)   このページのトップへ

『ダイオウイカからイカ刺は何人前できるだろうか?』2739



 深海科学者であるわたくしは、この度世界初の公開となった『NHKスペシャル』を録画しました。
 忘れないように、このようにテレビに付箋を貼っておったわけです。
 たぶん録れていると思います。
 録れてなきゃ困ります。だって、わたくしには表題の研究があるからです。
 来年のノーベル賞がかかっているのです。
 もし録り逃したら誰か貸してください。お願いします。

 (2013.01.14)   このページのトップへ

『カラ兄で大爆笑』2738

 少なくとも、『カラマーゾフの兄弟』(ドストエフスキイ)を読んでこんなに笑っているカップルをボクは知らない。
 別にカップルでなくてもいいんです。フツーは1人で読むものなんですからね。
 今、上巻の第2編『場違いな会合』という、ページにして77〜224のところで、とにかく今までこんなに笑った小説はないというくらい笑ってしまった。
 帯には『東大講師が新入生にすすめる本第1位』とか書いてある。『流石というかヤッパリというか・・・もちろん1冊だけ選べというならわたしも「最高の小説」と強く推す・・・特に「大審問官」はスゴい。生を生き直すようなスゴい経験を請けあおう』とも書いてある。
 だから面白いのは確かなんだろうと思っていたのだが、こんなに涙を流して笑える本だとは思わなかった。以外だった。
 もっとも、ボクらは予習復習をキチンとやって、ノートを取り、カレンダーの裏に関係図や系譜を書いてまでして、大いに気合いを入れて読み解いていったからこそ、この世界の文豪、ロシア文学の巨匠の『思わぬ笑いの産物』を享受することができたわけだ。(フツーの気合いで娯楽書を読むようにして、新幹線の中とかで読んでいる大多数の方は、もうこの段階で、何だか何だか、誰が誰だがもサッパリ分からなくなって、ブックオフへ売り飛ばしたくなっているはずだ)
 とにかく面白い。芥川賞作家の金原ひとみさんが上巻読むのに4ヶ月と言ったが、ボクらはもう半分まで(300ページ)くらいまできちゃった。たった2週間で。
 しかも、さっきの帯に書いてあった「大審問官」の章は、第2部第5編、620ページからなのである。 
 ますます楽しみになってきたね。

 (2013.01.14)   このページのトップへ

『3連休もお仕事で』2737

 あんまり「仕事」、「仕事」、「忙し」、「忙し」、「あるよ」、「あるよ」ということを書くのも、ご時世的にヤらしい感じもしますが・・・。
 3連休もやはり仕事です。
 屋根の雪下ろしをした昨日の午前中以外は・・・。
 極めて零細チックなボクら「自営業」の唯一の良さは、「人が休む時には休まないことが多いが、人が仕事をしている時に休むことができる」ことである。
 人が休んでいる今日みたいな日は、「ベストテン見た!」とか言って、人を油断させて、勉強してないフリして、素知らぬ顔で実は陰でしっかり勉強しているヤな友だちがいましたけど、まあそんな感じなんだけど、今度は自分が休みの日になると、「おいおい、見ろよ! ヤツら仕事してるぜ! プッ!」「笑っちゃいかん、笑っちゃいかん。こないだ休んでたんだからしゃあないわな」みたいな・・・。
 どうも自営業というのは、そういうちょっとヤらしい性格の人に向いているようですな。
 そんなわけで、3連ちゃんのお休みも今日が最終日なのだが、どこへも出られずにこうして「缶詰仕事」をしているわけです。
 そういう場合は、どうしても「目の前のニンジン」が大事になりますね。イジケナイように。グレないように。
 殊に昨日は、「屋根の雪下ろし第4弾」という大仕事をフィーチャーした混合ダブルス戦だったから、当然ニンジンも太く長く大〜きくなったわけ。 
 お昼が『ブリ大根』だったことはもう紹介したけど、あんまり美味しかったので再掲します。



 それに加え、夜は赤ワインを飲みながら例の羊チーズとこんなものを食べた。『セイさん風ポークステーキ』『かぼちゃサラダ』『芽吹屋の桜餅』。ドンドンドン!







 重労働したことが免罪符になって、体重なんか気にせんで食っていい気になるのだが・・・果して翌日は・・・激しく増量していることになる。
 そして、体重計に載って愕然とするのだ。ふう〜。
 仕事を始める前、そんな脱力した暗い顔でヤフーの1行ニュースを見ていた妻だったが、その顔色が明らかに大きく変わった。
 なぜか? こんな記事を見つけたからだ。
 『太平洋側に強風と雪』。何、何、何?
 こっちはなぜか珍しく穏やかである。雪降ってない。
「日本列島平等論!」
 妻は快哉を叫ぶ。いや、ボクだって口元がやや緩んでしまったことを白状せねばなるまい。ヤらしい性格。
 やはりワシら、自営業に向いているようだ。

 (2013.01.14)   このページのトップへ

『右の鼻が壊れた』2736

 どうしても夕べの夢が思い出せない。
 どうでもいいような、クダラナイ、いつもの夢ならばいいのだ。
 そんなの忘れてもいいのだ。
 しかし、ボクは何やら夕べに限っては「すごいいい夢」を見たのだ。
 何やらものすごい「格言」が下りてきたのだ。
 この格言をもって生きていけば、素晴らしい人生になると確信したのだ。
 ボクはそれを多くの人に伝えようとも考えたのだ。多くの人をシアワセにしたくなったのだ。
 でも、それが何であったか・・・忘れた。
 確か、夢の中で、ボクは冷静にこう思った記憶がある。 
(これはメモしておかなきゃ忘れるぜ。忘れたら大変だぜ。後でアノ時起きてメモしなかったことを後悔するぜ)
 で、やっぱりその通りになった。
 ああ、ザンネンだ。
 もう一つ見た、どうでもいい夢のほうばかり、しっかり覚えている。
 それは「ダチョウ倶楽部」のデブいヤツの名前は何だっけ? って夢だった。正解は上島だったが、そんなどうでもいいことではなく、あの「格言」を思い出したいのだ。
 え? それと「右の鼻が壊れた」こととはどういう関係があるかって?
 さあ? さっきから鼻の奥が痛くって、鼻水がタラタラ垂れて止まんないんですよ。
 そんなことより「かくげ〜ん!」下りてこ〜い!

 (2013.01.13)   このページのトップへ

『4度目の雪下ろしはお日柄もよく』2735

 朝、迷ったんだけど上がってよかった。
 最初は何だかパッとしない天気だったけど、雪下ろししてるうちに晴れてきて、今は青空までのぞいている。
 4度目の雪下ろしは絶好の日よりだったね。
 いろんな人が外へ出て雪かきしていた。
 コーゾーさんの奥さんのトモコさんは、そりを引いて通りがかった。
 屋根の上からボクたちがあいさつをすると、彼女は「落ちないように」と注意しながら、近々コーゾーさんも小屋の屋根の雪下ろしをしてくれるはずだ、と嬉しいことを言って帰っていった。
 小屋の屋根までは、ボクらも手が回らないんだよね。だから有り難かった。
 スズちゃんとも屋根の上からお話しした。
 やっぱり「落ちるなよ」と注意された。
 それにしても、屋根に上っている人はほとんどいない。たまにいても皆男性である。 
 女性で屋根に上っているのは「うちのかあちゃん」だけだ。
 午前中3時間ほどセッセと頑張った。天気にも助けられた。
 そうして最後は、道路に落ちた雪をよけて作業終了。
 クタクタになりながらも、昨日から作っておいた『ブリ大根』をあっためて食べた。
 何というのかなあ。肉体労働の後の充実感で、いつも美味しい『ブリ大根』が層倍美味しく感じられた。
 ヨイトマケの味・・・とでもいいますか。

 

 (2013.01.13)   このページのトップへ

『かいてもかいても』2734

 書いても書いても芽が出ないのがボクだけど・・・。
 今年の雪もまた、どんだけ雪かきしても、かいてもかいてもまた積もる。ずんずん積もる。



 もうちょっとどうなってんだろう。スコップさんもお手上げ。
 明日はどうあれまた屋根に上らなければならないね。だってもうすごいんだもん。潰れそうなんだもん。
 本当にもうグレそうになっているんですね。
 グレ子とグレ男。
 でも、こんなところで2人でグレてても、せいぜい凍死するのがオチですからね。
 せめて美味しいものでも食べてさ。
 それしかないわなあ。 
 夕べはこんなん食べました。



 1時間じっくり煮込んだ『牛スジの赤ワイン煮』です。
 最初、チーズエンドあべさんの「羊のブルーチーズ」(ものすごくクセになる味)で、赤ワインを飲んでおりましたが、気付くと牛スジを煮る分のワインまで飲んでしまい、慌ててもう1本開け、料理ができる頃にはそれもみんな飲んでしまいました。(あちゃ〜!)
 でもね、それくらいワインもチーズも最高に美味しかったんですよ。
 そいでまあ、一番最後にVie De Franceの『イギリスパン』を焼いて、このソースを付けながら食べたわけですが、何というか、寒さも雪の多さもみんな忘れる『愉楽のひととき』でした。
 ふと、こうやってロシア人はみんな太ったりアル中になったりするのかな? と思ったりしました。(そうじゃないロシア人の方、ごめんなさい)

 (2013.01.12)   このページのトップへ

『さらば洗濯機』2733

 洗濯機さんが昨日行ってしまった。
 写真コーナーに『さらば洗濯機』というのをアップしたのでご覧下さい。見納めです。
 実にタフな人だったなあ。
 そして働き者だったなあ。
 我が家にはそういう人がたくさんいる。冷蔵庫、掃除機も妻が同じ年代に買ったものだ。でも、とうとう「三種の神器」の一角が崩れちゃったね。
 洗濯機さんが連れ出される時、ボクらは昼ご飯を食べていたので、正式なお別れができなかった。
 それでも、ヤマダ電機のトラックが帰る時、それに向かって手を合わせたんだ。
「今までたくさんありがとう」って。
 何だか涙がチョチョ切れそうになった。ジワ〜ッとなった。
 しかし、人間というものは悲しいほど『忘却の動物』なんですな。 
 トラックが見えなくなった時には、もう全力で新人くんに駆け寄り、「うぁ〜! うぁ〜!」とか言いながら、2人してドラムの中に頭突っ込んでたんだものね。
 全く現金なボクたち! 『キャッシュなことひま』なんだから!
 ここで妻のセリフがおかしい。
「ああ、これでワタシのやること、とうとう何もなくなったわ」
 う〜ん、複雑だけどなるほど!
 試し洗いをしながら、こんなことも。
「この音、この音。石巻やM家で聞いていた『文明の音』だわ」
 はてさて、文明は人間をどちらの方向に導いてくれるのだろう?
 進化へ? 退化へ?
 時代遅れだった我が家にも、いよいよその人類的命題が突きつけられる日がやってきた。(な、大仰な!)

 (2013.01.12)   このページのトップへ

『もう何もかも嫌になった』2732

 昨日、あれだけグルグル巻いたのに・・・。
 ちゃんと水抜きもして寝たのに・・・。
 今朝るんるん起きて、洗濯機さんに「おはよう!」と言って、蛇口をひねったら・・・。
 あれ? 出ない。
 あれ? こっちも出ない。
 おいおい、風呂場も台所も、みんなみんな・・・出ない。
 どこも出ない。
 なんでやねん。
 あんだけグルグル巻いたやん。
 ちゃんと水抜きもしたやん。
 これ以上どうしろって言うの。
 なんかもう、自分で自分が嫌になる。
 ああ、顔も洗えないし、手も洗えない。昨日風呂入っとけばよかった。
 これは間違いなく「水道ポンプの凍結」なのである。蛇口の部分凍結じゃないのである。やっかいなのである。シベリア送り的重労役なのである。
 しゃあない、ドライヤー持って、ファンヒーター持って、行ってくるか。
 あ〜あ、1日がかりだな。

AM10:30 それにしても今日は日中になっても気温が上がらない。ボイラーのあるところは激しくみんな凍っている。当然まだ融ける兆しもない。
AM11:17 融けた! 融けた! な〜んだ、案外ダラしねえなあ。
 今、「これで顔洗えるねえ」「うん、歯も磨けるよ」と、2人抱き合って喜んでおります。
 それにしても、もう、たっ・・・くさんですわ。

 (2013.01.12)   このページのトップへ

『洗濯機は来たものの』2731

 取り付けようとして、蛇口が合わなかったんですね。うちの蛇口は古いタイプなんで径が大き過ぎるんだそうです。
 そんなわけで、ヤマダ電機は帰ってしまったので、急きょ、水道工事屋さんを呼ぶことになりました。
 午後から来てくれて、蛇口を取り替えて、それで何とかなったんですけど、ここで別の問題が発生しました。それは、このままでは給水ホースが凍結する恐れがあるということでした。
 どうも全自動の場合、水抜きとかできない仕組みらしいんですね。そういうことは『取扱説明書』には一切書いてないんです。そもそも家の中に置いて使用するのに、水が凍結する環境など想定してないみたいです。(それもそうだけどね。うちが過酷なんだよね)
 で、今度は給水ホースの周りに電熱線と保温テープをグルグル巻く作業が待っていました。これはボクが1人でやりました。
 寒くて顔面蒼白になりながら全作業を終えて、やっと試運転する時にはもう今日1日が終わっていました。
 おまけに、水道工事屋さんのお支払いは、洗濯機そのものの半分もかかってしまいました。
 そんなわけで、今日はうれしいような、切ないような・・・。
 ちょっとトホホの、全自動1日目です。



 (2013.01.11)   このページのトップへ

『おすん、やばい』2730

 NHKで今、『おしん』をやっています。
 総集編ではなく、ホンちゃん版です。
 BSプレミアムでは毎週日曜に1週間分をまとめてやっているので、ボクたちはそれを録画して見ているのです。
 その第1週目を昨日見ました。
 音羽信子の「ばあちゃんおしん」から始まるとは知りませんでした。
 泣かせます。
 ティッシュ減ります。
 もうだめだ。
 ボクたちは全話をDVDにダビングして残しておくことにしました。
「貧乏を忘れそうになったら、その時また見て奢った自分を戒めるためにね!」
 ボクがそういうと、妻は、そんな時来るのかなあ・・・という顔でボクを見ました。

 (2013.01.11)   このページのトップへ

『幻の珈琲トラジャ』2729

 『トラジャ』とはアラビカ種のコーヒー豆で、インドネシアのスラウェシ島にある、標高1200mの山岳地帯「トラジャ地方」で栽培されています。
 栽培される地区により、「カロシ・トラジャ」、または「カロシ」と呼ばれる場合もあります。
 日中の温度差が15度以上という、赤道直下の厳しい自然環境の中で栽培。コーヒー豆は比較的大粒なのが特徴です。
 ソフトな苦味とコクの深い味が特徴で、ストレートでは甘味もあります。
 トラジャコーヒーのその歴史は古く、生産は第二次世界大戦以前にさかのぼります。当時はオランダ王室御用達に指定されるほど高い評価を受けていましたが、インドネシア独立後、一時トラジャコーヒーの生産は衰退してしまいます。
 しかし、日本のキーコーヒーの援助により1970年代に生産を再開。今に至ります。
(「コーヒーの美味しい飲み方」より)
 ちなみに、アラビカ種の中で最高峰が、幻の珈琲『トアルコ・トラジャ』なんだそうです。
 ボクは、この名前をかつて(といっても高校生の頃)テレビのコマーシャルで聞いて記憶だけはしていました。
 幻の珈琲『トアルコ・トラジャ』、幻の珈琲『トアルコ・トラジャ』・・・と。
 ボクたちは今、毎晩の「至福サイフォン珈琲タイム」に、いろんな珈琲を飲み比べています。
 その中で、最近分かってきたことがあります。
 ストレートで飲むなら『キリマンジャロ』か『トラジャ』だと。
 これらの豆は、トピコ(秋田駅ビル)の「ジュピター」などでは200グラム500円程度で買えるのです。(30%OFFです)
 ワインでも何でもそうですが、「高くないが美味い!」ことが大事です。高くて美味いのは当たり前です。それにめぐり会えた時の快感。
 でも、いつか何か「ご褒美」をいただける日が来たら、一生に一度くらいは、それより2倍ほど高いけど(30%OFFでも)、その幻の・・・を飲んでみたいなあ。
 そんな夢をボクは持っているんですよね。

 (2013.01.11)   このページのトップへ

『寒い話は飽き飽きだろうが』2728

 もうどうなってんのかね。
 今年一番の寒さじゃないだろうか。
 マイナス10℃以下になってしまった。
 当たり前のことだが、水道は毎日「水抜き」している。
 その上で、昨日はボイラーのお湯をチョロチョロ出して寝た。
 そしたら、見事に「チョロチョロ」が「チョロチョロ」したままの、つまり流れる姿(流線型?)のままで『バッチ凍結』していた。*『バッチ凍結』に関しては、凍結のプロである『カッツ博士』に聞いてください。
 流氷の地では、立ち小便が「そのままの姿で凍る」という話を聞いたことがあるが、まさにそういうことなのである。
 あまりにも寒い。
 今、ボクたちは、事務所や台所に最も近い(つまりもっとも暖かい)「おばあちゃんの部屋」に寝ているのだが、それでも顔が冷たくて寝ていられなかった。
 鼻を出していると「鼻汁」はもちろん「鼻」までも凍るのだ。
「凍死する」と妻は言った。
 家の中にあるいろんなものが凍っているのだが、卵などは凍結防止のために「冷蔵庫に退避」させなければならないのだ。出しておくと凍るのだ。
 そんな寒さの中でも、雪だけは元気に降り続いている。屋根にまた上らなければならない。
 ああ、なんてこった!
 「オーバー会の会長さん」と言われそうだが、これは実に本当のことなのだ。「そんなアホな!」が起こっているのだよ。表日本の君たち、南国の君たち。

 (2013.01.11)   このページのトップへ

『しょーもない話というか歌』2727

 昼ご飯をボクが作っていたら、妻は向こうで、最後の「青空ちゃん洗濯」をしながら『おふくろさん』を歌っている。
 森進一の声は、日本人では数少ない(妻が言うには「稲垣潤一」と彼しかいない)という「自然に声がシャープする」特殊なものなのだそうで、それを真似て極端にシャープさせて歌っている。
 あんまりシャープさせ過ぎて、どう考えても「音痴」としか思えない。
 ♪おふくろさんよ、おふくろさん・・・空を見上げりゃ空にある♪
 ボク、歌いたくなったので歌ってみた。
 ♪おふくろさんよ、おいなりさん・・・
 自分でもシラケたので、聞こえなきゃいいなと思っていたら、案の定妻からの反応はなかった。
 安心してまた歌った。
 ♪おふくろさんよ、小野寺さん・・・
 洗濯機のほうから爆笑が聞こえてきた。
 迂闊だった。が、うれしかった。

PS 稲垣潤一は妻も大ファンだったが、リエさんも大ファンだったそうで、よくコンサートにも行ったらしい。彼、ミョウに細い革のズボンをはいていたものだが、ファッションセンスはいまいちだったね。

 (2013.01.10)   このページのトップへ

『青空30年』2726

 ありがとう。
 まずはそう言わねばなるまい。
 それはこの人である。



 とうとう買い替える時がきたのである。
 そう決めてから、何だか安心したのか、ボロボロボロボロサビが落ちてくる。
 水漏れもヒドくなって、敷いてるバスタオルがビッショリになって、朝にはそれが凍る。
 やはりもう限界だったんだね。
 明日それは届く。全自動洗濯機である。
 この人に感謝を込めて、あらためて特集記事を組みたいと思っている。



 彼の生年月日は、このように、実は1982年1〜6月製造だった。
 回り続けて30年。洗い続けて30年。落とし続けて30年。青空しばしも休まず30年。
 どんだけの汚物を処理してもらったことだろう。頭が下がる。下がりまくる。
 今日はこれから「最後のお仕事」なのだそうである。

PS 一方、今日、脇役一筋70年の千石規子さんが90歳でお亡くなりになった。
 やはり漏水、いやこちらは「老衰」だった。
 どちらも生涯を通しての役目を全うした上での「大往生」だった。ずごいね! 頭が下がります。
PSのPS 今思ったんだけど、そういえばこの2人、どちらも「オチさん」だ。
 方や「Dr.コトー診療所」で、「コトーよぉ!」というセリフが印象的だった助産師の「オチさん」だし、方や汚れ落とし専門の「落ちさん」ってわけです。

 (2013.01.10)   このページのトップへ

『もみちゃん、ひげちゃん』2725

 かつてI家の奥様は、この人のことを「オカザキトヨヒコ」と呼んでいた時代があったそうだが、ボクは今その人に似てきている。
 そう、それは『♪また逢う日まで〜』と歌っていながら、本人が「また逢えなくなってしまった」アノ人である。
 妻は、そんなボクのもみあげを、まるで八丈島のヤギのひげでも引っ張るみたいに(何それ?)強く横に引っ張る。
 そして、人を「エリマキトカゲ」か何かみたいにもてあそぶのだ。
 それなんで、今日はその「もみちゃん」と「ひげちゃん」を切るのである。
 トリマーでトリマるのである。
 ついでに「髪ちゃん」もやってくれるそうである。
 今日は2人とも、仕事の手が少しだけすいているのだ。珍しいね。

 (2013.01.10)   このページのトップへ

『おばあちゃんの蛇腹のおかげ』2724

 今年は巳年だ。
 ヘビに対してさほど敬意を持ったことはない。どころか好意さえ持ったことがない。
 むしろ敵意を持っていたものだ。こんちくしょーって。
 しかし、この方だけは別だった。
 この方がいなかったら、ボクらの足はとうに凍傷になっていただろう。コタツのヒーターなんか馬の糞だもの。(なんじゃそれ!)

 

 これはスグレモノだ。
 石巻のおばあちゃんから教えられた知恵の筆頭といってよいだろう。
 たしかこの原理はおばあちゃん(もしくはマドロスさん)が発明したものだったはずだ。
 最近、この「おばあちゃんの知恵袋」である「蛇腹のホース」は、AMANOやイオンなどでも頻繁に見かけるようになった。
 つまりブレークしているのだ。
 おばあちゃんはさぞかし「特許料」をもらっていることだろうな。

 (2013.01.10)   このページのトップへ

『ドスのカラマは超ムズオモ』2723



 読書タイム。年末までかかって『鬼平犯科帳24巻』を読み終えたボクたちは、新年から別の本を読み始めた。
 ドスのカラマである。つまりドストエフスキイの『カラマーゾフの兄弟』である。
 中帯に『作家、金原ひとみさん推薦! 上巻読むのに4ヶ月、一気に3日で中下巻!』とか書いてある。
 今、その上巻なのであるが、写真のようにカレンダーに裏に系譜や関係図を書きながらでないと、さっぱり分からなくなる。
 しかも、1人の名前が多用に変化する。例えば主人公の三男「アレクセイ・フョードロウィチ・カラマーゾフ」は、それだけでも大変なのに、愛称が「アリューシャ」になってしまったり、卑称が「アリューシカ」になってしまったりする。(そんなの別の人かと思うだろが!)
 そんなわけでいろいろ大変なのだが、逆に言えばうんと面白い。
 上巻の1章を何回も読んで「復習」を繰り返している。
 こんな小説見たことない。
 超ムズオモ! である。*「ムズオモ」とは「難しいけど面白い」という意味の造語である。制作者はボク。

 (2013.01.10)   このページのトップへ

『講師登録』2722

 今、生協のイッセイくんが今年初の配達に来た。
 A3の紙が入っていた。
 それにはこうある。
 あなたも「生協の文化教室」の講師に登録しませんか。ボランティアの気持ちであなたの特技を生かして活動してみませんか?
 特技(該当するものに○)とあって、そこには様々な特技が書かれてある。
 アートクレイシルバー(って何?)、油絵、デッサン、淡彩画、アメリカンスクエアダンス、生花、エコクラフト、手芸、押絵、カラオケ、介護におけるコミュニケーション、歌謡曲、コーラス・・・。 
 果してボクらは何の講師が務まるだろうか? ということになった。
 妻は『着付け』において立派な認定証があった。『日本舞踊』においても『藤間流の名取』さんであった。『油絵』もできる。『コーラス』だって昔、ポプコンに出て歌っていたから何とかなるだろう。
 それに引き換えボクはどうだろう? 『カラオケ』『介護におけるコミュニケーション(って何?)』『歌謡曲』『料理』あたりだろうか?
 でも、たとえボランティアとは言ってもボク程度のスキルでいいものだろうか?
 その点、おばあちゃんはいいよなあ。
 『手編み』はもちろん、『和裁』『洋裁』『手芸』『パッチワーク』『押絵』『革細工』などにおいてもかなりの腕前である。プロ級である。
 そうだ、おばあちゃんに登録してもらおう! 

 (2013.01.09)   このページのトップへ

『海老ぞりビュンビュン!』2721

 おばあちゃんの部屋をあっためておいて、寝る前に『ザ・ザトーズ』は、お互いがお互いの体を「あんま」しているわけである。
 最近はお互いがお互いの「ツボ」をよく心得るようになった。
 つまり「座頭度」が増したわけだ。
 で、ですね。終わった時にですね。足を押さえてもらったままでですね。
 体がミョウに軽くなってですね。
 ビュン! ビュン! とですね。ものすごいバネでですね。
 海老みたいにですね。
 ビュン! ビュン! とですね。体が後ろにですね。海老ぞるわけですね。
 ビュン! ビュン! ビュン! ビュン! ビュン! ビュン!・・・
 昨日は妻が16回、ボクはなんと34回もやれました。
 今日は100回を目指します。
「調子乗って、背骨折るでえ〜!」って誰?

 (2013.01.09)   このページのトップへ

『雪』2720

 太宰治の『津軽』の冒頭にいろいろな雪が出てくる。
 こな雪 つぶ雪 わた雪 みづ雪 かた雪 ざらめ雪 こほり雪 。(東奥年鑑より)
 その歌詞を、岩手県大船渡市出身の新沼謙治も『津軽濃い女』じゃなくて(どういう女よ!)『津軽恋女』の中で歌っている。
 『お座敷小唄』にはこんな雪が出てくる。
 ♪富士の高嶺に降る雪も 京都先斗町に降る雪も 雪に変わりはないじゃなし 融けて流れりゃ皆同じ。
 この中で「ないじゃなし」はおかしいよね。だってこれじゃ二重否定になって「なくはない」つまり「ある」って意味になっちゃうもの。本当は「あるじゃなし」が正しいと思うのだが、まあ、そんなことはどうでもいっか。
 博学な妻に言わせれば「牡丹雪」とか「湿り雪」とかいうのもあるそうで・・・。いろんな雪があるものです。
 ボクは最近、憎しみを込めて「ちくしょう雪」とか「のろい雪」とか呼んでます。
 一節によると、これ以外にも同級生の「のりゆき」とかバンド仲間だった「ひでゆき」とか親戚の「かずゆき」おじさんなどというゆきもありますが・・・。
 あっ、忘れてください。

 (2013.01.09)   このページのトップへ

『難解な病気』2719

 おばあちゃんが難解な病気にかかってしまった。
 難解な病気と言っても、病名を言うのが難解なだけで、老人にはよくある定番の病だ。
 『骨粗鬆症』である。
 骨がもろくなっていることが、おとといの検査で分かったのである。
 年末からおばあちゃんは、脚が痛くてビッコをひいて(ビッコは「ちんば」「いざり」とともに、現在では「差別用語」となり、「足が不自由な人」と書かなければならない。でも、まあいいや、今日のところは)いたのだ。
 それにしても「骨粗鬆症」(コツソショーショー)って、「東京特許許可局」みたいにに読みにくいね。
 そういうわけで、お餅とか大福ばかりじゃなく、これからはちゃんとカルシウム取らなきゃね、おばあちゃん!
 牛乳も飲むこと!

PS そうそう、おばあちゃんにボクたちは『カルシウムグミ』を買ってあげましたよ。
 本当はケーコさんにもらった『豆餅』を送ろうと思ってたんだけどね。こうなっちゃった以上、それは「おあずけ」ですね。
 生協さんのサプリメントで、3粒で牛乳1/2のカルシウムが取れるやつですよ。しかもヨーグルト味です。
 その他いろいろ取り揃えた『骨粗鬆症対策カルシウムセット!』を近々送りますからね。もう少し待っててね!

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『ゴッドにまかせろ!』2718

 ボクが表題のテレビ番組の話をしていた。
 しばら〜く、じ〜っと聞いていた妻だった。
 そうね、1時間くらいかな?
 そのくらいたった時にこう言われた。
「ああ、それを言うなら『アッコにおまかせ!』ね」
 ・・・。

 (2013.01.09)   このページのトップへ

『指に保険を』2717

 あなたならどこに保険をかけますか?
 昔、朱里エイコという歌手がいましたが、アノ方は確か、ボクの記憶だと、脚に保険をかけたはずです。美しい御み足に。
 最も大事なところに保険をかけるわけです。
 そういう意味では、ボクたち(特に代表は)「指」が最重要部位であります。
 それがダメだと、トトトトトができない→仕事できない→収入ない→餓死、となるからです。
 その時のために「保険」があるのです。
 実は、この間「屋根の雪下ろし」をした時のこと、代表は右手人差し指をねんざしてしまったのです!
 人差し指ねんざ→トトトトトできない→仕事できない→収入ない→餓死、の恐ろしい構図ができあがってしまったのです!
 今更「保険に入っとけばよかった」と嘆いても後の祭。
 ボクは例の「広田薬品」の疑問形湿布薬『パップデスカ?』を小さく切って、代表の指に貼ってやりながら今、内心こんなことを思っていいるわけです。
(保険料、一体なんぼくらいするもんだべ?)

 (2013.01.09)   このページのトップへ

『腰痛仲間』2716

 昨日、「チーズエンドあべ」の話を書いたら、本物の「チーズエンドあべ」さんからメールをいただいた。
 読んでもらっていたことに驚き、感謝しつつ、汗顔の至りであった。
 さて、あべさんのメールによると、彼も腰痛持ちで、かつては救急車で運ばれた戦歴があるという。
 ボクも、こんな寒くて雪の多い時期に、しかも祖母が亡くなる1日前に運ばれたことがある。
 救急隊はボクをシーツごと包んで救急車に運んだが、その時妻は、ガーゼのようなシーツがビリビリ破れるんじゃないかと気が気ではなかったそうだ。
 あべさん、戦友ですね! ラバウル小唄。
 彼は今、我流のストレッチが奏功してかろうじて大事には至っていないそうだが、腰痛仲間はいっぱいいて、そのことをネタに何時間でも酒が飲めると書いてあった。
 ボクも是非お仲間に入れていただきたいものです。
 でも、痛い話を酒の肴に飲むというのはいかがなものかな? 酒は苦くならないかな?
 目下のところのボクの特効薬は、「屋根の雪下ろし」という荒療治であるが、今日みたいに1日中マイナス5度とか6度とかだと、さすがに上る気になれない。
 土日は少し緩むそうだから、その時また上ろうっと。
 妻も、ボクよりは軽微とはいえ腰痛仲間なので、俄然「屋根の雪下ろし」には燃えている。
 何やら調子に乗ってこんな会話まで飛び出す始末。
「私は今度、桜餅持って上りたいわ。屋根の上で食べるの」
「ボクは七輪と釣り竿持って上りたいな。ワカサギ釣るの」 

 (2013.01.09)   このページのトップへ

『ナインまん』2715

 ♪ボインはナインよりオッパイが大きいんやでぇ〜♪
 と歌ったのは、確か「月亭課長」いや「月亭可朝」だった。名曲『嘆きのボイン』である。
 でもって彼は確か70歳ぐらいで「ストーカー容疑」で逮捕されたことがあった。
 でもって彼は確か『出てきた男』という歌を歌っていた。こんな歌です。結構おかしいです。それにしてもなんでこうも詳しいねん。



 で、いつまでも脱線しているわけにもいかないので、本題(そう、つまりは『ナインまん』のこと)に話を戻そう。
 それは世にも恐ろしい話である。
 つまり「ボインがナインになってしまった!」のである。コワい! もったいない!(おいおい)
 ジャ〜ン! あっ!!!



 今、内輪の話、この画像に名前を付けようとして、ボクは「petya01.jpg」と打っていた。(分かる?)
 とにかく、本来ボインであるべきものがこのようにとんでもないナイン(これでは「洗濯板」とか「えぐれてる」とか言われかねない)になっていたのだ。それもたった2分40秒で。あ〜コワい。「petya02.jpg」はこれ。



 ブラ(この辺では『乳バンド』というらしい)を取ってもこの通り。ああ、もったいない。ばあちゃ〜ん!(は、もっと垂れてるか)



「何だよ、これ!」と思いながらも、しゃあないから食ってみた。
 別の意味で、「ナンだよ、これ!」・・・だった。

 (2013.01.09)   このページのトップへ

『2700回記念品』2714

 去年の12月30日、300回男から届いた記念品を紹介するのを失念していた。
 300回男はいい奴なので、そんな不義理なボクをきっと許してくれるだろう。
 と、思いきや、彼はしっかり年始のいつだったかにこんなメールをよこして、さりげなくプレッシャーをかけていたことを思い出した。
 昨年の12月28日から、更新されていない。どうした? 馬場目の友は冬眠? ムーミン? ドリーミン?
 ごめんよトーエー。そんなわけで、その時の写真を載せて、君の忠実ぶりを全世界の愛読者諸氏に配信するとしよう。
 美味しいスイーツをありがとう! やるなあ、池袋SEIBU!







 見て! 妻の左手、Mr.マリック!!!

 (2013.01.09)   このページのトップへ

『イトイヤスシ ヤスシ』2713

 ローソンチケットだがってものがありますよね。
 いや、そうじゃない、『ロッピー』だがってものがありますよね。
 それで、ボクらは前述したコンサートチケットを発券しようとした時のこと。
 そういうものには不慣れなボクは、自分の名前を入力したものの間違えてしまって、もう一度入力したんだけど、そのフリガナがこういう表示になってました。
 『イトウヤスシ ヤスシ』
 妻は、それ以来ボクのことを必ずこう呼びます。
「ねえ、イトウヤスシヤスシさん」
 そんだけのことなんだけどね。

 (2013.01.08)   このページのトップへ

『宝くじ売り場のおっさん』2712

 ボクたちも久しぶりに『年末ジャンボ』を買ったのだが、それは「バラで10枚」だったので、3000円の投資額で300円ゲットだった。
 まあ、こんなもんは外れるに決まっている。
 正月過ぎ、AMANOの宝くじ売り場でボクらの前に並んでいたおっさんは、相当な枚数を買っていた様子で、手に分厚い宝くじの束を持っていた。
 自分では確認してこなかったと見えて、係のオバさんにそれを全部渡して機械でチェックしてもらっていた。
 しばらくして、オバさんはちょっと申し訳なさそうにしてこう言った。
「1200円ですね。外れくじどうしますか?」
 おっさんは、蚊の鳴くような小さな声でこう言った。
「あっ、いいっす」
 肩を落として帰っていったおっさんの背中が・・・悲しかった。

PS 宝くじは外れたんだけどね。実は年末にスゴいものが当たったんですよ。
 言いましょうか? ビックラこきますよ。
 それはね。ミスチルのコンサートチケット! 盛岡の5月のやつ。
 抽選で2枚当たったんですよね。
 追い討ちをかけるようだけど・・・おっさんごめんねえ。

 (2013.01.08)   このページのトップへ

『せめてオリーブオイルが白濁しないところに暮らしたい』2711

 何というか、ものすごい寒い冬ですね。
 もう何もかも凍っています。
 頼むからもうちょっと暖かくって、雪の少ないところに暮らしたいな。
 どう考えたって過酷過ぎるよ。

 (2013.01.08)   このページのトップへ

『腰痛考』2710

 去年の年末、ボクは自分でも情けなくなるくらい、ヒジョーに弱々しいところをこのブログでお見せしました。
 腰痛にまつわるエピソードです。
 それを読んでM家のおねえちゃん(リエさん)などは、心配して電話をくれたりしたものです。
 姪っ子のNAOちゃん先生にも、(たぶん心配のあまり?)『ヤシ、弱!』とか『ヤシ、使えね!』とか厳しいことを言われていたそうです。
 どうもこの腰痛というものは、「人間進化の痛み」のようですなあ。つまり4足歩行から2足歩行に進化する過程で起こった痛みであると。
 人間が立たなければ起こらなかった痛みなのだと。
 ちぇっ、何で立ったんだろ。神様に「立つんだジョー!」とか言われたのかな?
 別に4つ足でよかったじゃんねえ。
 ボクはよっぽどそのほうがよかった。立たなければ腰痛は起こらなかったんだから。
 進化なんかしたくねえや!

PS そんなグレたこと言ってないで、真面目な話をしますとね。
 実はこのところボクの腰痛は収まっているんです。
 結構「荒療治」がいいみたい。屋根の雪下ろしはサイコー。
 それと、ボクたちは寝る前にお互いにお互いを「あんま」し合っているんです。つまり「座頭」です。これもよく効きます。
 チーム名は『ザ・ザトーズ』といいます。

 (2013.01.08)   このページのトップへ

『立ちっ放し紅白』2709

 去年の年末のボクたちの夢は「寝ながら」紅白を見ることだった。
 たわいない夢である。
 年末年始ほとんど休みという休みがなかったボクたちにとって、おばあちゃんの部屋を暖かくしておいて、そこに布団を敷いて、顔だけ布団から出して、「クックック」とか言いながら紅白を見るのが夢だったのだ。悪いか!
 ところが、そのたわいない夢は、たわいのない夢のまま、たわいなく終わった。
 なぜか? それは、ボクたちは2人とも直前に「腰を痛めてしまったから」だ。座るのはもちろん、寝てても激しく痛かったのだ。
 ボクは「雪下ろし」や「雪かき」の後の布団の上げ下ろしの時にやっちまったし、妻は「トトトトト病」ともいえる「慢性的座位固定姿勢」によってそうなった。
 結局ボクらは、紅白も含めて大晦日の5時間、ズッと立ちっ放しだった。立ちっ放しで見ていた。ひょっとしたら司会者の嵐よりも長く立っていたかもしれない。
 「寝ながら紅白」は「立ちっ放し紅白」になったわけだ。
 そういう姿勢で紅白を見たカップルは、おそらく日本中探してもそうはいないだろう。
 何とも情けない話だ。

PS 紅白で思い出したのだが、水森何とかという歌手が桂由美のへんてこりんな衣装を着て登場しましたね。幼稚園児がピンク色のティッシュで作ったような衣装だった。
 アノ時、歌が終わってから「梅ちゃん先生」はこう言いましたね。淡々と。
「すごい、高くて長い衣装でしたねえ」
 笑っちゃいましたね。あんまりズバリ過ぎて。

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『五木の鍋焼き』2708

 お昼は『五木の鍋焼き』にしようと思っていたのです。
 アルミの鍋に入ったインスタントの鍋焼きうどんです。
 アマノで1食98円です。
 このフタには<調理方法>としてこう書いてあります。
(1)アルミ鍋に300ml(内線)の熱湯をいれます。
(2)めんを入れてから火をつけ、約1分間煮込みます。
(3)めんをほぐし、粉末スープを入れ、ひとふきさせ、火を止めます。(めんは無理にほぐさないでください)
(4)えび天ぷらをのせれば出来上がり。


 その後に少し小さい文字でこう書いてあります。
 更に、卵、かまぼこ、ネギ等を加えますと、一層おいしく召し上がれます。
 あったのよ、あったの、これ全部。3大贅沢品のすべてがうちには揃っていたのよ!
 そんなわけで、ボクは朝のうちからこんなんしておりましたよ。あとは火をつけるだけ。
 分かりますか? 「準備男」の本領発揮です。



 よく見ると水も入ってますよ。

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『屋根の雪下ろし第3弾』2707

 もんのすごい雪だ。
 しゃあない。上がった。
 晴れ間を見計らって2人で上がった。この冬3回目の登壇である。
 これがいわゆる『命綱』だ。夫婦の命を繋ぐ1本。いやあ、コワいコワい。



 これがいわゆる『雪かきグッズ』だ。



 屋根は3時間アフターにこうなった。ビフォアはやはり写す余裕がなかった。



 体はどうなったか?
 聞かんといておくんなまし。ギシギシガクガク、もうやんだ。



 あ〜あ。

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『グリッシーニでウレッシーニ!』2706

 『チーズアンドワインあべ(CHEES&WINEabe)』さんに頼んでいたチーズとワインが届きました。
 こんなかわいいものとともに・・・。



 妻と「お年玉をもらうなんて何年ぶりだろう」という話になりました。
 グリッシーニというのは、グリコの『プリッツ』の巨大版みたいなイタリアのパンです。ガーリック味。おいしかった!
 そんなわけで、あべさん、いつもありがとうございます!
 おもろかったのは、代引きでこれを運んできたヤマトのお兄さん。
「チーズエンドあべさんから荷物届いでます。代引きです・・・」お兄さんは、持ってくる前に、電話で確かにそう言ったのです。
 チーズエンドあべ?
 なんか少なくね?
 なんかつまってね?
 なんかつづまってね?
 これじゃあまるで『壁に障子あり』的省略表現じゃね?
 ボクがそのことを教えると、妻はなんかツボに入ったらしく、かなりの時間笑っておりました。

 (2013.01.08)   このページのトップへ

『おもろい年賀状』2705

 本当はこんなことをあんまりおもろがってはいけない。
 いけないのだ!
 と思いながらも、やっぱりおもろい。
 それはコーゾーさん(我が家の管理人)から届いたものだ。
 何がおもろいかというと、イラストがおもろい。
 どうおもろいかというとですねえ、フツーは「フリーのイラスト集」とかからパクってくるじゃないですか。インターネットとかから。
 そういうのって、フリーならばいいんですけど、有料とかのヤツもあるじゃないですか。けちくさいの。
 その場合、「これはあくまでもサンプルですからね! 正式なものが欲しい人はちゃんとしかるべき方法でお金払ってね!」というわけで、そのイラストには『SAMPLE』とかってやらしく書いてあるじゃないですか。パクられてもいいように。
 よく、ゲームのお札やお札柄のハンカチに『見本』と書いてあるのありますよね。つまりまあ、あんな感じです。
 でですね、我が家の管理人の年賀状のことなんですがね。つまりコーゾーさんの年賀状にはですね。
 小さなイラストの上に、それよりもかなり大きな文字で『SAMPLE』とはっきり印刷されていました。ヘビよりもバッチリ目立つ大きい字で。
 いやあ、かなりおもろかったなあ。新春福笑いみたいで。
 こいつ、「ゲームのお札」で堂々と払っちゃったよみたいな・・・。ここまで堂々とパクられたら、パクられたほうもさぞかし本望だろうな。そう思いましたよ。
 やるなあ、コーゾーさん。
 そうそう、そういえば、去年もコーゾーさんの年賀状は我が家で物議になったものです。
 おもろいというより、アレは少しコワかった。
 宛名がフォントサイズ100ぐらいの巨大文字だったのもコワかったけど、裏に鉛筆で書かれた奥さんの一句がスゴかった。
 『百までも 生きると決めた 指の足』
 足の指ならまだしも、「指の足」ってなんかコワくね?

 (2013.01.08)   このページのトップへ

『おいおいおいおい』2704

 皆さん、明けましておめでとうございます。
 いや、「ました」かな?
 明けましておめでとうございました。
 去年の12月28日から書いてなかったんですよね。
 もしかしたら、すごくご心配をおかけしていたかもしれません。
 ボクがこんなに書かないのは珍しいですからね。
 いやあ、実はですねえ、この間ずっと(お正月の2日から)ある出版のお手伝いをしていたんです。
 詳しいことは書けませんが、ある方が自分の本を出版するんで、その原稿を校正する仕事をずっと2人でやっていたわけです。
 それがようやっと今日で終わりました。
 で、こうやって皆さんにまたお会いできるわけです。
 これからまたバンバン書いていくので、また読んでくださいね。
 何はともあれ、今年もよろしくお願い致します。

 (2013.01.07)   このページのトップへ

『簡単には買わんぞ!』2703

 ついに来るべき時がきた。
 27〜28年間、1日も休まず使い続けてきた我が家の『二槽式洗濯機』が、ついに水漏れを起こしたのであった。
 もう3年近くも前になるけど、この洗濯機の「脱水槽のフタ」の話を書いたことがある。エッセイ9『洗濯機のフタさん』である。
 こんなエッセイだった。

 ぼくのエッセイ(という形式になっているか疑問だが・・・)によく出てくる『洗濯機のフタさん』について、ちょっと解説をしておきます。
 ちなみに洗濯機というと、今や全自動が当たり前ですよね。うちは『全手動の二層式』なんです。SANYOの二十年選手。正確には22〜23年だそうです。「ええっ! うっそー!」と思われるかもしれませんが本当です。
 妻がOL時代に買ったものを今でも使っているのです。掃除機やトースターや布団乾燥機、冷蔵庫などもみんなそうです。
 『洗濯機のフタさん』というのは、この二層式の脱水槽の塩ビのフタなのですが、経年劣化でたくさんヒビが入って割れてしまいました。普通は、この段階で「やっぱりもう限界よね」となるのでしょうが、「本体は頑丈なのにもったいないなあ」となるのがぼくらなのです。
 ええ。割れた所に約30カ所もビニールテープを貼って直してしまったんです。えっ? セコイって? 
 もちろん、使ってるうちにまたはげてくるので、その都度また貼っての繰り返しですが、何とか洗濯ものが飛び出すことはないようです。
 そんな『洗濯機のフタさん』は、ぼくらにとって不憫というか、憐憫というか、愛らしくもあり切なくもあり、といった特別な存在なのです。
 石巻のおばあちゃんは、遊びにくるたびに「私が買ってけっから。いいがら新しいの買わいん」と言ってくれるのですが、やっぱりこればかりは「うん」と言えません。
 そんなわけで、そういう『けなげ組』の電化製品たちの中でも、この『洗濯機のフタさん』は特に愛着がひとしおなのです。はい。
 コラムニストの天野祐吉さんが、『もったいない』と『みっともない』の違いみたいなことを言ってましたね。
 さあ、これはどっちでしょうね。
 皆さんはどう思われますか?


 さあ、ついにその洗濯機が壊れたわけだが、ただしモーターが壊れたわけではない。洗濯槽か脱水槽のどこかがひび割れてそこから水が漏れるのだ。
 かつて、同じくらい年季の入った掃除機がショートして火花が出た時、ボクはホースのところを分解して、何本もの細かい配線を全部つなげ直して見事に復活させたことがある。
 だから、腰さえ本調子ならば、ひび割れ箇所を特定してボンドとかパンク修理剤でそこんところを補修することもできるかもしれない。
 ただし、しゃがめない今、それは無理だ。
「やっぱり、買うしかないかね?」
 しょぼぼんとボクが言うと、妻は力強くこう言うではないか。
「簡単には買わんぞ!」
 おお! それを聞いてボクはこう思ったのだった。
 すいません、心得違いでした! こうなったら木村次郎右衛門さん並に頑張ってもらうしかないな。

PS 木村さんは今日、115歳253日を迎え、男性としてギネスの世界最長寿記録を更新した。

 (2012.12.28)   このページのトップへ

『割れたらどうすんの?』2702

 トーエーから「腰の鍛え方指導」があったので、「ようし、腹筋1000回やってみるぞ!」ということになった。
 でもね、ボクは今は絶対1回もできないと思うのね。
 なにしろこうして立っているのが精一杯なんだから。だから春になってからにしようと思っています。
 今朝なんか、何となく調子が良い気がしたので、布団からガバッと上半身を起こしたところ、その体勢で、もう1センチも動けなくなっちゃったのね。痛くてもうダメなんですね。
 で、そのまま5分ほど固まっていたんだけど、もう寒いでしょ。ガチガチ震えてきたんで、となりで気持ち良さそうに寝ている妻を起こして(ごめんね)、立ち上がらせてもらったわけです。
 立ってしまって、体があったまってくるとそこそこ動けるんだけど、朝だけはチトきついね。
 ボクはトーエーに「歩け!」と言われたのだけど、それについても今は無理でしょう。なぜなら雪で滑るし、道も大道以外は除雪してないから、間違って変なとこ歩こうものなら、それこそ映画『人間の条件』になってしまう。
 こうやって立って打ち、立って食いで、大便の時と寝る時以外はほぼ1日中立っているんだけど、これってのは、足腰にとってどうなんでしょうかね。鍛えられませんかね?
 このままの体勢で足踏みをしてたら「歩く」ことになりませんかね?
 そんなわけで、トーエー式腰の鍛錬は、もう少しあったかくなってから始めることにしましょう。
 表題の話はね。
 ボクが腹筋1000回やるって言ったら、妻にそう言われたんです。
「割れたらどうすんの?」って。あっ、腹筋のことですよ。ジョークですよ。

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『汲み取りラッシュ!』2701

 さっきからそこはかとなく臭い。
 うちじゃない。
 誰かんちで汲んでいるのだ。
 年末だからってんで、「汲み取り依頼」に拍車がかかっているのだ。
 村中「汲み取りラッシュ」なのだ。
 こんなに寒くて排泄物も凍っていように、臭みは凍らないのだなあ。
 しぶといなあ。
 そんなことを思いながら、そこはかとないこの臭みの中に、1年も暮れていくのだなあ。
 1年の厄を汲み取る師走かな。
 この1年、相も変わらずボクの下らんブログに付き合ってくれてありがとうございました。
 あれっ? まだ終わってないって。

 (2012.12.28)   このページのトップへ



■エッセイ『ことなひまめのオッペケペーですっとこどっこいな日常2』バックナンバー(〜2700話はこちら)