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★元祖エッセイ『ことなひまめのオッペケペーですっとこどっこいな日常』1000話(完)はこちら。
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『ホヤとカツオ』4100

 石巻のおばあちゃんが帰って間もなく届きました。
 ホヤ! なんと殻付きのホヤが5つも!
 ボクたちの大好物のホヤの殻をむき、こんなふうに盛り付け。



 たっぷりレモンを搾って。ポン酢など使わずそのままが通。



 舌が抜けるほど(?)うまかった!



 さらにこちらはカツオのたたき。



 もう言うことおまへんなあ。。。



 ごちそうさまでした!

 (2015.06.21)   このページのトップへ

 

『スタバのビミョー』4099

 大学病院の中にスタバがあるということは、既にお話ししましたね。
 昨日のお昼は、そこで「ハニーハム&チェダーチーズサンドイッチ」1個と「チョコレートクランチフラペチーノ」と店員さんにおススメされた「季節のおすすめマンゴー&ジェリーフラペチーノ」という、文字を打つのがヒジョーに時間のかかる(55文字もある)メニューを注文して、待ち合いスペースで食べました。
 2人で1700円ぐらいしたので、結構リッチなお昼でした。
 でも、ずっと食べたかったし飲みたかったのに、まだ一度も利用したことがなかったし、このところ根を詰めて仕事をしているのでそのご褒美という名目で、その贅沢感、罰当たり感を払拭、許容したわけです。
 でも、なぜだろう、食べながら、どんどん、それまでの高揚感が失われていくのです。
 はしゃいでいた顔がお互いしぼんでいく。曇っていく。顔が下向き加減になり、会話が途切れがち。
 青い病衣を着て、点滴を自走しながら何人もの入院患者が足を引きづりながら、あるいは髪を乱して目の前を通り過ぎます。
 それとは別に、お見舞いにきたであろう家族たちのシンコクな顔。。。それを見ていると、どうしても、いやが応にもそうなってしまうのでありました。
 病院内のスタバのビミョー。
 ひと言で言えば「ヒジョーに場違いな2人」なのでありました。

 (2015.06.21)   このページのトップへ

 

『いいものづくりがしたくなった』4098

 昨日は朝の4時から2人で、超特急仕事を12時間以上かけて仕上げた。
 途中眠気が激しく襲った。
 でも何とかやり遂げた。
 こんな時、以前なら、それでも自分らで、自力で夕飯を作らねばならなかった。
 しかし、しかしだ!
 今はちょっと歩けばスーパーもコンビニも惣菜屋さんもある。
 もっと言えば、出前だって取れるのだ。
 ボクらは歩いて行ける『八幡平ポーク』のお店でトンカツとメンチカツを揚げてもらって、買って帰った。
 三温窯さんから展示会の案内が届いていた。
 きっとステキな焼き物を焼いたに違いない。
 少し前のTVで、ミスチルの桜井さんの妥協を許さない曲作りを見ていても思ったことだが、本物を生み出す人たちというのは、かたくななまでにこだわりを持っている。
 愚直に何度も何度もやり直しを重ねる。レコーディングの瞬間まで、窯に入れる瞬間まで「これでいいのか、これでいいのか」を繰り返す。
 詩人の谷川俊太郎さんもとことん「推敲の人」であった。
 トンカツを頬張りながら、ふとボクも「いいものづくり」がしたいと思った。

 (2015.06.20)   このページのトップへ

 

『解剖衣のままで』4097

 ボクらの新居は秋田大学の医学部に隣接している。
 今まで買い物に行く時は、大学病院の脇の遊歩道を通って行くのが常だった。
 しかし、最近すごい近道を見つけた。
 それは、テニスコートの脇を通って、大学の構内を横切って行く道だ。
 医学部だけの学部棟なのだが、ちゃんとサークル棟とか体育館とかまであった。
 当然といえば当然のことながら、大学生協が運営する学食(学生食堂)もあった。
 こぎれいで、なにやらおいしそうなラーメンなどもあるようだったが、入口でこんな貼り紙を目にしてびっくらこいた。
 「解剖衣のままでの入室お断り!」
 そうだ、そういえばここは医学部だったんだ。
 美味しそうな「どっかとどっかのラーメン食べ比べ」みたいなポスターの脇の、その貼り紙を見つめながら、妻とボクはしばらく凍り付いていた。
 目に浮かぶのは、やはり、どうしても、白い、冷たい、あの・・・。

 (2015.06.20)   このページのトップへ

 

『パケット通信』4096

 この記事、お食事中の方は飛ばしてくださいね。
 莫大な汲み取り料にショックを受けて、一時は運休(うん休)する事態にまで発展していた。
 汲み取り料がもったいなくて、それが無意識のうちに腸に「STOP!」を掛けてしまっていたのだ。
 早い話が、つまり出なくなっていたのだ。
 しかし、夫婦での深夜に及ぶ協議の結果、こういう方針が決定した。
 断固、う○こ、するべし!
 歌舞伎の「河内山」の台詞を借りれば「一文惜しみの百損とやら」ということになった。
 一文を惜しんで、糞詰まりになって、病気になったら元も子もない。
 そんなわけで、今は「じゃんじゃんばりばりジャンジャンバリバリ! 出ます、出します、汲ませます!」なのである。
 殊にボクは、1日に何回も出る健腸ぶりだ。
 その分、水と紙がもったいないのだが、次から次から出るんだから仕方がない。
「まるでパケット通信みたいだ」
 さっき今日3回目の水を流しながら思った。

 (2015.06.20)   このページのトップへ

 

『長いも買いにいかねば!』4095

 石巻から魚介類がクール宅急便で届いた。
 おばあちゃんが、リカさん(I家の奥様)と「あいのや」というスーパーから送ってくれたのだ。
 サバ、ホヤ、アジ、カマ、マグロ、たらこ、カツオのたたき、エビなどうれしいうれしい贈りもの。
 冷凍庫が空っぽだったので、宅急便が届いた時は2人で沸いた。
 で、今日の夕飯は刺身系ということに決定したのだが、どうしても一つ足りないものがある。
 それは「マグロの山かけ」には必須なものである。
 マグロの刺身で食べてもいいようなものだが、どうしても、何となく「マグロの山かけ」が食べたいのだ。
 そんなわけで、買いに行きます。
 それだけのために行きます。マックスバリューへ。
 昨日の「それだけのために」は、ちなみに「木綿豆腐」でした。
 こんなふうに、「それだけのため」に買いに行けるっていいね! これが都会というものだね!

 (2015.06.18)   このページのトップへ

 

『5時起きの日々復活』4094

 おばあちゃんが帰り、またあの日々が始まった。
 5時起床10時間労働の日々。
 朝のうちは涼しく仕事もはかどるのだが、午後になるとやはり暑い。今日も30℃近いようだ。
 でも、今年は首や背中に保冷剤を背負ったり貼ったりしなくても済みそうだ。
 なぜならエアコンがあるからだ!
 これは強い見方だ。文明のエリートだ。トップアスリートだ。
 ただ一つ問題がある。
 それは、簡易水洗トイレにおける「節水」の問題がそうであったように、エアコンにおける「節電」の問題である。
 ボクらのことだ、おそらく気温が35度を超えないかぎり使わないだろう。
 いや、使えないだろうな、きっと。
 ああ、暑い!

 (2015.06.17)   このページのトップへ

 

『のどかなひととき』4093

 シアワセというのは、実はこんな時に感じるものかもね。









 それからこんな時にも。







 何気ないのどかなひととき。

*おねえちゃんも交えた昨日今日の模様は写真コーナー『新居来賓第1号と2号』に書いたから見てね!

 (2015.06.16)   このページのトップへ

 

『きましたトーキチロー』4092

 新居に移ってからきれい好きに輪をかけてきれい好きになった妻。
 せっせせっせと掃除をする。洗濯をする。風呂もトイレもピッカピカ!
 朝食を作るのはボクの仕事なので台所にいると、妻が雑巾を持ってやってくる。
「サンダル貸して!」
 妻はそう言って、這いつくばってボクの足からサンダルを抜き取る。
 そして裏をゴシゴシゴシゴシ。
「おう! まるで木下藤吉郎じゃん!」
 今日も彼女はやってきた。
 そんな彼女をボクは敬意を表してこう呼ぶことにした。
 きましたトーキチロー!

 (2015.06.14)   このページのトップへ

 

『まあちゃんばあちゃん』4091

 秋田滞在も今日一泊を残すのみ。
 今日はおねえちゃんが迎えにくるのです。
 今日は荷造りとナンクロに余念がないおばあちゃんです。
「ねえ、まあちゃん!」
 妻のことをそう呼ぶようになって久しい。ちなみにボクのことは「やあちゃん」です。
 一日何度も呼ぶ。時に台所から、時にお風呂場から。
「ねえ、まあちゃん!」
 すると、決まってこだまが返ってくる。
「は〜い!」「は〜い!」
 ボクは2人に対して、こっちの用向きを告げる。
 ホントは「ばあちゃん」ではなく「まあちゃん」への用なのだが、返事をされるのだから仕方がない。
「今日雨だから洗濯やばいかもよ」 
「は〜い!」「は〜い!」
 またしてもこだま。
 そういうことが頻繁にある。

 (2015.06.14)   このページのトップへ

 

『グローバルおばば』4090

 秋田滞在もあと少し、おばあちゃんはジワジワグローバルになってきている。
 今朝、当事務所に海外から問い合わせがあったことを聞き、目を丸くしたおばあちゃん。
「グローバルなんだっちゃ!」
 おう! その言葉こそグローバルではないか!
 そう言えば、かなり前になるが、おばあちゃんは石巻の書店で「横文字言葉の辞書」のようなものを買ったことがあった。
 それを今も読んで勉強しているらしい。
 朝ご飯の時、何かの話でボクが「ビギナーズラック」と言った。同じタイミングでおばあちゃんも何か言った。
 それを聞いて妻が「すご〜い! おばあちゃん、ビギナーズも分かんの!?」と言った。
 でも、ココだけの話、おばあちゃんは「ビギナーズ」とは言ってなかった。
 訛って「いぎな〜り」と言ったのだった。
 グローバルおばばの名誉にかけて、ボクは黙っていたが。。。

 (2015.06.13)   このページのトップへ

 

『進出するおばば』4089

 秋田滞在にも慣れてきたのか、おばあちゃんはジワジワ進出してきている。
 今朝、ボクが出社してみたらこんなことになっていた。



 マイデスクの上にこんなものが置かれていた。



 あのう、ここボクの机なんですけど。。。

 (2015.06.12)   このページのトップへ

 

『ドリフかサイレントムービーか』4088

 実にバカげている。
 そんな夫婦である。
 今朝、2人歯磨きをしていた。
 口に歯ブラシを突っ込んだまま妻何か言っている。
 口に歯ブラシを突っ込んだままボクが体重計に乗る。
 ボクは妻に言う。
「何言ってんの? 分かんない」
 でも、ボクの発音はそうではなくこうだ。
「モグモッモグモグ、モモンモグ」
 それに対して妻が答える。
 何か言いたいのだろうが、ボクにはこう聞こえる。
「モモッグモグモグモ」
 多分「体重増えたでしょ」なのだと思う。
 ボクは体重計の上で、よだれを垂らしてしまった。白いよだれ。
 それを見て妻がまた何か言っているが意味不明。
 ティッシュを取りに妻の横を通ろうとして、ボクは妻の足を踏んづけてしまった。
「モグッ!」
 そう言って、歌舞伎役者の助六のような顔になる。顔ばかりでなく、全身で見得を切っている。
 ちなみに『見得を切る』は歌舞伎に由来します。
 歌舞伎の『見得』とは、"歌舞伎俳優の感情または動作の高揚が頂点に達したとき、一瞬動きを止めて一定の姿勢をとる演技"のこと。にらんだ目が決めて。
 それを見て、ボクは見得返しで応じる。歯ブラシを口に突っ込んで目を寄せる。
 これ、どこかで見た光景だなあ。
 そうだドリフだ。
 それか、無声映画のチャップリンとキートンだ。
 心底オバカな夫婦だよね。

 (2015.06.12)   このページのトップへ

 

『ニカウおばば』4087

 文明の刺激を受けているのはボクたちばかりではない。
 今、『鯛の間』にご滞在になっておられるあの方もまた、文明開化の風を肌で感じているようだ。さながら『ニカウおばば』。
「今度からは着るものも少し考えて来なければ!」
 などと、以前あの地に来た時には聞いたこともなかったようなことを言う。
 外に洗濯物を干している家がないことにも驚いていて、
「みんな乾燥機があるんだろう」と想像を逞しくしている。
 そんなおばあを連れて、今日は買い物に行った。
 ボクは仕事で途中で中座したが、2人で「あんみつ」などを食べ食べ、市内をデートしていたようだ。
 電話で呼ばれて駅裏まで迎えに。たった5分で着いた。
 こんな芸当、今までではあり得なかった。同じことをするのに1日がかりだった。
 2人が大満足して買ってきたお洋服を紹介しよう。こんなに〜〜〜!!!





 まだまだあるで〜!



 最後がこれ。大満足なニカウおばば。



 付き合ってくれた妻にも、ご褒美にこれだって! ちなみにボクにな何もなかった。



 お幸せな方たちね。

 (2015.06.11)   このページのトップへ

 

『シルバー人材どころか人間国宝』4086

 昨日の秋田市は30℃くらいまで気温が上がった。
 しかし、今日明日は20℃程度の気温だという。
 こういうことが頻繁に起こるので、定温動物のボクであっても困る。
 変温動物のヘビはいかがなものだろう。
 ボクはボクで、その上虚弱体質なのでより困る。
 加えて今日は雨である。
 大御所さまは、昨日の炎天下の買い物徒歩2往復と、「あざらし日向ボッコ型決死の障子張りワーキング」で疲れたのか、まだ起きてこない。
 おばあちゃんの「あざらし日向ボッコ型決死の障子張りワーキング」というのは、ひざが痛いおばあちゃんが編み出した、文字通り「あざらしがよく日向ボッコをするような格好での障子張り作業」のことである。
 昨日はボクの仕事が忙しく、その模様を撮影できずにザンネンだが、取りあえず数枚だけ撮った、おばあちゃんの健在ぶりと、わが家の和室のビフォアアフターぶりを示す写真をご覧にいれよう。
 いやあ、シルバー人材はバカにできない、あなどれない。とゆーか、どころか人間国宝ものである。
 おばあちゃんには敬意を表して、外で夕食をごちそうしましたよ。





 日傘でホーマックへ障子紙を買い物にいく2人。



 格闘が始まった。









 完成で〜す! ご苦労様でした! 今日の功労者たち。



 (2015.06.09)   このページのトップへ

 

『おばあは健在だった』4085

「寒くなかった?」
 今、起きてきたおばあちゃんに妻が訊いた。
 ボクにとっては結構寒い夜だった。
 布団にくるまって寝ていた。
 ところが...おばあちゃんの答えはこうでした。
「暑かった」
 妻はとボクは顔を見合わせてニンマリ。
 おばあちゃんは健在だった。
 そんことをボクらは長年の経験で知っている。
「暑くなかった?」と訊けば、
「いや、寒かった」
 つまり、フツーがない。常にフツーを通り越した真逆な答えが返ってくるのである。
 よかった、よかった。
 今日はホーマックへ障子紙を買いに行き、障子張りがこの方の仕事である。
 心強いボクらのシルバー人材センター。
 よろしくね!







 ちなみに今日の秋田市は気温30℃にもなるそうです。大丈夫かな?

 (2015.06.08)   このページのトップへ

 

『この辺に精米機ありませんか?』4084

「この辺に精米機ありませんか?」
 こっちに移って初めて、ボクらは精米をすることになった。
 今日からおばあちゃんが来るので、ご飯をたんと食べさせねばと思ってね。
 探せばその辺にあるだろうと、タカをくくっていた。
 ところが...ない。
 どこを探してもない。
 つかぬことをお尋ねすると思われると思われたので、慎重に遠慮がちに訊いてみた。ホーマックの人に。
「つかぬことをお尋ねしますが・・・」
 妻が訊いた。
「はい」
「あのう、この近くで精米機があるところってどこでしょうか?」
 店員さんは、「精米機」という言葉に「?」という顔をした。
 そしてしばらく考え込んだ。
「少なくともこの近辺にはないと思います」
 やっとそういう答えが返ってきた。
 これが都会というものなんだよね。

 (2015.06.07)   このページのトップへ

 

『お持ち帰り1時間以内ですか?』4083

「お持ち帰り1時間以内ですか?」
 例えばケーキ屋さんとかで、そう聞かれることがありますよね。
 今までのボクらだったら、口惜しいけどこう答えざるを得なかった。
「・・・いいえ」
 でも今は自信を持ってこう答える。
「はい!」
 そして、場合によってはこう付け加えることもできる。
「ああ、十数分ですから保冷剤要りませんよ」
 これなんだよね。
 これが都会暮らしというものなんだよね。

 (2015.06.07)   このページのトップへ

 

『薔薇エティーなお庭』4082

 昨日もボクらは「秋田のベニス」に行ってきた。
 水辺に面したお庭には、また色とりどりの薔薇が咲いていた。
 そこで写真を撮らせていただきました。
 ホントにステキ!







 お土産の薔薇の花束までいただきました。





 まるで、おばあちゃんを歓迎するかのようです。
 ありがとうございました

 (2015.06.07)   このページのトップへ

 

『着物でお出掛け』4081

 すっかり着物姿が板についてきた妻である。
 そんな中、昨日は1年ぶりの「葛西聖司さんによる歌舞伎のプレセミナー」が県民会館であった。
 忙しい妻のご褒美に、これ以上のプレゼントはない。コストもたった千円だったし。。。
 お日柄もよく、いそいそ出掛けていきましたよ。



 何を着ていくか、おばあちゃんと電話で念入りに打ち合わせをしてこれを選んだらしい。





 いろんなバリエーションを試しつつこれに決定。





 そろそろ始まりますよ。



 今回の「松竹大歌舞伎」は、中村橋之助が演じる『河内山』が見物だ。
 詐欺を働く坊主、河内山宗俊のお芝居である。この話は山中貞雄監督の映画でも見たことがあって、スゴく面白かった。
 妻は、踊りの『藤娘』にも興味があるらしい。
 本チャン公演は来月、ボクらは2階の三等席をゲットしている。
 去年同様、葛西さんの解説はサイコーでググッときてしまった。
 楽しみだなあ。
 もちろん妻の今度の着物もですけど。。。

 (2015.06.07)   このページのトップへ

 

『解放令』4080

 今朝、ある「解放令」が発令された。
 「う」が付く。
 「ん」も付く。
 ついでに「ち」も付く解放令である。
 そう、その通り、ズバリ当たりました!
 何しろ数日前の「汲み取り大ショック」から立ち直れず、出るものが萎縮して出ず、ボクらは苦しみ抜いてきた。
 しかし、昨日の話し合いで、ボクらは大きく考え方を変えたのだ。
 その選択は、お金より健康を優先するというものだった。
 つまり、ひと言で言えば「ええい! 出るものは出てきやがれ!」という荒っぽい決断だった。
 そんなわけで、今朝はいの一番でボクが出た。
 巨大な月が、三池炭坑の上に出た。なんのこっちゃ!
 妻もどうやら触発されている模様。月が2つ出そうな気配だ。
 よかったなあと思うことがある。
 それは、やっと体調がよくなって、今日の夕方お出ましになる「あの方」に対して優しくなれることだ。
 そうでもなかったら、あのショックを引きずったままだったら、こんな非人道的な言葉を吐いてしまっていただろう。
「おばあちゃん、出してもいいけど1回100円ね」

 (2015.06.07)   このページのトップへ

 

『見慣れたらこっちのもんよ』4079

 妻の着物姿を見て、小説家になったある友人はこう語った。
「豪邸の奥様ね、真理ちゃん!」



 でも、さすがにアカデミアな街であるこの辺でも、普段そうそうは見ない和服。



 最初は少し勇気が要ったようだった。
 しかし、最初が肝心とばかりに着ているうちに、だんだん違和感なく外を歩けるようになってきたようだ。
 実は、いつも手をつないで歩いているボクのほうが、最初はどうも照れくさかった。
 オレっていったい?
 着物を着た女性と手をつなぐひげの男っていったい?
 そんな奇異な目で、ボクが見られてやしないかと内心ひやひやしていた。
 だが、今は違う。
 堂々と手をつないで歩けるようになった。
 今日は、1年ぶりにあの『歌舞伎の葛西さん』に会いに、県民会館まで行く。
 当然、和装の妻と一緒にだ。
 本当は石巻のおばあも連れていくはずだったが、体調不良で数日延期になったので今日は2人。
 そのおばあちゃんも良くなってきたとのことで、どうやら明日には来られそうな感じです。
 この写真はそのおばあと話す妻。
 いろいろ楽しみになってきたね。

 (2015.06.06)   このページのトップへ

 

『借景、失敬』4078

 かつてボクら原始だった時代、トイレの窓から見ていたものだ。
 何をかというと、人のうちの庭である。
 四季色とりどりの花が咲き、色とりどりの鳥も目を楽しませてくれた。
 その庭は今や、全国に知れ渡った古民家の庭にもなっている。
 思えばリッチな立地にボクらのトイレはあったものだ。
 そこだけは贅沢なトイレであった。
 さて、原始から文明に時代が移り、ボクらのトイレも随分進化した。
 その話はちょっと前に臭くなるほど書いたので見てね。
 で、昨日気付いたことだが、こちらのトイレの窓から見える景色もまた悪くない。
 こんな感じで、隣りのうちのバラがきれいにこっちを向いて咲いている。



 借景、失敬。



 実に恵まれていると思いませんか?

 (2015.06.06)   このページのトップへ

 

『忙しデブ』4077

 そんなわけで、毎日忙しくなってしまったので、例の散歩とかもできなくなっちゃった。
 それで、どうなったかというと、案の定2人とも太ってきた。
 ずっと歩いている時はかなりベスト体重、ベスト体脂肪だったのに、やっぱあかんね。
 アッという間に戻ってしまった。
 でも、もうすぐ『あの人』がやってくる。
 毎年来ている『あの方』が来ないと、やっぱ何も始まらん。
 穴の開いた障子も張ってもらわれん。
 大好物の「おくずがけ」も食べられん。
 というわけで、もうすぐやってくるわけです。
 でもどうしよう。貯まってる仕事のことだけど。。。

 (2015.06.05)   このページのトップへ

 

『汲み取りビックリ!』4076

 表題の話だが、これは昨日のことだからよく覚えている。
 あれ? おとといだっけかな。
 ここに来て初めての『汲み取り』をしてもらった。
 ここのトイレは一応は水洗なんだけど、『簡易水洗』といって、水洗なんだけども汲み取りなのだ。
 このトイレのことを仔細に説明している余裕は今ないのだが、早く言えば『原始と文明の境にあるようなトイレ』とだけ言っておこう。
 『半文明型トイレ』とか『文明途上型トイレ』と呼んでいただいても差し支えないと思います。
 で、そのことでボクたち2人はとっても喜んでいた。
 何しろ今までが『パーフェクトな原始』だったから。完全なる文明とまではいかないものの、それに限りなく近づいたヨロコビ、高揚感といったらなかった。
 もし、もしもだ。今までが完全なる文明トイレだった人が、この過渡期のトイレに甘んじることになったバアイ、その人の落胆は計り知れないと思う。
 でもボクらは逆だった。このトイレで十分に文明を感じていたのだ。水はサラサラ流れるし、臭くないし、うんち見えるし、ポットンいわないし。。。
 だが、だがだ! 昨日汲み取られてみて驚いた。腰を抜かすくらいビックラこいた。
 それは、ニカウさんが砂漠でコカコーラのビンを拾った時以上の驚きだったかもしれない。
 いやね、ものすごい高かったのよ、汲み取り代が。
 どうやら、おもしろがって水をいっぱい流しているうちに、どんどんどんどんタンクに貯まってしまったらしいのよね。もちろん「本物」もなんだろうけど。
 これでは糞尿代払うために仕事してるみたいではないか! 糞尿にこれだけ経費かけていたら、「食い倒れ」ではなく「ク○倒れ」になってしまうではないか!
 そんなわけで、驚きましたね、ほんとに。
 それにしても、文明を謳歌するってことはホントにコストの掛かることなんですね。
 そんなことがあってからのことだ。
 妻もボクも、昨日から今日まで、あれほど出ていたものがプッツリやんでしまった。心なしか妻の顔色が悪いし、ボクも下腹部が重い。
 カラダに悪い状態が続いている。

 (2015.06.05)   このページのトップへ

 

『文明の維持』4075

 文明開化に浮かれていたら、仕事がドッと混む状態になってしまった。
 それでかれこれ十日も書けないでいた。
 まあ、書いても書かんでも、おのれの自己満足のようなものだからいいのだが。。。
 でも、書こう書こうと思っていたネタをすっかり忘れてしまうのは、誠にもってザンネンなことである。
 せっかく貯めた小銭を盗まれてしまったような気になるのだ。
 大銭ではなく小銭である。
 だからこそ、ボクは口惜しいのだ。
 ああ、くそ! と思うのだ。
 仕事がドッと混む状態なのはボクだけではない。
 妻もドッと混む。毎日2人で朝5時起床なのだ。
 これでは浮かれた「文明開化気分」ではいられないのだが仕方がない。
 仕事をこんくらいしないと、ボクらの文明は維持できないのだから。。。
 そんなわけで、99%の小銭ネタは忘れてしまったのだが、今日は思い出したのだけ書くことにしよう。

 (2015.06.05)   このページのトップへ

 

『ビオトープ遊歩道』4074

 ビオトープは生物群集の生息空間のことである。
 ボクたちがしょっちゅう歩いている大学病院前の遊歩道脇の水辺がそれである。
 ここを「ビオトープ遊歩道」とボクたちは呼んでいる。
 あめんぼうも見たし、めだかも見たし、金魚も泳いていた。ホタルもいるらしい。
 こんなきれいなアヤメの花も咲いていた。



 町中なのにね。この間まで「そのまんまでビオトープ」といえる田舎に住んでいた。
 それが今はこんな「つくりものビオトープ」に感激している。



 いろんなものが「適度な感じ」でいいんだろうね。



 この暮らし、本当に楽しい。



 (2015.05.25)   このページのトップへ

 

『野草園』4073

 うちの庭は「なんだかさっぱり分からない」楽しみがある。



 何が分からないかというと、何が植えられているかということが分からない。



 もちろん生えてくるものを見れば分かる。
 マーガレットでしょ。アヤメでしょ。それからイヌフグリでしょ。ニッコウキスゲでしょ。
 あとネギでしょ。あとなんだか分からないけど、色とりどりのいろんな花が咲いている。
 これからも何が芽を出してくるか分からない。
 ハラハラドキドキである。
 取りあえず、今日2人で明らかな雑草であるにっくき「スギナ」だけは取りました。

 (2015.05.25)   このページのトップへ

 

『キッチンたまに傷』4072

 うちのキッチンがだいぶブレードアップしている。



 『またいで1歩のワインバー』も、すっかり板についてきましたし。。。



 ただ一つ問題なのは、キッチンの窓に鳥が糞をしましてね。
 ボクらが朝ご飯を食べている時にですよ。
 ちょうどボクが味噌汁を飲んでいる時でした。「ベチャッ!」っていう音も聞きました。
 その糞はまだしっかり残っているわけです。
 まったく「たまに傷」ですわ。

 (2015.05.25)   このページのトップへ

 

『うれしい贈りもの』4071

 先ほどクール宅急便でこんなものが届いた。



 無口でリッチなHくんからだった。
 無口なHくんらしく、宛先以外の文字は見当たらなかった。
 リッチなHくんらしく、かなり高級なワインとにらんだぞ。



 とっておきの時に飲みますよ!



 ところで「とっておき」って?
 無口でリッチなHくん、ホントにありがとうね!

 (2015.05.25)   このページのトップへ

 

『劇団ふたりでひとり』4070

 スーパーで買い物をしてると、上段にあるものはボクが見つけやすく、下段にあるものは妻が見つけやすい。
 下段はボクにとっては死角で、上段は妻の死角というわけだ
 ボクたちは、やや大げさに言えば『互いの死角を補い合って生ている』のだ。(かなり大げさだな)
 つい最近、こういうことがあった。
 ババメ弁で「ぎゃんだが」、すなわち毛虫を、ボクが踏みそうになった。
「あぶない!」
 妻が叫んで、ボクの手を引っ張らなければ、ボクは恐らく間違いなく踏んだろう。
 道路を横切っている毛虫は、ボクの死角だった。
 その帰り道でこんなことがあった。
 いつものビオトープ遊歩道を歩いていると、糸にぶら下がった「ぎゃんだが」が頭上で揺れていた。
「あぶない!」
 ボクが叫んで引き寄せなければ、ほぼ確実に妻の頭にくっ付いていただろう。
 頭から降ってくる毛虫は妻の死角であった。
 ボクたちはこうして、日々『劇団ふたりでひとり』を演じ合っている。

 (2015.05.25)   このページのトップへ

 

『La Vie en rose』4069

 まるでベネチアのような場所にお店を構え、大好きなバラと葡萄に囲まれながら、文字通り『バラ色の人生』を送っていらっしゃるご夫婦。



 そこに咲いていた『バタースコッチ』という素敵な色のバラ。
 大人の優雅さとでも言いましょうか。何とも癒される色彩でございました。
 あんまりボクがうっとりして見ているので、奥さまが気の毒がって(?)庭から1本切ってきてくれました。
 さっそく家に帰って飾ってみましたよ。



 なんと美しい! そう言えば『君はバラより美しい』って歌があったけど、その「君」って相当美しいってことだね。
 キッチンのほうが映えるかな?



 朝になると、もっと花びらが開いてました。



 あ〜、いいなあ。。。



 (2015.05.25)   このページのトップへ

 

『特等席』4068

 ボクの仕事場を紹介します。ジャ〜ン!



 何が『特等席』かと言うとですねえ。もうちょっと酔って、いや「よって」みます。



 まだ分かんない? これでどうだ!



 ほら、飲み頃を示す青い数字がキラッと光ってるでしょうが。
 じゃあ、開けてみますよ。今日は買ってきたから今だけたくさん入っています。



 振り向けばワインセラー。
 これを『特等席』と言わずして。。。

 (2015.05.25)   このページのトップへ

 

『春画がしゅんだ』4067

 春画といえば、江戸時代の歌麿らが描いた、いわゆる「ポルノ画」である。
 今度それの展示会が開催されるらしい。
 今だから明かすが、ボクはかつてある筋からこの秘蔵の春画を大量に入手し、かねてから春画にはめっぽう詳しい人であったが、そのことはジ〜ッと秘匿してきた。
 今回の引っ越しでも、その大量画集たちを処分するかどうするかヒジョーに迷って、結局全部取っておくことにした。
 その段ボールにはこのような、ボクだけが分かるマークを記した。



 これならば誰も分からないはずだ。妻とても。。。うしししし。
 この展示会を機に、日本にも一気に春画ブームが訪れることだろう。
 その時こそ、この貴重な文献が価値を持つこと請け合いだ。
 そして、文壇に日本初の春画作家の誕生! ボクの夢は密かに「春画作家」なのです。
 それにしても、捨てなくてよかったね。。。

 (2015.05.22)   このページのトップへ

 

『手を挙げて入場する隣人』4066

 隣人のおばさんが朝、手を挙げて元気に「おはようございま〜す! 敷地に入らせてもらいますね〜!」みたいな感じで入ってきた。
 ボクらは朝食中だった。
 うちの自慢は玄関までの「長〜いアプローチ」なのだが、そこを入ってきた人の様子は、仕事部屋およびキッチンから丸見えである。
 その隣人のおばさんにはごあいさつにも行ったし、少し前に「庭木を切るのでお宅の裏庭に入った枝を拾いにきたいのね」という申し出を受けて承諾してもいた。
 なので、入ってくることは分かっていたのだが、ここで問題です。
 手を挙げて元気に入場してきた隣人のおばさんに対して、妻がどういうリアクションをしたと思いますか?
 実はボクはびっくらこいたことなのだが、なんと! 妻も台所から大きく手を挙げて「どうぞ〜!」と言ったのだよ。
 何だかこの2人とってもフレンドリーで、この間お会いしたばかりなのに、十数年来の知己にような感じでございました。
 そのことを妻に尋ねてみると、妻はこう言いました。
「つられちゃったのね、私」
 手を挙げて入場する隣人、つられて手を挙げる妻。おかしかった。

 (2015.05.22)   このページのトップへ

 

『びっくらこくほど楽しいね』4065

 妻は「掃除が楽しい」そうで、毎日セッセとお掃除おばちゃんになっている。
 朝から掃除機をかける姿はまるで「石巻のおばあ」である。
 トイレ掃除はかつてボクの専売特許であったが、今はそれにも妻が割り込んだ。
 洗濯をしながら、妻はびっくらこいている。
 かつて井戸水を小さなポンプで汲んでいた頃には考えられなかったくらいの「水量」なんだって。
 確かにどこの蛇口をひねっても、水がまるで「馬のしょんべん」のごとく出てくる。
「アッという間に洗濯が終わるのよ」と、びっくらこきながら妻。
 そんなわけで、いろんなことに驚いているボクらである。
 かつてプロパンガスだったコンロは今「都市ガス」である。
 「都市ガス」である。「都市」のガスなのである。
 かつてのガスコンロは十数年選手で、押し回ししてもなかなか着火せず、ズ〜ッと長押ししなければならなかった。
 ところが今は「カチッ、ボッ!」である。
 2人とも、かつてのクセが抜けず、「カチッ、ボッ!」なのに、つい「長押し」してしまって困る。
 いろんなことにびっくらこいている。
 びっくらこいて楽しんでいる。
 それもこれも「あの田舎の生活」があったお陰だろう。

 (2015.05.22)   このページのトップへ

 

『病院通い』4064

 病人でもないのに病院通いの日が続いています。
 2人とも仕事がめっきり忙しくなってきて、ちょっと前のような「街角散歩」や「優雅な外食」のようなことができなくなってしまった。
 その代わりに、というか、その腹いせに、というか、ボクたちは晩酌タイムの後に、手をつないで病院に通うようになった。
 昨日なんかは「切った爪型のお月さん」が出ていて気持ちよかった。
 ついでに「野暮用」もこなす。
 昨日は甥っ子姪っ子のS&Hちゃんに「引っ越しのお知らせハガキ」を出すことと、水道料六百円なにがしをコンビニで払うことが隠れたタスクだった。
 たった片道5分の散歩であっても、多少は体重減の影響があると思いきや、今朝測ったら逆に増えていた。
 それもそのはず、用を足したらさっさと帰りゃあいいものを、コンビニでいろいろ買ってしまった。
 かつてボクらがめったに買ったことがなかった「珍しいカップラーメン」や「おつまみ各種」を、まるであさるように買ってしまう悪いクセが付いてしまっている。
 あ〜あ、「コンビニ族はこうやって太る道をまっしぐらなんだな」などと、ひと事みたいなことを言えなくなってしまった。
 それだけならばまだいいが、さらにアノ「スタバ」が悪い。スタバでスコーンとかなんか買ってしまったではないか!
 何のための散歩だったのだろう? バカバカバカ! な2人である。

 (2015.05.22)   このページのトップへ

 

『ライフ・ターミナル・ステーション』4063

「病院が近くにあったら安心」というのはよく聞く。
 それはそうだ。
 もし自分の身に何かあったとき、這ってでも駆け付けられる距離に病院があるのは、誠に頼もしいことだ。
 特に年を取るとそう思う。
 全ての診療科がそろった総合病院が至近距離にあるボクらは、それだけでも十分幸運なのだが、さらに便利なことが分かった。
 昨日お話しした、スタバやコンビニやポストがある「利便性」に加えて、秋田駅までバスやタクシーがものすごく頻繁に走っているということだ。もう自家用車なんか要らないかもしれない。
 とにかく病院まで行けば何とかなる。人間並みに生きていける。そんな気がする。
 さらにさらに、ATMコーナーにはボクらのメイン銀行である「ゆうちょ銀行」もあった。
 これで何があっても生活は盤石だと思った。
 そんなわけで、大学病院はボクらの「ライフ・ターミナル・ステーション」というわけだ。
 でも問題もある。
 肝心の通帳の「預金残高」をどうやって増やすかである。
 やべっ! こんなことしてないで、働かねば、働かねば!

 (2015.05.21)   このページのトップへ

 

『自分では買わないもの』4062

 その筆頭は何といっても「さくらんぼ」であろう。
 それは「高い」からでもあるが、「どうしても食いたいものでもない」という理由による。
 以前ご紹介したように、I家の奥様から送られてきた果物に中にそれが入っていた。
 アメリカンチェリーというものも入っていたが、圧倒的にこっちのほうが美味しかった。
 夕べ、『ニューヨークのジョンレノン』という映画を観ながら妻と食べたが、最高だった。
 生前、「アメリカンチェリーのほうが美味い!」と豪語していたのは義兄のエンちゃんだったが、ボクはそうは思わない。
 それはハッキリ言って「負け惜しみ」だ!
 そんなことまで思い出しながらシフクのひとときに浸っておりましたよ。
 自分では買わないものの中には、「エビ」「カニ」などの甲殻類があるが、これは「買わない」のではなく「買えない」という事情からくるものである。

 (2015.05.21)   このページのトップへ

 

『いろんなものをわんさかありがとう!』4061

 引っ越し祝いが届いた!
 積善クラゲのリーダースズキさんからだ。



「何が欲しい?」と問われ、ボクは迷わず、この十年間、死ぬほど飲みたかったが飲めないでいた「バーボン」を頼んだ。
 その名も『I.Wハーパー12年もの』である。
 結構高いのに、スズキさんったらお金持ちね。



 ボクは昨日、この酒をほぼ12年ぶりに飲んで、とにかく陽気になってばか騒ぎをしてしまった。
 しかもこんな高いお酒を1/5ほども飲んでしまった。
 これだけでよかったのだが、スズキさんの包みになはまだまだいろいろ入っていた。
 次々いきます。



 いきなり『アホエン』! アホのトーエイの略?



 お前、通勤電車でこんなもの読んでたのか? 



 これは「早くライブやろうぜ!」の意思表示と見たぞ。



 この手の殺人特急ものは今でも売れているのか?



 この本だけがちょっと興味ある。



 最後のこれは何かいうと、使い古した「クリアファイル」である。
 以前もこれを大量に送ってきたことがあったけど。。。
 これ、どうしろっちゅうねん!
 きっと「受講生の個人ファイル」として使っていたものなのだろうが。。。
 こんなにあってもよう、トーエー。
 そして、梱包に使った膨大な新聞紙(あえて「しんぶんがみ」と読んでください)を、せっせと整理する妻であった。





 やっと引っ越し終わったのに! と、どうもお胸の中で思っているようです。
 とにかく、スズカク、いろいろわんさかありがとう!



 (2015.05.20)   このページのトップへ

 

『徒歩5分のところにスタバがある家』4060

 引っ越してから毎日が驚きの連続なのだが、昨日もう一つ驚くべき事実を知ってしまった。
 ボクたちの家の至近距離に「秋田大学附属病院」があることは知ってますよね。
 でも、ボクたちは一度も中に入ったことはなかった。
 ウンチモリモリ健康だったからね。
 昨日たまたま晩酌タイムの後、散歩がてら行ってみた。転居のお知らせハガキを出すポストがないかと思って。
 したら、なんと、ポストはもちろんのこと、夜8時までやってる『スタバ』があるではないか!
 さらに驚いたことに、夜11時までやってるローソンもあった。
 ボクたちが行った時は、白衣を着たお医者さんたちがたくさんいて、カップヌードルやおにぎりを買っていた。
 つられてボクたちもカップヌードルや大福を買った。(なんで大福やねん!)
 とにかくスゴい! 
 今までは徒歩5分でにぎやかなところといえば、ケーコさんのニワトリ小屋ぐらいしかございませんでした。
 ところが今は、徒歩5分のところにコンビニとかスタバまであるわけで。。。
 いやあ、もうバカバカバカ!

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『不思議なこと〜その2』4059

 引っ越しで思う不思議なこと。
(その1)ほとんど人の声らしい声を聞かない。
 隣りの中学生と妹のかわいい声と、後のおばさんの声以外はほとんど聞かないのだ。
(その2)野良猫がいない。
 すぐに保健所行きなんだろうな。
 まだまだありそうです。

 (2015.05.18)   このページのトップへ

 

『いろいろドットコム』4058

 朝、焼きタラコを食べようと思ったら、もうしょぼいのしか残っていなかった。
 焼きタラコちょっとコム。
 冷凍ご飯もあと1個になった。
 冷凍ご飯1個コム。
 相変わらずよく出るものがある。
 ウンチドッとコム。

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『くだものありがとう!』4057

 石巻から今日果物が届いた。
 I家の奥様からであった。ありがとう!



 昨日は石巻のおばあからお魚が届いたし、少し前には、やはりI家の奥様から「イシカワの珈琲豆」が届いた。



 密かに新調したと思われる『たいやき製造器』の箱に入ってきた果物と梅干しであった。
 そんなわけで、ホントにホントにどうもありがとう。





 どうもくんもどうもだって!

 (2015.05.17)   このページのトップへ

 

『不思議に思っていること』4056

 転居して不思議に思っていること。
 これはボクではなく妻の不思議である。
(その1)ご近所の家の窓が開いたのを見たことがない。
 これについて妻は、「窓を開けなかったら掃除してもホコリが貯まってしかたがないだろうが!」と、怒りのコメントを寄せている。
(その2)ご近所の家に洗濯物が干されているのを見たことがない。
 これについて妻は、「どうせ乾燥機があるんでしょ!」と、同じく怒りとヒガミのコメントを寄せているが真実は分からない。
 田舎から都会に移り住んで、あまりにもカルチャーショックなことだらけなのだが、このような不思議なことはまだまだ続くことであろう。

 (2015.05.17)   このページのトップへ

 

『まれにみるもの』4055

 連続テレビ小説『まれ』も見ている。
 でも、なかなか追いつかない。
 まだ、コクられた「まれ」ちゃんにじんましんが出ている辺りでる。
 まれも見ているが、それよりも『まれにみる』ものがいっぱいある。
 田舎から都会に移り住んで、あまりにもカルチャーショックなことだらけなのだが、そのなかでも「まれにみる」ものを幾つか挙げよう。
 その一つが『焼肉屋さん』です。
 おいしいだけでなく、マスターがたった一人でやっていて、パイナップル1/4片をサービスで出してくれる。パチパチパチ・・・。ね? まれにみる焼肉屋さんでしょ!
 次に『パン屋さん』です。
 とにかくおいしい。ボクはピロシキが大好き。アッという間に貯まるポイントカードで食パン1斤もゲットできる。パチパチパチ・・・。ね? まれにみるパン屋さんでしょ!
 そして、昨日見つけた『ケーキ屋さん』がまたスゴ過ぎた。
 うそだろ、こんなお洒落で美味しくて安いケーキ屋さん、どうして秋田にあるの? というくらい画期的に美味しいケーキ屋さんであった。パチパチパチ・・・。もうまれにみ過ぎる!
 あと『和菓子屋さん』のおばあさんは、前にも紹介しましたね。昨日はそこでも「きんつば」やら「あんドーナッツ」やらを買いました。
 そんなわけで、もういやんなっちゃうよ、うれしくて。
 あ、全部食うもんばっかだ。。。

 (2015.05.17)   このページのトップへ

 

『どうしたというのだ!』4054

 めちゃめちゃ出るのだ。
 腸の調子がチョーいいのだ。
 ぽったん式から簡易とはいえ「水洗」になったからだろうか。
 とにかくよー出ます。
 腸が元気だと、めちゃめちゃ体調がいい。
 2人とも今まで生きてきた中で、最も体調のいい日々を送っている。
 これは何もトイレのせいだけではないだろう。
 いろんな「しがらみ」、いろんな「制約」、いろんな「義理」から開放されたからだ。
 きっとそうに違いない。
 出ます、出します、取らせます!
 ジャンジャンバリバリ、ジャンジャンバリバリ!
 今、ボクたちはまるで「パチンコ」のような初夏を迎えています。
 そうそう「初夏」といえば、ボクらの隣人も「書家」らしい。
 しょっかしょっか。。。

 (2015.05.16)   このページのトップへ

 

『社会の窓』4053

 かつて田舎におった頃、ボクにとっての社会の窓はトイレの窓だった。
 そこからいろんな景色を眺め暮らした。
 鳥や草花を見ていた。
 おばあちゃんたちの姿を見て、赤いトラクターの音を聞いた。
 それがボクにとっての「社会の窓」だった。
 今は都会におって、別の窓から世の中を眺めることができることを知った。
 それは事務所の窓である。
 幸いボクらの家の前には大きな「ゴミ箱」が置かれていて、朝と言わず夜と言わず、町内の人がゴミを置きにくる。
 うるさいといえばうるさいが、それがなかなか面白いのだ。
 いろんな「人間ウォッチ」ができるから。
 こうやって人は、近隣の人について「情報通」になっていくのだろうな。
 でも気をつけなきゃ。
 『デスパレートな妻たち』で、ウィステリア通りの情報通だったマーサ・フーバーおばさんみたいに、好奇心がたたって殺されちゃうかもしれない。
 ほどほどにせんと。

 (2015.05.15)   このページのトップへ

 

『耳につく歌』4052

「がんばれニポ〜ン!」
 ダメだダメだ。
「ふるさとサイセ〜!」
 あ〜、ダメだダメだ。
「がんばれニポ〜ン!」
 ダメだダメだ。
「弱音吐〜くなよ!」
 あ〜、ダメだ。こりゃダメだ。
「がんばれニポ〜ン!」
 ダメだダメだ。
「足並みそろえて〜!」
 ダメだダメだ。
「がんばれニポ〜ン!」
 ダメだダメだ。ダメだったらダメだ。
「歴史これから作るのさあ〜!」 
 どうしても耳につく歌。
 スズキトーエー作『頑張れニッポン』。
「がんばれニポ〜ン!」
 ダメだダメだ。。。 

 (2015.05.15)   このページのトップへ

 

『チンふくれてる』4051

「チンふくれてる」
 妻はそう言った。
 指差した先にあったのは電子レンジの中の冷凍玄米ご飯。
 確かに、それを包んだサランップがいい具合にふくれていた。
 しかし、妻の指差した方向には、電子レンジの手前にボクの下半身があった。
 別にふくれてもいなかったのだけれど、思わずそこを押さえているボクであったが、妻は何も分かっていないようだった。
 。。。

 (2015.05.14)   このページのトップへ



■エッセイ『ことなひまめのオッペケペーですっとこどっこいな日常2』バックナンバー(〜4050話はこちら)

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