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★元祖エッセイ『ことなひまめのオッペケペーですっとこどっこいな日常』1000話(完)はこちら。
★お便りはこちらまで。info@officematroos.com

 
 
■お便りくださいね!(2行程度でどうぞ。長い人はinfo@officematroos.comまで)
■お名前(ペンネームでもいいですヨ)
■メールアドレス(できれば)
 

『朝の毛』4350

 妻が毎月書いてるニュースコラムがある。
 お仕事なんで詳しいことは書けませんが、年末ということもあり『忠臣蔵』にちょこっと触れた箇所があった。
 その原稿を推敲していたボクが見つけたのは「朝の毛」という文字である。  
 朝の毛?
 すぐに、これは「浅野家」の間違いであることが判明したが、そのことで妻と大爆笑になった。
「朝の毛があるんだから、夜の毛ってえのもあるわな」
「そう?」
「夜の毛もいいけど(?)、何となく朝の毛のほうがグッと卑猥な感じがあるよな」
「……」
「しわくちゃの白いシーツの上、ブラインド越しに差し込む陽だまりに浮かぶ1本の朝の毛、みたいな……」
「はあ?」
「絡まり合う2〜3本の朝の毛ってえのも絵になるね!」
「どこが?」 
 ボクのモーソーは果てしなくボーソーしていくのであった。 

 (2015.12.16)   このページのトップへ

 

『ふんだりけったり〜その2〜またもや漏れた天井編』4349

 やっと直ったかと思いきやまたの雨漏り。
 つい最近、そんなことを書きましたね。
 そのことで、業者さん(たぶん「吉田兄」)との打ち合わせに入ったばかりでした。
「来週の月曜、天気がいいという予報が出ておりますので、その日に工事に伺いたく、もし状況すなわち天気の状況ですが、それに変化があればまた日を改めたいと思います。一応の予定という形で考えておいていただきたい」というようなことを、誠に折り目正しく、昨日言われたばかりだった。
 昨日は夕刻から雨になり、深夜にはやや雨脚が強くなり、今も降り続いている。
 今朝、気になって天袋の上を見ると、幸いなことに雨漏りはしていなかった。
 ホッとして、何気なく寝室の、つまりボクらが寝ている部屋の天井に目をやった。
 するとどうだろう。。。
 まさに、ボクが寝ている足元の辺りの真上の天井にシミにようなものが。。。



「あ〜!!!」



 椅子に乗って触ってみると、やっぱり濡れている!!!



 雨漏りが移動したのだ!!!!
 このままではオチオチ寝てられないではないか!!!!!



 どうすればいいのだ!!!!!!
 ボクたち、とってもいい環境に引っ越ししたんではなかったのか〜〜〜!!??
 え〜〜〜〜〜〜おい!!!!

 (2015.12.16)   このページのトップへ

 

『ふんだりけったり〜その1〜壊れた草履編』4348

 着物でお出掛け。
 郵便局へ行って、おそば屋さんでお昼して、いつもの大学病院前の道を歩いていた。
「あっ!」



「あ〜!!!」



 ちょっと、何、何、何?!?!?!



 もう泣くしかおまへんなあ。



 天を仰いで笑うしかおまへんなあ。



 なんでもこの草履は、石巻のおばあがかつて若かった頃に履いていたものらしく。
 と、言うことは、かれこれ100年も前のものでして。(な、バカな!)



 おばあがずっと大事にしまっておいた草履を妻が頂き、履いてみた結果がこれ。



 ああ、なんとも悲しや、この姿!



 下駄の鼻緒が切れたってのなら分かるけど、よもや底が取れる、いや「折れる」とは!
 ボクはあまりにもかわいそうな妻を、「ひょい!」と軽々とおんぶして……。
 と、言いたいところですが、さにあらず。
 ここから家まで、かなりみじめな格好で「伸びたり縮んだりしながら」妻は歩いて帰ったのでした。
 なぜって?
 だって重いもん。

(壊れ草履〜その後)



 ああ。。。



 ああ。。。

 (2015.12.16)   このページのトップへ

 

『テーブル椰子の花』4347

 12年以上も前に300円で買った「テーブル椰子」である。
 ババメ時代もどんどん叢生よく育って、株分けをして増えに増えていたが、ここに移り住む数年前からすっかり元気をなくしていた。
 ところが、ここの来てから一気にメキメキメキメキ元気になり、ドンドンドンドン大きく育っている。
 今朝などは花のつぼみまで!
 すごい!





 ネットで調べた妻によれば「テーブル椰子」の花言葉は「見守る」だそうである。
 ずっとボクらを見守ってくれているのだなあ、と思うと嬉しくなった。
 ここの環境も大好きなのだなあ、と思うと愛おしくなった。
 椰子という名前はボクのペンネームでもある。



 テーブル椰子くん、これからもボクらを見守っててね!

 (2015.12.12)   このページのトップへ

 

『またしても雨漏り。。。』4346

 ガック〜〜〜ン。
 である。
 ガクガクガク、ガック〜〜〜〜〜ンン!!!
 である!
 あれは忘れもしない11月27日の深夜のことだった。嵐の夜だった。
 至近距離でバヅッ、バヅッ、バヅッ! の音を聞いたのが悪夢の始まりだった。
 天袋の戸を開けると、こうなっていた。





 ボクらは落胆し、憔悴し、失意のどん底のまま眠れぬ朝を迎えたのだった。
 不動産屋さん、大家さん、いろいろやり取りの末、間もなく業者さんがやってきて現状を確認していった。
 なかなか折り目正しい業者さんだった。妻はこの業者さんの名前を「吉田兄(よしだあに)」と呼ぶ。電話でそう名乗ったと言うのだ。しかし、ボクは「吉田兄」ではなく「吉田アルミ」と名乗ったのではないかと思っている。どう考えてもそういう名前の会社はありそうもない。もしそういう名前の業者があるのなら、どこかに「吉田弟」とか「吉田祖父」とか、はたまた「吉田いとこ」とか「吉田またいとこ」という名前の業者さんがあってもいいはずだ。
 さて、その業者さんの工事のお兄さんがやってきたのは12月9日だった。彼らもやはり折り目正しかった。
「今どきの若い人にしては珍しい折り目正しさね」と、妻は目を細めて言うのだった。
 それを聞いたボクは、もしかしてこの業者は「吉田アルミ」ではなく「吉田折り目」かもしれないと思うようになっていた。まあ、そんなバカみたいなことはどうでもよか。話をズンズン進めよう。
 雨漏り補修作業は翌日10日までかかった。12月10日はボクの誕生日だったのだが、そんな繊細で優雅なイベントなどはもろともせずに、彼ら「折り目正しき作業隊」は、ヤモリのように外壁を這い、バイオリン弾きのように屋根に上がってガンガン作業を続けたのだった。
「これでほぼ大丈夫だと思いますが、一応、雨が降ってみないことには確認のしようがありませんので、雨が降って、もし何かあるようであれば、ご一報ください」
 そう言って、最終確認をして、折り目正しいお兄さんは帰っていったのだった。
 この時ボクは、「もし何かあるようであれば」という言葉は、一種の社交辞令のようなものだと思っていた。シャイな職人さんの照れ隠し的セリフであろうと思っていた。むしろ「100パー大丈夫よ!」の謙遜的表現であろうとタカをくくっていたのだ。
 翌日、雨が降った。
 ほんの少しの雨が。





 (2015.12.12)   このページのトップへ

 

『こういう履き違いはしないでください!』4345

 軍手があるように。世の中には「軍足」なるものがある。
 靴下なんだけど、足の指が全て手袋のようになっているもの。
 ボクはもともとアレが苦手であった。
 履くのが面倒くさいからである。
 しかし、ボクは持病の「冷え性」があって、特に足元が冷え冷えする。
 妻はそんなボクのために、この「軍足」を買ってくれるようになった。
 今では結構持っている。確かにフツーの靴下よりは暖かい気がする。
 しかし、どうしても困った問題がある。
 やっぱりうまく履けないのだ。
 特に、朝早く起きて仕事をするようなバアイは困る。
 先日も朝3時に起きて8時間頑張って12時前に納品した日があった。
 妻に思いっきり笑われて、ボクは初めて気が付いたのだが、こんなことになっていた。



 軍足の指が2本余っている。
 そればかりではない。そもそも裏返しに履いているではないか!

 (2015.12.11)   このページのトップへ

 

『昨日は密かに誕生日』4344

 昨日12月10日はボクの誕生日だった。
 コント55号を卒業し、56歳になった。
 もうコントはやらない。
 待望のすき焼きを食べた。マックスバリューの値下げ品(でも和牛肉)をゲットしたのだ!
 めちゃめちゃおいしかった。
 この日のために妻に下してくれた「おばあちゃんの最新作セーター」を着た。
 めちゃめちゃ軽くてあったかくてサイコーだったよ。あばあ、ありがとう!
 写真はココを押して→『56のよろこび』を見てね!
 56歳は何か、めちゃめちゃいいことがあるような気がする。
 そんな予感がする。
 単に「そんな予感がする」と思いたいだけかもしれないが。。。
 とにかく、頑張ろう!

 (2015.12.11)   このページのトップへ

 

『リッツでパーティー』4343

 「とびこ」って知ってますか?
 トビウオの卵を塩漬けにしたものですね。
 オレンジ色の鮮やかなやつ。
 ある方からそれを送ってもらったのだが、ボクらにとって「どうやって食べるの?」ということが疑問の的であった。
 今朝、それを出してご飯にかけて食べながら、やはりこんな会話になった。
「いずれにしても、これはトンブリがそうであるように、キャビアもどきの食べ物だね」
「まあ、トンブリよりは魚の卵であるという点で、3歩リードだが」
「トンブリはほうきの実だからね(よくあんなんもの食べるわ)」
「だけど、どうやってこれ食べるんだろ? こんなにあるのに」
「う〜ん」
「そうだ! リッツにこう載せるとか……」
「なるほど! そー言えばリッツでパーティーやったね」
 ところで、今どきリッツでパーティーってどうなんだろう。
 そもそもリッツってまだ売ってるの?

 (2015.12.08)   このページのトップへ

 

『ぜいたくな1日』4342

 ワインがたくさん届いた。
 アドリア海に面したベネチア。そこに、バタースカッチの薔薇が咲き、さまざまな葡萄が実る庭を持つ素敵なワインとチーズのお店がある。
 仲のいいワインソムリエのご夫婦が経営している。
 アドリア海のジョーイ&ジーナさん。その彼らがわざわざ届けてくれたのだ!
 彼らはゴンドラに乗ってやってきた。
 うそうそ。
 いやいや、それにしてもホントにありがとうございました!
 で、ボクらはその美味しいワインに合わせて、こんなものを作って待っていた。  



 ハッシュドビーフだ。



 もうサイコーだぜ。



 髪も切って男ぶりと女ぶりを上げたし、ジッサイサイコーだぜ。
 昨日は本当にいい1日だった。あんまりうれしくてちと飲み過ぎちゃったけどね。。。

 (2015.12.07)   このページのトップへ

 

『師でもないのに走っている』4341

 12月になって俄然忙しくなってきた。
 フツーは月曜日の午前中はそんなに忙しくないのだけれど、やはり12月だ。
 今日は怒涛のような仕事が来ている。
 お昼も何が何だか分からないまま、確かヨーグルトに小豆をぶっかけて食べたような、食べないような。。。
 そんな感じで2人とも突っ走っている。  
 今月はもうすぐボクの誕生日。
 一応もくろみはあるのだけど、果たしてそんな派手なこと、やってられるかな?
 いや、別に派手ってったって、何もそんなフランス料理とか食べに行くわけではありません。
 まあ、ちょっと、ええ、お寿司でもつまみに、、、なあんてね。
 それが実現できるだろうか?
 とにかく、そのためにも頑張って仕事、仕事、仕事である。
 がんばんべえ。

 (2015.12.07)   このページのトップへ

 

『漠然とした話』4340

 漠然とした話をしながら、妻と手をつないで買い物にいった。
 何を漠然と話していたかと言うと、こんな漠然としたことである。

 この商売もなかなかしんどくなってきたね。
 そうそう、どんなに頑張っても下請けじゃあたかがしれてるもんね。
 体力は落ちる一方だしね。
 目もかすむし、耳も遠くなる。減らないのは口だけだ。
 サラリーマンなら、まだ少しはネンコージョレツってもんがあるのにね。  
 ワシら、常に、一から新人さんとガチンコで競争だもんね。
 役職手当があったらなあ。それまでの貢献度とかも少しは反映してくれたらなあ。
 自営業は厳しいよね。
 そうだ! ワシらもそろそろ商売に打って出ないか!
 何、何、何よ!
 2人で屋台のおでん屋をやるんだ!
 リヤカー引いて、おでん屋やるべし!
 でもお金かかるよ。
 屋台のリヤカーだけはあの人に買ってもらおう!
 誰?
 あの人しかいないだろう!
 ああ! カッツ大社長ね!
 そうそう! リヤカーを出資してもらおう!


 まあ、そーゆー、ヒジョーに漠然とした話をして歩いていたわけで。。。

 (2015.12.04)   このページのトップへ

 

『傾向』4339

 自分と同じくらいの人が、精神がおかしくなってしまった。
 自分と同じくらいの人が、ガンになってしまった。
 自分と同じくらいの人が、会社で重職に就いた。
 自分と同じくらいの人が、どうもやばいらしい。
 自分と同じくらいの人が、死んでしまったそうだ。
 自分と同じくらいの人が、介護離職をした。  
 自分と同じくらいの人に、孫が生まれた。
 自分と同じくらいの人が、大腸ポリープが見つかって切除した。
 自分と同じくらいの人だから、どれもこれもみんな気になる。

 (2015.12.04)   このページのトップへ

 

『好き嫌い』4338

 もともとそんなに激しいほうではなかったけど、年を取って、あんまり食べ物の好き嫌いがなくなった。
 パッと見回しても、恐らく食べられないものは、目の前の植木鉢くらいだろう。
 硬いものは歯に堪えるのだ。
 それは冗談だが。。。けど、その分、人嫌いになった。
 もともと人の好き嫌いは激しかったのだが、ここにきてとみにそうなのだ。
 人付き合いに関して、こんなことを言ってくれた人がいた。
 秋田で有名な出版舎の舎主のAさんにこの夏伺った話だ。
「せっかくの時間を嫌な人と会って使うのはもったいない。でも、嫌な人か好きな人かを見極めるために、一回だけは会わないとね。私はその選別ために時間を作って人と会っている。もういいと思ったらあとは会わなきゃいい」
 確かにそう思う。人も食べ物も「食わず嫌い」はよくない。
 ボクは初雪が降った今日、街へ出て中学時代の友だちたちと会ってくる。

 (2015.12.04)   このページのトップへ

 

『風邪ひきトリオ』4337

 石巻のおばあが風邪をぶり返したそうだ。
 昨日、妻が電話して分かった。
 実はボクもひいていた。
 先週、飲み会に一緒に乗せてもらった友人がひどい風邪ひきだったので、十中八九そこが感染源だろう。
 それでも、昨日辺りから少し良くなってきた。と思ったら、今度は妻にうつったようなのだ。
 そんなわけで、秋田と石巻を結んで3人が同時期に風邪をひいている計算になる。
 風邪ひきトリオ。
 あんまり誇れたもんじゃあないが。。。
 みんな、早く治してね!

 (2015.12.04)   このページのトップへ

 

『いろんな音におびえる日々』4336

 スマホを持つようになって2年近い。
 オヤジが初めて病院に担ぎ込まれた後。
 忘れもしない、ボクがまだコーム中の2月の朝のことだった。
 それまではスマホどころかケータイさえ持っていなかった。
 救急搬送中に心肺停止状態になったオヤジが奇跡的に一命を取り留め、それから半年後に亡くなった。
 で、それからスマホ生活が続いているが、この方、いろいろ鳴るよね。
 いろんな音がするよね。
 ブーとかチャリランとかビリビリとか。。。
 その度に、「あ、これは仕事のメールだ」とか「これは電話だ」とか分かるようにもなってきた。
 しかし、最近、「これは仕事のメールだ」と思って出たのに、何も来ていないということが起こるようになった。
 さっきも、ボクが便意をもよおしたまさにその瞬間に「その音」が鳴った。
 いろいろチェックしたが、なぜ鳴ったのかは謎のまま。
 まさか、おのれの腸センサーに反応したわけでもあるまい。
 スマホはまだまだ分からないことばかりだ。

 (2015.12.04)   このページのトップへ

 

『12月になってます』4335

 しばらく書いていなかった。体調不良と多忙による。
 先月の終わりにあった飲み会で風邪をひいてしまったボクである。風邪ひきさんと道中車の中にいたからだろう。
 クライアントからの仕事上の変更ルールに伴うストレスなどもあって、妻と2人で悶々とした日々を過ごしつつ、「え〜い、どうせおらたちゃ、下請け稼業よ〜、山野ブルースよ〜!」と、よくないヤケ酒ばかりあおっていたのだ。
 それでも、稼がねば食えんから垂れる鼻水を拭き拭き頑張っていた。
 風邪薬のお世話にもなっているが、もう5日にもなるってえのに、さっぱりスッキリしない。
 棲みかは変われど、鼻は相変わらずこの時期になると壊れてしまうようだ。あ〜あ。。。
 心身ともども、なんとも悲惨な今日この頃。そんな中、明日また飲み会もある。
 ボクはいつも、飲み会の直前になると「ああ、行きたくない、ああ、行きたくない」というようなことを、うわ言のように唱えながら憂鬱にふさぎ込む病気にかかる。
 人呼んで『ああ行きたくない病』である。
 あんなに行きたかった気持ちが一気に萎え、布団にくるまって寝ていたくなるのだ。どこへも出掛けたくなくなるのだ。ああ、困った病気だ。
 まあ、無理して行ってしまえば、それはそれなりに「ああ、楽しかった〜!」とか言って帰ってくるのだが……。
 何と言うか、最近寂しい。妻以外にはどうもボクの気持ちを分かってくれる人はいないような気がするのだ。
 もちろん、妻がいればそれでいいのだけれど、世間というところは実にせせこましく、頼りなく、自分勝手で冷たいものだなあ。。。いかんいかん、どうしたというのだ! 

 (2015.12.03)   このページのトップへ

 

『ミタヒロコとタカダミヅエは偉いなあ』4334

 三田寛子と高田みづえ。
 それぞれかつてはアイドルであった。
 しかし、片や歌舞伎役者の妻になった。
 片や、相撲取りの妻になった。
 それはそれは大変だっただろう。
 全く違う世界のことゆえの苦労。
 彼女たちは偉いなあ。
 それぞれ立派におかみさん稼業をやり抜いているのだから。
 妻が、ミタヒロコに関するそんな苦労話をボクに聞かせてくれたものだから、そのことを書きました。
 中村橋之助と子供たちがそれぞれ襲名するそうである。彼らは夏に県民会館で見たばかり。その妻がミタヒロコである。おしまい。

 (2015.12.03)   このページのトップへ

 

『かぐや姫のポスター』4333

 久しぶりにボクは人の家に泊まった。
 昨日の会場はどうしても家に帰れるような場所じゃなかったから。
 酔っ払って帰ってきて、そのままなだれ込んで寝た部屋は、友が中学時代に使っていたままスクラップされた、いわゆる「ベンキョー部屋」だった。
 朝になって明るくなってからそのことが分かった。
 戸にかぐや姫のポスターが貼ってある。
 こうせつではなく、真ん中にパンダさんがいるポスターは珍しい。
 真上の蛍光灯は、輪が3つ重なっていた。当時としてはシャレたものだろう。
 そこからまっすぐにボクの鼻先10センチのところまでピンクの毛糸の紐が伸びている。
 目をやや右側に移すと、たぶん「始祖鳥」だろう化石の模型が吊ってあった。
 それにしてもこんなに頭部がでかくてよく飛べたものだな、などと頭がジュラってくる。
 グチャグチャになった、その他の骨が散らばっている。
 だんだん作るの飽きてきたな。。。などと中学生の友の気持ちになる。
 机の上には、奥行きが画面サイズよりも長〜い昔の箱型パソコンが置いてある。
 本箱にはいろんな辞書もあったが『生活便利大辞典』というのも置かれていた。
 これは、恐らくお母さんが使っていたものだろう。骨をグチャグチャにするような人間が使うわけがない。
 もう40年以上もたって、その頃の「ベンキョー部屋」をそのまま残しておいてくれている。
 そのことがボクにはうらやましかった。
 お母さんも、お父さんも健在であることもうらやましかった。
 そういうあたたかい「平和なシアワセの原型」みたいなものが、家ごとパッケージされて残っていることは本当に幸せなことだ。
 今、自分にとって全くそーゆーものがなくなってしまったせいか、とみにそう思った。

 (2015.11.29)   このページのトップへ

 

『乃木大将と寿老人』4332

 ボクの母校(高校)の大先輩たちと飲んだ。
 最高齢の大先輩はまるで乃木大将のような面持ちの、白ひげの老人であった。御年88歳。
 旧制中学時代の卒業。宴が進んでくると、彼はボクの左隣に移ってきて話し出した。
 それから、ボクのオヤジの俳句の先生だったという寿老人がボクの脇に来て話し出した。
 どちらも話し出したら止まらなくなる傾向があった。
 ボクは初めての参加だったので知らなかったのだが、この会に誘ってくれた友は、とっくにこの老人たちの話のくどさを知っていて、宴たけなわのころには雲の子を散らすようにボクの周りから消えていた。ボクは寿老人たちの恰好の餌食になった格好だった。
「彼のおじいさんは医者であったが、なかなかハイカラな医者であった。その医者はオートバイに乗って往診にきていたものである」
 寿老人を認めて、乃木大将がボクに話す。
 明治大正時代の格調高い「整文である調」であった。それにしてもその時代にオートバイなどあったのか?
 続けて曰く。
「彼のおじいさんは医者であったが、いつも伝書鳩を連れて往診に来ていたものだった。わしもよく覚えている」
 伝書鳩? ボクが聞き返す。
「そうである。医者は病人を診てから薬の処方を紙に書き、それを鳩の足にゆわえ付けて天高く飛ばすのであった」
 パチパチパチ。。。
 鳩はダッシュで病院に戻る→すり鉢でゴリゴリ。→はい、いっちょあがり!
 なるほど、なかなか面白い。
 それから鳩は、その薬包を背負わされてまた戻ってくるわけだな。(な、馬鹿な)
 乃木将軍はいろんなうんちくに富んだ話をボクに聞かせた。長かった。カウンターに避難していた友がチラッとボクに憐れみの目をはしらせていた。
 その間、ハイカラ医者の末裔に当たるという俳句関係の寿老人は、口をもぐもぐ動かしながら目に微笑を湛えていたが、乃木将軍が便所に立ったのを見て、ニヤリと笑ったのをボクは見逃さなかった。
 そこから約1時間、今度は俳句関係の話を聞かされることになったのだった。

 (2015.11.29)   このページのトップへ

 

『めっきがはげてきたようで』4331

 ボクらがこの家に移った理由の大きいものは、「雨漏りいやいや」だった。
 もう雨漏りするうちなんてうんざりだった。
 その点、この家はいいなあ。
 屋根が盤石だとこうまで安心・安全・快適なものか! と思って暮らしていたこの半年。
 しかし!!!
 それは「めっき」であった。
 昨日寝ていて、妻が「ある音」に気付いたのだ。
 パツッ、パツッ、パツッ。。。
 聞いたことのある音だった。
 しかも至近距離で。
 二度と聞きたくない音だった。
 パツッ、パツッ、パツッ。。。
 耳元で鳴っている。
 トラウマの音。
 いろんな人に、「信じられないほど快適なところを見つけられてうれしい」という趣旨のことを喧伝してきた手前、このことはできれば伏しておきたかった。
 しかし、現実は現実である。
 お雛様の入った天袋の天上の黒いシミを見ながら、ボクらはしばし放心してそれを眺めていた。
「いろいろめっきがはがれてきたな」
 そうボクが漏らすと、妻は力なく笑うのであった。
 あ〜あ。。。

 (2015.11.27)   このページのトップへ

 

『吉沢の課の女の子』4330

 田辺聖子の短編にはまっている。
 昨日読み聞かせたのは、『お好み焼き無情』というものであった。
 お好み焼き好きの吉沢という男の話。
 吉沢が「プチ・マドモアゼル」「ジャンボ・マドモアゼル」というお好み焼きを、部下の女の子と食べに行ったところが面白過ぎる。
 そのシーンをボクはこう読んでしまった。
 吉沢の裸の女の子と・・・。
 はだか?
 「裸」と「課」、確かに似ている。
 そんなことでもまた大笑い。
 それはそうと、昨日は『人情すきやき譚』を読んだら「すきやき」が食いたくなったし、おとといは『慕情きつねうどん』を読んで、それが無性に食べたくなって実際に「釜揚げうどん」に食べに行ったりしているボクら。
 本に影響を受けやすい。
 今日はマジにすき焼きにしようという計画まである。これから読むタイトルを見ると、きっと「てっちり」や「たこやき」も食いたくなるに違いない。
 単純だなあ、ジッサイ。

 (2015.11.27)   このページのトップへ

 

『噂をすれば原節子』4329

 小津安二郎が好きなボクたち。
 当然原節子の顔は見慣れている。
 彼女は42歳の時、突如として銀幕の世界から消えてしまった。
 その辺は歌手のちあきなおみと似ている。
 2人とも伝説の人。
 さて、原節子のことは、ときどき妻との間の話題になることが多かった。
 つい2〜3日前にも、田中絹代の半生を描いた映画を観ていて、なぜか彼女(原節子)の話題になったばかりであった。
 もう死んだのかなあ。生きていたら何歳かなあ。そんな噂話をしていた。
 そしたらなんと、「9月に死んでいた」というニュースが、おととい飛び込んできた。
 あれは虫の知らせだったのかなあ。。。
 などと、ボクにとって何の虫かも分からずに思い上がってしまった。
 95歳だったそうだ。何というか、かんというか、やっぱりどんな人でも死ぬんだな。
 そんな、馬鹿みたいな、当たり前のことを思った。ご冥福を祈ります。

 (2015.11.27)   このページのトップへ

 

『冬の寝起き』4328

 寒くなってきた。
 朝起きづらいね。
 朝、ボクが歯磨きをしていると、遅れて起きた妻は、ファンヒーターの前でお尻をあぶっていた。
 ボクがモグモグしながら、「いつまでけつあぶってんの、こいつ!」とカツを入れた。
 すると妻は、「いいえ、ちょっと考え事をしてるの」と平然と言う。
 考え事などと言えば聞こえはいいが、単にボ〜〜ッとしているだけだろうが、、、とボクは思う。
 冬の寝起きのひとコマ。

 (2015.11.26)   このページのトップへ

 

『クエッ、クエッ!』4327

 クエッ、クエッ!
 それは、このところのボクの口癖であった。
 クエッ、クエッ!
 嗚呼!! 花の応援団のこのポーズで、ボクはよく妻を笑わせている。
 昔の漫画だから皆さん知らんでしょう。



 クエッ、クエッ!
 今朝、座敷を掃除していた妻。
 クエッ、クエッ!
 家の中ではなく、外から聞こえてくる!
 クエッ、クエッ!
 まさか、あのバカ、外に行ってアレをやっているわではあるまい!
 そう思って青くなってサッシを開けた。
 クエッ、クエッ!
 空に十字を描いて、白鳥が渡って行った。
 クエッ、クエッ!
 ボクのポーズとあまりにも差があった。
 クエッ、クエッ!
 天上のクエッ、クエッ!はあまりにも美しかった。
 同じクエッ、クエッ!でも、こんなに違うものかと思ったそうだ。
 それを聞いたボク。
 対抗して思いっきりクエッ、クエッ!やったろかと思った。
 が、今日のところはやめとくことにした。ケーベツの目が怖いもん。

 (2015.11.24)   このページのトップへ

 

『おでん文学』4326

 少し前に「おでん」を作って食べたことがありましたね。
 また、妻はある仕事で最近「おでん」に関するエッセイを書きました。
 で、そん時いろんな知識を身に付け触発された妻は、「おでん」に関する小説やエッセイがムショーに読みたくなったのだそうで。
 そこで、ボクに命じてそれらの書籍をAMAZONで注文させたわけです。
 それが続々届いた。



 何だかもうどれもこれも面白そうである。
 昨日は夜の読み聞かせ時間に田辺聖子の『春情蛸の足』を読んだが、笑た、笑た。死ぬほど面白かった。。
 こんな描写がいいではないか。

 あの店の、おでんの匂いがなつかしい。なみなみとたたえられた、だしのおつゆの中で、浮きつ沈みつするこんにゃくやコロを眺めつつ、じっくりと考え込み、「これと、それ」と指差して皿へ入れる。あれが慕わしい。(田辺聖子『春情蛸の足』より)

 この文章もなかなか慕わしい。
 これからしばらく「おでん」の日々が続く。
 いやいや、「おでん」を書いた本を読む日々が続くのだ。
 読んでるだけでくっつりあったまりそうである。
 おいしくてあったかい文章はいいね。「おでん文学」と呼ぼう。

 (2015.11.23)   このページのトップへ

 

『体重計とスリッパ』4325

 何だか絵になるなあ。
 そう思って撮ってみたのがこの写真。



 どう絵になるのか?
 分からん。
 ただ、これだけは言えるだろう。
 毎朝、毎朝、ボクらは朝一番でこの体重計に載り、その時の「数値」を巡って、右往左往するのである。
 そういう意味では、その日一日を占うのがこの体重計なのである。
 目ざましテレビの「星座占い」のようなものなのである。
 ちなみに今朝はあかんかった。
 大量にカレースープ鍋を摂取したからであろう。
 今日みたいに2人とも駄目な日はまだいい。まあ「中吉」と言ったところ。
 駅まで歩いたりすると、両者ベスト体重だったりする。これはもう「大吉」!
 片方がよくて、片方が悪いとサイアク。「大凶」である。太ったほうの目が怖くなる朝なのである。 

 (2015.11.23)   このページのトップへ

 

『掃除機のコードの先端にあったもの』4324

 妻は毎朝せっせとトイレ掃除をやってくれる。
 洗濯も和室の掃除も。
 その間、朝食班はボクである。コーヒーを入れるのも。
 食べ終わって皿洗いもボクである。
 オフィスの掃除はその日の段取り具合によって違うが、大体ボクである。
 掃除が終わると、妻が掃除機のコードをキュルキュルキュルと巻き上げてくれた。
 ボクは引っ張られていく。
 その先端はボクの鼻の穴にささっているのである。
 つまり、コードの先端がボクの鼻の穴にささったまんまの格好で、キュルキュルキュルとボクが引っ張られていくわけである。
「イテテテテテテ!」と言いながら。。。
 この先端は耳だったり、あらぬところだったりするバアイもある。
「何かやってくれると思ったわ」
 そう言って妻は少し冷やかに笑った。
「人生、面白くなくっちゃね!」
 照れ隠し気味にボクはそう言ってみた。そんなおバカな夫婦である。(オレか??) 

 (2015.11.23)   このページのトップへ

 

『ハリハリカレースープうどんと響くnon!』4323

 実に美味しい食べ物があったものである。
 なんだこりゃ! の味である。
 久しく作っていなかった『カレースープ鍋』を夕べ作って食べた。
 フツーのカレーではない、スープカレーである。
 グザイに「たまねぎ」「人参」は入るが、あとは違う。
 まず、じゃがいものではなく「さといも」。これがとろみになる。
 かぶ! これもうまい!
 エリンギ、とうふ、油揚げ、チンゲンサイ、そして最後にハリハリの本領発揮で「水菜」である。
 これを和風の昆布だしで煮て、少量のカレールーを溶く。
 和風だし仕立てのトロ〜リカレースープである。
 今朝はそれにうどんを入れて食べた。
 これを楽しみに昨日は寝たようなものだった。
 そして、これを楽しみに今朝は起きたようなものだった。
 もちろん2人ともおかわりをした。
「もう食べないの?」と聞かれたので、ボクはすかさず「non!!!」と、ポワロ風に答えた。
 その声の大きさといったら、もう近所中に響く大声だった(らしい)。

 つごう5杯分(2人合わせて10杯分)のカレースープ鍋を今食べ終えて気付いたことだが、この中には大量の(約400グラムの)鶏肉と、鶏の手羽元も入っていた。細かい話をすればエノキも混じっていた。
「カレーうどん好きにはたまらん味だねえ・・・」妻はゲップをこらえてそう言った。ああ、うまかった! 

 (2015.11.23)   このページのトップへ

 

『ちょっといいこと』4322

 ちょっといいことがあったので、妻と久しぶりにステーキを食べた。
 フォンドボーを使って少しだけ煮込むフィレステーキは、かつての家でおばあちゃんとおねえちゃんにご馳走した時以来だった。
 あれは確か、ボクがバツベンの発足イベントをやった直後だったから、もう1年半も前のことだ。



 ちょっといいことがあった時に、すごくおいしいものを食べて、すごくおいしいワインを飲む。



 すごくいいことは長続きしないが、ちょっといいことなら長続きしそうである。



 ちょっといいことがあった時に、すごく楽しい時を過ごし、すごくおいしいチーズなども食べる。
 そんな生活を続けていきたいものだ。



 ちょっといいこと。



 それを積み重ねた時間の中にこそ、すごく充実した人生があるのだ。

 (2015.11.22)   このページのトップへ

 

『友とはしご酒』4321

 中学高校と一緒だった友。
 彼は大学を出てからここの市に住み、ここの市役所にかれこれ30年以上も勤めている。
 その彼に誘われて、駅界隈の「名店」というところをはしごした。



 その友にとっても、それらの名店は懐かしいものだったらしく、スマホで写真をバシバシ撮っていた。
 ボクは郷愁に浸るその彼を撮ってみた。



 1軒目の「やきとん屋さん」(焼き鳥ではなく「ブタ」肉の焼き)といい、2件目の何とか楼という「中華食堂」といい、なんだかミスターや大鵬や力道山たちを白黒テレビで見ていた昭和三十年代さながらで、そういう古〜い白黒映画を観ているような感覚になった。貧しかったけれども良き時代、まだ少しは夫権も父権もあった時代のサラリーマンおじさんたちの活気あるたまり場風情がたまらなくよかった。
 カウンターに陣取ったおじさんたちが、テレビの相撲中継を食い入るように見、勝った負けたと湧いている図がよかった。1日の疲れをいやしながら、モツ煮をつつき冷酒をあおるおじさんたちの哀愁がよかった。妻や子供には見せたことのないだらしなく火照った赤い顔がよかった。
 なんだかボクはタイムスリップしたような気分に浸っていた。 
 妻に言ったら「ぜひ!」というので、今度連れて行こうと思っている。それから取手で頑張っている友も今度連れて行こう。

 (2015.11.22)   このページのトップへ

 

『タクシーのチョーハイ運ちゃん』4320

「いらっしゃいませ〜!!」
 あ、あ、ども。。。
「お客さん、どちらまで〜!!!」
 あ、あ、大学病院の辺りまで。。。
「かしこまりました〜!!! ちょっと飛ばしますからね〜!!!」
 いや、別に、あ、あ、はい。。。
「街はどうでしたあ? お客さん!!!」
 え? 
「盛り上がってましたか〜?!!」
 え、まあ、それなりに。。。
「え〜い! 行っちゃえ〜! アカだけど!!!」キュルキュル!!
 ちょっとちょっと、ちょ、ちょ。。。
「え〜〜〜い!! アレも行っちゃえ〜!!!」キュルキュルキュル!!!
 わっ、わっ、わあああっ〜!!!
「お客さん、ここをどっちでしたっけ?」
 あ、あ、あ、ここで、ここで、いいです、ここで。
「かしこまりました〜!!!」キキキキ〜〜〜!!!
 このチョーハイ運ちゃんのおかげで、ボクはクルマに酔ってしまった。
 そして、実はこの後ドブにゲボ吐いてしまったことを白状する。

 (2015.11.22)   このページのトップへ

 

『はしごする大男』4319

 おとといは妻とマッツ先生へ定期健診の日だったので、シェアカーのある秋田駅東口まで歩いた。
 昼ごろ帰って、駅にシェアカーを戻しまた家まで歩いた。
 スマホの『デイリーステップ』というアプリによれば、ボクはその日約13,000歩も歩いていた。時間にすれば2時間25分。当然、歩くことに関する「エキスパート!」という称号も、このアプリから与えられていた。
 で、このブログはそのことを自慢するために書いたわけではない。
 帰りの道中で発見したことを書きたいのだ。
 ラーメン屋と寿司屋が何軒も軒を連ねる、いわば『激戦区』と呼ばれるところをボクらは通っていた。千秋公園からの陸橋を降りて手形山崎の交差点から大学病院へ向かう広面街道(?)のバス通り。
 向こう側の道をとても太った大男(はっきり言ってオデブちゃん)が、「シーハ―」しながら歩いていた。巨大なお腹をユラユラ揺らしながら、大変満足そうにふん反り返って歩いていた。いつだったか、どこかの豚舎で聞いたような鼻息が聞こえてきそうだった。
 ちょうど昼時でもあったことから、ボクは(あ、あそこのチョー大盛りが自慢のラーメン屋で大盛りラーメンを食ってきたのだな・・・)と思った。
 妻も同じことを考えていたようだった。なぜならこんなことを小声で口走ったから。。。
「やっぱりああなるわな」
 不思議なことに、オデブちゃんほど(自分は「小食」である)という信念を持っているが、実はそんなことはないことをボクらは、いろんな事例からよく知っているのだ。それは信念とか確信ではなく単なる「願望」であるということを。
 で、その「シーハーオデブちゃん」のことだが、その後、思いもよらない行動に出た。
 なんと、ボクらの目の前でもう一軒のラーメン屋の暖簾をくぐったのだ。
 妻がまたささやいた。
「やっぱりああなるわな」
 そして、同時に2人、こうつぶやいていた。
「気をつけよっと。。。」

 (2015.11.22)   このページのトップへ

 

『961万なにがしかのワイン』4318

 久しぶりにいつもごひいきのワイン屋さんへ。
 久しぶりだったので、いろいろ買って、いろいろ話し込んでしまった。
 ボクたちもおしゃべりだが、Aさん(旦那さん)のほうも負けずにおしゃべりなので、その楽しい会話は延々と続いた。
 たまたま奥さんがいなかったのだが、もし奥さんがいたら、会話はさらに延々と続いたことだろう。
 さて、そんな中、驚くべきことが起こった!
 レジを打っていたAさん。
「え〜!!」
 どうした、どうした、と思ってレジスターの表示を見ると、なんと!
 驚いたことに「9,617,680円」と出ていた!
 そんなに高いワインを飲んでみたいけど、飲んだことはないし、買ったこともない。
 どうした、どうした、と思って調べてみたら、どうもおしゃべりに夢中になっているうちに、打ち間違えて価格が急騰してしまったようだった。
 落語の「時そば」を思い出した。
「今なんどき?」の、アレである。
 961万の「そば」ってこたあねえと思うが。。。
 いや〜、おどろいた、おどろいた。

 (2015.11.21)   このページのトップへ

 

『年とともに進化する唯一の感覚器』4317

 年を取るとまず目が駄目になります。
 ほんとに近視なんだか遠視なんだか乱視なんだか老眼なんだか、何が何だか分からんが、とにかく目が駄目になる。
 まずは「視覚」が弱る。そのうち緑内障とか白内障とか赤目とかになって、最後は「目ヤニじじい」になって失明してしまうのだろう。
 次に駄目になる感覚器は「耳」であろう。耳が駄目になると、声が大きくなるのが困る。特にボクみたいなそれでなくても声が大きい人は困ったことになる。近所から追い出されかねない。
 そう言えば、かつて近所のおじいさんは、耳が聞こえなくなったものの、耳鼻科で巨大な耳くそを取ってもらって聞こえるようになったそうだが、そういう例外を除けば、やはり耳が遠くなる。耳が遠くなると、うちの事務所のようなテープ起こしをやっているところは、即廃業になってしまう。だから「聴覚」は生命維持活動に直結している。しかし、それもどんどん弱っていく。
 それからボクに限っては「鼻」が駄目だ。鼻が利かなくなってきている。
 寒くなると鼻茸ができて、両方の鼻が「ビンッ!」と音をたてて詰まってしまう。そうなるともう一歩も譲らなくなってしまい、痛い痛い「たけのこ狩り」をしてもらわなければならなくなる。あ〜やだやだ。
 このように「視覚」「聴覚」「臭覚」が駄目になっていくだけでなく、性的快感を感じる部分もどんどん衰えていくことだろう。あ〜悲しい。「まだまだ〜!」と思いたいが、「まあボチボチでんなあ」くらいに、どうも最近老いさらばえてきてはいる。
 そんな経年劣化をたどる人体の感覚器の中で、唯一どんどん鋭く研ぎ澄まされている器官がひとつだけある。
 それは「味覚」である。
 昨日、おでんを妻と食べながらそういう話になった。
 昔はある意味ど〜でもよかった「はんぺん」の味が分かるようになったのである。
 これは、下の先にある「味蕾(みらい)」という部分が進化しているからではないだろうか?
 味蕾(みらい)というのは、舌や軟口蓋にある食べ物の味を感じる小さな器官である。
 食い意地張って食べてるうちに、子どものころよりも「味蕾」が増殖したのではないだろうか?
 味覚障害の人には申し訳ないが、ボクらはこの器官が無事で、どんどん進化繁栄の道をたどっていることに感謝しなければなるまい。
 この際、目や耳や鼻やあそこは捨て、ボクらは「味覚」のみによって、これからの人生を謳歌しようではないか!!!
 そんな大仰な結論で気炎を上げながら、ボクらは乾杯したのであった。

 (2015.11.20)   このページのトップへ

 

『うまいことを言う』4316

 「下り金具」って何だと思いますか?
 石巻のおばあがよく言うんですけどね。。。
「あれ、あれ、あの人、下り金具みたいだね」
 こう続きます。
「ウケばり(ウケばっかり)よくって!」
 つまりどういうことかと言うと、調子いいことばっかり言ってる人を揶揄して言う表現なわけです。
 下り金具というのは「受け側の金具」なわけですね。
 それからもう一つ。
 昨日脱いだままになっていたボクのズボンを称して、妻はこう言いました。
「あらら、小田原提灯っておばあに言われるよ!」
 分かります? そう。
 皆さん、お察しがいいようで。。。

 (2015.11.20)   このページのトップへ

 

『つくね』4315

 つくねには目がない妻。
 どうしても自分で作りたくなった。



 たれまでぜ〜んぶ作った。妻は偉い!



 先日も秋田駅までの長〜いお散歩の途中で「ボクらがおでん屋をやったらはやるよね!」という話になった。



 取りあえず、何でも自分で作ったものが一番美味いと思える才能がボクらにはある。



 「ナルシスト」なのである。



 でも、ホントにこの「つくね」だけは美味かった。
 毎日でも食べたい。
 今日もマックスバリューにミンチを買いに行こう!

 (2015.11.18)   このページのトップへ

 

『耳っちい話』4314

 仕事柄、特に妻はヘッドホンをしていることが多い。
 別に音楽関係者とかではないのだが、どうしても音を聞く機会が多いからだ。
 そう言えば急に思い出したのだが、昔住んでいたところの隣人のAさんは「報道関係者」だと自分のことを言っていたっけ。
 どう見てもジャーナリストには見えないけどな。。。と思っていた。
 でも、それはほんとだった。「新聞配達」という名の立派な報道関係者だったのだ。
 それはそうと、耳にいつも何かを付けていると、耳の中が汗ばむのか、突然ものすごく耳がかゆくなるときがある。
 かきむしりたい衝動に駆られる。が、耳の中をかきむしるのは難しい。
 おのずと「耳かき」を取り出すことになる。そういう姑息な手段でその欲求を晴らすわけだ。
 いつまでもこんな耳っちい話を書いていてもしょうがないので、結論を急ぐ。
 耳をホジホジしているときの顔ってどうですか?
 必ずバカ口開けてませんか?
 少なくとも、今目の前でホジホジしている妻はそうなっていますよ。
 ものすごく大きなバカ口開いてます。

 (2015.11.18)   このページのトップへ

 

『構想いろいろ』4313

 風邪をひいちまったボクだが、頭の中に構想がめまぐるしく渦巻いている。
 まずは「落伍」のこと。ボクの噺家デビューのこと。
 落語ではなく、あえて「落伍」なのだが、今ボクは新しいスタイルの落語を研究している。
 1本そばとか、ものほん小道具とか、三つ目小僧とか、アイディアは湯水のごとく、洪水のごとくあふれている。
 それから、音楽活動のこともある。「大学病院の前のビオトープのめだかとバッキンガム宮殿の厩舎の馬」という歌も制作中。それも公に披露しなければならない。
 そして、本業の小説の構想もまとまってきた。
 遺言に関する、鬼平犯科帳と古畑任三郎と刑事コロンボとシャーロックホームズとポワロを全部足して割らない、前代未聞のヒューマンアカデミックユーモア探偵小説なのだが、これはかなり面白くなりそうである。妻の期待も相当アツイ。
 ちょっとあんた、そんなに一遍に、一体どれが本当にやりたいの?
 そうお尋ねになる向きもおありだろう。
 でも、ボクは迷わずこう答える。
 全部やりたい!
 どうも風邪をひいて微熱にうなされているようだ。

 (2015.11.17)   このページのトップへ

 

『ラーメン食って風邪ひいた』4312

 昨日、妻と散歩に行った。
 勢い込んで往復2時間27分も歩いた。
 歩数にすると14466歩。消費カロリー457kcal。スマホアプリがそう言ってる。
 コートを着て行ったのだが、途中暑くて脱いでリュックに入れた。
 途中、かねて目を付けていたラーメン屋に初めて入ってチャーハンとラーメンを食った。
 そこで鼻が大量に出た。汗も出た。
 そのまま外へ出たが、暑かったのでシャツも脱いだ。
 そしたら汗が引いて「おや? 寒いな」と思ったが、「ええい、ままよ!」と歩いた。
 そんなこんなで、帰ってきて寝て起きた。
 そしたら、なんとボクは、明らかに風邪をひいているではないか!
 鼻がずるずる、悪寒がおかおか。
 なんとまあ虚弱な。。。
 健康づくりのつもりが風邪ひいちまったよ。
 だが、この責任はラーメン屋にはない。
 もちろん妻にもない。
 当然ボクにだってない。誰にもない。
 あえて責任があるとすれば、それは「YUDAN」という名の油断だろう。

 (2015.11.17)   このページのトップへ

 

『やんまあ散歩』4311

 今日はヒサシブリブリにお天気になったので、午後から秋田駅まで散歩ですよ。
 最近、根詰めて仕事してたんで腰とか首とかが痛くなっちゃったんでね。
 2人でぶらぶら行ってきますよ。体なまっちゃったんでね。
 やんぼうとまあぼうでお散歩です。
 やんまあ散歩と呼んでくださいね!

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『丑三つ時のタッチたち』4310

 鴨のロース肉を調達していたので、それをある方法で丁寧に作った。
 ある方法とは、ネットで信頼する料理のお師匠さんの教えである。
 鴨は脂が臭うので、徹底的にそれを出して、排除して、美味しい成分だけで作るレシピだ。 
 脂身のところにモヒカンラインを入れたり、茶わん蒸しを蒸すように蒸したり、いろいろな工程があって、かれこれ数時間の調理であった。











 で、これで食えるかと言うと、そうはいかない。一晩休ませておかなければいけないのだ。
 ボクらは、翌日の至福をイメージして寝た。互いによだれをぬぐいあって寝た。
 ふと、どちらともなく目が覚めて時計を見るとちょうど2時、丑三つ時だった。
 後で分かったことだが、その時、2人とも同じことを考えていた。
(そー言えば、あの時の鴨肉、たれに付けないまま寝てしまったが、本当は冷めたらたれに付けておいた方が良かったのではないか? よし、今のうちに台所へ行ってたれに漬けてこよう!)
 そう思ってボクは左手を支えに起き上がった。
 同じタイミングで、妻は右手を支えに起き上がった。
 ゴツンッ!
 アリさんとアリさんがゴッツンコした。
「ちょっと!」
「ちょっと、ちょっと!」
 アリさんではなく実はタッチだった。
 こんなことがあって、その甲斐もあって、翌日ボクたちはおいしい鴨ロースをいただくことができたのでした。 











 めちゃめちゃ、美味かったよ!

 (2015.11.15)   このページのトップへ

 

『秋田の冬草履』4309

 妻は今までこんな草履を履いたことがないそうです。
 やっぱり秋田は雪国なんだなあ。
 今年は、雪の日でも、吹雪の日だって、着物を着るのだ! 
 そんな意気込みの妻は、こんなものを買いました。
 これを販売しているのは北海道の業者さんだとか。。。



 こんな奇麗な草履なのに、ほら! スパイク付きですよ。



 ボクの足踏まないでね!



 (2015.11.15)   このページのトップへ

 

『競う相手のいない領域』4308

「競う相手がいない。いつも優勝してしまう」
 そう言ったのは、105歳の老人である。
 彼は、陸上100メートルと砲丸投げの世界一だ。
 105歳〜109歳クラスの。。。
 競う相手のいない領域にいる彼。
 さぞやご満悦かと思いきや、何だかつまらなそうなのだ。
 競う相手がいるからこそ「やりがい」や「闘志」がみなぎるのかもね。
 あと50年待っててくれたら、ボクが相手になるんだけどな。。。

 (2015.11.13)   このページのトップへ

 

『わがあいぼーのたんじょーび』4307

 信頼できる筋からの情報によれば、今日はスズキさんの誕生日である。
 スズキさんは『積善くらげ』のリーダーであり、ボクのこのブログエッセイのファンの一人のはずである。
 そのスズキさんだが、最近さっぱり音沙汰がない。音沙汰がないのはいつものことだし、お互い様なのだが、果たして元気だろうか。
 まあ、来月のクリスマスライブにはきっと登場するだろうから、心配はしていないが、ボクは最近『まんずまんず』というバンドも作ってしまったので、バンドの相棒をめぐってボクの争奪戦になることは必至だ。
 スズキさん、たまに連絡ちょーだい。
 あ、そうそう、たんじょーびおめでとうね!

 (2015.11.13)   このページのトップへ

 

『世界で一番教訓的な歌』4306

 それは何と言っても与謝野鉄幹が書いた『人を恋うる歌』だろう。
 妻をめとらば才たけて、みめ麗しく情けある 友を選ばば書を読みて 六分の侠気 四分の熱。。。
 さすが鉄幹さん、妻も友も『才』が大事と言っている。
 この歌は16番まであるのだが、その中にも本人の「才」のかけらが散りばめられている。
 バイロン、ハイネ、業平、ガリバルディなどが出てくる。そんな歌は他になし。(なんだかちょっと文語調)
 彼の説くところ、一貫して『義』がある。
 友の情けをたずぬれば 義のあるところ火をも踏む。。。
 義とくればこの小説が読みたくなった。
 『壬生義歯伝』!
 あれ? なんか違うぞ。

 (2015.11.13)   このページのトップへ

 

『世界で一番悲しい歌』4305

 それは何と言ってもスターダストレビューが歌う『木蓮の涙』だろう。
 だって最愛の人が死んでしまうんだから。。。
 ああ、もう駄目だ。
 この歌を聴いていると、生きている間にもっともっと妻を大切にしなきゃと思う。
 生きている間に、もっと笑わせなきゃと思う。
 もっとおいしいものを食べさせなきゃと思う。
 もっともっといろんなことを楽しまなきゃと思う。
 ああ、駄目だ、駄目だ!
 このままでは駄目だ!!

 (2015.11.13)   このページのトップへ

 

『落語には着物で』4304

 ボクらは本当にツイテいる。
 つい先日のJAZZもそうだけど、今回の落語だってそう。
 世界的に有名なJAZZミュージシャンを間近に見る機会なんてそう滅多にあるもんじゃない。
 こっちの柳家小三治さんは「人間国宝」でもある。
 そういう人たちを居ながらにして(とまでは言わないが秋田県に招いて)しかも、格安の料金で堪能できるなんてえことはそうあるもんじゃあない。(だんだん落語調になってくるのがおかしい)
 ほんとにほんとに最高だった。
 初めて聴いた生ジャズと初めて聞いた生落語。
 初めが肝心である。初めがつまんなければもう二度と行かないだろうから。。。
 そんなわけで、そういう晴れの場にはやはり着物。
 ということで、うちの奥さんはもうすっかり堂に入ってきた感のある着物。
 それを、まるで普段着でも着るようにササッと着替えて一緒に出掛けてまいりました。











 腹ごしらえに、友人が支配人をやっているホテルで「五目あんかけ焼きそば」と「五目あんかけそば」をいただく。もちろんアルコールも摂取。











 さあ、いよいよ始まりますよ!











 いやあ、もう腹の皮が痛くて、痛くて。。。これが本物なんだなあ、流石だなあ。。。
 大満足でいつものイタリアンレストランで、軽く打ち上げの一杯!





 余韻冷めやらぬまま、家まで50分、夜風に当たりながら歩いて帰ってまいりましたよ。
 ああ、ほんとにこれで11月のお楽しみも終わっちゃったな。。。あとは仕事、、仕事!

 (2015.11.12)   このページのトップへ

 

『日本料理の王道料理誕生!』4303

 なぜか、2人でずっと食べたかったのが『サバ味噌』であった。
 サバ味噌といえば、日本の家庭料理である。
 なので、ボクらもよく食べてきたし、自分たちでも作ったことが何度かある。
 しかし、なぜか、あのトロ〜ッとした感じが出ないことが多かった。
 今回は信頼するWEBの日本料理の師匠に秘伝のコツを聞いた。
 その一つが、サバの臭みを取るのにあらかじめ熱湯をかけること。
 そして、一度火をかけてからいったん(1時間)休ませることである。
 これが『サバ味噌』のミソなのだと、妻はうまいことを言う。
 それ以外にもいろいろとコツはあるのだが、とにかくチョー美味そうなのができた。



 チョーおいしそうなのをさっき朝食べた。



 サバ味噌とくれば、ボクは学生食堂の記憶で、どーしても「生卵」は必要になる。



 これを炊き立てのご飯にかけて、できれば「なめこ汁」とセットにして食べたい。



 それらのぜいたくを全部一堂に集めた。(その写真はない。なぜならもう食い気に走っていたので)

 それにしても、なんともシアワセな食卓であった。
 ごちそうサバ! そうサバに申したい。

 (2015.11.08)   このページのトップへ

 

『妻のいたずら』4302

 寝る前にギターを弾いていたら、妻が何やら思惑あり気な顔でボクを見ている。
「早く座らないかなあ」と、思っていたそうである。 



 『木蓮の涙』を弾いて悦に入っていたので、ボクはなかなか彼女の思うつぼにはならなかった。



 つまり、ここに座ることはなかったのである。



 つまり、「しいたけ、敷いたけ?」
 というオチはなかったのである。
 お生憎さま!

 (2015.11.08)   このページのトップへ

 

『ぼーっと雨の日も悪くない』4301

 隣で妻はなにやら仕事をしてるけど。
 ボクはぼーっとしています。。。
 な〜んにもしないっていうのは、何か仕事を探してやってしまうよりも難しいから。
 こんな雨の日も悪くないね。

 (2015.11.08)   このページのトップへ



■エッセイ『ことなひまめのオッペケペーですっとこどっこいな日常2』バックナンバー(〜4300話はこちら)

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